児童青少年委員会は、公立図書館の児童青少年サービスの向上・発展のために、さまざまな活動を行います。子どもたちの読書が広がり、子どもたちが豊かに成長することを願っています。
お知らせ
2022年10月、第108回全国図書館大会群馬大会が開催され、第6分科会(図書館情報学教育)にて「大学において履修すべき図書館に関する科目」(案)が公表されました。案は、「児童サービス論」を必修科目から選択科目に変更しようとする内容です。私たち児童青少年委員会では、この案は公共図書館の現状とかけ離れ、公共図書館の発展に禍根を残すものであると考え、反対の意思を表明します。意見の概要版と意見書本文をご覧ください。
意見概要版「日本図書館協会図書館情報学教育部会「大学において履修すべき図書館に関する科目」(案)に対する児童青少年委員会の意見」
意見本文「日本図書館協会図書館情報学教育部会「大学において履修すべき図書館に関する科目」(案)に対する児童青少年委員会の意見」
主な活動
- セミナーや講座 「若者は読書しないのか!? 中高生世代の読書実態と公共図書館担当者に期待すること」
参加募集中です。ぜひご参加ください。
- 児童図書館員養成専門講座 第44回(2024年)児童図書館員養成専門講座(開催修了しました)
- ニューズ・レター no.31 upしました(2024.1.16)
IFLA(国際図書館連盟)児童ヤングアダルト図書館部会特集号
・IFLA児童ヤングアダルト図書館部会の活動-8年間委員を務めて 護得久えみ子
・IFLA児童ヤングアダルト図書館部会のニューズレター
「Children and Young Adults Section Newsletter」を読んでみる 鹿野詩乃
・~過去のニューズレターから~ IFLA関連の記事をご紹介します
- 国際交流 「絵本で知る世界の国々」選書へのご協力ありがとうございました(受付終了)
- 国内の児童図書館員の交流・調整など
- 調査・出版活動
講座・セミナーのお知らせ
児童青少年委員会オンラインセミナー
「若者は読書しないのか!? 中高生世代の読書実態と公共図書館担当者に期待すること」
講座概要:
『「若者の読書離れ」というウソ』の著者、ライター飯田一史氏を講師に、中高生が実際によく読んでいる本にはどのような特徴や傾向があるのか、その読書実態をデータから分析していただきます。今後のYAサービスの選書やサービスに活かすきっかけとなるお話がうかがえます。ぜひご参加ください。
ちらしはこちらをご覧ください
開催日時:2025年2月3日(月)午後7時から午後9時
定員・申込み:先着80人(完全ZOOM開催)
講師:飯田 一史 氏
参加費:無料
質疑応答:質問は申込み時にお寄せください
申込み方法:申込みフォームで必要事項を入力してください(下記URLからフォームへリンクできます)
事前申込(開始12/16(月)~(先着順)
https://forms.gle/YNAwE2zzdXrYECfr8
※Zoomの接続先等、詳細については、申込み締切後1月末までにメールでお知らせします
児童図書館員養成専門講座
■第44回(2024年)児童図書館員養成専門講座【開催終了いたしました】
目的:
公共図書館の児童サービスの現場で中心的役割を果たし,指導者・助言者として活躍できる人を養成する。
期日:
前期 2024年6月25日(火)~6月30日(日)
後期 2024年9月24日(火)~10月3日(木)[9/28(土)は休み]
会場:主に日本図書館協会(6/27 東京子ども図書館、9/27 東京都立多摩図書館、10/2 国立国会図書館国際子ども図書館(予定)
募集人数:16名程度
応募資格:
上記の「目的」に適う、次の条件を満たす人。
(1) 司書有資格者であること
(2) 公共図書館員として5年間以上の経験を持つこと
(3) 公共図書館の児童サービス担当を2年間以上経験していること
*なお、全日程を受講すること
応募方法:
(1) 本人の略歴:所定の受講申込書に,氏名,フリガナ,年齢,勤務先(連絡先)所在地,現在の雇用形態および職名,司書資格取得方法および年月日,公共図書館員としての職歴,図書館員としての経験年数および児童サービス担当経験年数等を記載する。【「受講申込書」は下記ファイルをダウンロード】
(2)
【課題①】 「児童図書館員養成専門講座受講を必要とする理由」について、1,300字から1,400字(A4用紙1ページ以内・縦置き横書き,課題名・氏名はヘッダーに記入)に、感想をまとめること。
【課題② 】以下に掲げる課題図書を読み,その中の一文を引用しながら,実際のサービスにどのように活かせるのか,1,300字から1,400字(A4用紙1ページ以内・縦置き横書き,課題名・氏名はヘッダーに記入)に、感想をまとめること。
『児童図書館への道』ハリエット G.ロング著 友野玲子訳 日本図書館協会
*(1)(2)ともに字数不足あるいは字数超過は減点対象となるので注意すること
申込締切:2024年4月10日(水)(当日16:00必着)
※送付先、講座の詳細は、下記の要項にてご確認ください。
要項・申込書
「第44回(2024年) 児童図書館員養成専門講座 募集要項」
「受講申込書」
「特集 日本図書館協会の養成講座」(『図書館雑誌』2016年6月号)
「連載 児童図書館員養成専門講座へのお誘い」(『図書館雑誌』2018年6月号~11月号)もご覧ください。
問合先:児童青少年委員会事務局 jidou☆jla.or.jp (☆を半角の@に変えてお送りください)
ニューズ・レター
ニューズ・レター no.31 (2024.1.16発行)
ニューズ・レター no.30 (2022.12.28発行)
ニューズ・レター no.29 (2022.7.17発行)
ニューズ・レター no.28 (2021.12.23発行)
ニューズ・レター no.27 (2021.6.14発行)
ニューズ・レター no.26 (2021.1.13発行)
ニューズ・レター no.25 ((2020.12.10発行)
ニューズ・レター no.24 (2020.10.15発行)
ニューズ・レター no.23 (2020.6.15発行)
ニューズ・レター no.22 (2019.9.16発行)
ニューズ・レター no.21(2019.7.14発行)
ニューズ・レター no.20(2019.3.15発行)
ニューズ・レター no.19(2017.11.1発行)
ニューズ・レター no.18(2016.9.1発行)
ニューズ・レター no.17(2015.3.1発行)
ニューズ・レター no.16(2014.4.1発行)
国際交流
IFLA「絵本で知る世界の国々」(The World Through Picture Books)
■リスト改訂第3版選書への協力のお願い
IFLA(国際図書館連盟)児童・ヤングアダルト図書館分科会では、絵本を通じて国際理解を深めることを目的に、各国から10冊ずつ絵本を紹介してもらうことになりました。
皆さんがお好きな、世界に紹介したい日本の絵本を教えてください。
日本担当コーディネーターである日本図書館協会児童青少年委員会とIFLA児童・ヤングアダルト図書館分科会国内常任委員で整理し、上位10冊に絞り込みます。
詳細は下記PDFをご覧ください。
ぜひ、ご協力をお願いします。
※受付終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
詳細はこちら→IFLA「絵本で知る世界の国々」ご協力のお願い
「子どもと図書館 今、世界は-各国の取組から」を開催しました
情報化社会の進展のなかで社会の状況は大きく変化し、地域社会における図書館の役割も大きく変わってきています。
同様に、子どもを取り巻く環境の変化は、図書館の児童サービスの在り方に大きな影響を与え、世界各国で多様な取組が行われています。
この度、日本図書館協会は国際図書館連盟(IFLA)児童・ヤングアダルト図書館分科会とともに、児童図書館員のための交流会を実施します。
同分科会を運営する各国の常任委員による、IFLAの取組および新しく改訂された児童・ヤングアダルト図書館のガイドラインの紹介、事例報告等を通して、各国共通の課題、独自の課題を共有し、個々の図書館の活動へのヒントを提供します。
今、図書館は一人ひとりの子どもに対して何ができるのか、世界の事例を知り、共に考えましょう。
日時:2019年3月5日(火) 13:30~16:3
会場:日本図書館協会2階研修室
主催:IFLA児童・ヤングアダルト図書館分科会
日本図書館協会
協力:日本図書館協会 児童青少年委員会
日本図書館協会 国際交流事業委員会
大好評のうち終了いたしました。
『図書館雑誌』2019年6月号に報告を掲載いたしました。
問い合わせ: jidou@jla.or.jp
詳細はこちら→ 【児童図書館員交流会】
調査・出版活動
『公立図書館児童サービス実態調査報告 2015』刊行
日本図書館協会児童青少年委員会は,2015年に全国の公共図書館を対象に児童サービスに関する調査を行い,このほど,調査結果をまとめた報告書を刊行しました。
本調査は,①全国の公立図書館における児童サービスの現状を把握すること,②各図書館での児童サービスの改善に役立てること,③今後の児童サービス振興方針検討のための基礎資料とすることを目的として実施しました。『公立図書館児童サービス実態調査報 1999』『公立図書館児童サービス実態調査報告 2003』(どちらも日本図書館協会刊)に続く3回目の調査です。過去の2回の調査は,『日本の図書館』の付帯調査として実施しましたが,今回は単独の調査として実施しました。
日本図書館協会児童青少年員会編
A4判 93p 定価:本体2,000円(税別)
ISBN978-4-8204-1910-5
施設会員A・B配付資料≪発送済≫
調査・出版物
○IFLA児童図書館サービスのためのガイドライン : 0歳から18歳 国際図書館連盟児童・ヤングアダルト図書館分科会 作成,キャロリン・ランキン 責任編集,日本図書館協会児童青少年委員会 訳 日本図書館協会 2020
○公立図書館児童サービス実態調査報告 2015 日本図書館協会児童青少年委員会 編 日本図書館協会 2019
○セミナー〈児童図書館員養成を考える〉-さまざまな立場から:利用者,公共図書館,大学,海外-報告書 日本図書館協会児童青少年委員会 編, 日本図書館協会 2015
○IFLAヤングアダルトへの図書館サービスガイドライン2008年 国際図書館連盟児童・ヤングアダルト図書館分科会 編, 日本図書館協会児童青少年委員会 訳 日本図書館協会 2013
○児童図書館サービス2 (児童資料・資料組織論) (JLA図書館実践シリーズ ; 19) 日本図書館協会児童青少年委員会児童図書館サービス編集委員会 編 日本図書館協会 2011
○児童図書館サービス1 (運営・サービス論) (JLA図書館実践シリーズ ; 18) 日本図書館協会児童青少年委員会児童図書館サービス編集委員会 編 日本図書館協会 2011
○IFLA乳幼児への図書館サービスガイドライン 国際図書館連盟児童・ヤングアダルト図書館分科会 編, 日本図書館協会児童青少年委員会 訳 日本図書館協会 2009
○IFLA児童図書館サービスのためのガイドライン IFLA 児童・ヤングアダルト図書館分科会編著,国立国会図書館国際子ども図書館翻訳,日本図書館協会児童青少年委員会協力国立国会図書館国際子ども図書館2007
*PDF版が、国際子ども図書館ホームページ http://www.kodomo.go.jp/about/publications/guideline.html で見られます。
○児童図書館サービス50年の軌跡 : 児童に対する図書館奉仕全国研究集会1955~2004 日本図書館協会児童青少年委員会 編 日本図書館協会 2006
○公立図書館児童サービス実態調査報告 : 『日本の図書館2003』付帯調査 日本図書館協会児童青少年委員会 編 日本図書館協会 2004
○公立図書館児童サービス実態調査報告 : 『日本の図書館1999』付帯調査 日本図書館協会児童青少年委員会編日本図書館協会 2000
○ひらいてごらんひみつの扉 : いま、これからの子ども図書館 日本図書館協会児童青少年委員会 編 日本図書館協会 2000
○図書館でそろえたいこどもの本3 (ノンフィクション) 日本図書館協会児童青少年委員会児童基本蔵書目録小委員会 編 日本図書館協会 1997
○図書館でそろえたいこどもの本2 (文学) 日本図書館協会児童青少年委員会児童基本蔵書目録小委員会 編 日本図書館協会 1994
○図書館でそろえたいこどもの本・えほん 日本図書館協会児童青少年委員会児童基本蔵書目録小委員会 編 日本図書館協会 1990