日本図書館協会は第10期(2020年度)認定司書20名を公表しました。
【認定司書とは】
認定司書は「司書の図書館における実務経験や実践的知識・技能を継続的に修得した者を評価し,各地域の図書館経営の中核を担いうる司書として日本図書館協会が認定」するものです。2010年より開始し,今までに160名が全国各地の図書館で活躍しています。今期新たに認定された15名を加えると,全国で175名の日本図書館協会認定司書が誕生しました。また,二度目の認定(認定更新)を受けた方も本年度は5名誕生しています。
今回,岩手県,福井県で初めて認定司書が誕生し,これにより,青森,徳島,沖縄を除く全国44都道府県で認定司書が活動することになりました。今期新たに認定される司書の名簿は別紙の通りです。
認定司書は,現在全国各地の図書館の現場で専門性を発揮して,市民を対象とした図書館サービスの最前線で活躍しています。同時に,図書館司書を対象とした研修会の講師となり図書館の業務や現状について解説する,図書館の置かれている状況や図書館の新しい試みについて雑誌等に執筆し情報発信する,図書館における選書の参考になる図書を紹介する等,地域の図書館活動全体を牽引するといった活動もしています。認定司書は今後も更なる活躍が期待されています。
日本図書館協会の認定司書事業に関わるページ
「認定司書名簿」
http://www.jla.or.jp/committees/nintei/tabid/210/Default.aspx
日本図書館協会 認定司書事業委員会
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