第2回「認定司書」申請の受付を開始します

日本図書館協会による第2回（2011年度）｢認定司書｣の申請を受け付けます。

　この認定司書制度の趣旨は、「日本図書館協会認定司書審査規程」によれば、次のようなものです。

　司書の専門性の向上に不可欠な図書館の実務経験や，実践的知識・技能を継続的に修得した者を，理事長によって指名された審査会が審査し，公立図書館及び私立図書館の経営の中核を担いうる司書として公的に認定する制度です。 あわせて司書全体の研鑽努力を奨励するとともに，司書職のキャリア形成や社会的認知の向上に資することをねらいとしています。

　この制度により，昨年度の第1回認定審査では37名が認定されました。その名簿と審査報告は図書館雑誌7月号に掲載するとともに，協会ホームページでも公表しております。雑誌上には、今回認定された方の中から3人に寄稿していただきました。申請の動機や留意点、さらには制度への期待などを知ることができますので，参考にされると良いでしょう。

　ぜひ要件を満たす方々は，以下の募集要項を熟読のうえ、ふるって申請していただきたいと存じます。また、現時点では充足されていない方も、研修等の受講による自己研鑽を重ねて、いずれは認定を受けられるよう、ご努力いただければ幸いです。

　今後，認定司書事業委員会としても，制度のさらなる普及を図りつつ，認定の意義が広く理解されるよう認定司書の活動を支援してまいります。そして，これを継続させることで，十分な知識・技能そして意欲をもって図書館に勤務する司書の安定的な雇用が確保され，わが国の図書館全体の振興につながるよう努力していく所存です。

　なお、協会ホームページの認定司書事業委員会のページに，この制度の説明や審査規程，審査会内規，記入要領等のマニュアル類を掲載しております。ご不明な点がございましたら，以下ヘメールでお問い合わせください。（ただし，内容によっては，回答に1週間程度かかることがありますので，予めご了承願います。）