南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2024/08/09

第1182号

================================================<2024/5/15発信>
           JLAメールマガジン 第1182号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2024 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます
  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼

■JLAからのお知らせ
・令和6年能登半島地震で被災した図書館の手記について
・「学校図書館職員雇用状況調査(自治体対象)」結果の公表について
・『日本目録規則2018年版』(NCR2018)を2024年5月1日付けで更新
・「図書館の自由展示パネル」利用のご案内
・『図書館員のための「やさしい日本語」』刊行記念イベント
■図書館界ニュース
・輪島市立図書館・輪島市立門前図書館、一部サービスを再開
・国立国会図書館デジタル化資料送信サービスからの事前除外手続を経た入手困難資料送信を開始
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報

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◆JLAからのお知らせ

〇令和6年能登半島地震で被災した図書館の手記について
 図書館災害対策委員会では、この度、被災地の図書館から、発災から数か月間の当時の様子を知ることができる貴重な手記をお預かりしました。図書館振興の月(5月)に願いを重ね、図書館災害対策委員会のHPにおいて5月末まで期間限定で公開しています。
 ※図書館災害対策委員会ページ
  https://www.jla.or.jp/committees//tabid/600/Default.aspx

〇「学校図書館職員雇用状況調査(自治体対象)」結果の公表について
 非正規雇用職員に関する委員会は、「学校図書館職員雇用状況調査(自治体対象)」の結果を公表しました。
 政令指定都市、東京23区、政令指定都市以外の県庁所在地の市を対象に、学校図書館職員に関する実態調査を行ったものです(回答は2023年5月1日現在)。
 自治体別に回答をまとめた表と報告を、委員会Webページに掲載しています。
 https://www.jla.or.jp/committees/tabid/805/Default.aspx

〇『日本目録規則2018年版』(NCR2018)を2024年5月1日付けで更新
 2024年5月1日、日本図書館協会目録委員会は『日本目録規則2018年版』のPDF版(委員会サイト内)について、更新を行った。各章ごとのPDFファイルに加え、それらを統合したファイルも公開している。
 2022年度から、誤植訂正にとどまらない更新をPDF版に対してのみ行うこととしており、今回は2回目のPDF版のみの更新となる。
 今回の主な更新内容は以下の4点であり、あわせて、若干の誤植訂正も行っている。
 (1)体現形と個別資料に関する関連についての見直し、(2)出版表示等の情報源についての見直し、(3)出版日付等に関する規定の明確化、(4)概念モデル図の修正
 冊子体(最新は第4刷)に対応している旧バージョンは、「日本目録規則2018年版(アーカイブ)」ページにて引き続き提供する。
 日本目録規則2018年版 http://www.jla.or.jp/mokuroku/ncr2018
 日本目録規則(NCR)2018年版関連情報 http://www.jla.or.jp/mokuroku/ncr2018-info

〇「図書館の自由展示パネル」利用のご案内
「図書館の自由」にかかわるさまざまな資料をわかりやすく提示する展示パネル「なんでも読める自由に読める!?」を作成しています。
 2023年10月に、新型コロナパンデミックと図書館の自由、2019 年策定「デジタルネットワーク環境における図書館利用のプライバシー保護ガイドライン」についてなど最近の課題を追加し、全15 枚に改訂しました。
各地の図書館や研修会などでご希望があれば、無料で貸出していますのでどうぞご活用ください。
展示資料目録と解説のついたリーフレットの原稿もご用意しています。
 詳しくは、JLAサイト > 図書館の自由委員会ページへ
 https://www.jla.or.jp/committees/jiyu/tabid/686/Default.aspx

〇『図書館員のための「やさしい日本語」』刊行記念イベント「あなた1人からでもはじめられる 図書館員のための「やさしい日本語」」
【日時】2024年6月15日(土)13:30~16:00(受付開始13:00)
【会場】公益社団法人日本図書館協会 2階研修室
【主催】公益社団法人日本図書館協会
【協力】むすびめの会(図書館と多様な文化・言語的背景をもつ人々をむすぶ会),NPO法人国際活動市民中心(CINGA)
【企画】『図書館員のための「やさしい日本語」』製作委員会
【内容】第1部 本の製作裏話(司会進行:阿部治子)
    第2部 パネルディスカッション 図書館からまちづくりを考える~図書館×「やさしい日本語」×共生~(司会進行:新居みどり)
 パネリスト:
  阿部治子(豊島区立中央図書館/点字図書館司書,日本図書館協会多文化サービス委員会副委員長,むすびめの会事務局)
  加藤佳代(神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
  外国人教育相談コーディネーター,むすびめの会企画委員)
  新居みどり(NPO法人国際活動市民中心(CINGA)コーディネーター)
  樋渡えみ子(日本図書館協会出版委員会委員)
  槇盛可那子(日本図書館協会出版委員会委員)
  ※終了後,自由参加の「放課後トーク」あり
【定員】50名(対面のみ)
【参加費】無料
【申込先】むすびめの会事務局・阿部治子 ab.haruko★gmail.com(★を@に置き換えてください)
 氏名・所属・当日聞きたいことを書き添えて申し込んでください
【申込締切】6月8日(土)

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◆図書館界ニュース

〇輪島市立図書館・輪島市立門前図書館、一部サービスを再開
 令和6年能登半島地震の影響により臨時休館が続いていた輪島市立図書館と輪島市立門前図書館(石川県)が、5月14日よりサービスの一部を再開した。
 再開したサービスは、インターネットを通した図書の予約、貸出し、返却、図書館利用者カードの新規登録・再発行の受付となっている。なお、輪島市立図書館については、隣接する「道の駅輪島ふらっと訪夢」においての仮設再開となっている。
※輪島市立図書館・輪島市立門前図書館の一部再開について
 https://www.city.wajima.ishikawa.jp/docs/lib/

〇国立国会図書館デジタル化資料送信サービスからの事前除外手続を経た入手困難資料送信を開始
 国立国会図書館は、「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の図書・雑誌等約26万点を、図書館向け、個人向けデジタル化資料送信サービスの対象資料に追加した。これにより送信対象資料は約205万点となった。
※詳細「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の図書、雑誌等約26万点を新たに図書館向け/個人向けの送信対象資料としました
 https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2024/240430_01.html 

〇科研費研究成果報告会「子ども時代の『心に残る読書体験』を考える」報告書を公開
 2024年3月9日(土)にワテラスコモンホールで開催された研究成果報告会の発表やシンポジウムの記録が報告書としてまとめられ、Webで無料公開されている。
 ※報告書入手先:子ども時代の「心に残る読書体験」を考えるHP
  https://sites.google.com/jissen.ac.jp/kokoro1/

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◆新聞記事より

○〔くらしと経済〕各地に広がる私設図書館 本読める地域の新拠点 医療,暮らしの相談[「みんなの図書室ほんむすび」(大阪市)] 「街のリビング」[「暮らせる図書館」(名古屋市)]  (毎日〈神奈川〉2/22)

○〔教育ルネサンス No.2791 読書のススメ〕5 推進役の生徒県が育成 本の楽しさ多角的に伝授 [栃木県立宇都宮東高校、沖縄県教育委員会「高校生読書リーダー育成研修」] (読売2/29)

○〔スキャナー〕図書館中心街潤す 地方都市再生拠点 高い集客力 周辺に新店舗 宮崎[県]・都城[市立図書館]6年で555万人 百貨店跡地に にぎわい創出[酒田市立中央図書館,長岡市立互尊文庫] 自治体格差も 書店とタッグ 売り上げ増効果も[町田市立図書館・久美堂,あかし市民図書館・ジュンク堂] (読売3/4)

○〔教育の森〕学校図書の購入地域格差なぜ? 買い替え困難 調べ学習に生かせず 地方交付税充当も自治体が裁量 文[部]科[学]省「適切な予算措置を」 「補助金」に変えるべきだ[國學院大學 須永和之教授] (毎日3/11)

○自治体など 非正規[職員]継続雇用 制限[「公募基準」設定]81[.4]% 雇い止め誘発、撤廃求める声 (熊本日日3/12)

○〔スキャナー〕街の書店文化拠点に 国が支援PT[「書店振興プロジェクトチーム」] 減少歯止めへ 本好き増やす 車座ヒアリング ピークの4割以下 きっかけ作り 和の情報発信 観光の場にも 中・東欧の編集者が見学 (読売3/13)

○景観楽しむくつろぎ空間 盛岡[市] 市立図書館 4月新装開館 (読売〈岩手〉2/29)

○小中学生の読書量減 デジタル媒体利用は増える [福島]県教[育]委[員会]調査 (福島民友3/20)

○取手駅西口に図書館移設 再開発ビル内 29年度完成目指す [取手市] (読売〈茨城〉3/3)

○茂原[市立]図書館[茂原ショッピングプラザ]アスモ移設へ 国道128号沿い商業施設 読書スペースを拡充 (読売〈千葉〉3/9)

○小石川図書館建て替え 東京[都]・文京区 公園と一体で再整備 (日刊建設工業3/1)

○[公立]小中[学校]に新聞「一括契約」検討 八王子市教[育]委[員会] 図書館配備促進へ  (読売〈多摩〉3/8)

○電子図書館輪島[市]から利用 無料提供 立川市 小中[学]生に [3月12日から8月31日まで] (読売〈多摩〉3/9)

○東京[都]・江戸川区 [区立]小中[学校]の新聞購読を予算化 98校を一括「読解力向上につながる」 無解答率に危機感 区長が提案 区独自の「読書科」 (産経3/16)

○[公立]小中[学校]に新聞配備 目標達成へ検討 府中市教[育]委[員会]が表明 (読売〈多摩〉3/16)

○もっと本を好きになって 全ての子が楽しめる76点 平塚[市]・中央図書館に「りんごの棚」(毎日〈神奈川〉2/25)

○締め切り前寄付集まる 神奈川県立川崎図書館 理工系入門書購入費目標達成 (日刊工業2/29)

○学校図書館に新聞 文[部]科[学]省目標[紙数]目指す 横浜市教[育]委[員会] (読売〈横浜〉3/8)

○図書室なくなる…悲しむ児童 教室不足で転用 保護者らが反発 藤沢[市]・鵠洋小[学校] (朝日〈横浜〉3/12)

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◆集会等のお知らせ

〇大図研京都ワンディセミナー「京都大学 桂図書館見学!」
【日時】2024年5月18日(土) 14:00~15:30
【集合場所】(第1次集合場所)13:30 阪急桂駅 改札前  ※JR桂川駅の場合は13:19 桂川駅前(ヤサカバス6系統)をご利用ください。
            (第2次集合場所) 14:00 京都大学桂キャンパス Bクラスター 桂図書館前
             どちらかに集合ください。
【案内人】長坂和茂氏(京都大学 元桂図書館職員)
【主催】大学図書館研究会京都地域グループ
【参加費】会員:無料 非会員:500円
【申込方法】下記HP参照
【申込締切】ワンディセミナー:2024年5月15日(水)19:00
       懇親会:2024年5月15日(水)19:00(参加者多数の場合、お断りすることがあります)
【詳細HP】https://www.daitoken.com/kyoto/event/20240518.html

〇多摩デポ2024年度総会記念講演会「公共図書館の未来と国立国会図書館の役割-デジタル時代の相互連携に向けて-」
【主催】NPO法人共同保存図書館・多摩(略称:多摩デポ)
【日時】5月18日(土) 15:20~16:40
【会場】東京都公文書館1階研修室(JR中央線西国分寺駅下車徒歩8分)
【講師】田中久徳氏(元国立国会図書館副館長)
【内容】国立国会図書館のデジタル事業が目覚ましく進み、資料を求める利用者に同館は身近になってきました。一方、デジタル化によって図書館間の関係は従来になく近くなり、互いに意識し補い合う必要も出てきます。図書館界全体を俯瞰する構図を示しながら、公共図書館の潜在力や可能性についてのお考えを展開してもらいます。
【参加費】無料:多摩デポ正会員でない方は、EメールかFaxで名前と所属を書いてお申し込み下さい。
 Eメール: office★tamadepo.org  (★を@に置き換えてください)   Fax:042-484-3945
【詳細HP】多摩デポホームページ:https://www.tamadepo.org

〇日本図書館研究会情報組織化研究グループ2024年5月月例研究会
【日時】2024年5月18日(土)14:30〜16:00
【会場(開催方法)】Zoomミーティング
【発表者】元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助教)
【テーマ】Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
【参加資格】どなたでも参加可。人数制限なし
【参加費用】無料
【申し込みサイト】https://forms.gle/xL8hVzF4UPETvRei7
【詳細HP】http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#202405

〇日本図書館研究会2024年度特別研究例会
【日時】2024年5月26日(日)10:30~12:00
【テーマ】オープンアクセス(OA)と図書館
【発表者】逸村裕氏(筑波大学名誉教授)
【会場】同志社大学新町キャンパス臨光館R201
【申込】事前申込不要
【詳細HP】https://www.nal-lib.jp/2024spreikai/

〇電流協電子図書館セミナー「2024年電流協電子図書館セミナー -誰もが利用できる読書環境をめざして-」
【日時】2024年5月31日(金)14:00-16:45 
【会場】日本図書館協会 2階研修室
【後援】日本図書館協会
【概要】 (一社)電子出版制作・流通協議会(以下、電流協)が行っている「電子図書館アンケート」及び、アンケート結果等を編集して発行している「電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023」をもとに、主に公共図書館にむけた「電子図書館」の現状とアクセシビリティの説明とともに、電子図書館サービスを実施している「図書館」及び、「電子図書館サービス事業者」の具体的な説明を行います。
【登壇者】植村八潮氏(専修大学教授)、野口武悟氏(専修大学教授)、長谷川智信氏(電子出版制作・流通協議会)、磯部ゆき江氏(二松学舎大学)、高松昌司氏(町田市立図書館)、池田朋之氏(図書館流通センター) 
【主な内容】 
 〇講演
 ①電子図書館をめぐる動向 総括(1章)(植村八潮氏 専修大学教授) 
 ②電子図書館のアクセシビリティ(2章)(野口武悟氏 専修大学教授)
 ③多様な電子図書館の導入事例
 ④多様な電子図書館の説明(3章2 広域電子図書館の広がり、4章 電子図書館アンケート結果のポイント)(長谷川智信氏 電子出版制作・流通協議会)
 ・長野県デジとしょ信州の事例紹介(磯部ゆき江氏 二松学舎大学)
 ・町田市立図書館、電子書籍サービスの紹介(高松昌司氏 町田市立図書館)
 ・TRC受託館における民間事業者からの寄贈等による財源確保の事例紹介(池田朋之氏 図書館流通センター)
 〇関係者シンポジウム
 ・植村氏(司会)、野口氏、磯部氏、高松氏、池田氏
【開催方式】セミナーは会場のみ
【参加費】有料
 ・参加費は「電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023」付きで3,500円
 ・すでに「電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023」を持っている方は、当日持参で 参加費1,000円
【申込方法】下記よりお願いいたします。 
 https://aebs.or.jp/seminar20240531.html

〇日本社会教育学会6月集会会場校企画
【日程】6月2日(日)13:00~14:30
【会場」立教大学池袋キャンパス5号館3階 5322教室
【内容」報告:角田季美枝氏(和光大学)「川崎市の市民館・図書館への指定管理者制度の導入過程と課題」
    コメント:尾林芳匡氏(弁護士・八王子合同法律事務所)「自治体民営化と公共サービスの質の観点から」
【参加方法】開催校企画に関しては無料で誰でも参加できます。
【開催校責任者】 和田悠(立教大学)yuwada★rikkyo.ac.jp(★を@に置き換えてください)

〇シニア情報知識学研究部会2024年度第1回卓話会(通算第22回)
【話題提供者】植村八潮氏(専修大学文学部ジャーナリズム学科 教授)
【日程】2024年6月5日(水)15:00-16:30
【場所】紀伊國屋書店 新宿本店3Fアカデミックラウンジ  新宿区新宿3-17-7
【参加】無料。非会員の方の参加も歓迎いたします。会場参加は20名定員先着順。 
【開催方法】ハイブリッド開催です。参加申込み時に現地参加あるいはオンライン参加を選択ください。
【参加申込】 以下のサイトの参加申込みフォームからお申し込みください。
  http://www.jsik.jp/?senior
【話題】「電子出版40年個人史-CD-ROMから電子図書館まで」
 1983年頃、大学の教員から音楽用CDをデータ記録用に拡張する規格が検討中と聞いた。実現したら1年分の新聞情報や百科事典全巻がまるごと収まるという。印刷技術は文字を紙に定着することで大量複製と流通を実現し、半世紀にわたって科学技術や文化、社会制度を変革してきた。それをはるかに凌駕する量のデジタル文字が流通すると聞いて胸が躍った。出版に変革が訪れる。小さな大学出版部で無謀にも「音声付き電子辞書」を開発し、惨敗から私の電子出版との関わりが始まった。電子図書館や電子書籍のアクセシビリティに至る道筋を振り返ってみたい。
【問い合わせ先】jsik.onlineseminar2021★gmail.com(★を@に置き換えてください)

〇日本図書館研究会第395回研究例会
【日時】2024年6月15日(土)19:00~21:00
【テーマ】公共図書館の学校支援に対する促進方策について-市立図書館における小学校支援に関するアンケート調査をもとに-
【発表者】栗生育美氏(吹田市立中央図書館)
【会場】大阪市立総合生涯学習センター第3研修室
【申込】事前申込不要
【詳細HP】https://www.nal-lib.jp/395reikai/

〇「エファ・シンポジウム2024」アクセシブルな社会へ~本の飢餓の解決に向かって~
 2024年5月にボイジャーから出版予定の本「アクセシブルブック はじめのいっぽ」の出版記念シンポジウムを開催します。「読書バリアフリー法」や、注目のアクセシブルブックの種類や電子書籍の可能性を詳しく解説した本で、当会も事例として取材を受けました。皆さんと一緒に本の飢餓の解決に向け考える機会となれば幸いです。
【日時】2024年6月15日(土)15:00~16:30
【会場】JICA地球ひろば 600号会議室+オンライン
【参加費】無料
【プログラム】
 (1)基調講演
 出版図書「アクセシブルブック はじめのいっぽ~見る本、聞く本、触る本」ダイジェスト報告(著者:宮田和樹)
 (2)シンポジウム「本の飢餓の解決に向かって」
 モデレーター:野口武悟さん(専修大学文学部教授)
 シンポジスト:立花明彦さん(社会福祉法人 日本点字図書館・館長)落合早苗さん(アクセシブルブックサポートセンター 広報WGリーダー)鎌倉幸子(エファジャパン プログラムマネジャー)
【詳細・お申し込みはこちらから】https://www.efa-japan.org/post-17461/

〇日本図書館研究会第396回研究例会
【日時】2024年7月13日(土)14:00~16:00
【テーマ】大戦後の「民主主義の砦」たる社会装置:図書館-首長から図書館の廃止を提案されたらどうする-
【発表者】天谷真彰氏(滋賀図書館情報学研究所)
【会場】大阪市立総合生涯学習センター第7研修室
【申込】事前申込不要
【詳細HP】https://www.nal-lib.jp/396reikai/

〇2024年度サピエ研修会 公共図書館向け公開講座
【テーマ】図書館の障害者サービスとサピエの活用
【日時】2024年7月4日(木) 11:00~12:00(受付10:10~10:55)
【講師】佐藤聖一氏(日本図書館協会障害者サービス委員会委員長、埼玉県立久喜図書館)
【主催】特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会
【対象】公共図書館職員等で、サピエを使った障害者サービスに関心のある方
【方式】会場参加ならびにZoomによるオンライン参加(会場参加は申込先着30名までで、サピエ未加入の公共図書館優先)
【会場】新橋ビジネスフォーラム(東京都港区新橋1-18-21 第一日比谷ビル8階)
【参加費】無料
【申込・問い合わせ先】サピエ事務局(担当:西井)
 E-Mail sapie-jimu★naiiv.net(★を@に置き換えてください)
 電話 06-6441-1078
 以下のURLより申込書をダウンロードしていただき、サピエ事務局までお送りください。
 メールの件名は【サピエ研修会公開講座参加申し込み】とお書きください。
 https://www.naiiv.net/zensijokyo/sapie_kenshukai2024/

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◆求人情報

〇東京大学附属図書館 事務補佐員:1名
  応募締切日:2024年5月20日(月)

〇白河市図書館司書(正職員):1名
  応募締切日:2024年5月24日(金)

〇岐阜市立中央図書館 事務職(フルタイム会計年度任用職員):1名
  応募締切日:2024年5月24日(金)

〇東京都公立学校会計年度任用職員(都立学校図書館専門員):2名
  応募締切日:2024年5月24日(金)必着

〇東京都公立学校会計年度任用職員(都立学校図書館専門員・島しょ):1名
  応募締切日:2024年5月24日(金)必着

〇文京学院大学ふじみ野図書館 臨時職員:1名
  応募締切日:2024年5月24日(金)消印有効

〇東京都公園協会 みどりの図書館東京グリーンアーカイブス 臨時職委員:1名
  応募締切日:2024年5月31日(金)

〇名古屋経済大学 大学事務職員(図書館職員):1名
  応募締切日:2024年5月31日(金)必着

〇甘楽町「地域おこし協力隊」図書館コーディネーター:1名
  応募締切日:2024年5月31日(金)

〇妙高市職員(司書):1名
  応募締切日:2024年6月6日(木)

〇小金井市立図書館 会計年度任用職員:2名
  応募締切日:2024年6月6日(木)

〇物質・材料研究機構 図書情報技術者:1名
  応募締切日:2024年6月28日(金)

〇亀田医療大学図書館 非常勤職員:1名
  応募締切日:2024年6月30日(日)

〇文京学院大学女子中学校高等学校 職員(図書館司書):1名
  応募締切日:2024年7月31日(水)

求人情報の詳細は下記でご覧ください。
 https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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