令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2021/01/06

第1024号

本年もJLAメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございました。
新年は1月6日(水)より送信の予定です。よいお年をお迎えください。
=======================================================<2020/12/23発信>
           JLAメールマガジン 第1024号
=====================================================================
編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2020 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます
  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
=====================================================================
▼目次▼
■図書館界ニュース
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース

○「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関
  する中間まとめ」に対して意見提出
 12月18日(金)、日図協は、意見募集されていた「図書館関係の権利制限規
  定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する中間まとめ」について
  意見を提出した。
 入手困難資料へのアクセスの容易化(法第31条第3項関係)については、図
  書館サービスの可能性を拡げるものであるが将来的な補償金請求権の導入は
  継続的な議論が必要であることや、地域資料・郷土資料・行政資料等をデジ
  タルアーカイブの対象とすることの重要性などについて意見した。また、図
  書館資料の送信サービスの実施(法第31条第1項第1号関係)については、
  一部要件を外す対象資料を明確にしたうえで著作権者にいわゆる著作権料が
  還元される仕組みを検討すること、ガイドライン作成に当たり当事者間協議
  に対する文化庁の適切な関与などについて意見した。補償金請求権を付与さ
  れる場合には、補償金の支払義務者を事実上利用者とするような制度設計の
  検討を求めた。
  このほか、関連する諸課題として、小・中・高の学校図書館を第31条の対象
  となる「図書館等」への追加について要望した。
※日図協の見解・意見・要望のページ
  http://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=5567
※日図協著作権委員会のページ
  http://www.jla.or.jp/committees/chosaku/tabid/280/Default.aspx

〇授業目的公衆送信補償金の額が認可
 12月18日(金)、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(以下、
  SARTRAS)が文化庁長官に認可申請していた授業目的公衆送信補償金の額が
  認可された。これにより、2021年4月から補償金の額が有償となる。なお、
  2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いオンライン授業等のニー
  ズの急増を受け、緊急的かつ特例的な措置として補償金は無償とされている。
  今後SARTRASでは、制度の円滑な運営や補償金の権利者への適切な分配など
  について説明していくとしている。
※「授業目的公衆送信補償金の額が認可されました」(SARTRASウェブサイト
  のニュースより)
  https://sartras.or.jp/archives/20201218/
※日図協著作権委員会「授業目的公衆送信補償金制度」のページ
  http://www.jla.or.jp/committees/chosaku//tabid/879/Default.aspx

〇令和3年度予算案が閣議決定
 政府は、12月21日に令和3年度予算案を閣議決定した。文部科学省の図書館
 関係予算の主な内容は、次のとおり。
・図書館における障害者利用の促進(令和3年度予算額(案)17百万円) 視覚障害
 者等の読書環境の整備を推進するために、司書・職員等の支援人材や障害当
 事者でピアサポートができる人材の育成を行う。また、地域において公立図
 書館、学校図書館、大学図書館、点字図書館等の様々な館種の図書館が連携
 したネットワークを構築することにより、各館の物的・人的資源の共有やフ
 ォーラムの開催等を行う。
・学校図書館総合推進事業(令和3年度予算額(案)30百万円) 学校図書館の新た
  なモデルを構築するため、学校図書館の読書センター、学習センター及び情
  報センターとしての機能強化による活性化に向けた特色ある取組に関する調
  査研究を実施する。また、司書教諭の養成のための講習を大学等において実
  施する。
・子供の読書活動の推進(令和3年度予算額(案)19百万円) 子供が自主的に読書
  活動を行うことができるよう、環境の整備を図るとともに、施策の総合的か
  つ計画的な推進を図る。また、新型コロナウイルスへの対応として、「新し
  い生活様式」を踏まえた、新たな読書活動の先導的なモデルの構築やその実
  態把握を行う。

〇saveMLAK、新型コロナウイルスの影響による図書館の動向調査を発表
 博物館・美術館、図書館、文書館、公民館等の文化施設の災害による被災支
 援を行うsaveMLAKは「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/12/20)
 について」を発表した。調査日時は12月18日10時~12月19日21時、調査対象
  はNHKが公開している「直近1週間の人口10万人あたりの感染者数」の上位10
 都道府県(12月18日発表)の公共図書館・公民館図書室等525館で詳細なサー
 ビス内容の集計は省略したとしている。調査結果では、感染拡大している10
 都道府県で休館している図書館は6館であり、感染拡大の状況下においても
 多く図書館が開館を継続している。図書除菌機や電子書籍を導入した図書館
 が増えているほか、「各図書館の状況・取り組み」として感染症対策、資料
 宅配サービス電子図書館導入、オンラインイベント・コンテンツ、展示等に
 ついてまとめられている。
※saveMLAK:プレス
 https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20201220
 
----------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ

〇図書館基礎講座(オンライン版)

 日時:2021年2月1日(月)・8日(月)10:30-15:10
 開催方法:Zoomによるオンライン開催
 主催:日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会
 内容:2月1日(月)=10:30-12:10図書館の基礎(青柳英治:明治大学)
  13:30-15:00現代の図書館の動向(小川健太郎:市川市中央図書館)/
    2月8日(月)=10:30-12:00出版流通と資料選択(小形亮:明星大学)、
    13:30-15:10図書館の自由(山口真也:沖縄国際大学)
  対象:全国の非正規雇用職員およびこの講座に興味のある方
  定員:80名
  参加費:無料
  申込方法:2日間もしくは1日単位で申し込みください。1氏名(ふりがな)
    2所属(勤務先図書館名等)、3電話番号(当日連絡可能なもの)、4メールア
    ドレス、5受講希望日を明記の上、Eメールで下記まで送信してください。
  申込先:E-mail:kikaku★jla.or.jp
  申込期間:2021年1月5日より申込受付開始(定員に達し次第締切)
  問合先:日本図書館協会・秦 TEL.03-3523-0816
※事務局からの連絡は原則としてEメールで行います。PCからのメールが受信
  できるように設定していてください。
※受講にあたっては、インターネット接続環境とPCが必要です。

〇図書館基礎講座in九州(久留米)

 日時:3月1日(月)・8日(月)10:00-16:15
 会場:久留米市生涯学習センター「えールピア」3階学習室(301・302)
    (久留米市諏訪野町1830-6)
 主催:日本図書館協会図書館基礎講座in九州実行委員会
 内容:2021年3月1日(月)
  10:00-12:00 1図書館の基礎(下川和彦:久留米大学)
    13:00-15:00 2現代の図書館の動向(永利和則:福岡女子短期大学)、
    15:15-16:15 3地域限定講座1図書館サービスについて~基山町立図書館の
    事例報告~(城本直子:佐賀県基山町立図書館)
    3月8日(月)
  10:00-12:00 1出版流通と資料選択(小形亮:明星大学)
    13:00-15:00 2図書館の自由(山口真也:沖縄国際大学)、
    15:15-16:15 3地域限定講座2コロナ禍における筑後市立図書館の取り組み
    (一ノ瀬留美:筑後市立図書館)
   定員:40名(先着順受付)
   資料費:1科目500円(地域限定講座は無料)
   申込方法:1科目からでも申し込めます。下記URLの申込フォームにて送信
    ください。 https://forms.gle/eLZSMHe7QDxFnmB7A
   申込受付開始:2021年2月1日から
   問合先:図書館基礎講座in九州実行委員会 
    E-mail:kozayo2020★gmail.com TEL.090-4480-0657 下川
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、中止することがあります。

〇大図研関西3地域グループ合同例会
 「「Alma導入の苦労話を聞こう」ー体験者が語る導入のポイントとはー」

 日時:2021年1月10日(日)13:00-15:05
 会場:オンライン(Zoom)
 主催:大学図書館問題研究会関西3地域グループ
 登壇者:飯野勝則 氏 (佛教大学図書館 専門員)
 参加費:無料
 定員:50名
 申込締切:2021年1月4日(月)17:00
 申込方法:下記HP参照
 詳細HP:https://www.daitoken.com/kyoto/event/20210110.html

○東京マガジンバンクカレッジ 雑誌総合セクション
 「大学ゼミ成果発表会2021 ~雑誌と社会のかかわりを語り合おう~」

 日時:2021年1月30日(土)午後2時から午後4時まで 参加無料
 実施方式:Web会議ツールによるオンライン開催
 ※申込時に入力したメールアドレスに、発表会に参加するためのURLをお送
 りします。
 主催:東京都立多摩図書館
 定員:120名(応募多数の場合は抽選)
 内容:雑誌に関する研究、実践に取り組む学生による成果発表会を、オンラ
  インにより開催します。「専修大学 植村八潮ゼミ」からは、卒業論文に
  基づく研究成果の報告を、「跡見学園女子大学 富川淳子ゼミ」からは、
  学生が制作している雑誌『Visions』の編集活動の報告をしていただきます。
 コーディネーター:植村八潮 氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科教授)
  申込方法:以下のURLからお申し込みください。
  https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/event/seminar/6125_20201208.html
  ゼミ単位、授業単位での申込みをご希望の方は下記電話番号までお知らせく
    ださい。
  申込締切:2021年1月20日(水)
  問合せ先:東京都立多摩図書館 国分寺市泉町2-2-26 電話 042-359-4020

 
〇文部科学省受託事業 読書バリアフリーと図書館の役割 ~誰もが読める環境
  づくり~
 
  日時:2021年2月13日(土)13:30 ~ 16:00(12:30開場予定)
  場所:練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ3F) 練馬区練馬1-17-1 
  主催:公益財団法人 文字・活字文化推進機構
 定員:先着200名(会場定員500人 感染症防止対策として「3密」を回避)
  参加費:無料
 プログラム:
  [行政説明]「読書バリアフリー法に関する国の動向」横井理夫さん(文部
    科学省 地域学習推進課長)/[基調講演]「めざそう!みんなに開かれた
  読書環境を」アブディンモハメドさん /シンポジウム「ひろげよう、障害
  者の読書環境づくり」パネリスト、神山忠さん、坂本康久さん、野口由紀
  子さん、コーディネーター、宇野和博さん
 申込方法:WEBフォーム、FAX、郵送のいずれかで「読書バリアフリー事業事
  務局」までお送りください。
 ・WEBフォーム http://www.mojikatsuji.or.jp/news/2020/12/03/4464 
 ・メール office★mojikatsuji.or.jp ・FAX 03-5211-7285
 ・郵送先〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2-30 文字・活字文化推進
  機構内「読書バリアフリー事業事務局」
  HP:http://www.mojikatsuji.or.jp/

----------------------------------------------------------------------
◆求人情報

○島根県 会計年度任用職員(司書)採用試験 受験案内:2名
 応募締切日:2021年1月7日(木)

○埼玉県立図書館 司書 臨時的任用職員 募集:15名程度
 応募締切日:2021年1月15日(金)

○令和3年度 福岡県立図書館 会計年度任用職員 募集要項:2名程度
 応募締切日:2021年1月15日(金)

○湘南工科大学附属図書館 契約職員 募集:1名
 応募締切日:2021年1月25日(月)

○神戸女学院中学部・高等学部 学校図書館司書職員 募集:1名
 応募締切日:2021年1月29日(金)

○学校法人日本教育財団 図書(学校司書)・学生窓口 正規職員募集:1名
 応募締切日:2021年1月30日(土)

○埼玉県和光市図書館 会計年度任用職員(司書)募集:5名程度
 応募締切日:2021年1月31日(日)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

----------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ

○年末年始休業のお知らせ
  JLA事務局は12月29日から1月4日まで休業し、新年は2021年1月5日(火)から
  業務を開始いたします。

============================================================no.1024END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp
                                                                    

 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841