「図書館等公衆送信サービス」説明会:法施行を受けて
2021年6月に公布された「著作権法の一部を改正する法律」が2023年6月1日に施行されました。また、施行に合わせ、図書館等公衆送信サービス関係者協議会で検討されていた
「図書館等における複製及び公衆送信ガイドライン」が、5月25日(木)に開催された第3回関係者協議会において承認されました。本ガイドラインは、従前から行われていた図書館等における複写サービスに加えて、令和3年改正法によって追加された特定図書館等における公衆送信サービスに関する法令の解釈とその運用について定めたものです。制度趣旨、「図書館資料」の定義、サービス主体、対象となる著作物の範囲、利用対象外となる図書館資料など、本サービスに関わる事項について定めています。
これらのことを受けて、法改正の背景や概要、特定図書館等に求められる要件、本ガイドラインの内容や留意点などを説明し、各特定図書館が本サービスを開始するための機会としてまいります。
※説明会資料を掲載しました(7/12)
※アーカイブを配信しました。当面の間、公開いたします。(7/13)
※ご質問の受付は終了しました。(-7/20まで)
日時、会場、定員、申込方法
主催:図書館等公衆送信サービスに関する関係者協議会
日時:2023年7月13日(木) 15時00分~16時30分
開催形式: YouTubeによるオンライン配信
※当日の質疑応答はありません。
説明会終了後に質問フォームで受け付けます。
※ライブ配信終了後、アーカイブを配信します。
定員:上限なし
申込方法:申し込みは不要です。上記リンクよりアクセスしてください。
受講対象者
図書館等公衆送信サービスの実施を検討している図書館等
内容、講師
〈内容〉
・法改正の背景~法改正で目指したものは?~
・改正の概要と公衆送信サービスのイメージ
・特定図書館等に求められる要件
・ガイドラインについて
・補償金について
・図書館等公衆送信サービスに関する関係者協議会
〈講師〉
・小池信彦(関係者協議会共同座長/日本図書館協会著作権委員会委員長)
・村瀬拓男(関係者協議会共同座長/日本書籍出版協会図書館権利制限対策PT座長)
質問受付フォーム
ご質問の受付は7月20日(木)17:00をもって締め切りました。
本件問い合わせ先
日本図書館協会事務局(e-mail: chosakuken☆jla.or.jp)
(☆は「@」に変えて送信してください。)