図書館サービス概論
JLA図書館情報学テキストシリーズ III 4
著者・編者:小田光宏・庭井史絵編著
発行:日本図書館協会
発行年:2023.12
判型:B5判
頁数:254p
ISBN:978-4-8204-2308-9 本体価格:1,900円
内容:新しい時代の図書館サービスの広がりを丁寧に解説したテキストブックが完成しました。本シリーズ第Ⅱ期の『図書館サービス論』を精査し,いつの時代にも通用する基本的な知識と,時代とともに変化した考え方を識別し,内容を一新しました。各地で実践されている多様なサービスを,原理(モデル)に基づいて構造的に理解する力を身に付けられるようにしています。構成は,図書館サービスの意義,計画,担い手をはじめ,各サービスの特性,対象,課題など,様々な観点を含みます。豊富なoptionを設け,関連するトピックに目を向けています。図書館サービスの本質をとらえる際の必携書です。
【おもな目次】
◎図書館サービスの意義(機能/役割と制度/種類)
◎図書館のサービス計画(計画立案/基準とクオリティ/業務分析)
◎図書館サービスの担い手(業務組織/職員の種別/外部資源)
◎利用空間のデザイン(フロア構成/書架配置/家具の選択/サイン)
◎来館者へのサービス(閲覧サービス/排架/フロアワーク)
◎貸出サービス(構造/方式と手続/返却・督促/リクエスト)
◎資料提供サービスの展開(相互貸借/団体貸出/遠隔サービス)
◎情報提供サービス(意義/質問回答サービス/図書館利用教育)
◎電子図書館サービス(展開/デジタル資料の提供/情報提供)
◎図書館サービスをとらえる視点(課題解決/各種機関との連携)
◎利用者の特性に配慮したサービス(児童サービス/ヤングアダルトサービス/高齢者サービス/多文化サービス)
◎利用に障害を持つ人へのサービス(合理的配慮/視覚障害者サービス/多様な障害への対応)
◎地域に根ざした図書館サービス(地域情報提供/集会・文化活動/学校図書館との連携)
◎図書館サービスをめぐる課題(著作権/プライバシー/トラブル対策/利用促進活動)