令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
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第12分科会 障害者サービス

テーマ「誰もが使える図書館を目指して 障害者サービスの現状とこれから」

日時:平成23年10月14日(金) 10:00 ~ 16:30
会場:調布市グリーンホール 小ホール

 2009 年の著作権法の改正は、障害者用資料の製作に関する課題を大幅に解決したばかりでなく、図書館の障害者サービスに大きな可能性を与えることになった。
 また、マルチメディアDAI SY 等の新しい資料は、利用できる障害者の幅を拡大した。さらに、サピエによるデータ配信のサービスや、国立国会図書館によるデジタルアーカイブ資料の障害者対応実験等、情報提供手段も多様化しつつある。
 ところが肝心の図書館の状況はどうであろうか。2010 年国立国会図書館が実施した全国実態調査を見ると、確かに障害者サービスの実施率は高くなってきているが、その内容・質はむしろ低下している館もある。
 分科会では、これらの障害者サービスを取り巻く現状を明らかにするとともに、これからの障害者サービスの課題や目指すものについて検討していきたい。



日程

時間 内容
9:30 ~ 10:00 受付
10:00 ~ 10:10 開会・オリエンテーション
10:10 ~ 11:00 基調報告  佐藤聖一 氏(日本図書館協会障害者サービス委員会 委員長)
「障害者サービスこの1年 著作権法改正で見えてきた課題」
11:00 ~ 11:50 調査報告  野口武悟 氏(専修大学文学部 准教授)
「国立国会図書館による障害者サービス全国実態調査から」
11:50 ~ 12:00 デモ機器・資料の説明
12:00 ~ 13:00 昼食
13:00 ~ 13:40 事例発表 綾 久美子 氏(八王子市図書館 奉仕担当主任)
            「八王子市図書館「手話によるおはなし会」」
13:40 ~ 15:00 <著作権法改正で図書館はどう変わる 新たな利用者へのサービス>

事例発表 1  兼松芳之 氏(国立国会図書館関西館 図書館協力課 課長補佐)
「国立国会図書館「視覚障害者等サービス実施計画」」

事例発表 2  牧野 綾 氏(調布デイジー 代表)
「ディスレクシアを理解する」
15:00 ~ 15:15 休憩
15:15 ~ 15:55  事例発表 3  中山玲子 氏(日野市立中央図書館 主任)
「全国版録音図書製作基準発表 質の高い音声DAISY資料の製作」
15:55 ~ 16:30  全体質疑
 16:30  まとめと閉会
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