日本十進分類法のLinked Data形式化に係る国立国会図書館との共同研究について
日本十進分類法(NDC)の今後の活用方法を検討するため、日本図書館協会(JLA)は、
2015年4月から国立国会図書館(NDL)と共同でNDCのLinked Data化の共同研究を開
始しました。今回の共同研究は、2015年2月19日に、NDLとJLAの間で取り交わした
「日本十進分類法のLinked Data形式化に係る共同研究に関する協力の覚書」に基づい
て行っています。概要は次のとおりです。
・NDC新訂8版及び9版機械可読ファイル(MRDF)のデータをJLAが研究対象として
NDLに提供します。
・研究対象データをもとに、NDL及びJLA分類委員会はLinked Data形式化に関する研
究を協力して行い、NDC新訂8版及び9版のLinked Data形式のデータを作成します。
・研究成果はJLAに帰属します。研究成果のオープンデータ化については未定ですが、
共同研究の中でその方法等について調査を行います。
・共同研究の期間は、2015年4月から2016年3月末までです。
*Linked Dataとは、ウェブ上におけるデータの提供及び共有に適した形式のデータで
す。図書館関係のデータをLinked Data化し、オープンデータとして公開する様々な取り
組みが行われています。
(参考)使う・つなげる:国立国会図書館のLinked Open Data(LOD)とは
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/standards/lod.html