令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2011/12/28

第584号

====================================================<2011/12/28発信>
             JLAメールマガジン  第584号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2011 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○公益社団法人日本図書館協会最初の代議員選挙、いよいよ投票
 平成24年1月上旬に、個人会員あて、選挙実施の公示、代議員選挙(個人会
 員選出)の実施要領、代議員候補者名簿、選挙人名簿などを掲載した小冊子
 と投票用紙及び封筒を郵送します。
 投票日は2月14日から2月28日まで(郵送の場合は当日消印有効)です。個人
 会員の皆さんは、投票の権利を行使するために、郵送物を必ずお読みくださ
 い。選挙については、今後、協会HPおよびメールマガジンで随時お知せし
 ていきます。

○学校司書配置を措置
 12月24日総務省は「平成24年度地方財政への対応について」公表し、「住民
 生活に光をそそぐ事業」、および次の学校図書館関係の地方交付税措置につ
 いて明らかにしている。
 ・小中学校に学校司書を配置。150億円。小学校9800人・中学校4500人分。
  単価105万円。
 ・図書整備5か年計画。平成24年度から5か年。200億円(5か年計1000億円)。
  増加冊数分86億円、更新冊数分114億円。
 ・新聞の配備。15億円(5か年計75億円)。新聞1紙分。
 学校司書配置については、「厳しい財政状況の中、学校図書館担当職員を配
 置する学校は近年一貫して増加、その必要性が強く認識され始めている。
 (平成17から22年度まで、小学校31.5%から44.8%に、中学校32.5%から45.2%
 に)」と説明している。「いわゆる学校司書」の呼称で交付税措置がされた
 ことは初めてであり、また概算要求時64億円を大幅に上回る予算化がされて
 いる。
 「光交付金」措置については本メールマガジン581、583号を参照。

○「栃木県立図書館あり方検討委員会」が最終の報告書(案)を検討
 「栃木県立図書館あり方検討委員会」は、12月19日に、最終回となる第5回
 会議を開催し、これまでの議論を踏まえた最終の報告書(案)について検討
 した。
 報告書案では、目指すべき県立図書館の基本理念を「とちぎの"知"の拠点」
 とし、県立図書館が生まれ変わっていくための変革の柱として、「とちぎの
 ことなら何でもわかる図書館」、「県内図書館をリードする中核的図書館」、
 「県民の課題解決のための図書館」の3つを挙げている。また「施設整備のあ
 り方」や「求められる組織及び職員像」についても言及するとのことである。
 同委員会による一連の議論では、市町村立図書館への支援など、県立図書館
 が担う独自の役割が認められ、その必要性が確認された。都道府県立図書館
 をめぐる議論が盛んになるなかで、最終報告書が示す県立図書館のあり方が
 注目される。
 報告書は、年明けに知事に提出される予定である。
 http://www.pref.tochigi.lg.jp/m06/tosyokan-arikata/5-kaigikekka.html

○「地方交付税を活用した図書館経費の予算化、増額を」
 日本図書館協会は大活字文化普及協会と協力し、図書館経費の予算化、増額
 の取組みを訴える文書を全国の公立図書館に送った。政府が、「光交付金」
 や学校図書館の拡充について地方交付税措置したことを受け、その確実な予
 算化の取組みを求めるものである。
 文部科学省、総務省の関係資料を添付し、その概要をお伝えするとともに、
 予算化の10項目の例示を示した。また大活字文化普及協会に参加している出
 版社の目録なども同封した。 積極的な活用をお願いしたい。

○博物館の望ましい基準が告示
 文部科学省は12月20日、「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」を告示
 した。博物館法第8条の規定に基づく基準である。

○Help-Toshokan ツアー "東北を知ろう~岩手県沿岸部を巡る2泊3日~"
  参加者募集
 Help- Toshokan第4期の活動の一環として、震災から10か月を経過した東北
 を貸切バスで巡り、復旧復興に取り組む東北の今を歩いて見て聞いて知るツ
 アーを実施します。図書館訪問を交えながら岩手県沿岸部を巡り、被災地の
 声に耳をかたむけるとともに宿泊、買い物などで東北を支援します。Help-
 Toshokan第1期から被災地で活動を行ってきたメンバーが同行します。今後
 息ながい支援活動を行いたいと考えている方には、またとない機会です。
 日程:平成24年1月21日(土)~23日(月)
 募集人数: 23人(最少催行人数18人)
 旅行代金(お1人様):27,000円(1泊目朝食付2泊目夕・朝食付、貸切バス代、
  諸経費) ※現地で集金いたします。
 行程(予定):(1日目)岩手県立図書館(いわて県民情報交流センターアイー
  ナ3階総合案内前集合) 14:00-ホテルルイズ盛岡ロビー待合所16:00 ホテ
  ルルイズ盛岡泊(2日目)ホテル-宮古市-山田町-大槌町-釜石市-ホテ
  ルサンルート釜石泊(3日目)ホテル-大船渡市-陸前高田市-遠野市-新
  花巻駅17:00頃(解散)-盛岡駅18:00頃(解散)
 ※集合場所(盛岡)までと解散場所(新花巻駅、盛岡駅)からの交通費は自費に
  なります。
 ※1日目14:00に集合できない場合は、16:00にホテルロビー待合所へ。
 ※宿泊はシングルルーム使用。昼食および1泊目の夕食はついていません。
 ※2泊目の1月22日(日)に夕食をかねて交流会を行います(飲物代は別料金)。
 ※旅行業約款に基づく特別補償の外に国内旅行保険に加入(主催者が一括し
  て団体契約)します。
 ※天候及び施設の状況により行程が変更になる場合があります。
 申込み締切:平成24年1月10日(火)
 申込み先:岩手県交通株式会社観光自動車部トラベル課(担当:八重樫)
 TEL090-1816-5248 Fax019-652-8277
 主催:日本図書館協会東日本大震災対策委員会 協力:岡本真
 ※当ツアーはHelp- Toshokan活動として、主催者が加入する国内旅行保険費
  用およびツアーに関わる事務経費を震災義援金より支出させていだたきます。
 ※最少催行人数を上回る参加者があり参加費と旅行代金に差金が出た場合、
  差金は震災義援金に繰り込ませていただきます。
 □訪問先の図書館など、ツアーの詳細は当協会サイトの東日本大震災のページ
 でお知らせしていきますので、ご覧ください。
  http://www.jla.or.jp/earthquake/

<訃報>熊野勝祥(くまのかつよし)氏(前香川県図書館学会会長)
 12月17日逝去、享年91歳。
 高松市立栗林小学校校長を経て、四国学院大学、香川大学講師(図書館学)。
 1990年に香川県図書館学会会長に就任。1953年に日本図書館協会より中井記
 念賞(第1回)を受賞。著書多数。
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○新図書館建設、中止を 市民団体 中津川市長に要望書(岐阜11/29)

○本物に触れて 県内初 絵本宅配クラブ設立 新潟 来春開始 専門家が毎
 月選択(新潟日報11/29夕)

○指定管理など14議案を可決 那須烏山市議会開会(下野11/30)

○学校図書館の新聞財政措置を要望 文科省教育局長(読売12/1)

○指定管理者を公募 新県立図書館 来年1月27日から(山梨日日12/1)

○学び・遊びの場再開 仙台 泉図書館8ヵ月ぶり 併設「のびすく」も
 (河北新報12/2)

○〔東日本大震災関連 支援 暮らし〕本で笑顔取り戻して 県読み聞かせ連
 絡協議会 宮城に児童書1000冊(上毛12/2)

○図書館に団体学習室 福井大 医学 学び合い後押し(福井12/2)

○船橋西図書館、移転建替へ 震災で被害 2015年春開館目指す
 (千葉日報12/3)

○震災文庫 来年2月開設 ミニコミ紙や学校便りも 県図書館 資料寄贈呼
 び掛け(河北新報12/3)

○「浅草文庫」を区が引き取り 盛り場の証言6200冊 台東 展示の東電施設
 閉館(東京12/5夕)

○図書館「困った」 不明蔵書、年鑑で計1402点 無断持ち出し公園に放置 
 返却ポストに液体調味料 宇都宮市立の4館が対策 防犯ミラー導入、カメ
 ラ検討(朝日12/8)
 
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◆集会等のお知らせ
○情報活動研究会(INFOMATES)第16回研究会「情報の世界・これからの羅針盤」
 日時:2012年1月20日(金)18:20-20:00
 会場:大阪府立中之島図書館文芸ホール
 講師:村上憲郎氏(元Google日本法人社長兼米本社副社長)
 定員:80名 参加費:無料
 詳細HP:https://sites.google.com/site/infomatestop/home/--kenkyuu-kai

○シンポジウム「読書活動の活性化のために」
 主催:(公財)文字・活字文化推進機構 共催:日本図書館協会,全国学校図書館協議会
 日時:2012年1月23日(月)15:00-17:30
 会場:憲政記念館大ホール
 内容:基調講演(片山善博氏(慶応義塾大学教授,前総務大臣)),シンポジウム
 (片山善博氏,小池信彦氏(調布市立図書館長,日図協常務理事),西川太一郎氏
 (東京都荒川区長),盛泰子氏(佐賀県伊万里市議会議員))
 詳細HP:http://www.mojikatsuji.or.jp/katsudou.html 参加費:無料 定員:450名
 申込・問合先:文字・活字文化推進機構「知の地域づくり」係(TEL.03-3511-7305
  FAX.03-5211-7285 E-mail:info★mojikatsuji.or.jp)

○平成23年度東京都図書館協会図書館見学会
 日時:2012年1月25日(水)13:30-17:00
 見学先:国文学研究資料館,東京都立多摩図書館 募集人員:20名(先着順)
 応募方法:氏名,JLA会員番号,連絡先を明記,件名「平成23年度TLA図書館見学会参加
  希望」としてE-mailかFAXで下記に申込み。申込締切:1月16日(月)
 詳細HP:http://www.library.metro.tokyo.jp/Default.aspx
 申込・問合先:東京都図書館協会事務局・田中(東京都立図書館内 TEL.03-3442-8451
  FAX.03-3442-8919 E-mail:S0200333★section.metro.tokyo.jp)

○図書館振興県民のつどい&日本図書館協会中国ブロック会員のつどい
 主催:山口県図書館協会 共催:日本図書館協会
 日時:2012年2月10日(金)13:00-17:00
 会場:ルルサス防府2階多目的ホール,3階防府市立防府図書館研修室ほか
 内容:事例発表(萩図書館,山口大学),講演「電子出版をめぐる出版ビジネスの
  新局面とこれからの図書館の役割」湯浅俊彦氏(立命館大学准教授),「東日本
  大震災被災図書館の救援活動」西村彩枝子氏(日図協常務理事),関連行事ほか
 対象:図書館に関心のある人ならどなたでも 参加費:無料 締切:1月31日(火)
 申込・問合先:防府市立防府図書館・森川(TEL.0835-22-0780 FAX.0835-22-9916)

○子どもの読書活動を考える熟議
 主催:文部科学省
 日時:2012年2月14日(火)10:30-17:15
 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
 内容:行政説明,基調講演(岩崎れい氏(読書コミュニティ拠点形成支援事業協力者
  会議座長),オリエンテーション,熟議 参加費:無料 申込締切:2月3日(金)
 詳細HP:http://www.kodomodokusyo.go.jp/(文部科学省子ども読書の情報館HP)
 申込先:文部科学省スポーツ・青少年局青少年課事業係(読書担当)
 (FAX.03-6734-3795 E-mail:seisyone★mext.go.jp)

○学校図書館基礎講座【第3回】読書と学校図書館
 主催:日本図書館協会 企画運営:日本図書館協会非正規雇用職員問題検討チーム
 日時:2012年2月25日(土)13:30-16:00
 会場:日本図書館協会2階研修室
 講師:高桑弥須子氏(市川市立富美浜小学校司書)高橋恵美子氏(日本図書館協会
  学校図書館部会部会長)
 内容:読書と学校図書館,読み聞かせ,ブックトーク,アニマシオンなど(実演を含む)
 参加費:500円(2月17日までにE-mailかFAXによる事前申込をお願いします)
 申込先:日本図書館協会企画調査部(E-mail:kikaku★jla.or.jp FAX.03-3523-0841)

○図書館九条の会 第8回学習会
 日時:2012年3月4日(日)13:30-15:30
 会場:日本図書館協会2階研修室
 内容:「私にとっての憲法と9条」黒岩哲彦弁護士
 図書館九条の会HP:http://toshokan9jo.net/index.html

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx

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◆求人情報
○平成23年度岡山市職員(司書)採用試験:1名
 受付期間:2012年1月4日(水)~11日(水)消印有効
 http://www.city.okayama.jp/kyouiku/jinnjizaimu/jinnjizaimu_00001.html

○平成23年度(岡山市)嘱託司書採用試験/嘱託司書採用試験(身体障害者対象):若干名
 受付期間:2012年1月4日(水)~11日(水)※郵送1月10日(火)消印有効

○町田市立図書館 平成24年度図書館嘱託職員:15名(予定)
 受付期間:2012年1月5日(木)~19日(木)

○大阪大学附属図書館外国学図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2012年1月17日(火)必着

○佐賀県立図書館 非常勤嘱託員:若干名
 受付期間:2012年1月20日(金)~2月3日(金)※郵送2月2日(木)消印有効

○東京国立近代美術館企画課・工芸課 司書(事務補佐員):若干名
 応募締切:2012年1月20日(金)必着

○立教新座中学校・高等学校図書館 常勤嘱託職員:2名
 応募締切:2012年2月7日(火)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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JLAからのお知らせ
○図書館の自由についてのアンケートの締切りを延長しました
 全国の公立図書館(中心館)宛にお願いした「図書館の自由に関する調査」
 の締切りを12月20日から1月10日まで延長することにしました。
 回答は下記サイトのアンケートフォームからご送信下さい。FAX、郵送でも結
 構です。なお、設問8、10、12中の「問11、13、15」はそれぞれ「問7、9、11」
 の誤記です。お詫びして訂正いたします。
 委員会HP:http://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/182/Default.aspx
 問合先:図書館の自由委員会 jiyu.info★gmail.com  FAX:03-3523-0841

○建築研修会の申込み締切りを延長しました
 第33回図書館建築研修会「東日本大震災に学ぶ」
 申込締切:2012年1月10日まで延長しました。詳細は下記HPをご参照ください。
 申込・問合先:FAX.03-3523-0841 E-mail:kenchiku★jla.or.jp
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/committees/shisetu/tabid/283/Default.aspx

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841