南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/03/03

第195号

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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
  ■『図書館雑誌』3月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○2003年公共図書館新館状況
 日本図書館協会図書館雑誌編集委員会事務局が調べたところによると昨年1
 年間(2003年1月~12月)に新築・新設された公共図書館は66館であった
 (2004年2月現在)。今回、未設置解消市町村は、条例設置による新設も含
 め35であった。内訳は市が2、町が29、村が4である。
 規模で見ると、富里市立図書館、篠山市立中央図書館、山口市立図書館が
 3,000平米を超えており,稚内市立図書館,藤代町立ふじしろ中央図書館(茨
 城県)、行田市立図書館、辰口町立図書館(石川県)、高石市立図書館、斐川
 町立図書館(島根県)、川之江市立図書館(2004年4月より四国中央市川之
 江図書館と名称を変更する)でも2,000平米を超す延床面積を有している。
 県立図書館では,福井県立図書館が移転し,公文書館との複合施設となって
 新たに開館した。延床面積は15,000平米を超え,以前の3倍以上になった。
 2003年も例年同様,複合施設の割合は高い。公民館,町民会館,ホールなど
 との併設が多い中,博物館や歴史資料(史料)館との複合施設もあった。
 2003年は,河内町立河内子ども図書館(広島県)と荘田平五郎記念こども図
 書館(臼杵市)と、「子ども図書館」という名称の館が2館開館している。
 そのほかにも,小学校や児童館などとの複合施設として開館した図書館も見
 られる。                             

○学校図書館の現状に関する調査結果発表
 文部科学省初等中等教育局は「学校図書館の現状に関する調査結果」を発表
 した。学校図書館法改正で2003年4月には12学級以上の学校に必ず配置する
 とした司書教諭の発令状況は、5月現在で、小学校:国立100%、公立99.3%、
 私立81.7% 、中学校:国立98.0%、公立98.4%、私立71.1% 、高等学校:
 国立100%、公立95.1%、私立86.1%、合計:国立99.3%、公立98.3%、私立
 83.2%。
 朝の始業前など全校一斉の読書を実施している学校は、小学校84.0%、中学
 校70.0%、高等学校30.2%となっている。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm

○国立大学法人の職員採用試験
 4月から法人化する国立大学の職員採用試験は、人事院が実施する国家公務
 員採用試験から、国立大学法人等が独自に実施する国立大学法人等職員採用
 試験が実施される。試験は北海道、東北、関東甲信越、東海・北陸、近畿、
 中国・四国、九州の7つの地区の採用試験実施委員会により実施される。各
 地区とも、図書業務については試験区分としては事務系に含まれる形になっ
 ており、このなかの図書業務希望者に二次試験で筆記試験が課せられること
 になっている。
 http://www.kokudaikyo.gr.jp/saiyou.html

○報告書差し上げます
 『アメリカにおける学校図書館蔵書をめぐる裁判事例の総合的研究』(科研
 報告書, 研究代表者・川崎良孝, 研究協力者・前田稔, 2004年1月, 95p)が
 完成しました。第1部では学校図書館蔵書をめぐる裁判事件をすべて取り上
 げ,その概要をまとめています。第2部では「学校図書館蔵書の除去をめぐ
 る裁判の核心」(前田)、「学校図書館の検閲と生徒の知る権利」(川崎)とい
 う二つの論文を収めています。送付をご希望の方は、切手400円分を同封し
 て、下記までお申し込みください。申込先:川崎良孝(〒606-8501 京都市
 左京区吉田本町 京都大学教育学部図書館情報学研究室内)
                                        
【文部科学省からのお知らせ】
○「社会教育活性化21世紀プラン」図書館機能高度化事業の募集について
 文部科学省では、「図書館雑誌」等によりお知らせしております標記事業に
  ついて、平成16年2月9日、「全国生涯学習・社会教育行政事務担当者会議」
  において、委託要綱等を示したうえで、平成16年度における募集を教育委員
  会を通じ、行っているところです。
 標記事業は、従来の図書館像にとらわれない、図書館の情報提供機能を活用
 して、地域の課題解決や生活支援を他部局、他機関等の連携をはかりながら
 実施するモデル事業であります。今後の図書館の在り方にとって、地域の情
 報拠点としてのモデルとなりうる図書館事業に対し、国の委託事業として採
 択することとしております。
 御興味、御関心がございましたら、教育委員会の担当まで、ご相談ください
 ますようお願いします。なお、事業の具体的な内容については、図書館雑誌
 10、11月号(平成15年)「霞が関だより」を御参照ください。
 <本件担当>
 文部科学省生涯学習政策局社会教育課図書館振興係 TEL:03-6734-2970

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◆新聞記事より(地域版含む)
○学校の図書館 企業が再生 人気重視の「品ぞろえ」・見せる展示 三重72
 校 委託、財源には苦慮(朝日2/5夕)

○貸し出し 初の100万冊突破 昨年度の山形市立図書館 読書楽しむ時間増? 
 紛失、盗難後絶たず(山形2/6)

○開放進む 大学図書館 一般も閲覧、貸し出しOK 専門書充実 長い開館
 時間 [福井]県内各校「地域貢献」へ続々(福井2/7)

○学校との連携強化 総合学習の教材も提供 松任市立図書館 読書への関心、
 司書が引き出す(北国2/7)

○「図書館がビジネス支援」 [ビジネス図書館]連絡協[議会(仮称)]設立を
 提案 [静岡]県教委 情報交換会(静岡2/10)

○本貸し出し 冊数伸びた 岐阜農林高の図書館 蔵書をデータベース化 パ
 ソコンでの検索 奏功(岐阜2/12)

○公民館長、図書館長を公募 元気で魅力ある施設に 大竹市教委(防長2/13)

○子供の読書活動推進 図書館協議会 の来年度事業 合併後は公平サービス
 ビジネス支援など課題(宇部時報2/18)

○ママが活躍 学校図書館 読みきかせ、貸し出し、整理、本の修理…… 
 本に興味持つきっかけに 勉強会で専門知識深める 司書置かぬ口実心配
 (朝日2/19)

○広がる図書館ネット検索 家で手続き 近い館で受け取り 予約が倍増 人
 気本は4カ月待ち(毎日2/25)

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◆集会等のお知らせ
○情報メディア学会第3回研究大会
 基調テーマ:情報メディア研究の潮流と今後の展開
 日時:2004年6月26日(土)9:40-17:30(懇親会18:00-19:00)
 会場:東京大学 山上会館大会議室(講演・シンポジウム会場)ほか
 内容:基調講演「基礎情報学とは何か-情報学の潮流を踏まえて-」西垣通
  氏(東京大学情報学環教授),総会,ポスターセッション・展示,シンポジ
  ウム「情報メディア研究の潮流と今後の展開」パネリスト:矢野直明氏
 (サイバーリテラシー研究所代表)大黒岳彦氏(明治大学)ほか,懇親会
 参加費:会員1000円 非会員1500円(資料代含)懇親会費:4000円
 申込方法:氏名,所属,TEL,E-mail,懇親会の参加有無を明記して下記宛に。
 申込締切:2004年6月22日(火)
 申込・問合先:情報メディア学会事務局(〒305-8550 つくば市春日1-2 
  筑波大学図書館情報学系内 FAX.029-859-1364
  E-mail:onodera★slis.tsukuba.ac.jp)

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◆『図書館雑誌』3月号(60ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「図書館と災害・安全対策」
 ・図書館施設・家具の地震防災(木野修造)
 ・大災害時における図書館の専門的役割(坂本勇)
 ・公共建築の安全・安心を考える(吉村英祐)
 ・9月26日早朝-十勝沖地震の被害報告(吉田真弓)
 ・ミャンマー難民キャンプの図書館活動(渡辺有理子)
○その他
 ・「われら、図書館応援団!! 41」アムステルダムの図書館(野坂悦子)ほか

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◆求人情報
○(社)全日本合唱連盟附属合唱センター資料室 臨時職員:1名
 応募締切:2004年3月6日(土)

○東京大学大学院理学系研究科物理学専攻図書室 非常勤職員:1名
 応募締切:2004年3月10日(水)必着

○(株)浜銀総合研究所企画総務部情報管理室 臨時職員(パート):1名
 応募締切:2004年3月14日(日)必着

○東京都立広尾看護専門学校図書室 臨時職員:1名
 応募締切:2004年3月19日(金)

○山形県立米沢女子短期大学 教員(教授,助教授または講師):1名
 応募締切:2004年4月16日(金)必着 
 http://www.yone.ac.jp/

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
  
   
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◆JLAからのお知らせ
○来年度も引き続き日本図書館協会にご加入ください!
 2003(平成15)年度はこの3月で終わりとなります。会員の皆さんには退会等
 のご連絡がない限り引き続き『図書館雑誌』をお送りします。
 退会および施設会員の種別変更がある場合はFAX、電子メール、異動届はがき
 等で必ず3月19日(金)までに必ずご連絡くださいますようご協力願います。
 2004(平成16)年度の会費請求書は4月中旬頃発送を予定しております
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○JLA新刊
 「図書館の問題利用者 ―前向きに対応するためのハンドブック―」 
 ベス・マクニール、デニス・ジョンソン編 中野捷三訳 2004.2 231p A5判
 2,000円 ISBN 4-8204-0326-5

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841