南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2024/11/01

第1197号

================================================<2024/9/4発信>
           JLAメールマガジン 第1197号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2024 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます
  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼

■JLAからのお知らせ
・増刷出来ました!『学校図書館とマンガ』
・『図書館雑誌』9月号のお知らせ
・第26回図書館総合展に出展します
・第110回全国図書館大会長崎大会、申込受付中!

■図書館界ニュース
・文部科学省、令和7年度概算要求資料を公開
・日本図書館情報学会の出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」シリーズ
・放送大学、図書館における視覚障害者等へのサービスの充実や職員のスキル向上に向けた番組を再放送

■新聞記事から

■集会等のお知らせ
・金沢大学資料館 「被災文化財救援フォーラム金沢2024」
・三田図書館・情報学会第194回月例会
・文字・活字文化推進機構「読書バリアフリーサポーター養成講座」
・日本図書館研究会「研究例会」「図書館学セミナー」

■求人情報

■事務局からのお願い
・施設会員の皆様へ
・会員情報の確認をお願いします

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◆JLAからのお知らせ

〇増刷出来ました!
『学校図書館とマンガ』(JLA Booklet no.11)
 高橋恵美子・笠川昭治著 日本図書館協会刊 2022.10
 A5判 77p 定価1,000円(税別)
 ISBN:978-4-8204-2208-2
 http://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000599/Default.aspx

〇『図書館雑誌』9月号(52ページ・定価1026円)のお知らせ
  特集「まちライブラリーの今」
 ・まちライブラリーの軌跡、現況、展望と考察
  -個人と組織が連携した生活文化の創造(礒井純充)
 ・里山型まちライブラリーの模索-まちライブラリー@My Book Station茅野駅の事例(西山有子)
 ・本を媒介とした人の居場所-まちライブラリー@MUFG PARKからの考察(藤井由紀代)
 ・まちライブラリー利用者が主役になれる場-まちライブラリー@もりのみやキューズモールの事例報告(小野千佐子)
 ・海士町発!地域とつくる島まるごと図書館(磯谷奈緒子)
 ・マイクロライブラリーの受容と変遷-図書館サービス「リブライズ」12年の運営を経て(河村奨)
 2022-2025年度代議員(個人会員選出及び団体会員選出)補欠選挙の公示(日本図書館協会選挙管理委員会)

〇第26回図書館総合展に出展します
 2024年11月5日(火)~7日(木)にパシフィコ横浜で開催される図書館総合展に今年も出展します。出展の内容等は、協会のInstagramに随時載せる予定ですので、ご覧ください。
 ※日本図書館協会公式Instagram https://www.instagram.com/japanlibraryassociation/

〇第110回全国図書館大会長崎大会、申込受付中!
 2024年11月30日(土)・12月1日(日)、長崎市を会場に、「図書館がつなぐ 人・まち・ミライ」をテーマに、オンラインと一部対面方式で開催します。
 大会Webサイトでは、各分科会の内容をご案内しています。また、対面参加の方は、初日に懇親交流会を開催しますので、併せてご参加お待ちしています!
 ※第110回全国図書館大会長崎大会Webサイト https://www.110th-library.com/

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◆図書館界ニュース

〇文部科学省、令和7年度概算要求資料を公開
 文部科学省は、令和7年度の予算において、「読書活動総合推進事業」として、「図書館・学校図書館等を活用した読書活動の推進」、「司書教諭講習の実施」「「子ども読書の日」の理解促進」「読書活動の推進等に関する調査研究」に加え、「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太の方針2024)を受け、「図書館、学校図書館、書店等の連携協働による図書のまちづくり推進事業」を新規事業を概算要求に盛り込んでいる。
 「図書館、学校図書館、書店等の連携協働による図書のまちづくり推進事業」には、関連経費4100万円を予算化しており、以下の2項目が挙げられている。
①読書のまちづくり推進事業
 自治体・教育委員会、図書館や関係機関、書店等の民間企業等が参画する「協議会」を設置し、連携協働の取組により地域の活性化に資する読書を通じたまちづくりのモデルを構築する。
②図書館・書店等連携促進に向けた調査研究
 図書館において同一書籍を複数所蔵する「複本」や装備費負担、地元書店からの書籍購入の状況等、図書館と書店が連携を図る上で課題とされる事項について現状を把握するため、全国の実態調査を実施し、分析等を行う。
 どちらも委託事業が想定されており、①が6箇所、②が1箇所となっている。
※令和7年度概算要求等の発表資料一覧
 https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
※総合教育政策局「(3)読書活動総合推進事業」(p41-43)
 https://www.mext.go.jp/content/20240827-ope_dev02-000037780_5.pdf

〇日本図書館情報学会の出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」シリーズ
 日本図書館情報学会では、新しい出版企画として、キャリア初期研究者の出版活動を促進するため、10年後を志向するような国内外の図書館と情報サービスの新しい話題を中心としたシリーズの出版をスタートする。
 従来の出版物と異なり、キャリア初期研究者の出版活動を促進することを目的に、執筆期間中、月に1回程度個別にメンター(執筆支援担当者)との相談の時間を設けるという。
 シリーズは全3巻、第1回目は公共図書館を予定。
※詳細:日本図書館情報学会 新出版企画「2030年代の図書館と情報サービス」シリーズのお知らせ
 https://jslis.jp/2024/9/02/

〇放送大学、図書館における視覚障害者等へのサービスの充実や職員のスキル向上に向けた番組を再放送
  放送大学では、2021年4月に読書バリアフリーの理解促進を図る番組を放送したが、下記の日程で再放送することとした。
 BS放送が視聴できる環境があれば、放送大学の学生以外の方でも視聴することができる。
【再放送予定】
  第1回「読書バリアフリー法で広がる図書館の役割」
 ・2024年9月15日(日) 20:15~(BS231チャンネル)
 (概要)読書バリアフリー法の経緯・内容の解説と視覚障害者が受けられるサービス・利用できる機器を紹介する。
  https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/01B00008.html
  第2回「公共・学校・大学図書館の読書バリアフリー実践」
 ・2024/年9月15日(日) 21:00~(BS231チャンネル)
 (概要)公共図書館や学校図書館、大学図書館における実践や課題を紹介する。
  https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/01B00009.html
 ※放送大学の番組『読みたいに応える図書館』(内容は2021年放送時の番組紹介)
 https://www.ouj.ac.jp/news/2021/information/0308.html
 ※2021年に放送された番組の再放送のため、一部情報が最新でない場合がある。

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◆新聞記事から

○私の本棚読んでみて 世代超えた交流 私設図書館で広がる アナログのつながり「温かい」 [「エンミチ文庫」(江東区),「だいかい文庫」(豊岡市)など 「みんとしょネットワーク」]    (朝日5/17夕)

〇〔リポートみやぎ〕登米[市]・複合施設建設計画 市民「賛否はこれから」 市がようやく3会場で説明会 建設費や立地懸念の声も 「病院改築が先」 基本計画策定へ [地域交流センター(仮称) 図書館など]  (河北新報5/7)

○寄付者にゾウの缶バッジ 東京子ども図書館50周年 (山陰中央新報3/13)

○新図書館住民投票案否決 狛江市議会 反対多数で (読売〈東京・都民〉5/16)

○[長野]市立南部図書館 工事を終え再開 耐震やバリアフリー (長野市民4/6)

○[佐久]市立中央図書館 「活用してこそ生きたものに」 井出孫六さん関連資料データベース化へ (佐久市民4/19)

○〔伊東市新図書館〕再設計案 5階維持 床面積3割減 説明会で方向性示す [伊東市] (伊豆4/21)

○〔伊東市新図書館〕伊豆高原駅に分館 前向き 要望多く 市長回答 [伊東市] (伊豆4/22)

○創造大賞に東山図書館 取り組みや活動に貢献 俳句教室や落語会など実施 中西進賞 中央館の尾上[奈緒上席]司書に [京都市図書館] (京都4/22)

○[大阪府]田尻町・議会対立続く [総合]文化センター[(仮称)]建設 町議選機に一変 「ちゃぶ台返し」 計画全面見直し 町民困惑 [図書館など] (読売〈大阪〉5/11)

○図書館書類の性別欄廃止 大田市[立図書館],性的少数派に配慮 (山陰中央新報5/23)

○「浅野文庫」図書館 広島市が基本設計 郷土資料 閲覧・貸し出し可能に (中国4/20)

○熊本藩古文書複製本充実へ 武士や寺社など 記録41冊新たに作成 [熊本]県立図書館「自由に利用可に」(読売〈熊本〉5/15)

○こども本の森[熊本]へ 熊本工[業]高[校]・阿蘇中央高[校]生 「ゆっくり座って」手作りいす贈る (熊本日日5/17)

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◆集会等のお知らせ

〇金沢大学資料館 「被災文化財救援フォーラム金沢2024」
【日時】2024年9月7日(土)13:00~16:00
【会場】石川県立図書館 だんだん広場
【参加費・定員】入場無料。会場140名(先着順)、オンライン Live配信あり(Zoom)
【主催】金沢大学資料館 (事業名:能登半島地震被災文化財デジタルアーカイブ事業)
【共催】石川県立図書館、金沢大学能登里山里海未来創造センター
【後援】羽咋市歴史民俗資料館、のと里山里海ミュージアム、中能登町ふるさと創修館、宝達清水町埋蔵文化財センター、野々市市教育委員会、公益財団法人石川県埋蔵文化財センター、石川県西田幾多郎記念哲学館、石川県立自然史資料館、石川考古学研究会、金沢大学古代文明・文化資源学研究所
【詳細】 https://museum.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/5282/
 ※金沢大学資料館Webサイト
 https://museum.w3.kanazawa-u.ac.jp/

〇日本図書館研究会第397回研究例会
【日時】2024年9月20日(金)18:30~20:00
【テーマ】アメリカ図書館界の最新動向[ALA参加報告]
【発表者】豊田恭子氏(東京農業大学学術情報課程教授)
【会場】大阪市立総合生涯学習センター第5研修室
【申込】事前申込不要
【詳細HP】https://www.nal-lib.jp/397reikai/

〇三田図書館・情報学会第194回月例会
【テーマ】北欧の公共図書館における移民・難民の背景を持つ家庭を主対象としたブックスタートの展開
【発表者】和気尚美氏(慶應義塾大学文学部)
【日時】2024年9月21日(土)10:00~12:00
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟1階AB会議室(オンライン配信も併用)
【参加費】三田図書館・情報学会会員は無料/非会員は1,000円
【概要』国境を越えた人の移動が増加するなか、移住先社会において乳幼児を抱え生活する世帯の存在は看過できない。乳幼児のいる家庭が新生児の誕生後、程なくして享受できる公共サービスの一つにブックスタートがある。本発表は、主にスウェーデンおよびデンマークにおいて、移民・難民の背景を持つ家庭を主対象として実施されているブックスタートに焦点をあて、サービスの実態と提供体制について論じる。そして、海外における事例の提示を通して、今後日本の公共図書館は乳幼児を抱える外国にルーツを持つ家庭を支えるために、他機関との連携協力のなかで、どのようなサービスの拡充や提供体制の整備が必要か参加者の方々とともに議論していきたい。
【参加申込】 https://mslis-m194.peatix.com/
 ※月例会ページ http://mslis.jp/monthly.html
 ※問い合わせ先
 三田図書館・情報学会事務局
 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
 慶應義塾大学文学部 図書館・情報学専攻内 mita-slis★ml.keio.jp(★を@に置き換えてください)

〇文字・活字文化推進機構「読書バリアフリーサポーター養成講座」
 野口武悟さん(専修大学教授)、成松一郎さん(読書工房代表)監修のもと、読書バリアフリーの基礎的な知識を学ぶ理論編と当事者の方をお呼びして読書バリアフリーサポートを実践する体験編を組み合わせた、全4回の講座です。
全ての講座に参加した受講生へは、修了証をお渡しいたします。
【実施スケジュール(予定)】
 第1回 2024年9月28日(土)13:00~16:30
        開会式・オリエンテーション/読書バリアフリー総論①②
  第2回 2024年11月30日(土)13:00~15:30
        主なバリアフリー図書の紹介/取り組み事例紹介(①点字図書館編)
  第3回 2025年1月18日(土)13:00~16:30
        取り組み事例紹介(②学校図書館・大学図書館、③公共図書館、④国会図書館、⑤出版・書店)
  第4回 2025年2月15日(土)10:30~16:30
        読書バリアフリーのサポートについて体験や実践/質疑応答・まとめ/修了式
【会場】日本出版クラブ(〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32)
    アクセス https://shuppan-club.jp/access
【対象】図書館関係者(公共・学校・大学・専門など)、学校・教育関係者、読書に関わるボランティア/書店員/出版関係者/将来、図書館や出版業界を目指す学生、本テーマに関心のあるすべての人
【定員】30名(定員を超えた場合は、申し込み内容を元に選考)
【参加費】無料
【申込締切】2024年9月12日(木)正午
 ※お申し込み・詳細はこちらから
 https://www.mojikatsuji.or.jp/db/2024/08/19/8903/

〇日本図書館研究会2024年度図書館学セミナー
【日時】2024年10月19日(土)10:00~16:30
【テーマ】生成AIと図書館
【会場】同志社大学今出川キャンパス 良心館RY303号室
【申込】事前申込要(10月11日(金)締切)
【参加費】会員1,800円, 非会員2,800円, 学生800円
【詳細HP】https://www.nal-lib.jp/2024seminar/

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◆求人情報

〇滋賀大学附属図書館本館 事務補佐員 募集:1名
  応募締切日:2024年9月17日(火)

〇学習院大学 法学部・経済学部図書センター アルバイト募集:1名
  応募締切日:2024年9月18日(水)

〇千葉大学附属図書館(本館) 事務補佐員募集:1名
  応募締切日:2024年9月26日(木)

〇あわら市職員(司書)募集:若干名
  応募締切日:2024年9月26日(木)

〇【正規職員】カメリアステージ図書館(福岡県福津市)/公共図書館の司書:1名
  応募締切日:2024年9月30日(月)

〇亜細亜大学 大学事務職員(図書館職員)募集:1名
  応募締切日:2024年9月30日(月)

〇公益財団法人日本近代文学館 資料整理スタッフ募集:1名
  応募締切日:2024年10月1日(火)

求人情報の詳細は下記でご覧ください。
 https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆事務局からのお願い

〇施設会員の皆様へ
 来年度(2025(令和7)年度)の日本図書館協会会費は今年度と同額です。引き続きよろしくお願いいたします。
 施設会員A:50,000円/施設会員B:37,000円/施設会員C:23,000円

〇会員情報の確認をお願いします
 2023年4月より、会員の皆様には「会員ポータルサイト」への情報の確認をお願いしています。住所、連絡先、メールアドレス、所属機関等、会員登録情報に変更がありましたら、ご修正をお願いします。また、ご住所の変更に伴い「代議員選挙区」も変更になる場合は、必ず併せてご変更をお願いします。
 会員登録情報の変更についてご不明な点があれば、会員係に御連絡ください。協会ウェブサイトからの変更申請も可能です。
 https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx
  ※会員係 somu★jla.or.jp(★を@に置き換えてください)

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