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　          JLAメールマガジン 第1213号
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編集発行：公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼

■JLAからのお知らせ
・植松理事長より年頭のご挨拶
・『図書館雑誌』１月号（56ページ・定価1026円）のお知らせ

■図書館界ニュース
・国立国会図書館、シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」の動画公開
・輪島市立図書館、新たな仮設図書館に移転して開館
・文化庁、「著作権Q＆A～教えてぶんちゃん～」の掲載を再開

■新聞記事から

■集会等のお知らせ
・横浜市図書館ビジョン第6回学習と交流のつどい
・2024年度　児童図書館研究会全国学習会　福岡学習会「つなぐ」　子ども・本・ひと

■事務局からのお願い
・会員情報の確認をお願いします！

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◆JLAからのお知らせ

○植松理事長より年頭のご挨拶
　新年おめでとうございます。本年が皆様と図書館にとって、良き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。2024年が元日の能登半島地震に始まり自然災害の多発した年であっただけに、穏やかな年であることを願います。
　さて本年は21世紀の第一四半世紀、節目の年です。この25年を振り返りますと、図書館界のみならず、社会の潮流はデジタル化、デジタルトランスフォーメーションの進展であったといえます。新型コロナウイルス感染症の拡大期には、老若を問わずITスキルの向上が求められ、デジタル化、オンライン化が加速しました。更に近年は、生成AI（生成系人工知能）が実用レベルで利用され、社会の幅広い領域で大きな変化を促すと予測されています。
　一方で、SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）がコミュニケーションツールから情報流通の基盤になるに伴い、若年層を中心に過度な依存が指摘されるとともに、人を惑わすために真実に見せかけたフェイクニュースが拡散，社会に混乱をもたらすケースが増えています。今後、生成AIを用いた真贋の判定が難しい情報の増加が危惧されます。こうした時にあって、複数の目を経た本と知識と技術を有する司書とを備えた図書館はセーフティネットとして重要です。
　文化庁が2024年9月に公表した令和5年度「国語に関する世論調査」結果では、「あなたは現在、１か月に大体何冊くらい本を読んでいますか。電子書籍を含みますが、雑誌や漫画は除きます」の問いに対し、16歳以上の回答者3,600人弱のうち62.6％が「読まない」と回答しています。高校生の不読率も高い比率で推移しています。
　図書館は本を読む人がいて成立します。図書館が先頭になってさまざまな読書機会の提供、読書環境の醸成に取り組み「本を読む人」を増やしていきましょう。本を読む人が増えれば、本で確かめる人、図書館で調べる人が増えます。
　文部科学省は、昨年度の「書店・図書館等関係者における対話の場」に続くものとして、令和６年度補正予算で「図書館・学校図書館と地域の連携協働による読書のまちづくり推進事業」を措置しました。読書のまちづくり推進事業と、図書館・関係機関等の連携促進に向けた調査研究を内容とします。
　また、「図書館・学校図書館の運営の充実に関する有識者会議」が先の12月に発足しました。
本協会は、これらの事業や議論の動向を注視し、必要に応じ適切な対応をしていきます。
　旧年中のご高配に御礼申し上げ、本年も、本協会の活動にご支援、ご協力、ご指導賜りますようお願いいたします。

○『図書館雑誌』1月号（56ページ・定価1026円）のお知らせ
　◇新春エッセー「図書館の発見について」（アンナ・ツィマ）
　◇特集「トピックスで追う図書館とその周辺」
　・個人情報保護法の変遷と図書館
　　－令和２年及び３年改正を踏まえて（新保史生）
　・調査基盤としてのレファレンス・サービス－科学・医療分野のレファレンス・サービスに対する社会的ニーズ（渡辺真希子）
　・「みなサーチ」１年の歩みと活用のすすめ（本田麻衣子）
　・1000万冊のストーリー－東京大学附属図書館における蔵書1000万冊達成を記念した広報事業について（近藤真智子）
　・足立区立中央図書館の未返却図書資料対策プランについて（高橋冬子）
　・行政支援サービスの軌跡（徳安由希）
　・書店支援で市民と図書館が連携（伊端隆康）
　・千葉市図書館情報ネットワーク協議会のご紹介－館種を超えた地域の図書館ネットワーク（吉野知義）

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■図書館界ニュース

○国立国会図書館、シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」の動画公開
　国立国会図書館は、米国議会図書館からJ・マーク・スウィーニー首席副館長をお招きし、令和6年9月24日にシンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」を開催しました。このシンポジウムの動画を国立国会図書館公式YouTubeチャンネルで公開しました。
※動画：（日本語版）
　https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvKjMC1JnVu-BQB99nw1fUdHuUqqAzFf
（英語版）https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvKjMC1JnVuzpra8_m8Np091PMbkbM6a
※基調講演の動画で放映されるプレゼンテーション資料は英語版です。日本語版は、以下のシンポジウム詳細ページを参照してください。
シンポジウム詳細：https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20240924sympo.html

○輪島市立図書館、新たな仮設図書館に移転して開館
　令和6年能登半島地震の影響により、長らく臨時休館していた輪島市立図書館が、2024年5月に、隣接する「道の駅輪島ふらっと訪夢」においてサービスの一部を再開していたが、2024年12月21日、輪島市内のショッピングセンター・ワイプラザ別棟内に新たな仮設図書館として、移転して開館しました。
　※輪島市図書館トップページ（輪島市）
　https://www.city.wajima.ishikawa.jp/docs/lib/

○文化庁、「著作権Q＆A～教えてぶんちゃん～」の掲載を再開
　文化庁では、著作権に関するさまざまな疑問について、著作権制度の基本的な考え方をＱ＆Ａ方式で解説するサイトを再開した。カテゴリ別、フリーワード検索が可能になっています。
　※著作権Ｑ＆Ａ～教えてぶんちゃん～　https://saiteiseido.bunka.go.jp/chosakuken_qa/

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◆新聞記事から

○「アクセシブルライブラリー」　導入自治体100件超に　メディアドゥ　(新文化9/26)

○〔数字は語る〕[2023年]児童書の[推定]販売金額　863億円　絵本にワクワク　世代を超えて(朝日10/1)

○蔵書点検ロボット導入　[岩手県]平泉・町学習交流施設「エピカ」　「べんけーくん」　業務の効率化期待　 [平泉町立図書館　図書館蔵書管理システム「KoKoBoシステム」]　(岩手日報9/8)

○デジタル化資料運用開始　東北大[学総合知デジタルアーカイブ　トゥーダ（ToUDA）]　[夏目]漱石の旧蔵書も手軽に　(読売〈宮城〉9/11)

○効果に手応え「読書のまち」　[キラリと光る読書のまち野木]宣言、[町民の読書活動の推進に関する]条例施行から10年　家庭で，図書館で，学校で…取り組み　「おはなし給食」も開始　利用者増え年齢層拡大　[野木]町[立]図書館長　寺内由一さんに聞く　[栃木県]　(下野9/15)

○年度内に組合設立認可　前橋市千代田町の再開発　２街区総延べ4万㎡超　[図書館など]  (建設通信8/8)

○〔ぐんない〕本との出合い　学生に　都留[市]の書店[ブックスステーション]　[都留文科]大学図書館で出張販売　(山梨日日8/21)

○[山梨]英和大学生推薦　30冊の本を展示　山梨市立図書館　[サークル「LIKE」] 　(山梨日日9/1)

○同志社大[学]の解体工事なに？　“新時代図書館”に建て替え　吹き抜け　巨大な書架、全ての本を開架　(京都10/2)

○図書館巡ってグッズゲット　[図書館へ行こう！]キャンペーン　47カ所で実施　[鳥取県内]　(日本海10/4)

○「図書館バッグ」劣化で半数使えず　市民団体[「さわやかグループ」]が500点作り寄贈　筑後市[立図書館]　(西日本9/28)

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◆集会等のお知らせ

○横浜市図書館ビジョン第6回学習と交流のつどい
【テーマ】公立図書館のゆくえ：公共施設等総合管理計画やＰＦＩから見た横浜市立図書館
【日時】2025年2月3日（月）18：30～20：30
【会場】かながわ県民センター711会議室（横浜駅西北口歩３分）
【講師】松本直樹氏（慶應義塾大学教授）
【主催】横浜市図書館ビジョンを考える市民連絡会
【問合せ、申込】塚田　yu01tsukada★icloud.com（★を@に置き換えてください））
　電話：090-8840-9835

○2024年度　児童図書館研究会全国学習会　福岡学習会「つなぐ」　子ども・本・ひと
【日時】2025年2月16日(日)・17日(月)
【会場】福岡リーセントホテル
　　　　　福岡市東区箱崎2丁目52番1号（福岡市地下鉄箱崎宮前駅下車徒歩４分）
【定員】200名
【参加費】会員7,000円（2月16日のみ　5,000円　2月17日のみ　3,000円）
　　　　　非会員8,000円（2月16日のみ　5,500円　2月17日のみ　3,500円）
　　　　　2月16日　基調講演のみ　1,500円
【主催】児童図書館研究会福岡支部　福岡学習会実行委員会
　　　　　j.fukuoka2024★gmail.com（★を@に置き換えてください）
【内容】
　基調講演　　「手紙を書くように物語を綴る」児童文学作家　村山早紀氏
　第１分科会　「本を選ぶ」川上博幸氏（元枚方市立図書館）
　第２分科会　「タブレット時代の学校図書館」野口武悟氏（専修大学文学部教授）
　第３分科会　「読書のバリアフリー」成松一郎氏（有限会社 読書工房代表）
　第４分科会　「図書館とゲーム」高倉暁大氏（丸善雄松堂　近畿大学ビブリオシアター）
　第５分科会　「先輩に学ぼう」汐﨑順子氏（慶応義塾大学非常勤講師）河井律子氏　白根恵子氏（児童図書館研究会福岡支部）
【申込】2025年２月７日（金）　定員になり次第締め切り
【詳細】以下のホームページをご確認ください。
　全国学習会案内にある申込みフォームからお申込みいただけます。
　※児童図書館研究会　https://www.jitoken.jp/

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◆求人情報

〇京都府職員採用選考試験：若干名
  応募締切日：2025年1月15日（水）

〇公益財団法人広島市文化財団　事務職員（司書・係長級）募集（職務経験者対象）：若干名
  応募締切日：2025年1月17日（金）

〇草加市立中央図書館　図書館司書（会計年度任用職員）募集：若干名
  応募締切日：2025年1月17日（金）

〇令和６年度久留米市職員採用試験会計年度任用職員（司書職）：2名
  応募締切日：2025年1月18日（土）

〇同志社国際中学校・高等学校 契約職員募集：2名
  応募締切日：2025年1月20日（月）

〇神戸大学附属図書館　事務補佐員募集：若干名
  応募締切日：2025年1月22日（水）17時

〇中山道みたけ館御嵩町図書館　図書館司書（会計年度任用職員）募集：1名
  応募締切日：2025年1月24日（金）

〇【2025年4月1日付採用】中札内村図書館　司書募集：1名
  応募締切日：2025年1月26日（日）

〇学校法人トキワ松学園　横浜美術大学非常勤職員（図書館）公募：1名
  応募締切日：2025年1月27日（月）

〇千葉大学附属図書館（本館）　事務補佐員募集：3名
  応募締切日：2025年1月27日（月）17時

〇千葉大学附属図書館（亥鼻分館）　事務補佐員募集：1名
  応募締切日：2025年1月27日（月）17時

〇練馬区立図書館　図書館専門員（会計年度任用職員）募集：若干名
  応募締切日：2025年1月30日（木）17時

〇名古屋経済大学　大学事務職員（図書館職員）募集：1名
  応募締切日：2025年1月31日（金）

〇２０２５年度　豊明市立図書館パートタイム会計年度任用職員募集：2名
  応募締切日：2025年2月4日（火）

〇一宮研伸大学　職員募集（図書館業務を主に担当）：2名
  応募締切日：2025年2月5日（水）

〇国立新美術館 特定専門職員（司書）募集：1名
  応募締切日：2025年2月6日（木）17時

〇東京女子体育大学東京女子体育短期大学附属図書館　非常勤職員募集：1名
  応募締切日：2025年2月10日（金）

〇習志野市立中央図書館　会計年度任用職員募集（司書）：1名
  応募締切日：2025年2月10日（金）

〇公益財団法人日本近代文学館　資料整理スタッフ募集：1名
  応募締切日：2025年2月15日（土）

求人情報の詳細は下記でご覧ください。
　https：//www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆事務局からのお願い

〇会員情報の確認をお願いします！
　会員の皆様には「会員ポータルサイト」への情報の確認をお願いしています。会員登録情報に変更がありましたら必ずご修正をお願いします。また、メールアドレスの登録に御協力ください。
　なお、ご住所の変更に伴い「代議員選挙区」も変更になる場合は、必ず併せてご変更をお願いします。
　会員登録情報の変更についてご不明な点があれば、会員係に御連絡ください。協会ウェブサイトからの変更申請も可能です。
　https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx
  ※会員係　somu★jla.or.jp（★を@に置き換えてください）

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