令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2012/01/18

第586号

====================================================<2012/1/18発信>
             JLAメールマガジン  第586号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○文部科学省「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」
 本メールマガジン前号で紹介した文部科学省の来年度予算要求のうち、標記
 のプロジェクトについての内容は次のとおり。
 1 事業の趣旨:地域が抱える課題に対する効果的な取組事例の収集・提供や
 社会教育振興方策の相談体制を整備するとともに、行政、地域やNPOなど民
 間が主体となって課題解決に取組むテーマを指定し、課題解決につながる仕
 組みづくりのための実証的共同研究を行い、解決能力の強化を図る。
 2 事業の内容、経費
 ・地域の社会教育振興に関する相談・支援体制の整備:4,524千円
 ・地域協働の仕組みづくり実証的共同研究(5テーマ、3地域):77,520千円
 各図書館において、この趣旨に沿った計画を立案、要求の取組みが求められ
 る。
 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2012/01/10/1314894_7.pdf

○文部科学省・伊藤社会教育課長が挨拶
 新しく文部科学省社会教育課長に就任された伊藤学司氏が1月11日、挨拶の
 ため日本図書館協会を訪れ、塩見理事長と懇談した。協会は大震災により被
 災した図書館をはじめとする協会の支援活動について話し、復旧、復興のた
 めの施策、政府のいっそうの支援を求めた。課長からは、被災したほとんど
 の図書館に何らかの援助ができるよう予算を組んでいる、図書館の役割は大
 きいので本格的な街づくり計画には欠かせない施設として位置づけてつくっ
 て欲しいと思っている、などと答えた。
 全国図書館大会島根大会の案内チラシを渡したところ、島根県の学校図書館、
 公共図書館の積極的な取組みは聞いている、協力をしたいと述べた。

○韓国で「図書館学の五法則」発表80周年記念国際セミナー開催
 さる10月20日韓国大田市で、韓国図書館協会主催の「図書館学の五法則」発
 表80周年記念国際セミナーが開催され、竹内さとる氏がThe Five Laws of
 Library Science from A Japanese Angle と題して発表を行った。竹内氏
 は一般に「五法則」の一つひとつを独立の法則とみなし、全体の関連を考え
 ない傾向があることを指摘し、五つの条文だけでなく原著者の詳細な解説と
 取組むべきこと、テキストは第2版によるべきこと、「五法則」を通じて「す
 べての人に教育を」という基本線が貫かれていること、「五法則」自体は一
 過性のものではなく、「五法則」に基づく図書館サービスが第五法則の実現
 にまで至ると、その実務経験と学的検討の上に立って、再び第一法則による
 検討に入るべきこと、それは同じレベルでの繰返しではなく、スパイラル状
 に回転し、上昇し発展するものであることを述べた。
 国際セミナーはインドからの参加もあり、合わせて5件の発表があった。竹内
 氏は発表の冒頭、東日本大震災に対する各国からの支援に対する塩見理事長
 の謝辞を述べた。

○「Help Toshokan」第3期支援活動終了、第4期支援活動へ
 被災地の図書館への支援活動の第3期支援活動が12月末で終了、引き続き第
 4期の支援活動に入った。第4期支援活動は、図書館への個別支援を中心に
 しながら、研修の実施、自動車図書館の仲介、被災地図書館写真の貸出し、
 被災地図書館を実際に訪れる取り組みなどを行うほか、団体・企業との連携、
 協力などを継続する。また、国・文部科学省への要請・提言を行うための資
 料作成、要望案の検討も行っていく。第4期支援活動に合わせ、義援金の募
 集期間を3月末まで延長することとした。被災地の図書館(館種不問)で、
 何らかの支援を必要とする図書館は、ぜひ東日本大震災対策委員会にご相談
 をいただきたい。
 東日本大震災対策委員会 shinsai★jla.or.jp 電話:03-3523-0814

○福島民報・福島民友の寄贈は3月で終了となります
 日本図書館協会では、福島県から避難している人たちに支援を行っている公
 共図書館50館に対して「福島民報」「福島民友」の寄贈を行ってきた。これ
 は、自治体において、年度途中からの新規タイトル購入が困難であることを
 考慮して、寄贈を行ってきたものである。したがって、今回の寄贈は3月で
 終了となる。新年度以降の新聞の購入については、各図書館でご検討いただ
 きたい。

○Help-Toshokan"東北を知ろう"ツアーについて
 「Help-Toshokan ツアー "東北を知ろう~岩手県沿岸部を巡る2泊3日~」は、
 予定通り1月21日~23日の日程で実施する。
 (ご参加の方は下記の文書(WORDファイル)をご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/content/shinsai/20120118.doc
 多数の方から参加申込みをいただいたことは、震災そして東北を忘れないと
 いう皆様のお気持ちの反映ととらえている。現在第2回目ツアーの実施を検討
 中である。

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◆新聞記事より(地域版含む)
○学校図書の充実要望 池坊さんら 議連が総務、文科両省に(公明12/2)

○図書室増築で「館」に 筑後市がオープン 児童書コーナー/閲覧80席
 (朝日<福岡・筑後>12/2)

○〔活字の世界〕図書館の雑誌にスポンサー制度 地元企業が広告掲載
 (中国12/4)

○〔地域を支える PTA 社会教育 民生・児童委員 地方議会〕子どもが選ぶ
 「本のアカデミー賞」 大阪・箕面市 校長、司書らが候補作挙げ 児童・
 生徒が夏休み明けに投票 1校の試みが市全体へ(日本教育12/5)

○図書館システム 来春に共同運用 長岡技科大と高専51校(日経12/6)

○花巻図書館建て替えへ 花巻市 懇話会で整備方針検討(日刊建設工業12/7)

○3図書館あす協定締結 福島 蔵書の借用、返却自由に [県立図書館、福島
 大付属図書館、福島医大付属学術センター](福島民友12/7)

○館内で書籍販売 大阪府立中央図書館 TRCが自主事業で試行(新文化12/8)

○取手の3図書館が雑誌スポンサー募集(朝日<茨城>12/9)

○制作に触れる資料群一覧に 「ルポルタージュ絵画」の画家中村宏氏(浜松
 出身) 東京都現代美術館 特別文庫を開設(静岡12/9夕)

○湖北の遺産一括保存を 江北図書館や旧1市8町の資料 「散逸防止へ資料
 館」長浜市へ陳情(朝日<滋賀>12/11)

○新潟州構想 県・市の施設 一体的管理を検討 [図書館など]
 (新潟日報12/13)

○移転効果 来館者2.7倍 滝川市立図書館 新設の学習室も好評
 (北海道<空知>12/14)

○全国から集まった図書 釜石の小中4校配布 遠野文化研究センター
 (河北新報12/15)

○被災図書館へ献本初便 津島市立図書館 岩手に448冊発送
 (朝日<愛知・尾張知多>12/15)

○〔建築へ〕国立国会図書館 意匠性損なわない耐震化を追求 元設計者の
 "名誉の保護"重視(日刊建設工業12/16)

○地下街利用し図書スペース 新潟市 [市立図書館のPRスペース]
 (公明12/17)

○快適な図書室を児童に 地域や親たちからXmasプレゼント 川口市立元郷小
 学校 蔵書1万冊のバーコード入力(埼玉12/19)

○「除籍本」探して街歩き 伊那 市立図書館など 商店街に置く試み 地域
 通貨活用 にぎわいに「来年も」の声(信濃毎日12/19)

○生涯学習センター開設へ 来年度から塩谷町 図書館備えた中核施設 旧船
 生東小校舎を改修 各種申請 相談業務も(下野12/20)

○[新潟]県議会図書室 蔵書3万7000冊 議員利用366冊 昨年度(読売12/21)

○新図書館設計案 外装に県産木材 来月、県民向け説明会(朝日<高知>12/21)

○デジタル資料活用でワーキングチーム 国会図書館(新文化12/22)

○被災者に届ける本のプレゼント 道内の団体、石巻に活動拠点 幼稚園・公
 民館に無償提供 あすまで札幌でバザー(朝日<北海道>12/22)

○蔵書購入に市民参加 武雄市立図書館 来春から 選書委員公募 幅広いニ
 ーズ反映へ(佐賀12/22)

○「としょかん福袋」で本と偶然の出会いを 相模原市立図書館(朝日<神奈
 川・さがみ野>12/23)

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◆集会等のお知らせ
○問いをつくるスパイラル(日本図書館協会刊)を使いこなそう
 主催:学校図書館問題研究会・埼玉支部1月学習会
 日時:2012年1月22日(日)13:30-16:30
 会場:さいたま共済会館502会議室
 講師:長谷川優子氏(埼玉県立浦和図書館司書)
 参加費(会場費):500円
 問合先:宮崎健太郎(学図研埼玉支部事務局 E-mail:kentaro-38z★nifty.com)

○日本図書館研究会情報組織化研究グループ2012年1月月例研究会
 日時:2012年1月28日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立市民交流センターなにわ202号室
 テーマ:GUIを用いた関連語編集機能とメタデータへの関連語登録機能を実装した
  Digital Cultural Heritageの実践例
 発表者:研谷紀夫氏(東京大学)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/

○日本出版学会2011年度第4回(通算第71回)関西部会
  「スティーブ・ジョブズから何を学ぶか?~変革者ジョブズが出版メディ
  アに託した最後のメッセージ」
 日時:2012年2月3日(金)18:30~20:30
 会場:大阪市立大学・梅田サテライト101教室
 内容:報告 高木利弘氏(株式会社クリエイシオン代表取締役)パネルディ
  スカッション パネリスト:高木利弘氏、北克一氏(大阪市立大学大学院
  教授)コーディネーター:湯浅俊彦氏(立命館大学文学部准教授)
 参加費:会員300円・非会員500円 会員でない方の参加も歓迎。当日直接お
  越しください。ただし、満員の場合は入場をお断りする場合があります。
 連絡先:立命館大学文学部 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
  TEL:075-466-3136(研究室直通) FAX:075-465-8188(文学部事務室)

○脚本アーカイブズ・シンポジウム
 「失われた脚本・台本を求めて~文化リサイクルの意義」
 日時:2012年2月15日(水)13:30-17:00
 会場:国立国会図書館東京本館新館講堂
 内容:【座談会】「夢-脚本アーカイブズの、」司会・堀川とんこう氏(演出家)
  参加者・藤村志保氏(女優)山田太一氏(脚本家)中園ミホ氏(脚本家)
  奥山●伸氏(放送作家)【パネルディスカッション】「デジタルアーカイブの
  潮流の中の脚本・台本」司会・吉見俊哉氏(東京大学副学長)パネリスト・
  木田幸紀氏(日本放送協会理事)岡島尚志氏(東京国立近代美術館フィルム
  センター主幹),長尾真氏(国立国会図書館長) 閉会挨拶 秋元康氏(日本放
  送作家協会理事長)(●は、にんべんに光)
 参加費:無料
 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/scripts_archives_symposium.html
 申込・問合先:国立国会図書館総務部総務課広報係(FAX.03-3597-5617
  TEL.03-3581-2331(代表))

○平成23年度日本学校図書館学会学校図書館フォーラム
 主催:日本学校図書館学会
 日時:2012年2月18日(土)13:20~15:25(受付開始13:00~)
 会場:中野サンプラザ(11階ブロッサムルーム)
 テーマ:「学校図書館から子どもたちへ多様な「学び」支援の可能性をひら
  く-社会を力強く生きぬくために何が必要か-」
 提案者(講師):石田有記氏(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課指導
  係長)、野口武悟氏(専修大学文学部准教授)、庄司一幸氏(読書コミュ
  ニティネットワーク代表,藤沢周平の作品を楽しむ会代表)
 参加費:1,000円(資料代を含む)
 詳細HP:http://www.jssls.jp/

○図書館政策セミナー「非正規雇用とは? 自治体の非正規雇用職員制度」
 自治体の非正規雇用職員制度の詳細を理解し、その法的根拠、国の動向、裁
 判判例等を学習して、図書館の非正規雇用職員の状況を把握し、今後のある
 べき方向を探る。
 主催:日本図書館協会
 企画運営:日本図書館協会図書館政策企画委員会
 日時:2012年3月5日(月)13時30分~16時30分
 会場:日本図書館協会2階研修室
 講師:上林陽治氏(公益財団法人地方自治総合研究所研究員)
 参加費:1,000円
 2月28日までにメールあるいはFAXによる事前申込をお願いします。
 申込先:日本図書館協会企画調査部 〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
 Email:kikaku★jla.or.jp  Fax:03-3523-0841

○学習会「地震・津波・原発-子どもからのメッセージ」
 主催:親子読書地域文庫全国連絡会,児童図書館研究会東京支部
 日時:2012年3月10日(土)18:30-20:30
 会場:オリンピックセンターセンター棟304
 お話し:市田真理氏(第5福竜丸記念館学芸員),金谷邦彦氏(紙芝居師)
 会費:500円
 問合先:江森(TEL.03-3950-6168,080-5504-6868)

○21世紀かみしばい学校-子どもとつながれ、紙芝居
 主催:紙芝居文化推進協議会
 日時:2012年4月7日(土)10:30-16:30
 会場:かながわ労働プラザ
 内容:作家が語る真実にせまる絵の力(渡辺享子氏)ぐんと楽しくなる演じ方
 (野間成之氏,菊池好江氏)
 会費:1500円(会員1000円)申込方法:往復葉書で氏名,住所,TELを連絡。
 申込・問合先:紙芝居文化推進協議会(〒231-0013 横浜市中区住吉町2-26
  洋服会館3F TEL.080-5504-6168)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆求人情報
○成23年度滋賀県公立図書館職員(司書)採用選考考査 司書:1名
 受付期間:2012年1月17日(火)~31日(火)(郵送29日(日)消印有効、
  インターネット29日(日)17:00)
 http://www.pref.shiga.jp/boshu/

○足立区立中央,梅田図書館 専門員(非常勤職員)中央:2名 梅田:5名
 応募締切:2012年1月17日(火)17:00必着

○駒澤大学世田谷区内大学図書館 契約社員:5名
 応募締切:2012年1月20日(金)

○小金井市立図書館 非常勤嘱託職員:3名
 応募締切:2012年1月20日(金),23日(月)

○三鷹市立小・中学校 学校図書館司書(嘱託員):若干名
 受付期間:2012年1月23日(月)~30日(月)

○お茶の水女子大学 事務補佐員(非常勤職員):1名
 応募締切:2012年1月30日(月)必着

○北海道大学附属図書館 短時間勤務職員:5~6名
 応募締切:2012年2月6日(月)必着

○東京大学工学・情報理工学図書館 事務補佐員:3名
 応募締切:2012年2月9日(木)必着

○筑波大学附属駒場中高等学校 研究員:1名
 応募締切:2012年2月14日(火)必着

○茨城県立医療大学附属図書館 臨時職員:2名
 応募締切:2012年2月17日(金)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

 

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〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841