令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
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戦争と図書館―戦時下検閲と図書館の対応

第109回全国図書館大会講演録

JLA Booklet no.17


著者・編者:新屋朝貴・濵慎一・荒木英夫著 日本図書館協会図書館の自由委員会編

発行:日本図書館協会

発行年:2024.09

判型:A5判

頁数:63p

ISBN:978-4-8204-2403-1   本体価格:1,000

内容:2022年2月に始まった「ロシア・ウクライナ戦争」では、図書館の閉鎖、特定の書籍を撤去する取り組みなどが行われていると報じられています。日本においても、太平洋戦争で多くの図書館が被災し、蔵書の焼失、散逸などの被害に見舞われました。一方で、戦時下の統制において図書館が「思想善導」の機関としての役割を果たしたことも忘れてはなりません。
本書は、第109回全国図書館大会分科会「戦争と図書館」の講演録です。太平洋戦争中の思想統制、図書館への弾圧、図書館人の抵抗などをテーマとする3つの講演を収録しています。2024年は「図書館の自由に関する宣言」採択70周年、資料提供の自由を使命とする図書館のあり方を考えるとき、ぜひ手にしたい一冊です。
【目次】
はじめに
講演 旧大橋図書館から引き継がれた発禁本(新屋朝貴)
講演 戦時下における県中央図書館と地方中央図書館―旧上伊那図書館の資料から(濵 慎一)
講演 戦時下の図書館での思想統制―検閲の事例と「図書館の自由」への道(荒木英夫)
おわりに
本体価格 1,000
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