=================================================<2023/5/24発信>
JLAメールマガジン 第1136号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報
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◆図書館界ニュース
○「グローバル・マネー・ウィーク2023」が終了~GMW2024の開催に向けて~
「グローバル・マネー・ウィーク(GMW)2023」が、2023年3月11日(土)
から3月31日(金)まで開催された。最終的には、全国で30を超える図書館
で、お金に関する図書(児童書)の企画展示等が実施された。企画展示に
あわせ、金融広報中央委員会(愛称「知るぽると」、事務局は日本銀行)には、
1,000冊を超える関連資料の送付依頼があったという。年度末のご多忙な折、
ご協力をいただけたことは大変有難かったとのこと。
来年も同時期に「グローバル・マネー・ウィーク(GMW)2024」が開催され
る予定なので、今回はスケジュールがあわずに参加を見送った図書館も、参
加のご検討をお願いしたいとのこと。知るぽるとでは、通年で刊行物等の送
付に無料で対応している。刊行物については、在庫があれば、発注から1週
間以内で届くとのこと。
※問合せ先:金融広報中央委員会(事務局:日本銀行情報サービス局内)
Tel:03-3277-1062 Email:post.prd90★boj.or.jp
※★は@に置き換えてください。
○日本図書館協会資料保存委員会『ネットワーク資料保存』No.131を掲載
各都道府県立図書館の県域内市町村立図書館への図書資料の保存の取組
(鬼倉正敏)、牛皮紙作り、やってみた(池内純子)、慶應義塾大学附属研究所
斯道文庫見学記(樋口早苗)、委員会の動き、コラム・付箋をなぜ貼ってはい
けないか?!(眞野節雄)、資料紹介「羊皮紙の世界 薄皮が秘める分厚い歴
史と物語」(宮原みゆき)
※『ネットワーク資料保存』No.131
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/hozon/network/NW131.pdf
※資料保存委員会のページ
https://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/96/Default.aspx
○図書館に関連したラジオ番組(ご紹介)
2023年5月28日、NHKラジオ第2にて図書館と障害者サービスに関連する番
組が放送されます。
番組では、視覚障害当事者でもある杉田正幸氏(国立国会図書館関西館図
書館協力課障害者図書館協力係)が、3月28日に公開した国立国会図書館障
害者用資料検索(愛称:みなサーチβ版)を紹介します。後半では、スクリ
ーンリーダーを用いて「全文検索」でデジタル化画像からOCRにより自動生
成した未校正のテキストデータをダウンロードする方法やれきおん(歴史的
音源)を利用する方法等を紹介しています。図書館での障害者サービスは、
読書バリアフリー法の成立をきっかけにさらに進化し続けています。この番
組で理解を深め、現場等でご活用ください。
・視覚障害ナビ・ラジオ(NHKラジオ第2)
2023年5月28日(日曜) 7時30分から8時00分
(再放送)2023年5月28日(日曜) 19時30分から20時00分
(再放送)2023年6月3日(土曜) 15時15分から15時45分
・詳細URL
https://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/list/47388/
○図書館等公衆送信サービスに関する関係者協議会
以下の3分科会が開催された。
(1) 第4回特定図書館等分科会
4月28日(金)から5月12日(金)まで、書面会議によって開催された。異
動に係る座長の再選出の提案および「図書館等公衆送信サービスに係る特
定図書館等及び利用者に求められる要件等について(案)」のガイドライ
ン案に合わせた修正が議題となった。後者は2022年9月に開催された第2回
関係者協議会で報告された案から大きな変更はなく、保留となっていた部
分の追記や文章の整理が中心であった。協議の結果、一部文章の修正をし
たうえで合意し、5月25日(木)に開催される関係者協議会へ報告すること
となった。
(2) 第12回ガイドライン分科会
5月17日(水)、オンライン会議で開催された。前回分科会で検討課題と
なっていた分量が少ない著作物について、検討WGでの検討状況が報告され、
検討結果を盛り込んだガイドライン最終案が村瀬座長より提示された。協
議の結果、提示されたガイドライン最終案を「図書館等における複製及び
公衆送信ガイドライン」として合意し、5月25日(木)に開催される関係者
協議会へ報告することとなった。
(3)第3回事務処理等スキーム分科会
5月18日(木)、オンライン会議で開催された。まず、異動に係る委員
の交代について確認した。続いて、2022年9月に開催された第2回関係者協
議会で報告された「仮合意事項」をガイドライン案に合わせて修正した
「事務処理等スキーム分科会の合意事項(案)」が立松座長より提示され
た。修正箇所の確認後、送信実績として記録する事項について、権利者側
のオブザーバーの意見も確認し、一部修正することで合意した。これにつ
いて、5月25日(木)に開催される関係者協議会へ報告することとなった。
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◆新聞記事より
○電子図書館を県内初導入 鳥取市[立中央図書館] [「鳥取市電子図書館」]
(日本海2/27)
○人生の助っ人「図書館」活用法 [鳥取]県立図書館 すごろく制作 [「ホ
ンとにやくだつ! ふるさと図書館すごろく」] 進学,就職…節目にマス
豆知識も (朝日〈鳥取〉3/10)
○「子どもに読書習慣を」 鳥取[市]・用瀬[町]の岸本[修]さん 私蔵本で地
域図書館開く [「別府ふれあい文庫」] (日本海3/18)
○来年度から基本計画着手 倉敷市庁舎等再編 中央図書館複合施設棟 (建
設通信2/21)
○待合室に「小さな図書空間」 JR芸備線向原駅 本通じた交流の場に 向
原高[校]の魅力も発信 [「Flat-home」] (中国2/2)
○廿日市市,複合施設を開館 来月1日 体育館,図書館など [市多世代
活動交流センター(愛称・まるくる大野)] (読売〈広島〉2/23)
○学校図書館リニューアル指導依頼 「赤木[かん子]氏にこだわらず」 広島
県教育長 議会[予算]特別委[員会]で見解 (中国3/3)
○赤木[かん子]氏監修のリニューアル事業 図書25万5000冊 60校廃棄 福山
市教[育]委[員会] 学校現場「本が不足」 (中国3/4)
○「図書室利用増え効果」 福山市教育長が強調 「漫画目立ち偏り」指摘も
/ 実績踏まえ赤木[かん子]氏に 福山市[小中学校図書室]図書監修 教育
長が説明 (中国3/7)
○快適な読書をお手伝い 鳴門市の学校図書室 環境整備や読み聞かせ
「[学校図書館]サポーター」活躍 [学校]図書館サポーター制度導入15年
[徳島]県内 配置伸び悩み (徳島2/23)
○[JR]坂出駅北側に拠点設置 [坂出]市 図書館核に公民連携 (建設通信2/
10)
○安藤[忠雄]さん「松山から世界へ」 こども本の森 25年夏 [坂の上の雲]
ミュージアムに併設 建築界のノーベル賞 宙に浮く施設 [松山市] (読売
〈愛媛〉1/26)
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◆集会等のお知らせ
〇《これからの鎌倉の図書館にのぞむこと~公共図書館の存在意義を確認、共
有し、これからの図書館を構想する~》 第3回講演会
日程:5月28日(日)10時~12時(9時半開場)
場所:鎌倉市中央図書館 3階 多目的室
講師:西河内靖泰氏(広島女学院大学非常勤講師)
テーマ:「障害者サービスから始まる公共図書館のかたちとは?~読書バリ
アフリー法の具現化にむけて~」
対象:一般(30名程度)先着順・無料
申込:連絡先:メールtoshokantomodachi@gmail.com (事務局:黒瀬)
主催:図書館とともだち・鎌倉
〇ML(Museum&Library)連携シンポジウム「鬼頭梓の建築から考える図書館の未
来像」
日時:2023年6月10日(土) 13時00分~16時30分
会場:京都工芸繊維大学60周年記念館 1階記念ホール
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
講師:江竜喜代子氏 (元湖東図書館館長,現能登川図書館館長)
佐田祐一氏 (佐田祐一建築設計事務所)
島田潤一郎氏 (夏葉社代表)
松隈洋氏 (神奈川大学教授, 京都工芸繊維大学名誉教授)
趣旨:戦後の図書館建築のパイオニアである鬼頭梓(1925-2008)は、図
書館の設計を通じて、市民一人ひとりに開かれる公共空間のあり方
を鋭く問い続けた建築家だった。公共建築に求められる役割が多様
化するなかで、図書館に託される期待もまた変化していないだろう
か。師である前川國男のモダニズムを継承しつつ、市民の「生活の
根拠地」を求めた鬼頭の建築から、図書館の未来像を考える。
料金:無料
申込:https://www.kit.ac.jp/entry/view/index.php?id=225461
問合せ:附属図書館
075-724-7185
library*jim.kit.ac.jp(*を@に変更してください)
主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館 附属図書館
備考:後日動画配信も予定しています
詳細:https://www.lib.kit.ac.jp/tenji/#symposium2023
展覧会:美術工芸資料館「建築家・鬼頭梓の切り拓いた戦後図書館の地平」
http://www.museum.kit.ac.jp/index.html#exhibition_schedule
〇図書館総合展2023フォーラムin都留文科大学
日時:2023年6月17日(土)13:00~17:00
当日午前中に校内見学会、講演終了後から19:00まで、構内カフェで
懇親会
会場:都留文科大学6号館(山梨県都留市田原3丁目8-1)
参加:無料 ※要事前申し込み
開催方法:会場開催 当日プログラムの一部をZoom配信
アーカイブ視聴希望の方も申込必要
プログラム:【第一部】〈図書館を学ぶ〉から〈図書館と仕事する〉へ─学
生キャリア支援としての図書館関係者ネットワーク
【第二部】「図書館の情報が地域を形作る──山梨から」
主催:図書館総合展運営委員会
https://www.libraryfair.jp/event/2022/119
○学校図書館を考える全国連絡会主催「ひらこう!学校図書館 第26回集会」
2023年7月8日(土)10時30分~15時30分
会場:日本図書館協会2階研修室(同時にzoomでオンライン開催)
記念講演:「いま求められる学校図書館専門職員制度-学図法70周年を的確
な施策の決断の年に-」
講師:塩見昇氏(大阪教育大学名誉教授・元日本図書館協会理事長)
問題提起:「『学校図書館の現状に関する調査』(平成4年度~令和2年度)結
果から」
講師:田中紘一氏(「本があって人がいる学校図書館を願う会」代表、学校
図書館を考える全国連絡会世話人、香川県学校図書館協議会顧問、全
国SLA学校図書館スーパーバイザー)
申込後、全国連絡会より振込などの手続きの連絡がある。
定員:会場60名、オンライン90名。
申込締切:6月30日
参加費:1,000円
集会申込フォーム:https://forms.gle/Lk4xCnVgStVp11kT9および全国連絡会
HP(www.open-school-library.jp)よりお申込みが可能。
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◆求人情報
○宇都宮市立中央図書館会計年度任用職員(図書館司書):1名
応募締切日:2023年6月6日(火)
○佐久市職員採用試験(令和6年4月採用)上級試験:若干名
応募締切日:2023年6月9日(金)
○(福島県)須賀川市中央図書館司書(会計年度任用職員):1名
応募締切日:2023年6月14日(水)
求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
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