令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2024/04/05

第1168号

================================================<2024/1/24発信>
           JLAメールマガジン 第1168号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAメールマガジンのバックナンバー
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース

〇令和5年通常国会 著作権法改正
 2023(令和5)年5月26日に公布された「著作権法の一部を改正する法律」による改正事項「立法・行政における著作物等の公衆送信等の権利制限規定の見直し」が2024(令和6)年1月1日から施行された。これまで複製で認められてきた範囲と同じ範囲において、(1)立法・行政の内部資料としての公衆送信等をすることが可能となった(第42条関係)、(2)特許審査等の行政手続等のための公衆送信等することが可能となった(第41条の2、第42条の2関係)。いずれも立法・行政のデジタル化対応のための見直しである。
参考:文化庁:令和5年通常国会 著作権法改正について
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/r05_hokaisei/

〇saveMLAK、第37回COVID-19の影響による図書館の動向調査結果(2024/01/17)を公開
 saveMLAKでは、COVID-19の影響による図書館の動向を迅速に把握するため、全国規模の網羅的な調査を実施している。
 2024年1月12日(金)から1月17日(水)にかけて、実施した第37回目の調査結果をまとめ、公開した。
【調査概要】
 ・調査時点でまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の対象となっている都道府県はない。
 ・COVID-19を理由とする休館は0館。
 ・災害による休館は10館。
 ・入館記録の実施館は81館から41館に減少した。 
 各図書館の取り組み事例をプレスリリースに掲載している。
【詳細】https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/2024/01/21

〇日本財団DIVERSITY IN THE ARTSが読書バリアフリー関連記事を公開
 2023年12月28日、一般財団法人日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(ダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)が、読書バリアフリーに関する記事をウェブサイトで公開した。
 “誰もがアートを楽しめる”をつくる仕事とはどんなものかを考えるコラムシリーズの第3回として、「読書バリアフリー」をテーマに取り上げている。この記事の中では、目黒区立図書館での取り組みや、大活字本など読書バリアフリー関連の本を多く出版している読書工房のインタビューが掲載されている。
 ※コラム“誰もがアートを楽しめる”をつくる仕事って何?その3:読書バリアフリー
 https://www.diversity-in-the-arts.jp/stories/42480

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◆新聞記事より

〇〔ひらく日本の大学 朝日新聞・河合塾共同調査〕命名権売却 物価高に一策 学外から収入 企業は学生にPR [ネーミングライツ 九州大学附属図書館中央図書館など] / 私[立]大[学]、学費値上げの波 光熱費・物価高 大規模大[学]中心 国立大[学]では「電気止めて」  (朝日10/29)

○トラック図書館[「青空図書館」] グッドデザイン賞 愛宕自動車[工業] ソーラーパネルと蓄電池搭載 災害時も活躍  (日刊工業11/2)

○[国立]国会図書館「デジタルシフト」加速 ネットでの閲覧個人でも 所蔵資料も電子化作業 「収集保存」のイメージから脱皮(朝日11/3)

○〔読書バリアフリーの現状と展望〕出版界の視点 「一過性で終わらせたくない」 ABSC運営部会副部会長 落合早苗さん 「誰もが『当事者』たり得る」 電子書籍の自動音声普及に注力 / 支援者の視点 本を見て、聞いて、触って 図書館に「りんごの棚」 点字本,大活字本,布絵本…一つに [りんごプロジェクト] / 障害者の視点 めくるのに苦労 破ってしまった 脳性まひの男性「本に苦手意識」 翻訳の人材が不足 点字・音声ネット図書館[サピエ図書館] 2万人登録 (西日本11/3)

○プロが選書 読書お助け[選書サービス「フライヤー」]  読みたい本が分からない「月に0冊」半数 4千字に要約 「感銘」を共有 著名人から子供たちへ おすすめの1冊を紹介[文部科学省]  (産経11/6)

○学校図書館の管理システム 京セラ系,50ヵ所目指す [「ELCIELO for School」] (日経産業11/14)

○21歳,6割が本読まず 22年文[部]科[学]省調査 [「21世紀出生児縦断調査」] (毎日11/20)

○北[海道]大[学]構内[札幌市]にこども本の森 建築家・安藤忠雄氏が各地に開設    (朝日〈北海道〉11/8)

○全国図書館大会[岩手]県初開催 盛岡[市] 4年ぶり対面形式 (読売〈岩手〉11/17)

○電子図書館広がる [福島]県内6市村[福島市、郡山市、いわき市、須賀川市、伊達市、昭和村]導入 児童生徒にID 学習利用増 「紙の3倍」書籍価格課題 蔵書の充実が鍵         (福島民友10/6)

○矢祭[もったいない図書館]「どこでも読書」 本の交換スタンド11カ所 借りて、もらって、寄贈もOK [福島県矢祭町]  (福島民友11/9)

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◆集会等のお知らせ

〇文部科学省令和5年度読書バリアフリーコンソーシアム事業
筑波技術大学テクノロジーハブ「ICTを活用して読書の可能性を広げるシンポジウム」
【日時】2024年2月24日(土)13:00~16:00(予定)
【場所】筑波大学東京キャンパス文京校舎134講義室
(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1 https://www.office.otsuka.tsukuba.ac.jp/location/)
【内容】・アンケート調査の結果報告と論点整理
・読書×テクノロジーに関する取組事例の紹介
【登壇者】氏間和仁(広島大学)、清田公保(熊本高等専門学校)、野口武悟(専修大学)、小林真(筑波技術大学)、宮城愛美(筑波技術大学)、青木千帆子(筑波技術大学)
【参加申し込み】2月20日締切 https://forms.gle/BgtqqcCs1bVVXajq6
【目的】2019年読書バリアフリー法成立以後、読書環境の整備が進んでいます。これら体制整備は、障害者が情報リテラシーを有することを前提としています。一方、実際に障害者が新しいリソースを活用する場面での支援は手薄な現状があります。
 そこで本シンポジウムでは、先日実施いたしました「図書館の障害者サービス用ICT機器利用支援に関するアンケート調査」の結果速報をお伝えするのに加え、読書×テクノロジーに関する参考となる取組をご紹介し、支援のあり方について皆様と考える時間としたいと思います。
【事務局連絡先】筑波技術大学 読書バリアフリーコンソーシアムテクノロジーハブ事務局 青木
 〒305-8520 茨城県つくば市天久保4-3-15
 電話: 029-858-9015
 E-mail: chihoko.aoki★a.tsukuba-tech.ac.jp(★を@に置き換えてください)

〇第19回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファレンススキルの磨き方―調べものの専門家になるために―」
【開催日時】2024年3月1日(金)13時00分から16時00分まで
【開催方法】Web会議システム(Microsoft Teamsウェビナー)を使用したオンライン開催
【対象・定員】レファ協事業及び本フォーラムに関心のある図書館員の方をはじめ、どなたでもご参加いただけます。定員は設けません。
【内容】・オープニングスピーチ「リサーチャーの情報調査術・図書館活用術(仮)」喜多あおい氏(株式会社ズノー知的生産計画室室長 執行役員/チーフリサーチャー)
・参加館報告
 高知県立図書館(上岡真土氏)、安城市図書情報館(足立結氏)、昭和女子大学図書館(前之園香世子氏)
・事務局報告
 図書館協力課協力ネットワーク係
・フリートーク
 喜多あおい氏、上岡真土氏、足立結氏、鈴木亜依子氏(安城市図書情報館)、前之園香世子氏
 コーディネーター 田子環氏(レファ協事業企画協力員・神奈川県立厚木清南高等学校司書)
 ※フォーラム終了後、参加者同士の交流を図るため、30分程度の交流会(参加自由)を行います。
【参加申込み方法】
 参加をご希望の方は、以下のページで詳細をご確認の上、ページ内に設置された申込みフォームからお申込みください。
 https://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_19.html
 ※これまでのフォーラムの記録は、事業ホームページでご覧いただけます。
 https://crd.ndl.go.jp/jp/library/fest.html
【問合せ先】 国立国会図書館 関西館 図書館協力課 協力ネットワーク係
 〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3
 電話:0774-98-1475
 メールアドレス:info-crd★ndl.go.jp(★を@に置き換えてください)

〇科研費研究成果報告会
【テーマ】子ども時代の「心に残る読書体験」を考える
 科学研究費補助金基盤研究C「子ども時代の『心に残る』読書に関する実証的研究:読書体験の形成要素と長期的効果」(19K12722)の成果を報告する会を開催します。「心に残る体験」の研究として共通点の多い「ミュージアム体験」の研究についても取り上げます。
【日時】2024年3月9日(土)13:30~16:00(開場13:00)
【場所】ワテラスコモンホール(JR御茶ノ水駅徒歩3分)https://www.waterras.com/common/access.html
【対象】研究者、図書館・博物館員、その他関係者、学生等
【参加費】無料
【定員】80名
【申込】3月1日(金)までにこちらからお申し込みください。
 https://forms.gle/Pe5ar1LDKCGLYZ1s6
【プログラム】
  第1部:発表・報告「日本における子どもの読書の状況の変化-2000年以降を中心に」汐﨑順子(慶應義塾大学文学部非常勤講師)
 「インタビューから子ども時代の『心に残る読書体験』に近づく試み」須賀千絵(実践女子大学文学部)
 「ミュージアム体験の長期記憶に関する研究の展開」湯浅万紀子(北海道大学総合博物館)
  第2部:パネルディスカッション「心に残る体験を研究する意義・方法・成果」パネリスト:須賀千絵、汐﨑順子、湯浅万紀子
 ※終了後、参加者とパネリストが自由に懇談する時間を設ける予定です。
【問合先】須賀千絵(実践女子大学文学部図書館学課程)
 suga-chie★jissen.ac.jp(★を@に変えて送信してください。)
【イベント案内URL】https://sites.google.com/jissen.ac.jp/kokoro1/
 ※この報告会はJSPS科研費19K12722の助成を受けて実施するものです。

〇おやちれんセミナー 「AI時代の子どもたちと読書」 
【主催】親子読書地域文庫全国連絡会
【日時】2024年3月9日(土)14:00~16:00
【会場】武蔵野プレイス4階フォーラム https://www.musashino.or.jp/place/
【参加費】500円
【内容】「AI時代の子どもたちと読書」
【講師】酒井邦嘉氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
【詳細・申込み】https://www.oyatiren.info/ (定員80名)
【問合せ】090-4121-9667(水越)

○国立国会図書館講演会「国立国会図書館の来た道、行く道」
【開催日】2024年3月14日(木)14:00~16:00(13:30開場)
【会場】国立国会図書館 東京本館 新館講堂
【内容】国立国会図書館の歴史に関する著作『帝国図書館―近代日本の「知」の物語』及び『夢見る「電子図書館」』の各著者を講師に迎え、これまでの長きにわたる当館のあゆみを振り返ると共に、出版流通・出版文化に詳しい永江朗氏をモデレーターとし、デジタルシフトの次の段階における当館の果たすべき役割を議論します。
 ・登壇者:長尾宗典氏(筑波大学人文社会系准教授)、中井万知子氏(日本図書館協会分類委員会委員長)永江朗氏(著述家)、竹内秀樹(国立国会図書館収集書誌部長) 
【対象者】図書館に関心のあるすべての方(一般の方々の参加も歓迎です)
【主催】国立国会図書館
【費用】無料(要申込)
 ※詳細:https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20240314lecture.html

〇三田図書館・情報学会 橋本孝先生記念講演「学術コミュニケーションの現状と将来:学術出版からオープンサイエンスへ」
【発表者】倉田敬子氏(慶應義塾大学文学部)
【日時】2024年3月16日(土)13:00~15:00
【会場】慶應義塾大学三田キャンパス東館6階G-Lab(オンライン配信あり)
【参加方法・詳細】学会のサイトをご覧ください。 https://mslis.jp/monthly.html
【問合せ先】三田図書館・情報学会事務局
 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
 慶應義塾大学文学部 図書館・情報学専攻内
 mita-slis★ml.keio.jp(★を@に置き換えてください)

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◆求人情報

〇国立女性教育会館情報課 有期雇用職員:1名
  応募締切日:2024年1月26日(金)必着

〇福生市役所 市職員 一般事務(司書):若干名
  応募締切日:2024年1月31日(水)

〇学校法人関西医科大学 司書(パート):若干名
  応募締切日:2024年2月5日(月)必着

〇足立区立中央図書館 統括図書館専門員(会計年度任用職員):2名
  応募締切日:2024年2月6日(火)17時

〇東京家政大学 板橋図書館 嘱託職員:1名
  応募締切日:2024年2月7日(水)必着

〇真庭市図書館 司書(任期付職員):1名
  応募締切日:2024年2月8日(木) 17時15分まで

〇東京海洋大学附属図書館「事務補佐員」(図書整理担当):1名
  応募締切日:2024年2月9日(金)必着

〇北海道上磯郡木古内町職員(司書):1名
  応募締切日:2024年2月9日(金)

〇新宿区立鶴巻図書館 フルタイムスタッフ(丸善雄松堂(株)):若干名
  応募締切日:2024年2月9日(金)

〇西南学院大学図書館・契約社員((株)キャンパスサポート西南):1名
  応募締切日:2024年2月9日(金)

〇早稲田実業学校 中等部・高等部 図書館(嘱託職員):1名
  応募締切日:2024年2月13日(火)必着

〇同志社国際中学校・高等学校 契約職員(司書):1名
  応募締切日:2024年2月13日(火)必着

〇2024年度 枝幸町職員(一般行政職/司書):1名
  応募締切日:2024年2月13日(火)

〇日野町立図書館 館長:1名
  応募締切日:2024年2月13日(火)

〇東京大学 駒場図書館 事務補佐員(非常勤職員):1名
  応募締切日:2024年2月14日(水)必着

〇小金井市公共図書館職員:6名
  応募締切日:2024年2月15日(木)まで

〇岐阜県立看護大学図書館 事務専門職員(非常勤司書):1名
  応募締切日:2024年2月15日(木)

〇東京学芸大学附属図書館(学術情報課)非常勤職員採用:3名
  応募締切日:2024年2月16日(金)

〇流通経済大学図書館リーダー(司書) 月給制準社員((株)紀伊國屋書店):1名
  応募締切日:2024年2月29日(木)

求人情報の詳細は下記でご覧ください。
 https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆JLAからのお知らせ

〇JLA近刊
 図書館情報資源概論 三訂版(JLA図書館情報学テキストシリーズ III-8)
 馬場俊明編著 2024.1
 B5判 270p 定価1,900円(税別)
 ISBN:978-4-8204-2309-6
 ※1月26日発売予定。現在予約受付中です。
  予約申込・詳細は以下URLにアクセスしてください。
https://www.jla.or.jp/publications//tabid/87/pdid/p11-0000000651/Default.aspx

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841