2024年度
第110回全国図書館大会長崎大会
第10分科会 資料保存
テーマ:「その修理、大丈夫?―修理の基本をおさえよう―」
日時:2024年11月30日(土)~同年12月28日(土)
会場:オンライン開催
長崎大会HP:https://www.110th-library.com/
第10分科会HP:https://www.110th-library.com/about/10th-subcommittee
資料保存委員会が長年提唱している「利用のための資料保存」。これは、資料に応じて「防ぐ」「点検する」「取り替える」「治す」「捨てる」という5つの方策から選択して行うものです。今年の分科会ではこの中の「治す」を取り上げ、修理の基本的な考え方と技術を、講演と実演を通してお伝えします。「治す」際にも「図書館資料の修理とは何か」「利用のための修理」といった基本的な考え方がありますが、往々にして修理に対する考え方や方法が間違っていたり、不健全であったりする場合があります。修理の基本を知り、資料にとって最善の修理を行えるよう一緒に学びましょう。
【基調講演】眞野 節雄(東京都立中央図書館)
「図書館(紙)資料の修理ー基本的な考え方と手法ー」
【実 演】田崎 淳子(東京大学総合図書館)、
横山 道子(神奈川県立深沢高等学校)、
佐々木 紫乃(宮内庁)
「本の構造」「修理に使用する道具と材料」
「破れの修理、欠損の修理、ペー ジの差し込み」
「ノド部分の修理」「表紙の外れた本の修理」など
【事例報告】川原 淳子(「修理系司書の集い」)
「『修理系司書の集い』-資料保存の現場見える化アンケート-から見る現場での修理」
②過去の分科会