令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2023/12/13

第1146号

================================================<2023/8/2発信>
           JLAメールマガジン 第1146号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■『図書館雑誌』8月号のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース

○第109回全国図書館大会岩手大会からのメッセージ(ホームページ開設)
  第109回全国図書館大会を令和5(2023)年11月16日(木)・17日(金)の両日、岩手県盛岡市にて開催しま
 す。岩手県での開催は初めてであり、4年ぶりの対面形式での開催となります。
  テーマは、「理想郷“イーハトーブ”で本当の幸せを考える ~希望ある未来は図書館とともに~」とし  
 ました。大和朝廷の時代、東山道の奥にあった辺境の地域は、今では風情豊かに「みちのく」と呼ばれるこ 
 とがあります。その一角を成す岩手県は、郷土を代表する詩人・童話作家 宮沢賢治(1896-1933)の心象世界
 の中にある「理想郷イーハトーブ」のモチーフと言われています。賢治の思想の根底には「世界がぜんたい 
 幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」との考えが流れており、混とんとする現代社会に生きる私
 たちが、最も人間らしい行為の一つとされる読書やその場を提供する身近な図書館を通じ、希望ある未来に
 向けて本当の幸せとは何かに思いを巡らす大会にしたいと考えています。
 ※第109回全国図書館大会岩手大会のホームページを8月1日(火)に開設しました。
 参加費 7,000円(久々の対面式開催・大会記録誌等)です。
 下記URLで詳しい内容をご確認いただき、参加のご検討をお願いいたします。皆様のご参加をお待ちいたしま 
 す。
 https://lib-iwate.com/

○災害等により被災した図書館等への助成(2023年度)について
  公益社団法人日本図書館協会は、災害及び事故等で被災した図書館の復旧、復興を支援するため、本法人
 に寄せられた寄附等による助成を希望する図書館を、以下のとおり募集する。
 応募資格:原則として2022年1月以降の災害及び事故並びに東日本大震災で被災した図書館で、復旧、復興 
 に取り組んでいる公共図書館、大学図書館(短期大学・高等専門学校図書館を含む)、学校図書館、専門図
 書館、公民館図書室等。
 助成額:一施設当たり20万円を基本とし、最大50万円を限度に助成
 申請方法:本助成を希望する図書館から、直接日本図書館協会にお申し込みください。
 締切:2023年9月29日(金)
 問合先:日本図書館協会 図書館災害対策委員会(担当:鈴木・細川・礒田)
 E-mail:saigai@jla.or.jp 電話:03-3523-0811
 ※募集要項、申請書は、下記ページよりダウンロードしてください。
 https://www.jla.or.jp/committees/tabid/1035/Default.aspx

○図書館地区別研修の開催日程が決定
  文部科学省は、令和5年度の「図書館地区別研修」の日程を決定した。
 (1)福島県教育委員会 
  日程:2023年10月18日(水)~10月20日(金) 
  場所(形式):福島県立図書館(オンライン受講可)
 (2)埼玉県教育委員会
  日程:2023年11月28日(火)~12月1日(金)
  場所:With You さいたま 角川武蔵野ミュージアム
 (3)石川県教育委員会
  日程:2023年12月5日(火)~12月8日(金)
  場所:石川県立図書館
   (4) 奈良県教育委員会
  日程:2024年1月23日(火)~1月25日(木)
  場所:東大寺総合文化センター
 (5)島根県教育委員会
  日程:2023年12月5日(火)~12月8日(金)
  場所:島根県民会館(オンライン受講可)
 (6) 熊本市教育委員会
    日程:2024年1月31日(水)~2月2日(金)
  場所:熊本市立図書館(オンライン受講可)

○『図書館年鑑 2023』出版
  『図書館年鑑 2023』(日本図書館協会発行)が7月31日に発行された。2022年1年間の図書館にかかわる
 事象を記録し、あわせて関連資料を収録している。
  構成は、図書館界の動向を、都道府県・館種・問題別に概観した「図書館概況」、図書館関係統計と資
 料・書誌を収録した「図書館統計・資料」の2章からなっている。
  資料編では、「IFLA-UNESCO公共図書館宣言2022」、「令和3年度社会教育調査中間報告」、「第6次『学校
 図書館図書整備等5か年計画』」、「大学設置基準等の一部を改正する省令」、「『個人向けデジタル化資料
 送信サービス』の開始について」、「北朝鮮当局による拉致問題に関する図書等の充実に係る御協力等につ
 いて」をめぐる各団体からの要請、「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に
 関する法律」、「図書館等公衆送信サービス」に関連する協議会等の文書など、図書館や図書館関係の団
 体・関連機関・住民運動団体などが発表した要望、声明、決議、答申、報告などの文書で重要なものが収録
 されている。
 (B5判 507p 定価:本体18,000円(税別) ISBN978-4-8204-2302-7)

○JLA分類委員会、「図書館の分類に関する調査(2023)」の回答期間を延長
  2023年7月3日(月)より実施している「図書館の分類に関する調査(2023)」の回答期間を、下記のとお
 り延長します。ぜひ回答にご協力ください。
 調査対象:公共図書館、大学図書館、短大図書館、高専図書館等
 調査方法:Googleフォームによる回答
  https://forms.gle/jxrcegYzxxMXJYPg9
 ※Googleフォームが使用不可の場合はExcelファイルによる回答も可
 回答期間 : 2023年7月3日(月)~8月25日(金)←延長しました!
 ※詳細は「図書館の分類に関する調査(2023)」のページ参照
 http://www.jla.or.jp/committees/bunrui/tabid/1023/Default.aspx

○「IFLA-UNESCO公共図書館宣言2022」について
  5月、国際交流事業委員会では「ユネスコ公共図書館宣言2022」の日本語訳を公表した。この邦訳タイトル
 は、1949年に宣言が出されて以来の名称を踏襲したものであったが、 今回、本宣言の原タイトル「IFLA-
 UNESCO Public Library Manifesto 2022」の
 表記に鑑み、以降は「IFLA-UNESCO公共図書館宣言2022」として周知を図っていくこととした。
 ・IFLA-UNESCO公共図書館宣言2022
 https://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/1018/Default.aspx

○4年ぶりに再開!台湾図書館研修2023 
  図書館総合展運営委員会と丸善雄松堂が共同で企画する海外図書館フィールドワーク型研修が開催され
 る。
 期間:2023年12月6日(水)~9日(土)3泊4日
 訪問都市:台北市ほか
 申込締切:2023年9月27日(水)
 訪問予定館:台北市、桃園市などの国立・公立・大学・専門図書館・国家鉄道博物館
       準備室 ほか
 ※先方の都合により、訪問予定先が変更となる可能性があります。
<本研修のポイント>
 ・台湾の図書館の視察や現地職員との交流を通して、台湾図書館界の最新事情を探る
 ・最新事例として、桃園市立図書館新総館や蒋経国総統図書館を視察
 ・整備中の国家鉄道博物館準備室を特別見学
 日程詳細・お申込みは丸善雄松堂ホームページをご覧ください。
  詳細ホームページ:https://yushodo.maruzen.co.jp/event/20231206/
 
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◆新聞記事より

○〔時の展望台〕図書館は「生活の根拠地」 焦土から出発 建築家[鬼頭梓]の挑戦 [洲本市立洲本図書館な 
 ど] (朝日4/19夕)

○図書館進むデジタル化 本文のキーワードで検索 電子書籍ネット貸し出し 法改正、コロナ禍で拡大 運
 営費用 継続の壁に [国立国会図書館,たまな圏域電子図書館] (西日本6/1)

○学校図書費 購入57%のみ 自治体交付金 社会保障など優先 [文部科学省調査]  (読売6/6)

○〔教育ルネサンス No.2735 学校図書館を考える〕1 古い本ばかり 更新に力 読書環境充実へ予算増額 
 廃棄の基準作り[熊本市立武蔵中学校図書室] 市民から意見[筑西市] 交付額を把握 蔵書数の目安 国が
 示す 新聞配備や司書配置にも予算 (読売6/6)

○図書館職員76%非正規 「自治体の経費節減のしわ寄せ」割合拡大 低賃金不安定な雇用… 全国組織[日本
 図書館協会]が初の改善要請 (東京6/7)

○〔教育ルネサンス No.2736 学校図書館を考える〕2 学校司書 運用に不可欠 [司書教諭が担当の例:
 札幌市の小学校 学校司書が担当の例:盛岡市の小学校] (読売6/7)

○図書館 街おこしの目玉 全国3400施設,20年で3割増 育児やビジネスも支援 [富津市、土浦市,岩手県
 紫波町など] (日経6/8)

○〔教育ルネサンス No.2737 学校図書館を考える〕3 研修積み司書ら学習支援 [学校図書館支援センタ
 ー 松江市など] (読売6/8)

○図書館資料ネット送信 運用不透明 新制度施行 1冊の一部分,利用に最低500円 著者らに支払う補償金
 「高額」でもコスト割れの懸念 開始はまだ先に 「選択肢増えた」 (朝日6/11)

○〔教育ルネサンス No.2738 学校図書館を考える〕4 探究的な学習の拠点 [茨城県立水戸第二高校、私
 立盈進中学高校(福山市)] (読売6/13)

○〔教育ルネサンス No.2739 学校図書館を考える〕5 即戦力司書求め民間委託 [泉佐野市] (読売6/14)

○〔教育ルネサンス No.2740 学校図書館を考える〕6 本と親しむ契機多様に [市川市立曽谷小学校] (
 (読売6/15)
 
○図書館改革求め議連[活字文化議員連盟,学校図書館議員連盟]が決議採択 (読売6/16)

○まちの魅力図書館にあり [北海]道内の「個性派」に脚光 逆境下の工夫魅力に 滝川[市立図書館] 年間
 250超の催し企画 北見[市立中央図書館] 駅直結冬場も気軽に [『北海道の図書館員が薦めるブックガイ
 ド わが町を知ってもらうなら!』] (北海道5/13)

○富谷市 スロープ主体の空間に 図書館等複合施設基本設計 (建設通信4/20)

○[福島県]鮫川[村]に義務教育学校 村が新設方針 複合施設[図書館など]も整備  (福島民友6/8)

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◆集会等のお知らせ

○図書館ビジョン学習会「横浜市図書館ビジョンって何?」
  横浜市教育委員会が今年度中に図書館ビジョンを策定することについて、教育委員会の担当者や市議会議
 員から話を伺います。  
 内容:講演・報告
   (1)図書館ビジョンの策定(横浜市教育委員会・図書館ビジョン担当者)
    (2)図書館政策・図書館ビジョンに臨むこと(横浜市各会派担当者)
 日時:2023年8月21日(月) 18:30~20:00
 場所:かながわ県民センター 3階304会議室
 定員:60名
 費用:資料代として300円程度のカンパをお願いします
 主催:図書館ビジョン学習会実行委員会
 事務局:図書館問題研究会神奈川支部
 申込・問合せ:電話090-8840-9835 
    メールアドレス yu01tsukada★icloud.com(★は@に置き換えてください)  林、塚田まで

〇【三田図書館・情報学会第192回月例会】
 テーマ:北欧のスマートシティ~ハブとしての公共図書館~
 発表者:安岡美佳氏(ロスキレ大学)
 日時:2023年9月23日(土)午後4時~午後6時
 参加費:三田図書館・情報学会会員は無料/非会員は1,000円
 場所:オンライン開催
 概要:近年、世界的にも注目される「北欧のスマートシティ」では、図書館がイノベーションハブとして重
    要な役割の一角を担うようになっている。本月例会では、なぜ図書館がスマートシティにおいて重要
    な役割を果たすのか、そしてスマートシティの時代に北欧の図書館はどのように位置づけられるよう
    になったのかの変遷を掘り下げていく。
 参加申込 https://mslis-m192.peatix.com/
 月例会ページ http://mslis.jp/monthly.html
 問い合わせ先
 三田図書館・情報学会事務局
 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
 慶應義塾大学文学部 図書館・情報学専攻内
 mita-slis@ml.keio.jp

○TP&Dフォーラム2023(第32回整理技術・情報管理等研究集会)
 主催:TP&Dフォーラム2023実行委員会
 後援:日本図書館情報学会、情報科学技術協会、日本図書館研究会、情報知識
    学会、 日本図書館協会
 日時:2023年9月30日(土) 13:00~17:30
 会場:オンライン(Zoom)
 内容:セッション1 発表者 横山幹子 氏(筑波大学図書館情報メディア系)
    「知識の組織化」と哲学(仮)
 司会者:田窪 直規氏(近畿大学短期大学部)
    セッション2 発表者 神崎正英 氏
    「Linked Dataで考えるアクセスポイントと書誌記述:共有可能なメタデータの設計(仮)」
 司会者:高久雅生氏(筑波大学 図書館情報メディア系)
 参加費:なし
 問合先: TP&Dフォーラム2023実行委員会 tpdforum@gmail.com
 詳細HP: 
 https://tpd.eplang.jp/index.php?%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E02023

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◆『図書館雑誌』8月号(116ページ・特別定価1362円)のお知らせ

○特集「図書館と展示-資料から広がる世界」
 ・資料展示会の意義-企画する側から・見学する側から(菅修一)
 ・「東洋一」の夢 帝国図書館展-国際子ども図書館の建物そのものを展示する
  (松井祐次郎)
 ・防災情報を伝えるため、利用者に寄り添った展示づくり
  -防災専門図書館の展示紹介(矢野陽子)
 ・図書館と司書の世界を知ってもらうための試み
  -文教大学越谷図書館「STARBOOKS」設置(藤倉恵一・池内有為)
 ・筑波大学附属図書館における電子展示のありかた(大久保明美)
 ・国立国会図書館における展示のデジタルシフト
  -「知りたい」を支援する情報発信(小川那瑠)
 ・周年事業における資料展示-「あれから、百年 埼玉県立図書館百周年記念
  資料展」を例にして(小柳直士)
 ・千歳市立図書館「青葉の森の水族館」展示の試み(中川伸明)

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◆求人情報

○令和5年度小山市職員採用試験:2名
 応募締切日:2023年8月10日(木)

○令和5年度佐賀市立図書館司書(会計年度任用職員):1名
 応募締切日:2023年8月15日(火)

○福井市職員(司書)採用候補者試験:1名程度
 応募締切日:2023年8月21日(月)

○茨城県職員(司書)採用選考案内:1名程度
 応募締切日:2023年8月25日(金)

○国立病院機構文献情報センター(国立病院機構東京医療センター図書室)
   司書 非常勤職員:1名
 応募締切日:2023年8月25日(金)

○東村山市立図書館会計年度職員:1名
 応募締切日:2023年8月31日(木)

○甲南大学図書館 目録スタッフ:1名 (募集延長)
 応募締切日:2023年8月31日(木)

 求人情報の詳細は下記でご覧ください。
 https://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆JLAからのお知らせ

○JLA新刊
 図書館年鑑 2023 図書館年鑑編集委員会編  2023.7 B5判 507p
 定価18000円(税別) ISBN 978-4-8204-2302-7
 http://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000635/Default.aspx

○『はじめての電子ジャーナル管理 改訂版』電子版発売開始
  7月28日,『はじめての電子ジャーナル管理 改訂版』(保坂睦著,JLA図書館実践シリーズ
 35)の電子版の発売が開始された。価格は1800円(税別)。以下の電子書店にてご購入ください。
 《販売電子書店》
 Amazon(Kindle) https://www.amazon.co.jp/
 紀伊國屋書店 https://www.kinokuniya.co.jp/
 楽天Kobo https://books.rakuten.co.jp/e-book/
 BookLive! https://booklive.jp/
 honto https://honto.jp/
 Reader Store https://ebookstore.sony.jp/
 auブックパス https://bookpass.auone.jp/
 iBooks Store
 理想書店 https://store.voyager.co.jp/
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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。
mailmaga@jla.or.jp  

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841