南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/03/24

第198号

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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
  ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○日図協、図書館における貸与問題についての見解を出す
 日本図書館協会は3月5日の評議員会で「図書館における貸与問題についての
 見解」を決定した。日本文藝家協会、日本ペンクラブ等から公立図書館にお
 ける「公貸権」導入の要求が出されているが、協会は昨年11月の常務理事会
 で導入は「時期尚早」との考えを決め、その内容を明らかにする声明につい
 て貸与問題特別検討チームで検討してきた。2月の常務理事会で成案をまとめ、
 同24日の理事会での意見を採りいれ、さらに3月常務理事会での検討を経たう
 え、評議員会に諮ったものである。見解は以下参照。
 http://www.jla.or.jp/kenkai/

○船橋市西図書館蔵書廃棄問題についての高裁判決
 船橋市西図書館が蔵書を除籍廃棄した問題について、3月3日東京高裁は控訴
 棄却の判決を出した。控訴にあたって原告側は新たに、(1)検閲行為である、
 (2)平等権の侵害である、(3)「公貸権」は著作者の思想伝達を期待して図書
 館における選書、閲覧を認めているものであり、表現の自由、人格的利益は
 保護されるべき、などの主張を追加した。
 判決は、既に争われた点については地裁判決を採用し、追加の主張には、(1)
 検閲とは行政権が主体となって発表前に不適当と認めるものの発表を禁止す
 るもので、この件には該当しない、(2)取扱いが不合理であることにより直ち
 に損害賠償請求権が発生するとは解されない、(3)「公貸権」、著作者人格権
 等の論議は、原告の利益を法的に保護されるべきものと直接根拠づける内容
 まで議論は及んでいない、との判断を下した。

○『日本の図書館 統計と名簿』2003年版刊行
  2003年4月調査の『日本の図書館』2003年版が刊行された。
  日本図書館協会施設会員A・B会員には、配付資料として、現在発送作業中
 なので、お待ちいただきたい。
  B5判、548p、本体価格11000円、ISBN4-8204-0329-X。販売については、JLA
  出版ニューメディア出版販売(03-3523-0812)まで。
  また、『日本の図書館』FD版(CSV形式のテキストファイル)についてのお
  申し込みも、出版販売まで。
  集計結果については、『図書館雑誌』3月号にも掲載しているので、ご参考
  いただきたい。

○長尾日図協会長、独立行政法人情報通信研究機構理事長就任
 長尾真日本図書館協会会長(前京都大学総長)は、4月1日、独立行政法人情
 報通信研究機構理事長に就任する。同研究機構は通信・放送関係の研究開発
 及び民間支援を総合的に実施する総務省所管の独立行政法人。

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◆新聞記事より(地域版含む)
○小学生8、中学生3、高校生2.5 1カ月の目標冊数 子ども読書活動5カ年計
 画概要 [宮城]県教委 ボランティアを連携 市町村図書館を応援
 (河北新報2/29)

○郡[馬]大図書館 日曜も開館(上毛2/29)

○ドラえもん 全作大集合 富山大と高岡市中央図書館 今春、文庫オープン
 横山教授開設に力 高岡では閲覧OK(北日本3/2)

○司書教諭の配置 小・中・高で急増 12学級以上の学校97%
 (沖縄タイムス3/2)

○子ども図書研究室 [静岡]県立中央[図書]館内に整備 県議会代表質問 教
 育長答弁(静岡3/2夕)

○朝の読み聞かせ 40校で 保護者や住民が担当…8割 市内の小学校に実施
 状況調査[「学校図書館を考える会・大分」が52校対象に](大分合同3/5)

○[青森]県立図書館・近代文学館長 鈴木[健二]氏 今月末で勇退 文化アド
 バイザーも退任(東奥日報3/6)

○東南アジアの理解を 図書や衣類など134点 8日から国会図書館関西館で特
 別展 信仰など8分野を紹介(奈良3/6)

○検証 2004年度県予算 教育 新[奈良県立]図書館の整備など柱(奈良3/6)

○公約"返上"に市民失望 図書館建設めぐる予算案修正 前原市長「苦渋の選
 択」 [本格的な図書館の実現の公約後退](西日本3/6) 

○図書館ネットワーク事業 来年度以降も継続へ 一層の機能拡充確認 [岩
 手県]東磐井地域教育事務協[議会](岩手日日3/11)

○週刊文春 3ページ密封、閲覧は自由 図書館 対応分かれる(読売3/18)

○都立図書館は閲覧不可 週刊文春 該当ページに紙袋(毎日3/18)

○週刊文春 出版禁止命令 混乱 続く 図書館 金具で閉じ/内部で保管 
 書店販売巡る対応なお分かれる プライバシー巡って波紋(日経3/18)

○伊奈町立図書館 TX[つくばエクスプレス]情報コーナー設置 全資料一目
 で把握 まちづくり考える機会に(茨城3/19)

○差し止め「文春」 流通認め閲覧可 国会図書館(朝日3/23)
 
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◆集会等のお知らせ
○どないなんねん?私らの図書館-図書館の「民営化」を考える-
 主催:堺市の図書館を考える会
 日時:2004年4月24日(土)13:00-16:00
 会場:サンスクエア堺2階第1会議室
 資料費:300円
 内容:基調講演「図書館を「民営化」してもよいのか?」山口源治郎氏(東
  京学芸大学教授),シンポジウム「堺の図書館の未来をつくる」大橋直人氏
  (日図協常務理事)青木啓子氏(堺市子ども文庫連絡会)コーディネータ
  ー:巽照子氏(永源寺町立図書館)
 問合先:吉田マリ子(堺市の図書館を考える会 TEL&FAX.072-253-7831)

○生涯学習機関等の連携に関する実践研究交流会
 主催:国立教育政策研究所
 期日:2004年4月26日(月)~4月28日(水)
 会場:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 定員:120名(参加費無料)※全日程参加可能な方を優先
 申込締切:2004年4月8日(木)
 内容:講演,研究報告,実践発表,事例研究・協議(第2会場「協働による施設
  の活性化」の中で図書館に関わる内容あり),研究協議
 詳細HP:http://www.nier.go.jp/homepage/syakai/index.htm
 問合先:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター(TEL.03-3823-0241)

○日本図書館協会図書館学教育部会 平成16年度第1回研究集会
 テーマ:図書館の業務モデルと教育モデル(2)大学導入教育にみる大学改
  革への挑戦-司書の可能性と限界-
 日時:2004年4月29日(木・祝日)13:00-16:50(この日午前に図書館学教育
    部会総会を開催)
 会場:日本図書館協会2階研修室
 内容:基調講演「大学の導入教育における図書館員の役割」山田礼子氏(同
  志社大学文学部教授)事例報告:市古みどり氏(慶応義塾大学日吉メディ
  アセンター)野末俊比古氏(青山学院大学文学部助教授)コメンテータ:
    大庭一郎氏(筑波大学図書館情報学系講師)、他によるパネルディスカッ
    ションを予定
 参加費:教育部会員500円、日図協会員1000円、非会員1500円
 申込方法:1)氏名(ふりがな)、2)所属、3)連絡先(住所、E-mail、TEL、FAX)、
  4)教育部会会員、日本図書館協会会員・非会員の別を明記の上、下記申込
  先に、電子メール、ファックス、葉書のいずれかで
 申込締切:2004年4月22日(木)
 申込・問合先:大庭一郎(〒305-8550 つくば市春日1-2 筑波大学 図書
  館情報学系 FAX.029-859-1093(共用) E-mail:iohba★slis.tsukuba.ac.jp)

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◆求人情報
○東京海洋大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2004年3月22日(月)必着

○農林水産技術会議事務局筑波事務所 非常勤職員:1名
 応募締切:2004年3月24日(水)

○(独)国立女性教育会館 非常勤職員(司書):1名
 応募締切:2004年3月30日(月)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm  
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○JLA新刊
 ・書誌レコードの機能要件 -IFLA書誌レコード機能要件研究グループ最終
  報告- IFLA目録部会常任委員会承認 和中幹雄・古川肇・永田治樹訳
   2004.3  121p  A4判  定価1,890円  ISBN4-8204-0330-3
  (JLA施設会員A配布資料)

  ・「図書館の自由に関する宣言 1979年改訂」 解説 第2版 日本図書館
  協会図書館の自由委員会編 2004.3  127p  A5判 定価892円
   ISBN4-8204-0328-1
  (JLA施設会員A・B・C配布資料)
  
 ・学校図書館の運営 柿沼隆志著 2004.3 330p B6判 (図書館員選書23)
  定価2,100円   ISBN4-8204-0324-9
 
(販売委託本)
 ・本をどう選ぶか -公立図書館の蔵書構成- 伊藤昭治・山本昭和編著
  日本図書館研究会刊 日本図書館協会発売 1992 256p A5判
   定価2,400円 ISBN4-930992-00-1

○『図書館雑誌』3月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

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