================================================<2025/3/26発信>
　          JLAメールマガジン 第1223号
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編集発行：公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼

■JLAからのお知らせ
・児童青少年委員会『ニューズ・レター』No.32が発行されました
・日本図書館協会、7月より中堅職員ステップアップ研修（2）を実施

■連載：輪島市立図書館のその後（第3回）：「仮設図書館　市民の憩いの場として」

■図書館界ニュース
・内閣府、官報を閲覧できる都道府県の図書館を公表
・文部科学省、令和7年度「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体（個人）文部科学大臣表彰」の表彰者を発表

■新聞記事から

■集会等のお知らせ
・三田図書館・情報学会第195回月例会

■事務局からのお願い
・異動の時期です！会員情報に変更のある方は確認をお願いします！

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◆JLAからのお知らせ

〇児童青少年委員会『ニューズ・レター』No.32が発行されました
　2025 年2月3日に行われましたルポライター飯田一史氏によるセミナーの特集号です。テーマは「若者は読書しないのか！？中高生世代の読書実態と公共図書館担当者に期待すること」でした。なお、セミナーの模様は、2月6日～3月10日アーカイブ配信を行いました。 
　Ⅰ「セミナー開催報告」　鹿野詩乃（児童青少年委員会委員） 
　Ⅱ YAセミナーを受講された方から 
　（1）「『若者は読書しないのか！？中高生世代の読書実態と公共図書館担当者に期待すること』に参加して」 片田あゆみ（公共図書館職員）
　（2）「飯田一史さんのセミナーを受講して」富田淳（さいたま市立北浦和図書館）
　（3）「「居場所とは？」「読書とは？」」服部紗香（都城市立図書館） 
　※ https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jidou/Newsletter32.pdf

〇日本図書館協会、7月より中堅職員ステップアップ研修（2）を実施
　７年以上の司書実務の中で、さまざまな課題と向き合い、考え、葛藤し、乗り越えてきた経験を持つ皆さんが、互いに学び研鑽しあうことで、知識・スキルの向上を目指す研修です。2025年度はオンライン＋一部対面で実施します。
　講師陣は次のとおり（敬称略・五十音順）。
　飯野勝則（佛教大学図書館）今満亨崇（日本貿易振興機構アジア経済研究所）植村八潮（専修大学）梅澤貴典（中央大学）熊谷慎一郎（宮城県図書館）小林隆志（鳥取県立図書館）是住久美子（田原市図書館）佐藤翔（同志社大学）塩崎亮（聖学院大学）高倉暁大（近畿大学ビブリオシアター）高橋真太郎（鳥取県立図書館）竹田芳則（奈良大学）田辺智子（早稲田大学）間部豊（帝京平成大学）山崎博樹（知的資源イニシアティブ）
　【期日】2025年6月9日（月）オリエンテーション
　　　　　2025年7月7日（月）～10月15日（水）［12日間24科目］
　【開催方法】4科目対面（日図協研修室）、20科目オンライン（Zoom）で開催します
　【定員】20名　【申込締切】5月14日（水）（必着）＊定員になり次第締め切り
　【受講料】全科目(一般)96,000円/(正会員)84,000円
　　　＊領域単位受講可だが全科目受講が望ましい
　【詳細HP】https://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/1123/Default.aspx
※前号第1222号でのお知らせにあたり、【詳細HP】のURLに不足がありました。お詫びして訂正いたします。

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◆連載：輪島市立図書館のその後（第3回）「仮設図書館　市民の憩いの場として」

　新しい仮設図書館でよく聞くのが、「広くなった」という言葉です。実際は、以前の市立図書館の公開スペースと面積は大きく変わっていません。書架間の通路を広くとる、いすや机、下足できるマットを置いて滞在スペースを多くしたことが、「広くなった」という印象に繋がっていると思います。
　利用者の利用傾向も大きく変わりました。市立図書館では借りてすぐ帰るという利用者がほとんどでした。しかし新しい仮設図書館ではゆっくり館内を歩き回って本を吟味したり、椅子に座って雑誌を読んだり、机に一日中向かって勉強をしたりと、滞在時間が長い利用者が増えました。
　イベントを開催するための集会スペースはなく、おはなし会や読書会など、これまで市立図書館で行われていた行事は全て中止しています。事務室には応接スペースや水場がなく、打ち合わせは学習スペースの一角で行い、館内清掃で水が必要な時は、屋外の散水栓まで行き水を汲みます。
　仮設とはいえ新しい場所に移転したため改善した点もありますが、やはり仮設ということで図書館として適切な運用ができない部分もあります。
しかしながら、市民の憩いの場として再出発できた喜びは大きいです。（輪島市立図書館　堂ケ口真奈様からの投稿／2025.3.9受領）

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◆図書館界ニュース

〇内閣府、官報を閲覧できる都道府県の図書館を公表
　2025年4月1日に「官報の発行に関する法律」が施行される。これまで紙で発行されていた官報が電子化され、官報発行サイトに掲載される電子データが官報の正本となる。
　内閣府は、インターネットを利用できない方のための手段として、官報を閲覧できる都道府県立図書館を公表した。各図書館では官報発行サイトを閲覧することができる。
　※内閣府「官報の電子化について」
　https://www.cao.go.jp/others/soumu/kanpo/about/kanpo_about.html

〇文部科学省、令和7年度「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体（個人）文部科学大臣表彰」の被表彰者を発表
　文部科学省は、「子供の読書活動優秀実践校・園」として35園と136校、「子供の読書活動優秀実践図書館」として43館、「子供の読書活動優秀実践団体（個人）」として46団体、個人2人を表彰を行うこととした。2025年4月23日(水)13：00より、「子ども読書の日」記念子どもの読書活動推進フォーラムにおいて表彰式を行う。
※文部科学省HP：令和7年度「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体（個人）文部科学大臣表彰」を行います
　https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01485.html

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◆新聞記事から

○中心市街地再活性化期待も　四日市市政の課題　図書館移転計画は「白紙」 (伊勢11/13)

○学校に出かけて本の楽しさPR　高砂市立図書館　米田小[学校]の「[よねだブック]フェス[ティバル]」にも協力　職員が出前講座　クラス単位で貸し出し　中身秘密の袋入り本　　　(神戸〈東播〉11/26)

○[姶良市役所]加治木支所の新庁舎が開庁　交流，防災拠点に　[加治木図書館は2025年２月オープン]　(南日本11/26)

○伊達市立図書館が改修　「[図書館]まつり」でオープン祝う　(福島民友12/3)

○本棚のオーナーはあなた　「まちかど図書館」長野[市]にオープン　かつてはボタン屋　[長野]県立大[学]生も運営に参加　多様な関心が交差「街のにぎわいの核に」　[「まちかど図書館ぼたん」]　(朝日〈長野〉12/3)

○阿南市　新図書館蔵書30万冊に　旧館の[約]2・5倍　30年度開館目指す　(徳島12/3)

○郡山市中央図書館の命名権取得　アサカ理研　[「アサカ理研郡山中央図書館」に] 　(鉄鋼12/5)

○綾瀬市の図書館　中心市街地に新築　規模は4000平方メートル　(建設通信12/6)

○愛称「ゆんラボ・未来館」　[沖縄県]読谷[村]　[（仮称）読谷村総合]情報センター来年10月開館　饒波[亮汰]さん「親しみ持って」　(沖縄タイムス12/7)

○大型市立図書館新設へ　横浜市が再整備方針　既存館の規模拡大も　(東京〈横浜〉12/13)

○非正規司書継続雇用訴え　[日本]図書館協会　雇い止めを懸念　(読売12/14)

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◆集会等のお知らせ

〇三田図書館・情報学会第195回月例会
【日時】2025年4月12日（土）10：00～12：00
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス南校舎4階445教室（オンライン配信併用）
【テーマ】The Computational Study of Reader Response（読者反応の計算機的研究）
【発表者】Dr. Federico Pianzola（Assistant Professor of ComputationalHumanities, Center for Language and Cognition, University of Groningen, The Netherlands）
【概要】印刷された書籍のコレクションは何世紀にもわたって発展・維持されてきましたが、一般読者の書籍に対する反応が体系的に記録されることはほとんどありませんでした。その結果、人々が読書中に何を考え、何を感じているのか、そして本が彼らにどのような影響を与えているのかについて、私たちはほとんど知ることはなかったのです。しかし、21世紀になり、読者の生活についてこれまでになかったような洞察をもたらしてくれる膨大なデータが、読書や書評の投稿に使用されるデジタルプラットフォームから得られるようになりました。本講演では、さまざまなプラットフォームや言語を比較しながら、オンライン上のコメントや書評が、10代の若者の読書のあり方や、フィクションが彼らの人生に与える影響について何を明らかにできるのかを示します。さらに、数千件に及ぶコメントや書評を分析するための計算機的手法を用いることで、プラットフォーム、読書コミュニティ、言語、文化の違いを超えた一般的なパターンを明らかにします。
　※英語（通訳なし）での発表になります。
【詳細】https://mslis.jp/monthly_meeting/195/
【参加申込】https://mslis-m195.peatix.com/

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◆求人情報

〇東京家政大学図書館　業務補助員（図書館司書）募集：1名
　応募締切日：2025年3月31日（月）17時

〇小金井市立図書館 会計年度任用職員（月額制）図書館業務　募集：1名
　応募締切日：2025年4月4日（金）

〇共立女子中学高等学校図書室　臨時職員　募集：1名
　応募締切日：2025年4月12日（土）

〇埼玉県志木市役所　一般事務職（司書）　正職員募集：若干名
　応募締切日：2025年4月14日（月）

〇東京都公立大学法人　令和７年7月1日付採用　正規職員（司書）募集：1名
　応募締切日：2025年4月15日（火）

〇神奈川大学 横浜図書館 　閲覧業務（閲覧スタッフ）　契約社員追加募集：1名
　応募締切日：2025年4月16日（水）

〇学校法人上智学院　専任職員募集：若干名
　応募締切日：2025年4月30日（水）

〇広島修道大学図書館　契約職員募集：1名
　応募締切日：2025年5月15日（木）


求人情報の詳細は下記でご覧ください。
　https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆事務局からのお願い

〇異動の時期です！会員情報に変更のある方は確認をお願いします！
　会員の皆様には「会員ポータルサイト」への情報の確認をお願いしています。異動、転居等、会員登録情報に変更がありましたら必ずご修正をお願いします。
　また、メールアドレスの登録、変更に御協力ください。
　なお、ご住所の変更に伴い「代議員選挙区」も変更になる場合は、必ず併せてご変更をお願いします。
　会員登録情報の変更についてご不明な点があれば、会員係に御連絡ください。協会ウェブサイトからの変更申請も可能です。
　https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx
  ※会員係　somu★jla.or.jp（★を＠（半角）に置き換えてください）


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