南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/11/10

第229号

======================================================<2004/11/10発信> 
             JLAメールマガジン  第229号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2004 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ 
 ■『図書館雑誌』11月号のお知らせ
 ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○ギトラー氏 逝去
 戦後日本の図書館学の定着と図書館職員養成に多大な貢献をされたロバート・
 ギトラー(Robert Gitler)氏が去る10月8日、アメリカのオークランドで
 逝去された。享年95歳。氏は、1950年12月に、Japan Library Schoolの初代
 Deanとして来日され、慶應義塾大学に同スクールを開設することを決め、日
 本の大学に初めて図書館学の学科を開設した。1951年4月の開校から5か年
 間にわたり、同大学図書館学科主任教授に就き、その後のリーダー的役割を
 果たす多くの図書館員の養成に尽力された。
 その後も再々来日され、慶應義塾大学での教育や、上智大学図書館の設計な
 ど、日本の図書館界の発展に貢献された。その様子は、”Robert Gitler and
 Japan Library School"  (The Scarecrow Press, 1999)をはじめ、いくつか
 の文献に紹介されている。

○大倉精神文化研究所附属図書館の歴史的図書館用品
 日本図書館協会はキハラ株式会社と提携して歴史的図書館用品の調査・収集
 事業を行っているが、その一環として11月9日、大倉精神文化研究所附属図
 書館の調査について報告があった。同図書館は1932年(昭和7)に設立され、
 戦後一時期国立国会図書館支部図書館でもあったが、戦前の書架、カードケー
 ス、アメリカ製の積層書架、間宮商店の用品、道具などが多数保存、あるい
 は現在でも使用されている。その概要が報告され、日本の図書館設備の歴史
 との関連を含めた意見交換があり、引き続き調査しまとめられることとなっ
 た。
 戦後研究所の経済状態回復のために、目録カード用紙、ラベルなど図書館用
 品の販売にも関係し、その実物見本も含めた報告もあった。
 その他山口県立図書館が1909年(明治42)の県内図書館関係者大会開催に際
 して収集された図書館関係用品の紹介もあった。これには協会が当時の全国
 図書館大会に際して作成した絵葉書もある。
 以上の図書館用品については、11月24日から開催される図書館総合展におい
 て、キハラのブースで展示される。
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○13万人3000人の個人情報流出 委託先社員のPC盗難 [三重]県立図書館の全
 利用者分(伊勢10/17)

○情報流出 問い合わせ相次ぐ [三重]県立図書館 HPに「おわび」掲載
 (伊勢10/18)

○鳴[門]教[育]大図書館が新サービス [徳島県内の幼稚園から高校までの現
 職]教員へ本発送貸し出し(徳島10/19)

○市民の"書評"掲示板に 高岡・中央図書館 新企画次々と 毎日読み聞かせも
 (北日本10/20夕)

○「図書館が変わる」 松任[市]で[石川]県[図書館]大会(北国10/21)

○"虐待"受けて姿ボロボロ 書き込み、切り取り、勝手な補修… 「かわいそ
 うな本」展示 26日から [秋田市立中央図書館]明徳館 マナー向上呼び掛
 け(秋田魁10/22)

○読書量10年で2-3倍増 年間115冊(小学)35冊(中学) [沖縄]県教委が実
 態調査 「全校一斉活動が奏功」(沖縄タイムス10/22)

○図書館が地域の元気 白鷹[町]で[山形]県[図書館]研究大会開く
 (山形10/23)

○学校図書館への司書登用 "開かずの扉"子供に開く 市町独自採用で効果 
 財政絡み広がりは鈍く(四国10/23)

○読書のある生活をめざして <堀川照代> 上 乳幼児期の読書 ことばを
 聞く力育もう 中 児童期の読書 自らの読書へと誘おう 下 青少年期の
 読書 自ら読む喜び 味わわせよう(山陰中央新報10/25-27)

○大学図書館 地域向けサービス充実 日曜開館◆子供向けコーナー◆利用説
 明会 特色ある活動アピール(読売11/1)

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◆集会等のお知らせ
○日本図書館研究会整理技術研究グループ11月月例研究会
 日時:2004年11月20日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立難波人権文化センター
 テーマ:「セマンティックWeb」と資料組織法の接点-基礎的考察-
 発表者:渡邊隆弘氏(神戸大学図書館)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/
 連絡先:渡邊隆弘(神戸大学附属図書館 watanabe★lib.kobe-u.ac.jp)

○第13回大図研オープンカレッジ
 「いつから使う?どう使う?ICタグ-出版流通、図書館への影響-」
 主催:大学図書館問題研究会
 日時:2004年11月27日(土)13:30-17:00 ※終了後懇親会開催
 会場:日本図書館協会2階研修室
 参加費:大図研会員・学生1000円 非会員1500円
 内容:「ICタグの情報サービスへの応用」竹内比呂也氏(千葉大学文学部)
 「日本出版インフラセンターICタグ研究委員会図書館WGの取り組み」松岡要
  氏(日本図書館協会)・吉田直樹氏(東京都立中央図書館)「ICタグを利
  用した出版流通、日本出版インフラセンターの取り組み」永井祥一氏(日
  本出版インフラセンター/講談社)
 詳細HP:http://www.daitoken.com/
 問合・申込先:石井円(文教大学越谷図書館 yen★lib.bunkyo.ac.jp)

○学校図書館のさらなる充実発展を求めて
 -子どもの読書活動推進法をどのように生かすか-
 主催:学校図書館議員懇談会,学校図書館整備推進会議
 日時:2004年11月29日(月)14:00-17:00
 会場:憲政記念館 参加費:500円
 内容:行政説明,「新たなる学校図書館の充実を求めて」石井宗雄氏(全国
  学校図書館協議会理事長)「千葉市における読書活動の推進について」
  青木勉氏(千葉市教育委員会学校教育部指導課主幹)ほか
 問合先:学校図書館整備推進会議(TEL.03-3267-3791)

○国際セミナー
 「デジタル時代のドキュメント・デリバリー・サービス:ビジョンと戦略」
 日時:2004年12月15日(水)13:00-17:00
 会場:国立国会図書館関西館大会議室
 内容:「ドキュメント・デリバリー・サービスの将来」Mary E. Jackson(米
  国研究図書館協会蔵書・利用プログラム部長)「デジタル時代における英国
  図書館文献提供センターのビジョンと戦略」Mat Pfleger(英国図書館セー
  ルス・マーケティング部長)「ドイツの図書館サービスの最新動向-subito
  とvascoda-」Uwe Rosemann(ハノーバー大学図書館/技術情報図書館長)
 参加費:無料 定員:250名 同時通訳有り
 申込方法:名前(ふりがな),所属先,所属先住所,TEL,FAX,E-mail,参加証送付
  先住所を明記し12月10日(金)までに下記HPから申込
 詳細HP:http://www.cdij.org/ndl/
 問合先:国立国会図書館関西館事業部図書館協力課調査情報係(chojo★ndl.go.jp)
 
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◆『図書館雑誌』11月号(64ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「図書館の危機管理と健康管理」
 ・図書館コンピュータのセキュリティ対策(栗山正光)
 ・公共図書館への防犯カメラ(監視カメラ)設置の現状と課題
  (西河内靖泰)
 ・これは危機ではない?-困った利用者よりずっと困った問題群
  (仁上幸治)
 ・図書館職員の健康管理-安全衛生委員の立場から(山重壮一)
 ・IT化に伴うVDT作業による健康障害(西川正憲)
○その他
 ・第34回JLA学校図書館部会夏季研究集会報告
 (鈴木多恵・久保玲子・原口正子)
 
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◆求人情報
○実践女子大学図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2004年11月10日(水)消印有効

○東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター
  長期非常勤職員
 応募締切:2004年11月22日(月)必着

○湘南工科大学附属図書館 臨時職員:1名
 応募締切:2004年11月25日(木)

○東都リハビリテーション学院図書室 司書(非常勤):1名
 応募締切:2004年11月30日(火)予定

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
   
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