南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/11/24

第231号

======================================================<2004/11/24発信> 
             JLAメールマガジン  第231号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2004 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ 
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○電子出版(e-books)のISBN付与について協議
 日本図書コード管理センターは11月17日マネジメント委員会を開催し、書籍
 のISBN13桁付与への移行を決めた。書籍への表示方法については、従来どお
 りバーコード(書籍JANコード)、および文字コードとするが、機械読み取り
 用のコードはバーコードのみとして、文字コードは対象としないこととなっ
 た。これまでOCR-Bフォント文字も記載し、読み取りに使われてきたが、13桁
 の読み取りシステム開発に困難があるので、その対象としないこととなった。
 また先に開催されたISBN国際会議の模様が報告された。現在ドイツにある本
 部のイギリス移転、組織改定、契約会費制度などの報告があり、さらに電子
 出版のISBN付与に関するマニュアル更新について提起があり、これについて
 の今後の検討方法を協議した。
 ISBN本部から提起されているマニュアルでは、電子媒体としての出版物(e-
 books、CD-ROM、Web出版物等)は原則としてISBNコード対象としており、そ
 のための適格基準を明らかにしている。日本では、その運用に十分ではない
 点があり、適用されていないが、今後これら出版物が広がりを示すことは明
 らかであり、国内基準を定める必要が出てきている。そのために関係団体、
 機関によりデジタルコンテンツISBN付与基準を検討する組織をつくること
 となった。Web上の著作物が多様になっており、対象となる電子出版物、著作
 権との関係など検討すべき課題について意見が出された。
 
○UDC(国際十進分類法)、日本での取り扱いが消滅
 従来、中心的事業としてUDC翻訳版の刊行などを行ってきた社団法人情報科学
 技術協会がUDC事業から撤退した。同協会の会誌『情報の科学と技術』11月号
 によれば、昨年末でUDC協会から退会し、UDC協会の出版物の取り扱いを終了
 した。それに伴い、「国際十進分類法(UDC)CD-ROM版」「国際十進分類法
 (UDC)中間版 第3版」「UDCの使い方」は2004年8月27日をもって絶版となっ
 たということである。

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◆新聞記事より(地域版含む)
○公立図書館の民間運営 目的は「コスト削減、サービス向上」 個人情報保
 護 課題に(毎日<福岡>10/5)

○変わる学校図書館 上 積極活用 増える試み 考え、調べる拠点へ 朝読書
 読み聞かせ ブックトーク 子どもと本 身近に 総合学習や法改正 追い風 
 一般図書館と連携も 下 役割大きい司書教諭 教育の質変える存在 掛け
 持ちで運営 担当者任せ 態勢めぐる悩みも 鶴岡朝暘一小 専任化で環境
 づくり 「児童いつ来ても対応」(河北新報10/9,16夕)

○データ持ち出しは禁止 三重の個人情報流出 図書館「契約違反」
 (中日10/18)

○京に国際マンガミュージアム 20万点収蔵・展示 京都市と京都精華大 
 元龍池小校舎を活用 06年度秋に開設(京都10/21)

○紀伊国屋書店 絶版の文庫を販売 店頭とネットで 専門店と提携
 (日経10/22)

○公衆無線LAN誕生 [茨城]県立図書館など7カ所 きょう(茨城11/1)

○連携進む公立図書館 人手不足と資料費低迷悩み 進む情報格差 厳しい
 運営(上毛11/1)

○図書館のビジネス支援機能 [静岡]県[ビジネス支援図書館]連絡協[議会]が
 提言 市町村でも拡充 職員研修など求める(静岡11/2)

○アーカイブズ零年 失われる記録 上 文献後進国 現代史研究、外国頼み
 中 海外の現実 紙切れ一枚まで「救出」 下 独自の試み なくした過去 
 取り戻す(日経11/2-4)

○山口情報芸術センター 検証・開館1周年 上 アート部門1 目新しく若
 者に人気 図書館にも足、相乗効果 下 図書館部門 県内最速 貸出100万
 冊 郊外利用者拡大が課題(山口11/3,5)

○「やまびこ号」50周年 へき地校に本届ける 14日まで記念展 [熊本]県立
 図書館 変わらぬ存在の大きさ(熊本日日11/4)

○図書館管理 民間が代行 北九州市 全国初の全面委託(朝日11/4夕)

○メニュー豊富 読んで満腹 各地に「食の図書館」 日清 めん類充実/日
 本の酒情報館 試飲も/味の素 2万5千冊 札幌・六花亭 夕食のヒント常連も
 「公立[図書館]」も品ぞろえを競う 小樽 すし、幌加内 そば、池田 ワイ
 ン(北海道11/5)

○読書推進 知的立国を 活字文化推進会議 5項目アピール(読売11/5)

○福井藩藩校の教科書、書物 「越國文庫」 丸ごとネットに 福井市立図書
 館 第1弾129冊、質感も表現(福井11/5)
 http://lib.city.fukui.fukui.jp/archives/

○[三重]県立図書館個人情報流出 日本電気など指名停止 県、改善を指示
 (伊勢11/5)

○鳥取と合併の旧町村利用者 「県立図書」直接返却に 回収方法で市と対立
 サービス低下招く(山陰中央11/5)

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◆集会等のお知らせ
○子どもに豊かな育ちと読書の喜びを
 -学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい・静岡
 主催:日本自治体労働組合総連合,全日本教職員組合,日本高等学校教職員組合
 日時:2005年1月16日(日)10:00-16:00
 会場:静岡県職員会館「もくせい会館」富士ホール
 資料代:500円
 内容:記念講演・竹内さとる氏(日本図書館協会理事長)特別報告「細江町
  の公共図書館と学校図書館の連携、読書推進計画について」伊藤博氏(細
  江町立図書館長)「学校図書館に携わって」山田夕氏(小学校教諭)
 「「三位一体」と市場化で図書館はどうなるの」林克氏(自治労連中央執行
  委員)ほか
 問合先:静岡県高教組(TEL.054-254-6900)
 
○ビジネス・ライブラリアン講習会
 主催:ビジネス支援図書館推進協議会
 開催日:2005年1月27日(木)、28日(金)、2月17日(木)、18日(金)
 開催会場:東京都港区虎ノ門ほか
 講師:竹内利明(電気通信大学客員教授)、常世田良(浦安市教育委員会)、菊
  池健司(日本能率協会総合研究所)、石川浩一(同)、田村行輝(神奈川県立川
  崎図書館)、豊田恭子(ゲッティイメージズ)、小野田美都江(アサヒビール
  R&D)、大串夏身(昭和女子大学教授)、山崎博樹(国立国会図書館関西館)ほか
 募集人員: 20名(最低実施人員16名)
 受講料:45000円(公開講座を除くコマ単位での受講はできません)
 受講申込:所定の受講申込書により、FAXまたはEメールにてお申込みください。
 申込期限:2004年12月21日(火)
 問い合わせ先:ビジネス支援図書館推進協議会事務局(ひつじ書房内)
  TEL.03-5684-6871 E-mail:naoko★hituzi.co.jp 
 詳細HP:http://www.sangyo-npo.jp/library/

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◆求人情報
○国際医療福祉大学図書担当者 事務職員(契約職員):若干名
 応募締切:2004年12月13日(月)必着

○兵庫県社町立図書館 臨時職員:2名
 応募締切:(1)2004年12月20日(月)(2)2005年1月30日(日)消印有効

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm 
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○『現代の図書館』第42巻2号(60ページ・本体価格1300円)のお知らせ
 特集「読書のサイエンス」
 ・心理学的視点からの読書研究(村田夏子)
 ・組版からみた読みやすさとは何か(前田年昭)
 ・日本人における黙読と音読(橋元良明)
 ・速読の心理学(増井 透)
 その他
  FRBRとはなにか(和中幹雄)/日本でもすでに公貸権が導入されていると
  いう主張の検討(森智彦)/シリーズ・新しい教科と学校図書館(高橋恵
  美子)/投稿 習志野市立図書館における業務の集約化(案)について
  (習志野市図書館業務集約化プロジェクト)
 http://www.jla.or.jp/gendai.htm

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