図書館多読への招待
JLA図書館実践シリーズ 25
著者・編者:酒井邦秀・西澤一編著
発行:日本図書館協会
発行年:2014.08
判型:B6判
頁数:186p
ISBN:978-4-8204-1404-9 本体価格:1,600円
内容:「多読」という外国語の身につけ方をご存じでしょうか? 辞書は引かない、わからないところは飛ばす、自分に合わないと思ったら次の本に移る、という三原則で、知らず知らずのうちに外国語のままでその内容を理解できるようになる、という読書法です。まず字のない絵本をたくさん読み、少しずつ語数の多い本を読み進めていきます。この方法は、非常にたくさんの本を必要とするため、個人の力で読み進めるには限界があります。もし図書館に「多読」用の資料が豊富にあれば、利用者は読みたいときにたくさん読めて、自然に語学力を身につけることができます。本書では、多読の方法、資料の種類、図書館での実践例などを豊富に紹介しています。
【目次】
はじめに
1章 多読とは?:だれにでも始められる
2章 多読はどう始める? どう進める?
3章 図書館の役割
4章 図書館多読:いま公立図書館では
5章 図書館多読:いま学校図書館では
6章 図書館多読の可能性