=================================================<2023/1/18発信>
JLAメールマガジン 第1119号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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JLAメールマガジンのバックナンバー
https://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○文字・活字文化推進機構、学校図書館法公布70周年記念事業を実施
2023年は学校図書館法が公布されて70周年となる。文字・活字文化推進機
構では、いつも人がいて、読書や学習に役立つ資料が充分に整備された「子
どもが主役」の学校図書館をつくるため、学校図書館をテーマにしたシンポ
ジウムや記念事業を行なっている。
また、学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会は、2023年1月12日付
で、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、
アピール「私たちは学校図書館を応援しています」を発表した。
今後は、アピールで提示した図書資料の充実、学校司書の待遇改善などの
政策課題をテーマにシンポジウムを開催し、8月の記念式典を盛り上げ、世
論の喚起を図りたいとしている。
※アピール「私たちは学校図書館を応援しています」(文字・活字文化推進機
構)https://www.mojikatsuji.or.jp/news/2023/01/12/6358/
○国文学研究資料館、「日本古典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍
総合データベース」を統合
国文学研究資料館は1月10日に、「日本古典籍総合目録データベース」と
「新日本古典籍総合データベース」を統合し、新たに“国書データベース”
として提供を行なうと公表した。稼働開始は2023年3月1日を予定している。
日本の古典籍の総合目録である「日本古典籍総合目録データベース」と
「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」により構築さ
れた「新日本古典籍総合データベース」を発展的に統合することで、主とし
て、近代以前に日本人が著述した書籍(国書)の書誌情報と画像を集積した
データベースとなり、国内外の機関等が所蔵する国書の情報を検索・参照し、
多くの画像を見ることができるようになるとのこと。これに伴い、「日本古
典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍総合データベース」は、2023
年2月28日をもって稼働を停止する。
※「日本古典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍総合データベース」
は、「国書データベース」として生まれ変わります。
https://kokusho.nijl.ac.jp/kokushodbj-20230110.pdf
○児童青少年委員会『ニューズ・レター』no.30を掲載
児童青少年委員会では『ニューズ・レター』no.30を日図協HPの児童青少
年委員会のページに掲載した。
内容は以下の通り。
・大変だったけど充実 第42回(2022年)児童図書館員養成専門講座を終え
て(島 弘)
・IFLA(国際図書館連盟)児童ヤングアダルト図書館分科会ニュース
(護得久えみ子)
・お知らせ 児童青少年委員会オンラインセミナー
・新石川県立図書館子ども室訪問記 2022.10.31(川上博幸)
どうぞ、ご覧ください。
※『ニューズ・レター』no.30
https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jidou/NewsLetter30.pdf
※児童青少年委員会のページ
https://www.jla.or.jp/committees/jidou/tabid/275/Default.aspx
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◆集会等のお知らせ
○ハイブリッド国際シンポジウム「書物の背後にあるもの:初期近代における
書物のデザイン、生産、利用/Behind the Book: Designing, Producing,
and Using Books in the Early Modern Period」
日時:2023年3月4日(土)14:00~17:00
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館・Gラボ(6・7階)
オンラインにてZoom配信可能(登録者にパスコード配布)
登壇者:Karen Limper-Herz(British Library, London)、
雪嶋 宏一(早稲田大学)、鈴木 広光(奈良女子大学)、
安形 麻理(慶應義塾大学)
概要:書物の形態、用途、受容、社会的役割は変化し続けてきたし、今後も
変化し続けるだろう。新技術の導入はしばしば転機となりうるが、その結果
は単純には説明できない。こうした変化の背後には、著者、印刷者/出版者、
校正者、彩色画家、製本職人、読者、コレクターらが共有する期待の地平の
広がりがある。テクストとパラテクストにおけるさまざまな革新的な要素
-書体/活字体、ページ・レイアウト、テクストの分割方法、読者のための
実用的なツール-は、意識された期待も意識されていない期待もあぶりだす
手がかりとなる。そこで、本シンポジウムでは、初期近代の西洋と東洋にお
いて、書物と書物の姿、また人々が抱く「書物がどのような姿をしているべ
きか」という時代とともに変化する期待について検討する。
参加費:無料(要参加申込)
詳細:https://sites.google.com/keio.jp/behind-the-book/home
申込:https://forms.gle/7N7xpbDPQopZTx8B7
登録期限:2月26日(日)(対面参加)/ 3月2日(木)(オンライン参加)
〇第6回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー
「デジタル資料の保存管理の実際」
【趣旨】2017年度から始まり6年目に入った東京大学デジタルアーカイブズ
構築事業では、様々な学術資産のデジタル化支援に取り組んできました。
今回はデジタルアーカイブ構築に伴い生成されるデジタル資料の保存管理に
関わる理論や、さまざまな実務についてのセミナーを開催します。
各機関でデジタル資料をどのように長期保存しているのかを、理論を交えな
がら報告します。
【日時】2023年2月6日(月)14:00~16:00
【開催方法】Zoomウェビナーによるオンライン配信
【対象】デジタルアーカイブや資料保存などに関心のある方
【定員】先着1,000名
【参加費】無料
【申込方法】次のURLからお申込みください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_hOWlr62lTOufNblFsQWv-A
登録いただいたメールアドレス宛に接続先URLが自動送信されます。
【プログラム】
・国立国会図書館における取り組み~デジタル資料の長期保存とは?
徳原直子(国立国会図書館)
・早稲田大学演劇博物館における取り組み
中西智範(早稲田大学演劇博物館)
・東京大学での取り組み
史料編纂所 山田太造(東京大学史料編纂所)
文書館 元ナミ(東京大学文書館)
学術資産アーカイブ化推進室 田口忠祐(東京大学情報システム部)
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/event/20230206
【お問い合わせ】
東京大学学術資産アーカイブ化推進室
03-5841-2613 / digital-archive★lib.u-tokyo.ac.jp ※★は@に置き換えてください。
○本づくり学校 基礎科 対面授業(第10期)・リモート授業(第9期)募集
ご自身の力で『本づくり』ができる経験をつむ一年を目指し、コンテンツ
から自身で考案・編集し、世界に1つだけの本をつくります。
活版印刷の講義・実習や上製本・和綴じ・フランス装・蛇腹製本など基本
的な製本技術を習得します。
主催:一般社団法人本づくり協会
会場:一般社団法人本づくり協会(〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-9
クラフト孝和1F 本づくりハウス内 ※リモートの方はご自宅となり
ます。)
授業内容:
講師は基礎科は本づくり協会理事の上島明子(美篶堂)が中心に担当し、本
づくり協会理事である美篶堂会長の、親方・上島松男が監修します。
・本づくり協会理事、活版印刷嘉瑞工房の高岡昌生による活字組版と印刷を
体験します。
・本づくり協会の本のデザインを担当している「ea」より編集とデザインを
通し、ご自身だけの本をコンテンツから作成し1冊に仕立てます。多種に
わたる製本技術を学び、本づくりの多面的な授業を行います。
・9月に長野県伊那市美篶で製本合宿を開催予定です。
期間:2023年4月~(全18回)
募集期間:2022年12月26日(月)~2023年1月31日(火)
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.honzukuri.org/activity/school/
○図書館基礎講座2022 in関西、スケジュールと会場変更のお知らせ
2023年2月13日(月)に開催する標記講座について、新型コロナウイルス
対策として密を避けるため、広い会場に変更します。また、理事長あいさつ
のため、午後のスケジュールを若干変更します。
変更後の会場:枚方市総合文化芸術センター 別館(旧メセナひらかた会館)
2階多目的室
〒573-1191 大阪府枚方市新町2-1-5
(京阪枚方市駅下車 北口より徒歩7分
https://hirakata-arts.jp/access/)
変更後のスケジュール:
1(10:00~12:00)図書館の基礎とサービスの動向
2(13:00~14:50)読書バリアフリー法と図書館
理事長あいさつ(14:50~15:10)
、特別講座(15:20~16:50)指定管理者制度と図書館
定員、申込方法に変更はありません。
最新情報はこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/jlakisokoza/
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◆求人情報
○町田市立図書館会計年度任用職員:4名程度
応募締切日:2023年1月25日(水)
〇葛飾区 学校司書(会計年度任用職員):若干名
応募締切日:2023年1月27日(金)
○東京都立図書館 会計年度任用職員募集:各職1名
応募締切日:2023年1月27日(金)
○嬉野市立図書館司書(会計年度任用職員):5名
応募締切日:2023年1月30日(月)
○東京農工大学図書館支援室(府中図書館)事務補佐員:1名
応募締切日:2023年1月31日(火)
○大阪大学人間科学研究科図書室事務補佐員:1名
応募締切日:2023年1月31日(火)
○宮崎公立大学図書館司書:1名
応募締切日:2023年2月3日(金)
○上越市立図書館会計年度任用職員司書(6時間勤務:7人程度)、
同(7時間45分勤務:1人 ※職員の育休取得に伴う任用)
応募締切日:2023年2月5日(日)
○同志社国際中学校・高等学校 契約職員募集:2名
応募締切日:2023年2月6日(月)
○共立女子中学高等学校図書室 閲覧/資料整理 臨時職員:1名
応募締切日:2023年2月6日(月)
○電気通信大学附属図書館 事務補佐員:1名
応募締切日:2023年2月9日(木)
○(京都)総合地球環境学研究所 図書室事務補佐員:1名
応募締切日:2023年2月10日(金)
○実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館契約職員:1名
応募締切日:2023年2月17日(金)
○学校法人駒澤大学新図書館閲覧係 契約社員:2~3名
応募締切日:2023年2月24日(金)
求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
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◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
情報資源組織演習 三訂版
(JLA図書館情報学テキストシリーズ III-10)
和中幹雄・横谷弘美共著
日本図書館協会刊 2023.1
B5判 286p 定価1,900円(税別)
ISBN:978-4-8204-2213-6
http://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000618/Default.aspx
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