学校図書館の教育力を活かす
学校を変える可能性
JLA図書館実践シリーズ 31
著者・編者:塩見昇著
発行:日本図書館協会
発行年:2016.11
判型:B6判
頁数:178p
ISBN:978-4-8204-1613-5 本体価格:1,600円
内容:学校に図書館があることのすばらしさ、読むことの楽しみとともに学びも支援する学校図書館・・・学校図書館法で「学校教育において欠くことのできない基礎的な設備」と認識されていることを実体化し、学校教育を豊かなものにする学校図書館像を多くの人々が共有し、定着を図りたい・・・著者は本書を通じて熱く訴えています。
半世紀以上にわたり学校図書館にかかわり、現場に立つ司書とともに実践を支援してきた著者による、学校図書館に関する著述の集大成が本書になります。
学校図書館のはたらきが学校の教育力を高めることを、多くの学校関係者が証明してきました。本書を通じて図書館のはたらきを知り、共有し、共感できる場が広がることを願っています。
【目次】
はじめに
1章 学校に図書館を設置すること
2章 高まる学校図書館への期待
3章 図書館のはたらきを備える学校
4章 学校図書館の教育力
5章 教育力の7項目を個別にみる
6章 教育力を活かせる要件
7章 これからの学校づくりと学校図書館:教育力を活かした学校図書館づくり 課題と展望
資料編
学校図書館法
学校図書館法附則第2項の学校の規模を定める政令
ユネスコ学校図書館宣言(1994年)
実践から「学校図書館の教育力」を考える〈アンケート集計〉
索引