令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2022/11/30

第1109号

=================================================<2022/10/26発信>
           JLAメールマガジン 第1109号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■『図書館雑誌』11月号のお知らせ
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース

○saveMLAK、第33回 COVID-19の影響による図書館の動向調査(2022/10/21)
 の結果を公表
  saveMLAKは、2022年10月15日(土)から10月21日(金)にかけて実施した
 第33回目の調査結果を公表している。
  調査時点でまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の対象となっている都道
 府県はなく、COVID-19を理由とする休館もなかった。入館記録の実施館は、
 前回の178館から176館に減少している。利用制限を緩和する図書館も増えて
 きているが、完全に元の活動に戻ったというわけでもなく、非接触・非対面
 のサービスや電子書籍サービスの導入も、少しずつではあるが進んでいる。
 また、災害等で継続的に休館している図書館は2館となっている。
※詳しくは下記リンクのプレスリリースを参照。
 各図書館等の取り組みについても紹介されている。
 https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20221024

〇日本図書館協会資料保存委員会『ネットワーク資料保存』No.129を掲載
  内容は、「小特集 保存及び修復のための紙」として、次のとおり。「紙
 資料の劣化と資料保存対策-資料を長期保存するための紙の条件は?-」(神
 谷修治)、「修復に使用される和紙-選択時の判断ポイント-」(阿久津智
 広)、「和紙を使って修理をする」(佐々木紫乃)
  そのほか、「被災図書館支援としての図書修理研修会」(鈴木史穂)、
 「ウイルス対策のアップデートを!」(日本図書館協会資料保存委員会)、
 「コラム 和書?和本?和装本?」(眞野節雄)など。
※『ネットワーク資料保存』No.129 
 http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/hozon/network/NW129.pdf
※資料保存委員会のページ
 http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/96/Default.aspx

○図書館に向けた図書館等公衆送信サービス説明会、開催
  図書館等公衆送信サービスに関する関係者協議会主催による「図書館に向
 けた図書館等公衆送信サービス説明会」が、オンライン形式(Zoom、
 YouTube併用)で9月30日(金)、10月18日(火)、10月24日(月)の3回開
 催された。それぞれの参加者数(カッコ内はYouTube視聴者数)は、1回目が
 75名(685名)、2回目が72名(278名)、3回目が60名(251名)。
  1回目では関係者協議会共同座長である小池信彦氏より「早わかり図書館
 等公衆送信サービス」として本サービスの概要と関係者協議会での協議の状
 況などが説明され、また、共同座長である村瀬拓男氏からは「権利者・出版
 社からみた図書館等公衆送信サービス」として、権利者・出版社側からの本
 サービスに対する見解等が説明された。2回目、3回目は質疑応答を中心に開
 催された。
  1回目の質疑応答の概要は現在下記説明会ウェブサイトで公開しており、
 2回目、3回目分についても後日公開を予定している。3回分の概要と質問受
 付フォームに寄せられた質問を合わせた「Q&A」についても、今後まとめて
 公開する予定である。
  1回目の説明資料および説明動画は下記説明会ウェブサイトで公開し、説
 明動画は11月30日(水)まで視聴可能である。本サービス検討材料の一つと
 して参照いただきたい。
※図書館に向けた図書館等公衆送信サービス説明会ウェブサイト
 http://www.jla.or.jp/committees/chosaku//tabid/988/Default.aspx

○日図協代議員定数等検討委員会、HPを公開
  代議員定数等検討委員会は、定款第13条に関する代議員の定数の在り方、
 代議員選挙規程の在り方、その他、定数等に関する重要な事項を検討するた
 め、2023年3月31日までの期限で設置されている。7月4日に第1回委員会を開
 催し、これまで4回の委員会が開催され活発な議論が重ねられている。委員
 会HPには、各回委員会の検討概要や、検討の参考となる資料も掲載されてい
 る。また、委員会へのご意見、ご質問も受けつけており、HPに送信フォーム
 を用意している。
※代議員定数等検討委員会
 https://www.jla.or.jp/committees/tabid/983/Default.aspx

○代議員補欠選挙の立候補及び推薦の受付日程
  2022-2025年度代議員(個人会員選出及び団体会員選出)補欠選挙の代議
 員立候補者の受付及び推薦受付が11月11日(金)から開始される。受付締切
 は12月8日(木)。補欠選挙が行われる選挙区と定数は以下のとおり。
 (個人会員選出選挙区)
 山形県選挙区 1(定数1 現在代議員数0)
 東京都選挙区 3(定数7 現在代議員数4)
 石川県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 福井県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 山梨県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 静岡県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 三重県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 滋賀県選挙区 1(定数1  現在代議員数0)
 (団体会員選出選挙区)
 第7区 地域図書館団体 1(定数1 現在代議員数0)
 
 届出の詳細については、選挙公示をご覧ください。
※2022-2025年度代議員(個人会員選出及び団体会員選出)補欠選挙の公示
 https://www.jla.or.jp/committees/tabid/392/Default.aspx
※図書館雑誌9月号 Vol.116 No.9 556ページにも掲載

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◆新聞記事より

○図書館、博物館の施設数は過去最多 文[部]科[学]省 [令和3年度]社会教
 育調査(中間報告) 図書の年間貸出数は1人あたり4.2冊 (教育学術8/3)

○文[部]科[学]省 学校と公共図書館の電子書籍サービスとの連携を 1人1
 台端末環境下では学校図書館の活用が有効 環境整備の推進と積極的な利活
 用を求める 公立図書館のサービス 学校と連携事例を紹介[東大阪市「ひ
 がしおおさか電子図書館」、帯広市「帯広市電子図書館」] 電子書籍の活
 用による中高生の読書推進事例も[広島県立図書館「青少年のための電子書
 籍サービス『With Books ひろしま』」] (教育家庭8/15)

○日本農業新聞ルーツ 幻の「市況通報」発見 北海道立図書館[北方資料室]
 (日本農業8/30)

○[宮城県]利府町・文化複合施設「リフノス」 開館1年客数想定上回る 指
 定管理者[「利府みらいクリエイティブ」]の図書館行事好調 大ホールなど
 2期事業は不透明 (河北新報7/16)

○郡山市、来年度から採用制度変更 学校司書「安定雇用を」 福島県教組
 [郡山支部]が署名活動 (河北新報7/3)

○図書館再利用「考えず」 [福島県]大熊町 町民有志に方針説明 「移住定
 住環境整備を優先」 (河北新報7/12)

○石岡市複合施設 「[JR石岡]駅東」に建設へ 市議会に説明 [図書館など] 
 (茨城7/13)

○複合施設計画見直し 宮嶋[謙]かすみがうら市長が就任会見 [図書館など]
  (建設通信7/28)

○那須塩原市、図書館で命名権募集 (日経〈首都圏〉8/19)

○上尾市 工事契約訴訟で和解 図書館複合施設電力整備 
 (日刊建設工業7/25)

○より便利な図書館へ 駅近サービスに力 新座市[図書サービススポット
 「ビブリア」]・志木市[コンビニエンスストアで返却] 通勤・通学時に本
 の返却 コンビニや拠点活用 (朝日〈埼玉〉8/27)

○受託候補は船場 木更津市、新市立図書館整備計画策定 
 (日刊建設工業7/27)

○久美堂(東京[都]・町田市)が図書館運営事業 「町田市立鶴川駅前図書館」
 指定管理者に 「読書人口拡大を念頭に」井之上[健浩]社長 21年度公募で
 受託 ヴィアックスと共同運営 町田市 指定管理制度の導入効果検証 他
 館の運営方針も検討へ 培った知見を地域に還元 開館10周年にイベント、
 新サービス 「町の書店は公募へ積極的に参加すべき」 図書館運営担う人
 材の育成へ (新文化6/30)

○歌舞伎座「筋書」ネット公開 松竹大谷図書館 (読売8/9夕)

○清瀬市 設計は隈研吾[建築都市設計]事務所に [西武池袋線清瀬]駅南口児
 童館など3施設 [図書館など] (日刊建設工業8/10)

○RPGで図書館案内 稲城[市立図書館] 職員制作 サービス学ぶ
 (読売〈東京・多摩〉8/24)

○追浜再開発図書館 基本方針は有隣堂 横須賀市    (建設通信7/12)

○ひきこもり社会復帰へ 図書館で本の修繕を体験 平塚[市中央図書館] 
 [NPO法人「ぜんしん」] (神奈川7/26)

○[川崎]市[立幸、宮前、麻生]図書館に指定管理者 市、制度導入方針を公表
 意見公募結果も 「丁寧な説明を」 市議会文教委[員会] 陳情2件不採択
 に (東京〈川崎〉8/27)

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◆『図書館雑誌』11月号(52ページ・定価1026円)のお知らせ

○特集「図書館と個人文庫・文学館」
 ・まちは散歩でつくられる(岡野裕行)
 ・地域資料における特別コレクションとその活用(蛭田廣一)
 ・「読書によって、過去を未来へ、よりよく繋げんと欲す」
  -井上ひさしの蔵書22万冊の遅筆堂文庫(遠藤敦子)
 ・複合から融合へ-図書館と文学館が連携し創出する読書のまちづくり
  (林胡蝶)
 ・郷土ゆかりの歌人・大西民子の顕彰活動について(篠原由香)
○日本図書館協会学校図書館部会第49回夏季研究集会東京大会
 ・学校図書館の可能性を探る

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◆集会等のお知らせ

○「松岡享子展 - 神戸女学院で過ごした日々を中心に」
  神戸女学院図書館では10月12日より本館2階閲覧室にて「松岡享子展 
 -神戸女学院で過ごした日々を中心に」を開催しています。
  同図書館が所蔵する松岡享子さん関連資料に加え、ご遺族ならびに東京子
 ども図書館から貸借のゆかりの品々を展示しています。
 主催:神戸女学院大学図書館
 開催日程:2022年10月12日(水)~12月20日(火)
 観覧時間:11:00~16:00
 場所:図書館本館(重要文化財)2階閲覧室
※一般(同窓生を含む):事前予約制
 詳細は以下のリンクをご覧ください。
※〈松岡享子展 神戸女学院大学図書館特設ページ〉
 https://kclib.kobe-c.ac.jp/?page_id=1692

○日本図書館文化史研究会2022年度第2回研究例会
 テーマ:「ランガナタン没後50年」
 日時:2022年12月3日(土)13:10-16:50
 会場:日本図書館協会会館2階研修室(※Zoom配信を併用予定)
 後援:日本図書館協会、日本図書館情報学会、情報メディア学会
 発表者:吉植庄栄氏(盛岡大学)、高橋隆一郎氏(東京学芸大学附属図書館)
 ウェブサイト:http://jalih.jp/events/events.html#reikai2
 参加費:会員・後援団体所属の方1,000円、非会員2,000円
 ※参加費は会場で申し受けます。オンライン参加希望の方にはZoomアクセス
  先をお知らせする際に振込先をお知らせします。
 参加申込先:office★jalih.jp(11月25日(金)締切) ※★は@に置き換えてください。
 記載事項:
 1.氏名、所属
 2.a)会員、b)後援団体所属者(いずれの後援団体か、明記のこと)、
   c)非会員、の別
 3.a)会場参加、b)オンライン参加、のいずれか

○出版ニュース・アーカイブ」ほぼ完成記念【奥多摩ブックラウンジ】開催
  「出版ニュース・アーカイブ」ほぼ完成記念の特別イベントとして、【奥
 多摩ブックラウンジ】を開催いたします。<参加費無料>
  「出版ニュース・アーカイブ」は、奥多摩ブックフィールド内にあります。
 2020年に廃業した「出版ニュース社」社内に収集・保管されてきた、50年間
 以上の出版・出版流通関係の出版物や資料を移しました。『出版年鑑』『出
 版ニュース』等の同社出版物だけでなく、約4000冊の文献と毎年のベストセ
 ラートップ10、創刊雑誌コレクションなども置かれた、類を見ない施設です。
 日時:2022年11月5日(土)午後1時~3時、終了後、施設案内・見学。
 場所:奥多摩ブックフィールド(旧小河内小学校 東京都西多摩郡奥多摩町
    留浦1237)JR青梅線の奥多摩駅から西東京バス乗車。バス停「峰谷
    橋」または「学校前」で下車。
 内容:「本についてあれこれ・出版年鑑の歴史など」小林昌樹氏(近代出版
    研究所長)「出版ニュースと出版年鑑」清田義昭氏(元出版ニュース
    社代表、NPO法人共同保存図書館・多摩副理事長) 他
 主催:奥多摩ブックフィールド
 問合せ:Facebook 奥多摩ブックフィールド 
 イベント詳細はこちらから https://okutama.org/2022book_lounge/

○令和4年度神奈川県子ども読書活動推進フォーラム
 開催日時:令和4年12月11日(日曜日)14時00分から16時00分 
 会場:神奈川県立図書館本館4階学び⇔交流エリア
       (横浜市西区紅葉ケ丘44)ならびにオンライン(Zoom)
 定員:会場参加40名 オンライン参加80名
    (参加無料、応募多数の場合は神奈川県在住・在勤・在学者を優先し
    て抽選)
 申込期間:令和4年10月20日(木曜日)~11月22日(火曜日)
 申込方法:神奈川県電子申請システム(e-kanagawa電子申請)または往復は
      がきでお申し込みください。
 プログラム:
 1部 事例発表 14時10分から14時30分
    事例発表団体:横浜市立山内中学校図書委員会(令和4年度子供の読書
           活動優秀実践校文部科学大臣表彰被表彰校)
 2部 講演 「ヤングアダルト世代の皆さんのご質問にお答えして プラス 
       十代のうちに経験しておいてよかったいくつかの事柄」
       14時30分から16時00分
    講師:古内 一絵 さん(作家)
 詳細:神奈川県立図書館ホームページ内フォーラム用ページ
 https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/new-info/2022/10/20221211.html

○三田図書館・情報学会2022年度研究大会
 開催日時:2021年11月12日(土)13:00-17:35
 会場:慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階 G-Lab / オンライン
 対象者:どなたでも参加できます。詳細は学会ウェブサイトをご覧ください。
 詳細URL:http://www.mslis.jp/annual.html
 参加申込: https://mslis2022.peatix.com/ (必ず事前の参加申込をお願い
      致します)

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◆求人情報

○兵庫県立図書館 産休・育休代替職員(一般事務職(司書)):1名
 応募締切日:2022年10月31日(月)

○令和4年度岡山市職員(司書)及び岡山市職員【民間企業等職務経験者
 (司書)】:各1名 応募締切日:2022年11月14日(月)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
 非正規雇用職員セミナー「図書館で働く女性非正規雇用職員」講演録
 (JLA Booklet no.12)
 日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会編
 日本図書館協会刊 2022.10
 A5判 70p 定価1,000円(税別)
 ISBN:978-4-8204-2209-9
http://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000600/Default.aspx

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