日本図書館協会は第11期(2021年度)認定司書18名を公表しました。
【認定司書とは】
認定司書は「司書の図書館における実務経験や実践的知識・技能を継続的に修得した者を評価し,各地域の図書館経営の中核を担いうる司書として日本図書館協会が認定」するものです。2010年より開始し,今までに175名が認定されて全国各地の図書館で活躍しています。今期新たに認定された12名を加えると累計で187名の認定司書が誕生したことになります。
認定の期間は10年であるため,現在認定司書として活躍しているのは今期新たに認定された12名を加えると,全国で157名になります。なお,今年二度目の認定(認定更新)を受けた方は6名になります。
今期新たに認定される司書の名簿は別紙になります。新型コロナウィルスの感染拡大への対応に追われ,多くの研修で開催が中止されたり,期間が短縮されたりと困難な状況でしたが,そうした中でも認定に至った18名は日ごろから高い意識を持って自己研鑽に励んできた司書であるといえます。
認定司書は,現在全国各地の図書館の現場で専門性を発揮して,市民を対象とした図書館サービスの最前線で活躍しています。同時に,図書館司書を対象とした研修会の講師となり図書館の業務や現状について解説する,図書館の置かれている状況や図書館の新しい試みについて雑誌等に執筆し情報発信する,図書館における選書の参考になる図書を紹介する等,地域の図書館活動全体を牽引する活動もしています。認定司書は今後も更なる活躍が期待されています。
日本図書館協会の認定司書事業に関わるページ
「認定司書名簿」
http://www.jla.or.jp/committees/nintei/tabid/210/Default.aspx
日本図書館協会 認定司書事業委員会
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