令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
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JLAメールマガジンバックナンバー

2024/01/09

JLAメールマガジン 第1165号・臨時号

本号は送信と同時に当協会サイトで公開します。
https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx

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           JLAメールマガジン 第1165号・臨時号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
■令和6(2024)年能登半島地震について
■北陸4県の県立図書館へお見舞いと被災状況の確認について
■被災した図書館へ支援を考えている皆様へ(お願い)
■その他関連情報(図書館災害対策委員会・資料保存委員会)
■図書館災害対策委員会 臨時会議を開催
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◆令和6(2024)年能登半島地震について
 2024年1月1日(月)16時10分、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。
 この地震により震度7の激しい揺れを石川県志賀町で観測したほか、震度6強を七尾市と輪島市、珠洲市、穴水町で観測しました。また、地震発生直後に大津波警報も発表され、各地の沿岸に津波が到達しました。
 このたびの地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
 また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。

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◆北陸4県の県立図書館へお見舞いと被災状況の確認について
 1月5日(金)、日本図書館協会は、被災された北陸4県の県立図書館にお見舞いのメッセージをお送りしました。各図書館からは、被災後の大変な中、現在の状況について返信をいただきました。概要は以下のとおりです。

○石川県立図書館(1月7日(日)時点)
書架の一部が傾くなどの被害
1月4日(木)は臨時休館
1月5日(金)から開館

【県内公共図書館の状況】
一部図書館で復旧作業中

詳細:https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/category/notice/4096.html

○富山県立図書館(1月5日(金)時点)
1月3日(水)、4日(木)と職員による復旧作業
1月5日(金)から開館
多数の蔵書が落下
エレベーター、電動書庫の損傷なし
【県内公共図書館の状況】一部図書館で復旧作業中

○福井県立図書館(1月5日(金)時点)
1月4日(木)から開館
開架は本の落下1~2冊
書庫1~3階が資料の落下
集密書庫4階(電動書庫)は多数落下、復旧時期のめど立たず(1月9日現在「復旧完了」)
全体の落下被害は約30万冊程度
【県内公共図書館の状況】人的被害なし
施設の大きな被害なし、棚の転倒破損あり、1月4日(木)・5日(金)を休館する館あり
詳細:https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/index.html

○新潟県立図書館(1月5日(金)時点)
書庫資料の一部提供不可
【県内公共図書館の状況】1月4日(木)は休館する館あり
本の落下はあったが、施設などの大きな被害なし
詳細:https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/blogs/blog_entries/view/1962/c4e082d8dfc94e7eccf060227cdabfb7?frame_id=1152

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◆被災した図書館へ支援を考えている皆様へ(お願い)
 日本図書館協会ではこれまでにも、大規模災害の被災地支援に取り組んでまいりました。その中で得られた教訓をもとに、被災した図書館への支援を考えてくださる皆様へ以下3点をお願いしたいと考えています。

(1)被災地へ本を送ることはやめましょう
 緊急支援物資並びに支援物資で、被災地、特に避難所に直接本などを送るのはやめましょう。
 置き場所に困る、読書ニーズのミスマッチなど、東日本大震災をはじめ多くの災害でこれまで課題となりました。
 被災地から要請が出てくるまでは、本を送らないようにしましょう。被災地から要請が出た際には、日本図書館協会も広報の協力をしてまいります。

(2)被災地への問い合わせは控えましょう
 住民への連絡など、災害対応や復旧作業で被災地は年始から奮闘しています。
 直接問い合わせをすることは、業務の妨げとなります。
 被災地のホームページを確認したり、下記のサイトも参考にして、まずは状況を確認しましょう。
 ○saveMLAKのウェブサイト
https://savemlak.jp/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA:%E8%A2%AB%E5%
AE%B3/%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E5%9C%B0%E9%9C%87202401

(3)被災地への関心を持ち、できる支援につなげましょう
 被災された方は、余震と寒さに加え、非日常の避難所生活などに耐えています。多くの困難が待ち受ける中、復旧作業が続き、復興までは長い道のりです。興味関心を持ち、エールを送り続け、傾聴することが、被災地にとって励みになります。
 ただ、今後多額の費用が必要となります。個人の支援よりも、団体や自治体などが設置する募金活動に参加する事をおすすめします。
 被災した図書館の支援のために、日本図書館協会では「図書館災害対策のための指定寄附金」も募集しております。
 いただいた寄附金は、災害の被害を受けた図書館の復興支援のために使用いたします。詳細は以下URLよりご確認ください。
 どうか皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
 ○公益社団法人日本図書館協会への寄附について 
 (2)指定寄附金 1.図書館災害対策のための指定寄附金
 https://www.jla.or.jp/jla/tabid/457/Default.aspx

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◆その他関連情報(図書館災害対策委員会・資料保存委員会)
 日本図書館協会の図書館災害対策委員会・資料保存委員会ウェブページでも関連の参考情報を発信しております。ご覧ください。

○図書館災害対策委員会(今後随時更新予定)
https://www.jla.or.jp/committees/tabid/600/Default.aspx

○資料保存委員会(被災資料救済・資料防災情報源)
https://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/597/Default.aspx

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◆図書館災害対策委員会 臨時会議を開催
 1月7日(日)、図書館災害対策委員会はオンラインで緊急会議を開催し、緊急時の初動対応や今後の対応等について検討しました。
 今後も継続して、被災地支援等について検討し、活動を進めてまいります。

 被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
 saigai★jla.or.jp
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