図書館政策セミナー「法的視点から見た図書館と指定管理者制度の諸問題」講演録
JLA Booklet no.4
著者・編者:鑓水三千男著,日本図書館協会図書館政策企画委員会編
発行:日本図書館協会
発行年:2018.10
判型:A5判
頁数:87p
ISBN:978-4-8204-1812-2 本体価格:1,000円
内容:本年3月11日に行われた図書館政策セミナーの講演録です。
講師は、図書館に指定管理者制度を導入することによる諸問題を法的視点から掘り下げ、同制度のもとでの図書館長と職員の法的関係、地方自治法が求める制度導入要件、公物警察権からの再考、導入による実質的デメリットを、法律の専門家の視点から一つ一つ確認しています。その上で、図書館に指定管理者制度がなじまないことを強調し、図書館の役割、あるべき姿を今一度検討するべきだと述べます。
図書館にかかわるあらゆる人たちが指定管理者制度を考えるとき、必読の書です。