件名標目委員会


令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








件名標目委員会

『基本件名標目表第4版』追録の公表

 件名標目委員会では、1999年7月の『基本件名標目表第4版』発行後も、新たに出版された資料を対象にして、追加すべき件名標目を検討し、3次にわたって、日本図書館協会のホームページ内にある「件名標目委員会ホームページ」において「追加件名標目(案)」を公表し、館界からのご意見等を集めてきた。第3次「案」の発表から相当の時間が経過したので、これら3つの(案)を整理したうえで「追加件名標目」として確定し、『基本件名標目表第4版』追録として公表することにした。
(2022年6月3日掲載)

NDC10による分類記号順標目表

日本十進分類法新訂10版(NDC10)による分類記号順標目表を掲載しました。
NDC10による分類記号順標目表(PDFファイル)
NDC10による分類記号順標目表(WORDファイル)


『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第3次について

はじめに

(1)『基本件名標目表』
 1956年2月『基本件名標目表』(「BSH」)の初版が刊行された。これは1930年に刊行された加藤宗厚編『日本件名標目表』(間宮商店)の改訂を日本図書館協会が引き受け、編集方針の変更等を経て完成したものである。その後、1971年10月に「改訂版」(「BSH改」)を日本図書館協会件名標目委員会のもとで刊行した。
 委員会は常設委員会となり、BSHの更新・維持を任務として活動してきた。その成果は1983年9月に『基本件名標目表第3版』(「BSH3」)となる。さらに、その増補を目標にして作業は継続され、1999年7月『基本件名標目表第4版』(「BSH4」)を刊行する。BSH4では、今後の「件名標目からシソーラスへ」という流れを見据えて、「階層構造標目表」を新たに作成し、参照関係のみであった標目間の関係を、TopTerm(TT)、BroaderTerm(BT)、NarrowerTerm(NT)、RelatedTerm(RT)の階層関係等をもたせることにした。図書館利用者自身が「コトバ」による情報資源の検索を積極的に実施している状況などに対応したものである。また、図書館界におけるコンピュータの導入は著しく、それに見合った改善を目指し、編集作業は言わずもがな成果物として冊子版のみでなく、コンピュータ・ファイルを作成し頒布した。

(2)収録対象資料
 BSH4の収録の対象とした資料は1997年までに出版されたものであった。件名委員会では、その後も収録すべき件名標目の検討を続け、1999年までの出版物を対象にした「標目追加(案)第1次」を、委員会のホームページを利用して公表した。さらに2006年までの『選定図書総目録』に収録された資料を対象に「標目追加(案)第2次」を館界に示し、その後も検討を続けてきた。追加を提案した標目の数は、2回合わせて900件足らずであった。ホームページを利用した公表であったためか、館界からの(案)に対する意見は全く聞くことができなかった。
 今回公表する第3次では、前2回での内容を改めて精査し、統合を図った。対象とした資料は、2007年から2016年3月までの出版物である。『選定図書総目録』は公共図書館等での資料選定に役立ててもらうために作成・刊行してきたものである。その方向はBSHの目指すところと一致していた。しかし、日本図書館協会では1世紀以上にわたって続けてきた選定作業を終了することになった。このことは、BSHの件名標目を検討するための対象資料を判断する素材が失われることになる。新たな視点での作業をどう構築するかが課題となってきた。

(3)提案:今後のBSH
 件名標目委員会では、つぎのように考えている。会員各位の意見をお聞かせいただくようお願いする。

  1. 標目の追加作業を中断する
    公共図書館等に選定・受け入れられる資料を対象として件名標目は設定されてきたのであるが、先述のように、これらを判断するための適切なシステムが存在しなくなった。2016年4月以降に刊行され、また、今後において刊行されるであろう資料等について、公共図書館等での選定が期待される資料を確実に把握・認識できる体制・作業が確定されるまで、標目の追加作業を停止する。
  2. 標目の維持のための作業は継続する
    これまでにBSHの標目として設定したものは、社会の変化・時代に応じて改定・更新を必要とする。より一般的なコトバが使われるようになる場合、時代の変化や社会背景のなかで不適切な用語とされる場合、関係する人々から手直しを求められる場合、などが想定される。
  3. 上記の作業結果
    これらの作業結果の公開方法については、会員各位の意見等をもとに、さらに検討する。

 

追加標目候補(案)第3次の表示

『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第3次(テキストファイル)


番号:作業管理用の番号
件名標目:件名標目候補・参照標目候補(→で、BSH4あるいは件名標目候補を指示)
NDC8:NDC8版による分類記号(2つ以上あるときは「;」で区切る)
NDC9:NDC9版による分類記号(2つ以上あるときは「;」で区切る)
NDC10:NDC10版による分類記号(2つ以上あるときは「;」で区切る)
TopTerm:BSH4の「階層構造標目表」での最上位標目
BroaderTerm:より上位の件名標目、BSH4に収録されたものが多い
NarrowerTerm:より下位の件名標目、BSH4に収録されたものが多い
典拠資料:標目候補とする際の典拠となった資料
項目の間は「\」で区切った。「\」が続く場合は、対応する項目が空白の場合である
表示例
番号\件名標目\NDC8\NDC9\NDC10\TopTerm\BroaderTerm\NarrowerTerm\典拠資料


BSH4版 標目追加(案)第2次について

2006年末までに発刊された資料を対象とした標目追加(案)第2次を掲載します。

『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第2次について(PDFファイル)

『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第2次(テキストファイル)

BSHトピックマップ

基本件名標目表トピックマップ

H-GIS (Humanities-GIS) 研究会(京都大学地域研究統合情報センター)のサイト
内藤求氏(同センター;株式会社ナレッジ・シナジー)作成のシステムです。
(日本図書館協会の公式サービスではありません)

 

最上位標目の一覧

BSH4の利用者からの要望により、最上位標目(トップターム:TT)の一覧を掲載します。

最上位標目(トップターム:TT)の一覧(JPEGファイル)
最上位標目(トップターム:TT)の一覧(WORDファイル)
最上位標目(トップターム:TT)の一覧(一太郎ファイル)

BSH4版 標目追加(案)第1次について

『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第1次について(HTMLファイル)

『基本件名標目表第4版』標目追加(案)第1次(テキストファイル)

1998年以降に出版された資料等を対象とする「追加標目候補」について、(案)を逐次公表。
関係各位の率直なご意見を件名標目委員会までお寄せください。

お問合せ


FAX
日本図書館協会件名標目委員会
03-3525-0841
E-mail bsh★jla.or.jp(★印は@(半角)にしてください)

BSH4版についてのお知らせ

『基本件名標目表 第4版』第2刷を刊行しました

16年ぶりに大改訂を加えた『基本件名標目表 第4版』を1999年7月に第1刷を刊行しましたが、『図書館雑誌』2000年1月号でお伝えしたように、音順標目表の排列ミスをはじめとして誤りがありました。

これらを訂正した第2刷を、2000年2月初旬に刊行しました。

「序説」等で修正した内容、音順標目表において排列を手直しした部分(「標目等」の修正はありません。)、国名標目表、変更・削除一覧について、以下にテキストデータおよびPDFによる該当ページを掲げておきますので、ご利用ください。

修正に関するファイル

訂正概要(テキストファイル)

排列修正か所一覧(テキスト版)

排列修正か所一覧(HTML版 該当ページPDFファイルへのリンクがあります)

国名標目表(全)(PDFファイル)

変更・削除一覧(全)(PDFファイル)
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