南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2004/01/07

第187号

======================================================<2004/1/7発信> 
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』1月号のお知らせ
 ■求人情報 
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◆図書館界ニュース
○公立図書館PFI事業化可能性検討委員会発足
 文部科学省の「公立図書館のPFI事業化の可能性に関する調査研究」を受
 託したNTTデータ経営研究所は、標記委員会を設置し、12月24日初会議を
 行った(この調査研究の内容は本メールマガジン185号既報)。会議は最初に
 文部科学省社会教育課から、調査研究の目的等の説明を含めた挨拶があった
 後、事務局から作業内容、スケジュール等の説明があった。討議の冒頭、委
 員からPFI化推進のための調査研究ではないこと、自治体での検討の際有
 効なガイドラインを示すものであることを確認する発言があった。自治体に
 おいて、適切な図書館の管理運営方式を選択するための材料を提供すること
 を目的とするものであることなどの発言も出された。
 検討課題は、施設建設におけるPFI手法の効果的活用方法、運営までのP
 FI手法適用可能性、図書館の理念と民間委託の可能性、図書館業務内容と
 民間委託の可能性、法制度の整備課題、事業採算性とリスク、など多岐にわ
 たる。調査は、自治体および図書館を対象としたアンケート、ヒアリング、
 先行事例の分析、海外事例の調査などが予定されている。
 調査研究の結果は今年度末までに報告書としてまとめられる予定である。

○日図協、公明党と「公貸権、著作権」について懇談
 日本図書館協会は12月25日に公明党「公貸権・著作権問題懇話会」の議員ら
 と意見交換を行った。
 公明党は公貸権の導入などを検討するため、党内に同懇話会(座長:太田明
 宏衆院議員 事務局長:斉藤鉄夫衆院議員 委員:西博義・漆原良夫・高木
 陽介衆院議員)を12月11日に設置し、通常国会前の年末年始に、関係団体に
 「公貸権、著作権」に関する政策懇談会を呼びかけたものである。
 懇談会では、まず太田議員が著作権については社会現象化し法改正ぎりぎり
 のところにきていることから新しいチームを作って取り組むことにしたと挨
 拶した。続いて日図協の松岡要事務局長が、日本の図書館が公貸権が導入さ
 れている国と比べ整備が遅れていることや資料費削減、司書が減っている状
 況を説明した。著作権委員会貸与権問題特別検討チーム委員の常世田良浦安
 市立図書館館長は、貸出しや複本の実態、図書館のサービスや役割などにつ
 いて、資料を示し、浦安図書館の実践も紹介しながら訴えた。また同委員の
 山本順一筑波大教授は、日本の図書館はソフトの面では国際的に話題にはさ
 れない状況であること、貸出問題で図書館が過大評価されていると述べた。
 すでに日本文藝協会や出版11社の会との懇談が行われていたもようで、権利
 者側の要望に対しての図書館側の意見も問われ、実情を説明して理解を求め
 た。予定時間を超えて懇談が行われ、率直な意見交換の機会となった。
 
○中堅職員ステップアップ研修「ステップ2」の実施にむけて-中間報告への
 ご意見をお寄せください!
 日本図書館協会研修事業委員会では、現在実施している「中堅職員ステップ
 アップ研修」の次の段階に位置づけられる研修「ステップ2」を2004年度か
 ら実施するべく検討を続けており、このたび中間報告をまとめました。
 (http://www.jla.or.jp/kenshu/)会員のみなさまからのご質問・ご意見を
  2004年1月15日(木)まで承っています。この機会にご意見等をお寄せくだ
  さい。宛先:E-mail:kenshu★jla.or.jp  FAX:03-3523-0841
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○福山市の「市民の館」[図書館を核をした複合施設]計画 PFI 方式を断
 念 「時代の変化に 対応しずらい」(読売11/26)

○[田原市]赤羽根図書館が再開 田原市中央図書館とシステム一本化 検索、
 取り寄せ可能に [旧田原町と赤羽根町の合併に伴い](東愛知12/3)

○ネット普及で来館者減 [京都商工会議所]商工図書館 12日で閉館へ
 (京都12/3)

○本社調査 首都圏1都4件の市・区 民間委託拡大 5年後は4倍 1000億
 円市場に(日経12/4)

○図書館が貸出履歴を開示!? TVドラマ放映で謝罪 テレビ東京 「あり得
 ぬ!」図書館協会が抗議(新文化12/4)

○市川市立中央図書館 CD80点消える クラシック・マニア盗む? 館側
 「続くなら被害届」(朝日12/4)

○「子ども読書」 ボランティア情報整備 [福島]県計画概要案 司書増員、
 共通検索も(福島民報12/6)

○高齢者の読書 支援広がる 出張貸し出し・活字の拡大 施設を巡回、宅配も
 読みやすく出版・写本(日経12/7)
 
○無線LANコーナー 都立3図書館に設置 ビジネス利便性向上(日経12/11)

○公共貸与権・著作権問題 懇話会を設置 [公明]党中央幹事会(公明12/12)
 
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◆集会等のお知らせ
○もっといきいき 学校図書館 パート2
 主催:こうべ子ども文庫連絡会/共催:学校図書館問題研究会兵庫支部
 日時:2004年1月24日(土)13:30-16:30
 会場:神戸クリスタルタワー6階 生活創造センター講義室
 定員:50名 参加費無料
 内容:ビデオ上映「本があって、人がいて 学校図書館と子どもたち」岡山
  市学校図書館ビデオ制作委員会,レポート「学校の中で生きている図書館
  の実践」内川育子氏(豊中市立蛍池小学校司書),講演「学校図書館の可
  能性」土居陽子氏(大学非常勤講師),交流会
 問合先・申込先:こうべ子ども文庫連絡会(FAX.078-706-0109 小谷)

○むすびめの会会合「図書館員の国際新年会」
 日時:2004年1月24日(土)17:45-
 会場:女子栄養大学 駒込キャンパス 松柏軒
 参加費:6500円 締切:1月15日(木)
 詳細HP:http://www.musubime.net/
 問合・申込先:同会事務局 小林(E-mail:event★musubime.net)
  迫田(都立中央図書館 TEL.03-3442-8451 FAX.043-277-1658)

○むすびめの会学習会
 テーマ:21世紀の博物館と人権教育
 講師:君塚仁彦氏(東京学芸大学教員)
 日時:2004年2月7日(土)15:00-17:00
 会場:東京都立中央図書館4階第3研修室
 参加費:無料 締切:1月31日(土)
 詳細HP:http://www.musubime.net/
 問合・申込先:同会事務局 小林(E-mail:event★musubime.net)
  迫田(都立中央図書館 TEL.03-3442-8451 FAX.043-277-1658)

○当面する図書館経営に関する連続講座
 主催:日本図書館協会図書館経営委員会・図書館政策委員会
 日時(2004年)内容(講師):※各回とも18:30開場,18:45開始
  2月13日(金) 図書館の安全(危機)管理について(甘利康文氏(セコム(株))
  2月27日(金) 図書館の建設・運営とPFIについて(植田和男氏(PFI協会))
  3月12日(金) 指定管理者制度について(予定・文部科学省政策担当関係者)
  3月26日(金) 独立行政法人(含む地方)と図書館(白山真一氏(中央青山監査
   法人・公認会計士))
 会場:日本図書館協会2階研修室 
 参加費:800円(資料代)
 申込方法:住所,氏名,所属,TEL,FAXまたはE-mailを明記して下記宛に連絡。
 申込先:日図協図書館政策委員会担当(FAX.03-3523-0844 seminar★jla.or.jp)
 
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◆『図書館雑誌』1月号(64ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「もう一歩前へ-新しい図書館活動を探る」
 ・地域情報で図書館イキイキ(平出裕一)
 ・市民対象情報探索講習のもたらしたもの(高橋克明)
 ・「kiss」で変わる大学図書館-本格的な教育支援を展開するサイバーライ
  ブラリー(植田英範)
 ・大阪市立図書館の予約システム-インターネット予約を開始して(高橋俊郎)
 ・子どもの読書活動を推進するファシリテーターの役割-大阪府「子ども読
  書ファシリテーター講座」(新井せい子)
 ・地域住民と共にはじまった図書館活動-島根県斐川町の図書館づくり
  (白根一夫)
○その他
 ・新春エッセー「書物とのつながり」(青木玉) 

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◆求人情報
○平成15年度滋賀県永源寺町職員採用初級(司書)試験:1名程度
 受付期間:2003年12月10日(水)~2004年1月7日(水)

○東京大学理学部化学図書室 時間雇用(非常勤)職員:1名 
 応募締切:2004年1月16日(金)必着 

○(株)ウィズウィグ 長期アルバイト
 応募締切:2004年1月23日(金)

○平成16年度日本貿易振興機構 アジア経済研究所(図書館)職員:若干名
 応募期間:2004年1月13日(火)~1月27日(火)必着 
 http://www.ide.go.jp/Japanese/Info/saiyou.html

○東洋英和女学院中学部高等部 学校図書館司書教諭:1名 
 応募締切:2004年1月31日(土)必着 

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
  http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
   
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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841