第10期 「認定司書」申請(更新申請を含む)を 受け付けます
第10期「認定司書」申請(更新申請を含む)を受け付けます
日本図書館協会認定司書事業委員会
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日本図書館協会による第10期(2020年度)「認定司書」の申請を,申請要項にもとづき受け付けます。また,すでに認定された方の更新申請も,新規申請の方とあわせて多くの方の申請をお待ち申し上げます。
認定司書制度は,司書全体の研鑽努力を奨励するとともに,司書職のキャリア形成や社会的認知の向上に資することをねらいとして2010年度に開始した制度です。具体的には,司書の専門性の向上に不可欠な図書館の実務経験や,実践的知識・技能を継続的に修得した者を,理事長によって指名された審査会が審査し,公立図書館及び私立図書館の経営の中核を担いうる司書として公的に認定する(「日本図書館協会認定司書事業委員会規程」)ものです。
この制度により,第9期認定審査(2019年4月1日付け認定)までに,160名(認定更新3名を含む)の認定司書が誕生しています。新規に認定された方には1から始まる4桁の認定司書番号が付与され,協会ウェブサイト掲載の認定司書名簿に記載されることになります。また,近年は6月の代議員総会の議事終了後に認定証交付式,さらに交流会が開催されており,認定された方が多数参加しています。そして,認定司書の皆さんには認定司書制度のロゴマークをデザイン化したバッジと名刺用シールを作成し,お配りしておりますので,制度の普及と認知度の向上に向けて,どうぞご活用ください。
さて,第9期審査の結果,富山県で初めて認定司書が誕生して,42都道府県で認定司書が活躍しています。すべての都道府県で認定司書が活躍することを期待しておりますので,認定司書がまだいない5県の図書館員の方はぜひ申請をご検討ください。同時にすでに認定された地域におかれても,認定された方々に続いて申請いただき,そして認定司書となって地域の図書館を牽引していくことを期待しております。
本年6月代議員総会にて役員選任が行われましたが,新たに選出された業務執行理事のうち蛭田廣一氏(認定司書第1024号)と常務理事高橋正名氏(認定司書第1017号〕は第1期の認定司書です。このように,認定司書は,図書館を牽引していく集団となっています。この集団が広がることでさらに多くの図書館が活性化し,そして司書に対する社会的認知が向上していくことにつながっていきます。ぜひ多くのいわゆる公共図書館員にこれまでの自己研鑽を確認するとともに,さらなる活躍の契機となる認定司書の輪に加わっていただければと存じます。
最後になりますが,協会公式ウェブサイトではこの制度の説明や審査に関わる規程類,申請書類記入マニュアル等を掲載しております。なお,ご不明な点がございましたら,以下へメールでお問い合わせください(ただし,内容によっては,回答に1週間程度かかることがありますので予めご了解願います)。なお,関係する書類は毎年細かな変更が加わっておりますので,申請の際には必ず最新のものをご確認ください。
日本図書館協会 認定司書事業委員会
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