南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/06/08

第208号

======================================================<2004/6/8発信> 
             JLAメールマガジン  第208号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2004 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』6月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
 ○ISBNの13桁コード化
 国際標準図書コード(ISBN)を13桁にする勧告がISBN国際本部から出されて
 いる。現在10桁となっているものを2007年から13桁にするものであるが、日
 本はこのことについては現在白紙である。今後日本図書コード管理センター
 で検討を重ねることになる。同センターには出版関係団体のほか、国立国会
 図書館、日本図書館協会も加わった委員会が設置されている。
 勧告のなかで、図書館に関しては次のようなことが触れられている。
 図書館や、図書目録、出版目録等データベースにISBNを使用している蔵書シ
 ステム管理者は、既存の10桁コードと新規13桁コードの両方について、あら
 かじめ、2007年1月よりも相当の余裕をもって準備を進める必要がある。そ
 れらシステムについては、出版物や目録に使用されているコードや顧客の使
 用する検索コードが、新旧どちらの場合も対応できるような対策をとらなけ
 ればならない。既存目録の遡及改訂は懸念事項ではないが、オンライン検索
 やユーザー間の取引においては、各目録上のISBNコード形式にこだわらず、
 新旧コードどちらによる検索も同様に検索可能な対応が必要となる。書籍購
 入やその他書籍取引に関して、図書館、蔵書システム取扱者は遅くとも2007
 年1月1日までに、書籍注文などにおける新コードへの移行対応を済ませるべ
 きである。なお、詳細については「図書館雑誌」でお知らせする予定である。
  
○学校図書館部会、10日より夏季研究集会要項をWebに公開
 日本図書館協会学校図書館部会は、今年8月8日・9日に開催する第34回夏季
 研究集会名古屋大会の要項を、6月10日からホームページにて公開する。
 昨年までは大会要項を部会員向けに郵送していたが、大会要項をホームペー
 ジ上で公開するのは初の試み。大会要項には、大会の内容紹介の他、申し込
 み方法が記載されている。学校図書館部会では、皆様のご参加を心よりお待
 ちしている。 http://jlaschool.net/2004/

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◆新聞記事より(地域版含む)
○点字図書館の運営受託要望 「福祉と教育の連携を」 宮城県視[覚]障[害者
 福祉]協[議会]が基本構想(点字毎日活字版4/29)

○「司書教諭」配置 義務化1年 子供もっと本好きに 教科指導や担任も兼
 務 専任化が急務(読売5/3)

○読書推進アンケート [福島県内]小学6割、中学7割超の図書館 蔵書数 国
 基準満たさず 7市が整備費を増額(読売<福島>5/8)

○小中校へ蔵書"宅配" 学校の本不足、負担軽減 総合学習向け テーマ別に
 「推薦本」 金沢市立図書館(北国5/9)

○「ブックスタート事業」[大阪府内]19市実施 昨年度 乳幼児期から読み聞
 かせ(読売<大阪>5/9)

○「生涯学習したい」75% 熊本大が県民調査 40歳代では9割に 時間確保
 に課題(熊本日日5/10夕)

○絵本配信 好評です 利用者の8割、30代父母(日経5/11夕)

○民間委託進める寝屋川の2市立図書館 苦肉の「月曜開館」 サービス向上!?
 実は司書"余剰対策" 市民の意見公募すべてが否定的(産経<大阪>5/12)

○配本サービスを開始 [大分県国東町]くにさき図書館 よみ身近に お年寄
 り宅など訪問し 町職員が配達、回収(大分合同5/13)

○[神奈川県内市立小中学校]蔵書数基準達成34% 19市の小中学校図書館(読
 売<神奈川>5/14)

○善意の蔵書どこへ 戦争関連 半数を紛失 かながわ平和祈念館 寄付遺族
 ら「責任を」(神奈川5/14)

○学校図書館 読み聞かせボランティア活躍 楽しみと子供に好評 実施校は
 [新潟市内]小19学校 保護者、住民ら参加(新潟日報5/15)

○桐生市立図書館 蔵書29万6000冊 利用者数 貸し出し数 3年連続で増加
 子供の読書熱高まる?(上毛5/16)

○「札幌地名考」など絶版45冊 さっぽろ文庫 ネットで公開 保存事業 市
 が推進 28日から(北海道5/17)http://www.sapporobunko.jp/
 
○24時間OK 頼れる図書館 富山医歯大 最新の専門情報ゲット
 (北日本5/17)

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◆集会等のお知らせ
○日本図書館研究会整理技術研究グループ6月月例研究会
 日時:2004年6月19日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立総合生涯学習センター第5会議室
 テーマ:「目録規則再構築の動向」勉強会報告-国際目録法原則を中心に-
 発表者:渡邊隆弘氏(神戸大学図書館)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/
 連絡先:渡邊隆弘(神戸大学附属図書館 watanabe★lib.kobe-u.ac.jp)

○愛知淑徳大学文学部 平成16年度第1回講演会
 主催:愛知淑徳大学文学部図書館情報学科
 日時:2004年6月24日(木)
 会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス7号棟7B2教室
 テーマ:シリーズ「図書館について学ぶ」公共図書館の現状~日本と英国の比較~
 講師:須賀千絵氏(慶應義塾大学)
 詳細HP:http://www2.aasa.ac.jp/people/isugano/04dlis_lec01.html
 担当:菅野育子(isugano★asu.aasa.ac.jp)
 問合先:磯島(staff178★asu.aasa.ac.jp TEL.0561-62-4111)

○東京都図書館協会講演会
 日時:2004年6月25日(金)15:00-16:30
 会場:東京都立中央図書館 4階第2・第3研修室
 テーマ:「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー 図書館概念拡大への挑戦」
 講師:小林麻実氏(アカデミーヒルズ六本木ライブラリー・ディレクター)
 対象:東京都図書館協会会員(東京都内在住在勤のJLA個人会員,JLA東京地
  区施設会員)・東京都公立図書館職員
 定員:先着70名(定員を超えた場合のみ連絡)
 申込方法:東京都図書館協会会員は6/8会員宛郵送予定の所定はがきで申込。
  東京都公立図書館職員は各館に配布の申込用紙を使用。
 連絡先:東京都図書館協会事務局・上田(東京都立中央図書館 管理部企画
  経営課内 TEL.03-3442-8451 FAX.03-3442-8919

○和光大学図書館主催講演会「めざめよ!大学図書館-公共図書館からの提言-」
 日時:2004年7月3日(土)14:00-16:00
 会場:和光大学 J棟104教室
 講師:常世田良氏(前浦安市立図書館長・現浦安市生涯学習部次長)
 司会:津野海太郎氏(本学図書館長)
 連絡先:和光大学附属梅根記念図書館(TEL.044-989-7494 FAX.044-989-2250
  E-mail:library★wako.ac.jp)

○第2回JHKオープンセミナー「デジタル情報の長期的な保存とアクセスのために」
 日時:2004年7月2日(金)18:30-20:50
 会場:中央大学駿河台記念館
 講師:今野篤氏(国立国会図書館関西館事業部電子図書館課)
 参加費:無料 定員:先着100名
 申込締切:2004年6月30日(水)
 申込方法:所属,氏名,連絡先TELを明記してevent★e-jhk.comまでメールで申込
 詳細HP:http://www.e-jhk.com/
 問合先:情報保存研究会(info★e-jhk.com)

○都道府県職員のための図書館研修セミナー
 主催:日本図書館協会 企画担当:図書館経営委員会,図書館学教育部会
 日時:2004年7月16日(金)10:30-16:50
 会場:日本図書館協会2階研修室 定員:50名(先着順)
 対象:都道府県立図書館及び教育委員会の研修事業担当者(政令指定市含む)
 受講料:3,000円(当日受付) 
 内容:文部科学省挨拶(生涯学習政策局社会教育課)講演「変革期の公共図
  書館と司書のグレード制」(糸賀雅児)報告「高度な専門性を有する司書
  の認定制度案」(大谷康晴)事例報告「文部科学省図書館地区別研修の企
  画(大阪府)他 ワークショップ「わが県の図書館職員研修プログラム」
 申込方法:氏名,所属,連絡先住所・TEL,昼食の要不要を明記して,FAX,E-mail,
    郵送で下記宛に申込。 申込締切:2004年7月9日(金)必着
  問合・申込先:日本図書館協会図書館経営委員会事務局(〒104-0033
  東京都中央区新川1-11-14 TEL.03-3523-0816 FAX.03-3523-0841
  E-mail:keiei★jla.or.jp)
 
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◆『図書館雑誌』6月号(68ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「指定管理者制度と公立図書館経営」
・特集にあたって(西野一夫)
・公立図書館と指定管理者制度-公立図書館の設置目的から
 指定管理者制度を考える(倉澤生雄)
・指定管理者制度とPFI(日高昇治)
・図書館運営と指定管理者制度-図書館長の想うこと(座間直壯)
・公立図書館の委託-大田区の事例から考える(汐崎順子)
 
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◆求人情報
○東京大学総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター 専任教員:1名
 応募締切:2004年6月28日(月)必着

○静岡県職員採用選考(高校・短大卒業程度) 司書:2名程度 
 受付期間:2004年8月23日(月)~9月6日(月)消印有効
  ※試験案内は7月7日(水)から配布 
 http://www.pref.shizuoka.jp/zinzi/16koutan2-koukoku.htm 

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○2004年度中堅職員ステップアップ研修(2)申込締切迫る!!
 詳細は『図書館雑誌』5月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2004-2.html
 問合先:研修担当(TEL 03-3523-0811 FAX 03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)

○JLA新刊
 ・「名称典拠のコントロール」 第4回書誌調整連絡会議記録集 国立国会
 図書館書誌部編 日本図書館協会刊 2004.5 161p A5判 定価1365円
 ISBN4-8204-0407-5 (施設A会員配布資料)

 委託本新刊
 ・「図書館・日仏の出会い」 小林宏著 日仏図書館情報学会刊 日本図書
   館協会発売 2004.6 232p A5判 定価2520円 ISBN4-931253-04-0
 ・「情報メディア研究 第2巻第1号」 情報メディア学会刊 日本図書館協
  会発売  2004.3 159p B5判 定価2500円 ISSN1348-5857

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