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JLAメールマガジン 第1188号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
JLAメールマガジンのバックナンバー
https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼
■JLAからのお知らせ
・「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」に対して意見提出
・JLA資料保存委員会・見学会「国立国会図書館収集書誌部資料保存課」の参加者募集
・JLA資料保存委員会『ネットワーク資料保存』No.135を掲載
・中堅職員ステップアップ研修(1)を秋に実施
■図書館界ニュース
・国立国会図書館、図書館等公衆送信サービス開始延期
・文部科学省、令和5年度「子供の読書活動の推進等に関する調査研究(図書館資料のメール送信等サービスのための実証的調査研究)(令和6年3月)」の成果物を公表
・文部科学省「令和5年度公立学校における学校司書の配置状況に関する調査」結果を公表
・図書館振興財団機関誌『図書館の学校』リフロー型電子書籍を公開
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
・第29回東京の図書館をもっとよくする会 総会
・立教大学公開研究会「学校図書館司書教諭養成の持続的質的向上の基盤形成」
■求人情報
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◆JLAからのお知らせ
〇「著作権法施行令の一部を改正する政令(案)」に対して意見提出
6月21日(金)、JLAは、意見募集されていた、「図書館等において全部の複製及び公衆送信を可能とする著作物の追加について(第1条の4・第1条の5関係)」に関し、「当事者間の協議で定めたガイドラインに沿って、齟齬のないように規定いただきたい」と意見を提出した。
※日図協の見解・意見・要望のページ
https://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=7784
※日図協著作権委員会のページ
https://www.jla.or.jp/committees/chosaku/tabid/280/Default.aspx
○JLA資料保存委員会・見学会「国立国会図書館収集書誌部資料保存課」の参加者募集
国立国会図書館は、国内出版物を網羅的に収集する日本で唯一の納本図書館です。
4,400万点以上の資料(外国出版物も含む)を所蔵・利用提供し、資料を後世に伝えるために保存対策や保存協力活動を行っています。
今回は、同館の東京本館を訪ね、資料保存課の業務についてお話を伺い、その現場を見学させていただきます。
【日時】2024年8月19日(月)14:30-16:00
【会場】国立国会図書館東京本館(東京都千代田区永田町1-10-1)
【集合】国立国会図書館東京本館南口に14:20まで
※利用者入口(東口)とは別の、国会議事堂側の入口です。
周辺地図(https://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/route.html)をご参照ください。
【参加費】無料
【定員】20名(申込先着順)
※定員に達し次第締め切ります。
【申込方法】下記問合先までE-mailで申込
※件名を「国立国会図書館見学会申込」とし、下記を明記してください。
①氏名(ふりがな)、②所属、③当日連絡先(電話番号)
【申込開始】2024年7月1日(月)10:00より
【申込締切】2024年7月31日(水)23:59まで
【問合先】日本図書館協会資料保存委員会事務局(川下)
E-mail: kawashita★jla.or.jp(★を@に置き換えてください。)
※@jla.or.jpからのメールが受信できるよう設定をお願いします。
資料保存委員会ホームページ https://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/96/Default.aspx
〇JLA資料保存委員会『ネットワーク資料保存』No.135を掲載
内容は次のとおり。「マグネティックテープアラート ―ビデオテープの貴重な映像を失う前に―」(冨田美香)、「文化財害虫検索について」(島田潤)、「資料紹介『文書館のしごと』」(石関莉奈)、「資料紹介『資料を未来につなぐ~東日本大震災で考えたこと~』」(中島尚子)、「『図書館サポートフォーラム賞』受賞スピーチ」(眞野節雄)他
※『ネットワーク資料保存』No.135
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/hozon/network/NW135.pdf
※資料保存委員会のページ http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/96/Default.aspx
〇中堅職員ステップアップ研修(1)を秋に実施
司書(補)有資格者で図書館勤務経験3年以上の方を対象とした研修「中堅職員ステップアップ研修(1)」を2024年度も全科目オンラインで開催します。講師陣は次のとおり(敬称略・五十音順)。
井上奈智(上田女子短期大学)小熊ますみ(埼玉県立久喜図書館)嶋田学(京都橘大学)茶谷えりか(元愛荘町立愛知川図書館・秦荘図書館)津田さほ(鎌倉市中央図書館)冨樫和行(東京都立中央図書館)永田治樹(未来の図書館研究所)野口武悟(専修大学)松本哲郎(市原市立中央図書館)蓑田明子(東大和市役所)森佐江子(長浜市立図書館)
【期日】2024年9月30日(月)オリエンテーション
2024年10月28日(月)~12月10日(火)[6日間12科目]
【開催方法】全科目オンライン(Zoom)で開催します
【定員】40名 申込締切8月19日(月)(必着)*定員になり次第締め切り
【受講料】全科目(一般)35,000円/(正会員)20,000円
※2024年度中堅職員ステップアップ研修(1)
https://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/1083/Default.aspx
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◆図書館界ニュース
○国立国会図書館、図書館等公衆送信サービス開始延期
国立国会図書館は、著作権法(昭和45年法律第48号)第31条第2項に基づく図書館等公衆送信サービスについて、令和6年6月頃の開始を予定していたが、このサービスの実施に伴う補償金を管理する一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB)においてシステム開発等の準備が整っていないため(※)、国立国会図書館資料利用規則(令和4年国立国会図書館規則第1号)第5条に基づき、サービスの開始を延期するとした。開催時期については、SARLIBの準備状況及び国立国会図書館のシステム対応状況を踏まえて決定するとのことである。
※国立国会図書館「サービスの開始延期についてのお知らせ(2024年6月20日から)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/maintenance.html#20240613_0800
※一般社団法人図書館等公衆送信補償金管理協会(SARLIB)ウェブサイト
https://www.sarlib.or.jp/
○文部科学省、令和5年度「子供の読書活動の推進等に関する調査研究(図書館資料のメール送信等サービスのための実証的調査研究)(令和6年3月)」の成果物を公表
6月20日(木)、文部科学省は、「図書館の振興」ページに令和5年度「子供の読書活動の推進等に関する調査研究(図書館資料のメール送信等サービスのための実証的調査研究)(令和6年3月)」の成果物を公表した。成果物として、「公立図書館における図書館資料のメール送信等のサービス 事務処理手引書 第2版」や利用規約のひな形、事務処理作業軽減ツール等が掲載されている。
※文部科学省>社会教育>図書館の振興
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/index.htm
「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」の中に掲載。
〇文部科学省「令和5年度公立学校における学校司書の配置状況に関する調査」結果を公表
文部科学省は、2023年11月から12月にかけて行った公立学校の学校図書館の学校司書の雇用形態や配置に関する調査を行い、集計結果を公表した。2023年5月1日時点の小・中・高等学校、特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校の状況がまとめられている。
※文部科学省>学校図書館に関する資料・事業の取組
「学校司書の配置状況」 https://www.mext.go.jp/content/20240620-mxt_chisui02-100002176_1.pdf
〇図書館振興財団機関誌『図書館の学校』リフロー型電子書籍を公開
公益財団法人図書館振興財団では、『図書館の学校』2024年春号で読書バリアフリー法を特集したことを契機に、当該記事を音声読み上げ等に対応したリフロー型電子書籍として公開した。視覚に障害のある方や、紙の本の読書に困難がある方も読むことができるように、アクセシビリティについても検討を行い、次の夏号以降も同様の電子書籍での公開を予定している。
【公開内容】『図書館の学校』2024年春号特集:読書バリアフリー法について考える(PART1)「プリント・ディスアビリティのある人たちに図書館はどうあるべきか 国立国会図書館の植村要さんに聞く、(PART2)『ハンチバック』の市川沙央さんに聞く、読書バリアフリーとは、(PART3)図書館の現場でのホスピタリティについて考える こんなとき、どうしてる?福島県白河市立図書館 鹿内祐樹、コラム「礫川の風(VOL.4)事務局長 佐藤達生
【公開方法】各電子書籍にアクセスするURLをWebサイト、SNS等で公開
Webサイト https://toshokan.or.jp
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◆新聞記事より
〇街の本屋さん救え 減少歯止めへ車座会合 斎藤[健]経[済]産[業]相と業界 (産経4/18)
○ハワイ移民史 幻の書[『布哇沖縄県人発展史』]発見 1941年発刊 和歌山[県]の[和歌山市民]図書館に1冊だけ [沖縄]県立図書館 「県系1世の足跡鮮明に」 / 奇跡の書絆つなぐ 「父を知れて良かった」 著者[親泊義良氏]の家族 写真に喜び / 県系人の礎詳細に 幻のハワイ沖縄史発見 移民社会暮らし浮かぶ 第一級の基本書籍 宮内久光琉球大[学]教授の話 (沖縄タイムス4/20)
〇本の魅力を発信 一丸で 多摩市立3図書館[中央図書館,関戸図書館,永山図書館]×4書店[丸善多摩センター店,啓文堂書店多摩センター店,くまざわ書店桜ヶ丘店,くまざわ書店永山店] 活字離れ進む若年層らへ トークやおはなし会 きょうから (読売〈多摩〉5/3)
○図書館の本 妊産婦へ宅配 立川市 21日から受け付け (読売〈多摩〉5/8)
○図書室の教室転用を回避 藤沢[市]・鵠洋小[学校] 想定外の児童転出 (朝日〈横浜〉4/7)
○松本パルコ閉店後[図書館などを設置する計画]「白紙」 [松本]市、運営会社と協議終了 賃料60億円に異論 「市民共感得られず」 (朝日〈長野〉4/20)
〇[町立]高鍋図書館 学習室,多目的室設置 気軽に利用「きっかけに」 [宮崎県] (宮崎日日4/3)
○新生公民館で住民憩う 蔵書1万5千冊 生涯学習を充実 旧霧島保健福祉C跡 [霧島市霧島公民館 図書室など] (南日本4/4)
○受験生[沖縄海邦]銀行[本店]で勉強中 半導体不足 [沖縄県立]図書館休館困った 那覇[市]の官民 場所提供 食堂を開放 郵便局や塾も[日本郵便沖縄支社,県合同庁舎,県立武道館など] (読売2/20夕)
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◆集会等のお知らせ
〇「東京の図書館をもっとよくする会」総会及び講演会のお知らせ
「東京の図書館をもっとよくする会」の第29回総会と講演会を開催します。会員でない方も参加し発言できます。
講演会はオンラインでも配信します。
【日時】2024年7月14日(日)13:30 開場
【内容】(1)講演会 14:00~15:15
「個人の読書史と図書館の役割~~読む市民、行動する市民」講師:鈴木由美子氏(東京の図書館をもっとよくする会副代表。元中野 区図書館運営協議会委員)
(2)総会 15:30~16:45
【会場】日本図書館協会2階 研修室
【参加費】無料
【申込】(1)会場参加は申込み不要。会場で受付。(2)講演会のオンライン視聴(Zoom)は、「東京の図書館をもっとよくする会」ホームページから申込み。 https://mottonokai.tokyo/
〇立教大学公開研究会「学校図書館司書教諭養成の持続的質的向上の基盤形成」
【日時】2024年7月27日(土)15:00~17:00
【場所】立教大学池袋キャンパス本館2階1202教室
ハイブリッド型開催(対面・オンライン)
【講師】松本寿一氏(同志社大学生命医科学部非常勤講師)、森田英嗣氏(大阪教育大学連合教職大学院教授)、岩崎久美子氏(放送大学教養学部心理と教育コース教授)、大作光子氏(軽井沢風越学園司書教諭)、中村百合子氏(立教大学学校・社会教育講座司書課程教授)
【詳細・申込】https://www.rikkyo.ac.jp/events/2024/07/mknpps000002sy1k.html
【問い合わせ】電話03-3985-3831(立教大学学校・社会教育講座司書課程教授・中村百合子)
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◆求人情報
〇上智大学図書館 嘱託職員:1名
応募締切日:2024年7月4日(木)郵送必着
〇別府市職員(正規・司書):【Ⅱ種】1名 【職務経験者】1名
応募締切日:2024年7月16日(火)
〇多摩市立図書館奉仕員:1名
応募締切日:2024年7月19日(金)17時まで
〇葛飾区内の大学図書館リーダー(㈱紀伊國屋書店):1名
応募締切日:2024年8月31日(土)
求人情報の詳細は下記でご覧ください。
https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
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