障害者サービスと著作権法
JLA図書館実践シリーズ 26
著者・編者:日本図書館協会障害者サービス委員会、著作権委員会編
発行:日本図書館協会
発行年:2014.09
判型:B6判
頁数:131p
ISBN:978-4-8204-1409-4 本体価格:1,600円
内容:著作権法改正(2009年)に伴い、障害者の情報保障に向けた活動を円滑に行うために著作権者の権利制限規定が拡充され、障害者用資料を利用できる人が大幅に拡大されました。さらに、障害者用資料を公共図書館・大学図書館・学校図書館等の施設で製作し、提供することも可能になりました。こうした改正を踏まえて、図書館では障害者へのいっそうの情報提供サービスを行うことが求められます。本書は法改正の概要を解説するとともに、図書館で何ができるのか、具体的事例と法的根拠をわかりやすく示すことで、今後の障害者サービスの展開に資する手引書です。本書をきっかけに、障害者のための図書館サービスに取り組んでください。
【目次】
まえがき
1章 はじめに
2章 著作権法関連条文の解説
3章 障害者サービス著作権ガイドラインの内容と解説
4章 著作権法第37条第3項における図書館の障害者サービスQ&A
5章 障害者サービスの現状
6章 今後の障害者サービスと著作権法
参考文献・ウェブサイト
著作権法関係条文(障害者サービス関連条文のみ抜粋)
著作権法施行令関係条文(障害者サービス関連条文のみ抜粋)
図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン
事項索引