図書館の設置及び運営上の望ましい基準活用の手引き
平成24年12月19日文部科学省告示第172号
著者・編者:日本図書館協会図書館政策企画委員会望ましい基準検討チーム
発行:日本図書館協会
発行年:2014.01
判型:A4判
頁数:112p
ISBN:978-4-8204-1313-4 本体価格:1,000円
内容:本書は、2012年12月19日に大臣告示された「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」の活用の手引きである。予算・定数の削減、管理運営の外部化などが進行しているなか、「基準」を積極的に活用することを目的に、各地の優れた実践を踏まえ、新たな図書館事業の進展を図るために日本図書館協会の検討チームがまとめた。
図書館法制定から今日に至る「基準」策定の歴史的な経過と2008年の図書館法の全面改正の経緯を説明した上で各条項に解説を付している。日本図書館協会が提起してきたこと、取り組んできたことを基底に経営、サービス、政策、将来展望という視点から今日的課題に対応している。今回の「基準」には盛り込まれなかった指標・数値目標の例も提起している。巻末に関連資料を収録している。
この「基準」をよりどころとして図書館の設置、サービス、管理運営などについてより良い見直しを図りまさに一歩前進に役立てていただければ幸いである。各図書館で研修資料として活用いただくとともに、図書館協議会などに供し、予算・人員要求の際にも役立てていただきたい。
【目次】
はじめに
1「望ましい基準」策定の経緯
2 2008年の図書館法改正
3「望ましい基準」に対する取組みと評価
4「望ましい基準」解説
5「望ましい基準」今後の課題
6「望ましい基準」活用の視点
7 指標・数値目標、資料
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