令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2011/10/12

第573号

====================================================<2011/10/12発信>
             JLAメールマガジン  第573号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○全国図書館大会多摩大会、いよいよ明日から開催
 全国図書館大会多摩大会は明13日から2日間、東京・多摩地区で開催されます。
 初日の全体会は調布市グリーンホールを会場に、シンポジウム「Heip-Toshokan
 から、ともに目指す復興へ」を開催します。気仙沼市教育長のほか、岩手、
 宮城、福島各県立図書館から発言があります。また気仙沼市在住の歌手・多
 喜子さんのコンサートも行われます。
 http://www.jla.or.jp/rally/symposium/tabid/240/Default.aspx
 翌14日には18の分科会が開催されます。
 詳細は、http://www.jla.or.jp/rally/bunkakai/tabid/242/Default.aspx
 当日の参加受付けも行いますので、多くの方の参加を呼びかけます。
 なお大会期間中、協会職員は大会要員として出張しております。本部は一部
 業務を休止しておりますので、ご了解ください。

○選定図書『こっきのえほん』について
 10月6日付け産経新聞は、日本図書館協会の選定図書『こっきのえほん』に
 ついての記事を掲載した。同書に掲載されている地図が、北方領土をロシア
 領としていることを問題にしているものであるが、実際に協会が選定対象と
 した初刷(1987年)では、北方領土は日本領としているので、新聞記事の指
 摘は当らない。
 このことについては匿名による指摘があり、協会としても調査中であった。
 同書は1987年7月初刷後、1994年の28刷までは北方領土は日本領として色分
 けされているが、同年の29刷以降はロシア領とされ今日に至っていることが
 分かった。同書について『選定図書総目録1988年版』では「世界の主要46か
 国の国旗を、各々1頁に1点原色版で掲載し、正式国名、首都を記す。その他
 126国の国旗と国連旗等を小型版で付す。」と解説している。

○南三陸町(宮城県)の図書館再開館
 東日本大震災で図書館が建物、資料とも流失した南三陸町で10月5日(水)、
 仮設の図書館が開館した。当日は南三陸町長など7名のほか、志津川保育所
 の園児 約30名、新聞,テレビなど各種メディア からの約10名が開館をお祝
 いした。町長の開会挨拶、宮城県図書館の阿部頼人氏揮毫の看板を掲げるな
 どの開館式を行った。町長は「蔵書と建物が流失してしまったが、各地から
 の支援をいただき、ここまでくることができた。特に宮城県図書館から多く
 の指導を頂いた。図書館の再開を大変嬉しく思う」と述べた。また、志津川
 保育所の子どもたちが「図書館オープンおめでとうございます」と揃って祝
 辞を述べた。子どもたちは、書架から本を選んで、読みふける様子も見られ
 た。当日の来館者は、50名くらい。
 仮設図書館は、プレハブ2棟、トレーラーハウス1棟、BM1台、コンテナ2棟
 (倉庫代わり)、蔵書数約3000冊でスタート。現在も資料の受入作業は継続
 している。保管場所の問題もあり、寄贈図書の受付は当面休止している。

○被災地で移動図書館車をご活用ください
 各務原市(岐阜県)から移動図書館車を被災地の図書館で是非使って欲しい
 という希望が寄せられています。利用を希望される自治体からのご連絡をお
 待ちしています。
 連絡先:東日本大震災対策委員会(担当:西野、西村、児玉)
 電話:03-3523-0814 e-mail  shinsai★jla.or.jp

○公共図書館に「福島民報」「福島民友」の寄贈をします
 日本図書館協会では、福島県県外避難者支援を行う公共図書館に新聞の寄贈
 を行います。年度途中からの新規タイトル購入が困難な事情を考慮して、11
 月から3月までの期間、東日本大震災義援金を活用し、「福島民報」「福島
 民友」のいずれか1紙を各25館計50館に、郵送で寄贈をします。詳細は下記
 ページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/home/earthquake/tabid/67/Default.aspx
 申込先:震災対策委員会 shinsai★jla.or.jp 担当:西村・児玉・吉田
  電話:03-3523-0814

○NDL、歴史的音源の配信試行参加館(公立図書館)を募集
 国立国会図書館(NDL)は平成24年1月から、「歴史的音源」の公立図書館へ
 の配信試行を開始する。この試行の参加館を募集している。
 歴史的音源とは、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造された初期のレ
 コード(SP盤)等を歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)がデジタル
 化したものである。平成23年10月現在、約2万点をNDLの施設内で提供してお
 り、このうち、著作権及び著作隣接権保護期間が満了した約500点はインター
 ネット上でも公開している。今後、歴史的音源の提供数は順次増加し、最終
 的には約5万点となる予定である。
 配信試行の参加館には、著作権および著作隣接権保護期間内のものを含めた
 すべての音源を配信する。各参加館は、それらの音源を施設内で提供するこ
 とができる。
 詳細HP:http://dl.ndl.go.jp/ja/rekion4Lib.html
 問合せ先:rekion4Lib★ndl.go.jp

○慶應義塾大学社会人大学院(図書館現職者対象)で説明会を実施
 慶應義塾大学大学院図書館・情報学専攻では、2004年度から図書館情
 報専門職の再教育を目的とした修士課程「情報資源管理分野」を開設し
 ており(2006年度より、後期博士課程も昼夜開講)、2012年度入学者の
 ための修士課程春季入試および後期博士課程入試 (いずれも2012年
 2、3月に実施)に先立って、同分野の説明会が下記のとおり開催される。
 説明会日時:2011年12月3日(土)12:00~
 会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南館地下2階2B24
 *事前申込みは不要、問い合わせ:slis-info★ml.keio.jp
 詳細はhttp://www.flet.keio.ac.jp/slis/を参照

○平成23年度東京都図書館協会研究助成について(TLAからのお知らせ)
 東京都図書館協会は、当協会普通会員(個人会員)の共同研究に対して、下
 記のように研究費の助成を行います。
 1 助成内容:東京都内において特定テーマを持って研究活動を行う研究グルー
  プへの助成です。
 2 助成金額:(1) 随時的な研究グループ助成 100,000円
       (2) 継続的な研究グループ助成  50,000円
 3 助成対象:若干件数
 4 申込方法:所定の申込書に必要事項をご記入の上、東京都図書館協会へ。
  申込書は、下記ホームページよりダウンロードするか事務局に請求。
  http://www.library.metro.tokyo.jp/15/pdf/23moushikomi.pdf
 5 申込先 東京都図書館協会事務局 〒106-8575港区南麻布5-7-13 都立中
  央図書館内 田中(電話03-3442-8451 内線2214)
 6 申込期限:平成23年10月31日(月)
 7 研究成果の提出:後日、研究成果の要約(1,600字程度)を、会報掲載用と
    して提出していただきます。
  8 その他:日本図書館協会の東京地区会員は、東京都図書館協会の会員です。
   助成の対象は、東京都図書館協会の個人会員が主たるメンバーである研
   究グループに対して行います。

○シニア海外ボランティア 平成23年度秋募集
 今回は下記のとおり【司書・学芸員】1件の募集が行われている。
 国名:アルゼンチン(国立パタゴニアセンター)
 資格条件:大卒(業務関連分野)、実務経験(5年以上)
 募集期間:2011年10月1日(土)~11月7日(月)消印有効
 詳細HP:http://www.jica.go.jp/volunteer/application/senior/
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○〔教育の現場から〕子ども司書育成中 北九州市など 読書離れ防ぐ狙い 
 学校のリーダー 図書館利用急増(朝日<福岡>9/7)

○市、移動図書館車新たに 来年度導入 利用増へ愛称募集(新潟日報9/9)

○図書館 指定管理など検討 巡回バス年度末で廃止 下野市議会(下野9/10)

○規模は約2800平方メートルに 東京・港区 麻布図書館等改築計画
 (日刊建設工業9/12)

○図書館に指定管理者 道の駅より「復旧優先」 那須烏山市議会(下野9/13)

○道産木材使い子ども図書館 三井物産 陸前高田市に寄贈(北海道9/13夕)

○新都心再開発の独自施設 図書館や保育所検討 さいたま市(日経<埼玉>9/14)

○電子書籍 20社で推進 「出版デジタル機構」 市場拡大や国際競争力の強
 化狙う(毎日9/16)

○被災地の地元紙 図書館で読んで 葛飾区、避難者に配慮(朝日<東京>9/16>

○三原新庁舎 情報発信拠点に 市が活性化案(中国9/17)

○県民あたり全国1位 福井県立図書館 入館者数 貸出冊数 若年層に催し
 増やす(朝日<石川>9/17)

○〔日曜ひろば〕2000年度から修復 市民が解読 高田藩主時代含む220年の
 記録 「榊原藩政日記」後世へ 上越[市立高田図書館] 1100冊 "第一級
 史料" 専門家「文化財指定を」(新潟日報9/18)

○録音図書貸し出し、対面朗読 高齢者らも可能に [岡山]県立図書館
 (山陽9/18)

○「本の里親」で蔵書充実へ 西区の児童図書館「ふくしま文庫」 民間運営
 26年 会費減り協賛金募る(中国9/18)

○子どもの読書一層推進 県教委 来年度からの第2次計画案 環境整備など
 強化(高知9/18)

○学生が選ぶ図書館本 書店巡るツアー好評 「本離れ」の歯止めに期待
 (沖縄タイムス9/21)

○隣町の郷土資料 復元作業に全力 遠野文化研究センター 手作業で泥落と
 し 津波被害の岩手・大槌町を支援(河北新報9/21)

○加能作次郎の図録が完成 志賀町立図書館(北国9/21)

○図書館等複合施設基本計画策定へ みよし市 11月にも協議会立ち上げ 
 12年度設計、13年度着工目指す(日刊建設工業9/21)

○〔金曜トピック〕生涯学習の中核施設に 来年度開校 西川小図書館を一般
 開放 学習イベントなど期待(山形9/23)

○就活支援コーナー開設 県立図書館 面接対策本など250冊 求人情報閲覧も
 可能(徳島9/23)

○本借りるついでに… 法律相談、悩み解決 県立図書館 司法書士がアドバ
 イス 専門書充実 特設コーナー設置(佐賀9/23)

○ありがとう本荘図書館 感謝込め読み聞かせ ボランティアサークル 今月
 末閉館 最後の「おはなし会」(秋田魁新報9/25)

○被災の図書館 30日に再開へ 那珂市(茨城9/25)

○荒川区職員ら、支援の積み立て タイに図書館再建 有志360人寄付、年80万
 円(朝日<東京>9/25)

○10を超す図書施設 読書の秋本読もう 鶴岡市内 大学も解放「利用、積極
 的に」 記者の目 利用施設使い分け(山形9/27)

○九電協力金財源施設建設を断念 薩摩川内市(朝日<西部本社>9/27)

○避難所便り・チラシ 捨てないで寄贈して [岩手]県立図書館が呼びかけ
 (朝日<岩手>9/28)

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◆集会等のお知らせ
○日本図書館研究会情報組織化研究グループ2011年10月月例研究会
 日時:2011年10月22日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立難波市民学習センター第1研修室
 テーマ:識別と記述のフレームワーク
 発表者:宮澤彰氏(国立情報学研究所)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/

○神戸大学附属図書館 見学会
 主催:(社)情報科学技術協会(INFOSTA)
 日時:2011年10月24日(月)13:00-17:00
 会場:神戸大学附属図書館
 詳細HP:http://www.infosta.or.jp/seminar/semi111024.html

○報告会「熊取図書館裁判を考える。」
 主催:図書館問題研究会大阪支部
 日時:2011年10月27日(木)19:00-21:00
 会場:住吉区民センター第3会議室
 内容:「熊取図書館裁判を考える。」小谷恵子氏(元熊取図書館)申込不要
 問合先:図書館問題研究会大阪支部(E-mail:os-tmk★shisho.jp)

○平成23年度第26回山梨県図書館大会
 主催:山梨県公共図書館協会,山梨県図書館協会,山梨県読書推進運動協議会,
  都留市,都留市教育委員会
 日時:2011年10月28日(金)10:00-16:20
 会場:都留市文化会館
 大会テーマ:つなごう地域、今考える読書の力
 内容:開会式,特別報告「震災から考える-私たちにできること」西野一夫 氏
 ((社)日本図書館協会常務理事)設楽敬一氏((社)全国学校図書館協議会
  事務局長),分科会,全体会,閉会式
 参加費:無料 締切:10月20日(木)
 詳細HP:http://www.lib.pref.yamanashi.jp/
 申込・問合先:山梨県公共図書館協会事務局(山梨県立図書館企画振興担当
  TEL.055-226-2586 FAX.055-226-2528 E-mail:shinko★lib.pref.yamanashi.jp)

○東京の図書館を考える交流集会(第14回)
 主催:東京の図書館をもっとよくする会
 日時:2011年11月6日(日)13:00-17:00
 会場:日本図書館協会2F研修室
 内容:報告「私たちの図書館プラン」鳥生千恵氏(杉並・図書館を考える会)
  報告「図書館非常勤の基幹・階層化の取り組み」岩渕健二氏(荒川区図書館
  非常勤職員労働組合委員長)参加費:100円(資料代含)
 問合先:大澤(TEL.042-467-4716)池沢(TEL.042-765-3382)

○第59回日本図書館情報学会研究大会
 期日:2011年11月12日(土)~13日(日)
 会場:日本大学文理学部キャンパス3号館5階
 詳細HP:http://www.chs.nihon-u.ac.jp/edu_dpt/jslis/
 問合先:第59回日本図書館情報学会研究大会事務局
 (E-mail:jslis2011★chs.nihon-u.ac.jp)

○第59回日本図書館情報学会研究大会公開シンポジウム
 日時:2011年11月13日(日)14:00-16:50
 会場:日本大学文理学部キャンパス3号館5階3505教室
 テーマ:電子書籍時代の図書館のあり方
 パネリスト:古賀崇氏(京都大学),柴野京子氏(東京大学),島田貴史氏(慶應義塾
  大学)コーディネータ:植村八潮氏(東京電機大学出版局)
 参加費:無料(事前登録不要) 詳細HP:http://www.chs.nihon-u.ac.jp/edu_dpt/jslis/
 問合先:第59回日本図書館情報学会研究大会事務局
 (E-mail:jslis2011★chs.nihon-u.ac.jp)

○東京都図書館協会 平成23年度IT講習会
 日時:2011年11月29日(火)13:00-17:00
 会場:池袋コミュミティ・カレッジPCカレッジ
 テーマ:図書館員のためのIT活用講座応用編-システム改修費ゼロでOPACを
  使いやすく!OPAC+を体験しよう
 講師:川嶋斉氏(野田市立図書館)助言者:江草由佳氏(国立教育政策研究所)
  高久雅生氏(物質・材料研究機構)
 定員:30名(応募者多数の場合は抽選)締切:10月31日(月)必着
 詳細HP:http://www.library.metro.tokyo.jp/15/15930.html
 申込・問合先:東京都図書館協会事務局・田中(東京都都立中央図書館内
  TEL.03-3442-8451内線2214)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆求人情報
○筑波大学附属図書館中央図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2011年10月21日(金)必着

○大妻中学高等学校図書室 事務補助:1名
 応募締切:2011年10月25日(火)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

 

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