連載「認定司書への道」
日本図書館協会認定司書事業委員会
日本図書館協会による認定司書事業は2010年度より開始され,第1期として37名が認定されました。この審査報告と認定司書名簿は,認定司書審査会によって『図書館雑誌』2011年7月号に公表されました。また,第2期にあたる2011年度の審査もすでに終わり,本年5月には第2期の認定司書名簿が公表される予定です。
しかし,いまだに図書館関係者の間で認定司書制度の認知度は必ずしも高くありませんし,第2期の申請件数も前年度ほどの申請件数には届きませんでした。
そこで,認定司書事業委員会として,この制度の普及を図るとともに,制度の理解を深め,今後より多くの方々に申請していただくため,本誌上で6回にわたる連載「認定司書への道」を企画いたしました。
この連載では,問い合わせの多い「自己研鑽ポイント」に関する解説や審査段階で要件不足とされることが多い「著作(論文執筆)」に関するアドバイスなどを取り上げます。また,認定司書による座談会やこの制度の意義を広い視点から論じる識者の文章など,多彩な内容を予定しております。
なお,2012年度(第3期)の認定審査は,例年通り11月に申請書類を受け付けますが,その詳細(募集要項)は本誌10月号でお知らせします。それまで続くこの連載「認定司書への道」をお読みになって,一人でも多くの司書の方々に申請を検討していただけますようご案内申し上げます。
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