令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2022/06/22

第1088号

=================================================<2022/5/25発信>
           JLAメールマガジン 第1088号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース

○「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の変更について
  5月23日、新型コロナウイルス感染症対策本部において、「新型コロナウ
 イルス感染症対策の基本的対処方針」(令和4年5月23日変更)(以下「基本
 的対処方針」という。)が一部変更された。屋内において他者と身体的距離
 がとれて会話をほとんど行わない場合は、マスク着用は必要ないなど、マス
 ク着用の考え方が示されている。
  日本図書館協会でも、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえた昨
 今の社会経済活動の在り方を鑑み、「図書館における新型コロナウイルス感
 染症拡大予防ガイドライン」の更新作業を進めている。今回の基本的対処方
 針の変更も踏まえた更新を予定しているが、公表時期は6月中旬以降となる
 予定。
※協会HPのお知らせ
 http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=6352
※新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和4年5月23日変更)
 https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_20220523.pdf

○国立国会図書館、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を開始
  国立国会図書館は、2022年5月19日から、「個人向けデジタル化資料送信
 サービス」(略称:個人送信)を新たに開始した。
  これは、著作権法の一部を改正する法律(令和3年法律第52号)が施行さ
 れ、デジタル化した資料のうち絶版等の理由により入手困難なものを国立国
 会図書館からインターネット経由で個人に送信できるようになったことを受
 けてのサービス。法改正の背景には、デジタル化・ネットワーク化への対応
 とともに、コロナ禍において、当館や公共図書館、大学図書館等に来館せず
 に利用できるデジタル化資料へのニーズが、研究者・学生等の個人から高
 まったことがあるという。「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に
 関する合意文書」(令和3年12月3日)に基づいて行われる。
※個人向けデジタル化資料送信サービス
 https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/individuals_index.html
※「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」
 https://www.ndl.go.jp/jp/preservation/digitization/kojinsoshin_agreement.pdf

○国立国会図書館、令和4年度利用者サービスアンケート実施
  国立国会図書館では、各種サービスの改善のため、利用者サービスアン
 ケートを実施している。
  同館のサービス利用者を対象としたウェブアンケートであり、図書館員の
 意見も募集している。
 以下のアンケートページより回答が可能。
 令和4年度利用者サービスアンケート
 https://enquete.ndl.go.jp/632797/p/jla
 実施期間:令和4年5月6日(金)~10月31日(月)
 また、令和3年度に実施した利用者サービスアンケート(期間:令和3年5月
 6日~10月31日)の結果をホームページに掲載した。
 令和3年度利用者アンケート結果
 https://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/enquete2021_01.html
※国立国会図書館のアンケート全般について
 https://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/index.html
 問合せ先:国立国会図書館 総務部 企画課 評価係
 E-mail:hyoka[@]ndl.go.jp

〇2022年度公共図書館部会総会の書面決議による議決権行使について
  公共図書館部会総会は2022年度も新型コロナウイルス感染症の影響を考慮
 し、書面決議の議決権行使を行います。部会のホームページに書面決議の欄
 がありますのでクリックして、入力し、確認の上送信してください。ファッ
 クス送信や郵送でも決議可能です。ただし送料は自己負担となります。
 書面決議できる期間:2022年5月24日(火)17:00~6月9日(木)16:00
 (遅れた場合は決議の効力がありません)ページの下部にファックス送信用
 の書面決議書があります。
 http://www.jla.or.jp/divisions/koukyo/tabid/903/Default.aspx

 書面決議に参加できるのは次の方です。
 公共図書館部会規程第2条「定款第6条第1項第1号に規定する個人会員および
 施設等会員のうち、部会に所属することを理事長に申し出たもの」定款第6
 条第1項第1号「この法人の会員は、次に掲げる者をもって構成する。(中略) 
 1) 個人会員 この法人の目的に賛同して入会した個人(準会員に該当する
  者を除く。)
 2) 施設等会員 この法人の目的に賛同して入会した図書館の施設を有する
  法人又はその他の団体

 2022年4月12日現在の会員数(書面決議ができる人数及び施設・団体数)
  個人会員:1601 施設会員:1166 団体会員:17 合計2784 
 問合せ先:日本図書館協会公共図書館部会事務局
  mail suzuki★jla.or.jp(★を@に変えて送信をお願いします)
  tel 03-3523-0811

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◆新聞記事より

○広島市22年度予算案 「中央図書館の移転」計上 設計費など 市長「説明
 する」 (中国2/1)

○こども図書館の移転中止を要望 広島市に市民団体[こども図書館移転問題
 を考える市民の会] (中国2/2)

○こども図書館一部機能残す 広島市の中央公園再配置計画 市民意見踏まえ
 見直し案 児童書閲覧など可能 (中国2/4)

○10階図書と映像 8階子ども向け 中央図書館移転 面積1.3倍 広島市基
 本計画案 (中国2/18)

○[広島市立]中央図書館 移転に反対 市民団体[広島文学資料保全の会]が市
 に要望書 (中国3/8)

○住民投票条例へ 市に署名簿提出 柳井[市]の複合図書館計画
 (朝日〈山口〉3/2)

○〔県西〕幼児向け絵本52作品紹介 美馬市立図書館がブックリスト作製 
 [『本のパレット 幼児向け絵本』] (徳島3/1)

○先月移転オープン 善通寺[市立]図書館が好発進 新規登録14倍 貸出2倍
 ソフト面充実,グッズも (四国2/23)

○マイナ[ンバー]カードで本貸し出し [高知]県 オーテピア[高知図書館]環
 境整備へ 「そこまで必要?」の声も (高知2/22)

○須崎市 畝森JVと年度明け随[意]契[約] 新図書館の実施設計 
 (建設通信2/24)

○整備費3億円縮減 来年度に実施設計着手 北九州市の門司港地域複合施設
 [図書館など] (建設通信2/10)

○統合庁舎候補地,[JR吉野ケ里公園]駅北側2カ所 [佐賀県]吉野ヶ里町が基
 本計画案 [図書館など] (佐賀2/15)

○図書館等複合施設 設計[公募型]プロポ[ーザル]公告 佐賀[県]・玄海町
 (日刊建設工業2/16)

○「さいかい電子図書館」スタート 幅広いジャンル1万冊 読み上げにも対
 応 [西海市] (長崎3/2)

○基本計画に着手 5月までに支援業務委託 長崎[県]・長与町の図書館複合
 施設 (建設通信3/4)

○〔とぴっく〕荒尾市 企業版ふるさと納税で市に寄付 [三光 新図書館整
 備に] (熊本日日3/9)

○リモート図書館 新たに4ヵ所 市役所,カフェ,ホテル,温泉施設 別府
 市が実証第2弾 (大分合同2/25)

○感染リスク減を最優先 [宮崎]県内公立図書館 臨時休館 制限付き 「知
 の拠点」模索続く 対策徹底,貸し出しのみ (宮崎日日3/1)

○日之影町立図書館 愛称「ブラリ館」に 公募 町内の児童考案 名産由来
 キャラも決定 [宮崎県] (宮崎日日3/5)

○初日は延べ1296冊貸し出し 電子図書館 好調な出足 [鹿児島]市「幅広い
 世代の利用を」 [鹿児島市電子図書館] (南日本2/6)

○図書館の日常 漫画に 光る司書の目線 冊子完成 川薩清修館高[校] 
 中学校に配り魅力PR [『うちの図書館』] (南日本2/13)

○電子図書館 本倍増へ 22年度に千冊購入 利用,想定超える [鹿児島市]
 (南日本3/3)

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◆集会等のお知らせ

○日本図書館研究会2022年度特別研究例会
 日時:2022年6月5日(日)10:30~12:00
 テーマ:私が考える図書館専門職-図書館学的視点から-
 発表者:大城善盛氏(元同志社大学文学部・社会学部教授)
 会場:オンライン(Zoom)
 申込:事前申込要(参加費無料・6月3日締切)
 詳細HP:https://www.nal-lib.jp/2022spreikai/

○日本図書館研究会377回研究例会
 日時:2022年6月18日(土)10:00~12:00
 テーマ:『図書館にドン・キホーテがいた頃:1980-90年代の図書館少数者
     運動』を書いて
 発表者:東條文規氏(香川県図書館学会会長)
 会場:大阪府立中之島図書館別館2階およびオンライン(Zoom)
 申込:事前申込要(参加費無料・6月16日締切)
 詳細HP:https://www.nal-lib.jp/377reikai/

○国立国会図書館 Japan Open Science Summit 2022で2つの主催セッション
 を開催 
 (1)国立国会図書館主催セッション1
 日時:2022年6月8日(水)14時~15時30分
 開催形態:オンライン開催
 タイトル:「オープンサイエンス時代の知の共有を支える -メタデータ流
      通ガイドライン」
 内容:図書館や学術機関の扱う情報資源は多様性を増しており、情報資源の
    流通基盤となる各システム・サービスがメタデータをどのように設計
    し、流通させるかという視点が重要になっています。NDLとオープン
    アクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)・これからの学術情報システ
    ム構築検討委員会(これから委員会)・NIIが共同で作成した「メタ
    データ流通ガイドライン」(令和4年3月ドラフト版公開)はメタデー
    タの作成・整備に関わる各機関の職員が、メタデータの設計・流通経
    路を検討するためのツールです。
    このセッションでは、「メタデータ流通ガイドライン」の策定の背景
    や概要、今後のスコープなどの発表と、デジタルアーカイブや研究
    データを含む多様な情報資源の発見可能性と活用可能性を高めるため
    の方法や今後の課題、展望についてのディスカッションを行います。
 進行・ディスカッションモデレータ:
 ・原田隆史氏(国立国会図書館非常勤調査員、同志社大学免許資格課程セン
  ター教授)
 登壇者(登壇予定順):
 ・河口由佳氏(国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課)
 ・片岡朋子氏(JPCOARコンテンツ流通促進作業部会、お茶の水女子大学図書
        ・情報課主任)
 ・飯野勝則氏(これから委員会システムワークフロー検討作業部会、佛教大
        学図書館専門員(研究推進部図書課長補佐))
 ・大波純一氏(NIIオープンサイエンス基盤研究センター特任准教授)
 参加費:無料
 申込:https://form.jst.go.jp/events/joss2022_form/event_data/new
 セッション詳細:https://joss.rcos.nii.ac.jp/session/overview/?id=se_101
 問い合わせ先:国立国会図書館 電子情報部 電子情報流通課 標準化推進係
 メールアドレス:opendata[@]ndl.go.jp

(2)国立国会図書館主催セッション2
 日時:2022年6月10日(金)16時~17時30分
 開催形態:オンライン開催
 タイトル:「国立国会図書館デジタル化資料データ(画像・テキスト)の使
      い道:90分アイデアソン」
 内容:国立国会図書館は、令和3年度、所蔵するほぼ全てのデジタル化資料
    のOCR処理によるテキスト化事業を実施し、明治期以降の図書・雑誌
    等約247万点(2億2,300万画像)のテキストデータを作成しました。
    著作権保護期間が満了した資料のテキストは、次世代デジタルライブ
    ラリー(https://lab.ndl.go.jp/dl/)において本文検索が可能です。
    全てのテキストは、令和4年12月リリース予定の次期「国立国会図書
    館デジタルコレクション」の全文検索にも利用される予定です。
    この膨大なテキストデータは、本文検索利用以外にも、新たな情報探
    索のためのサービス開発、テキストマイニングを用いた研究などに利
    用できると考えられます。また、本文テキスト以外にも、デジタル化
    資料の画像から自動抽出した、図表・挿絵・写真等の図版データもあ
    ります。これらの膨大なデータセットの活用可能性について、参加者
    皆で討論して考えるためのアイデアソンを開催します。
 モデレータ:
 ・大向一輝氏(東京大学大学院 人文社会系研究科 准教授)
 モデレータアシスタント:
 ・青池亨(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研
      究室)
 アイデアソンチューター:
 ・中村覚氏(国立国会図書館非常勤調査員、東京大学史料編纂所助教)ほか
 参加費:無料
 申込・セッション詳細:https://lab.ndl.go.jp/event/joss2022/
 問い合わせ先:国立国会図書館 電子情報部 電子情報企画課 次世代システ
        ム開発研究室
 メールアドレス:lab[@]ndl.go.jp

○旧大橋図書館120周年記念事業 第1回オンライン講演会
 テーマ:公共図書館の源流 大橋図書館~出版社がつくった図書館~
 講演者:奥泉和久氏(大妻女子大学非常勤講師)
 日時:2022年6月25日(土)14:00~15:30
 開催方法:Zoomミーティング
 参加費:無料
 詳細ページ:http://sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/lecture.html
 定員:先着80名(zoom視聴枠)
 ※定員を超えた場合、YouTubeライブ視聴用URLをご案内いたします。
 ※申込された方にはアーカイブ動画をご案内致しますので、当日参加できな
  い方もぜひお申込ください。

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◆求人情報

○富山市立図書館 司書募集(正規職員):2名程度
 応募締切日:2022年5月31日(火)

○東京都豊島区立図書館 会計年度任用職員(図書館司書):若干名
 応募締切日:2022年6月2日(木)

○東京都写真美術館 短時間契約職員(図書館司書):1名
 応募締切日:2022年6月6日(月)

○東京都公文書館 公文書館専門員(整理閲覧担当)
 (会計年度任用職員):4名程度
 応募締切日:2022年6月8日(水)

○早稲田大学図書館 ILLスタッフ募集:1名
 応募締切日:2022年6月9日(木)

○モード学園スパイラルタワーズ 図書館スタッフ:若干名
 応募締切日:2022年6月11日(土)

○統計数理研究所図書室 職員募集(正職員):1名
 応募締切日:2022年7月8日(金)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆JLAからのお知らせ

○JLA新刊
 インターネットで文献探索 2022年版
 (JLA図書館実践シリーズ 7)
 伊藤民雄著
 日本図書館協会刊 2022.5
 B6判 207p 定価1,800円(税別)
 ISBN:978-4-8204-2201-3
※http://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000589/Default.aspx

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga@jla.or.jp 
                    
 
 

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