南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
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JLAメールマガジンバックナンバー

2003/07/02

第162号

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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ 
  ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○日図協、書協、貸出実態調査を実施
  日本図書館協会と日本書籍出版協会は、共同で「公立図書館貸出実態調査」
  を実施する。6月30日付けで、蔵書冊数を基準として無作為に抽出した500館
  (自治体)に送付した。
  公立図書館の貸出や複本購入に関する批判が行われ、貸出に伴う補償金や公
  貸権の制度化、複本の購入冊数や新刊書の貸出期間の制限を求める意見が出
  されている。しかし、議論の裏付けとなる実証的データが乏しく、推測によ
  る発言がなされている場合もあるため、貸出の実態を調査することとしたも
  のである。 
  調査では、1999年および2002年のベストセラー、定評ある賞の受賞作品計84
  タイトルを選択して、各自治体の図書館での蔵書冊数、予約残数、貸出回数
  を調べる。
  
○「国語に関する世論調査」の読書について
  文化庁は6月19日「国語に関する世論調査」を公表したが、そのなかに読書
  についての結果も明らかにしている。この調査は毎年実施しているが、読書
  について調べたのは初めて、とのことである。調査は昨年11月14日から12月
  2日にかけて、16歳以上の3000人を対象として行われた。
 「1ヵ月に何冊くらい本を読むか(雑誌、漫画を除く)」については、 全く
  読まない(37.6%)、1冊~10冊(58.1%)、11冊~20冊(2.6%)、 21冊~30冊
 (0.7%)、31冊以上(0.4%)。 「読書することの良い点は何か」については、
  新しい知識や情報を得られること(55.3%)、感性が豊かになること(39.0%)、
  感動が味わえること(35.1%)、想像力や空想力を養うこと(28.8%)、豊かな
  言葉や表現を学べること(28.4%)。
  ところで「全く読まない」と答えた人の割合を地域別にみると以下のとおり
  であるが、これを図書館設置率と比較してみた。かっこ内が図書館設置率。
   北海道 42.4%(49.1%)     近 畿 34.3%(58.8%)
   東 北 48.5%(42.6%)     中 国 37.0%(48.7%)
   関 東 28.6%(68.8%)     四 国 59.8%(46.7%)
   北 陸 46.1%(64.4%)     九 州 47.4%(40.9%)
   中 部 37.9%(53.3%)     全 体 37.6%(51.5%)
 
○骨太方針でビジネス支援図書館整備推進の一方、外部委託活用も
   6月27日、経済財政諮問会議が策定した「経済財政運営と構造改革に関する
  基本方針2003」(骨太の方針2003)が閣議決定された。「第2部  構造改革
  の具体的な取組」で雇用機会の創造の具体的手段として挙げられているもの
  のなかに、次のことが含まれている。
  ・公的サービスの外部委託を計画的に進め、NPO等を活用するほか、総合
   的な健康サービス産業、文化産業の創出などにより地域事業を創出する。
  ・「起業」による就業機会の拡大を図るためとして、ベンチャー企業向けの
  実践型就業実習の実施や創業・技術経営の知識習得のための実効的カリキュ
  ラム・講座・ビジネス支援図書館の整備等により、総合的な事業化・市場課支
  援を推進する。
  http://www.keizai-shimon.go.jp/2003/0626/0626item2.pdf

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◆新聞記事より(地域版含む) 
○島根  図書館オンライン計画始動 [県立図書館振興計画「オンライン予約配
  送システム」](中国<中国統合>5/17)

○学校の中心は図書室!  足立区教委  校舎新築時に配慮  面積も拡大  "格
  上げ"で読書離れ防止(読売<都民>6/1)

○利用は旧市エリアのまま  さいたま市の図書館、統合は2年先  240万冊の
  蔵書整理ネック  利用できるのは1割  コンピュータのリース切れ待ち  
  "戸籍"も開館時間も(埼玉6/8)

○川崎市行革委  市民サービス再構築で来月から  図書館を通年開館に
  (神奈川6/8)

○子どもの読書環境充実目指す  [富山]県推進会議が初会合(北日本6/8)

○読書で文部大臣表彰  村山市の楯岡中  全校で毎朝20分 年間一人46冊  新庄
  市立図書館  読み聞かせ20年 市外への出前も(山形6/10)

○JR甲府駅周辺整備  北口に県立図書館移転を 「文教ゾーン形成に最適」 
  市、県へ"ラブコール"(山梨日日6/10)

○観光客との交流拠点に  八尾ふらっと館が完成  情報施設と図書館併設
  (北日本6/11)

○県入札で初の全社失格  指名9社 最低制限価格下回る  新県立図書館情報シ
  ステム工事 「前例ない」情報非公開(奈良6/12)

○[岩手]県公立図書館の現状を把握  サービス検討委(岩手日報6/14)

○[群馬]県立図書館にも100万円  また謎の封筒  高崎市で投かん、筆跡も酷似
   だれが、何のため?(上毛6/14)

○「専任司書置くべき」 県子ども読書活動推進会議  学校図書館で意見  長崎
  で初会合(長崎6/14)

○子連れでも読書・講座に集中  保育スタッフ配置へ  我孫子市の「アビスタ」
  (朝日6/20)

○心臓のペースメーカー  盗難防止装置で誤作動  書店などの入り口に設置  
  総務省、注意呼びかけ(日経6/21)

○広がる民間委託  図書館業務は今  東京区部にみる  司書が窓口に立てない! 
   アルバイトが個人情報悪用も(赤旗6/22)
  
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◆集会等のお知らせ
○展示会「未知の世界へ-児童文学にえがかれた冒険-」
 講演会「冒険小説の魅力について-池田宣政(南洋一郎)コレクションに
  ふれながら」
 <展示会>
 期間・日時:2003年7月19日(土)~11月9日(日)9:30-17:00
 会場:国立国会図書館国際子ども図書館3階本のミュージアム
 入場料:無料
 <展示会関連講演会>
 日時:2003年7月19日(土)14:00-
 講師:二上 洋一氏(評論家,児童文学者)
 会場:国際子ども図書館3階ホール
 参加費:無料(但し申込制)
 問合先:国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課
 (TEL.03-3827-2053(代) http://www.kodomo.go.jp/)
 
○日本図書館文化史研究会2003年度研究集会
 期日:2003年 9月20日(土)~21日(日)
 会場:青山学院大学621教室
 内容:基調講演「レファレンスサービスの連続性と断絶」田村俊作氏(慶應
  義塾大学)シンポジウム「レファレンスサービスの歴史と展望」コーディ
  ネーター:小田光宏氏(青山学院大学)パネリスト:根本彰氏(東京大学)
  斎藤文男氏(富士大学)阪田蓉子氏(明治大学)
  参加費:会員1,000円/非会員1,500円
 申込方法:同研究会事務局へ(8月31日締切)
 申込・問合先:同研究会事務局 小黒浩司(〒143-0026 大田区西馬込1-31-11
  E-mail:oguro★sakushin-u.ac.jp FAX.03-3777-3609)
  
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◆求人情報
○中央水産研究所 事務補助:2名 
 応募締切:2003年7月11日(金)

○(株)日販図書館サービス 長期アルバイト:若干名
 応募締切:2003年7月11日(金)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 http://www.jla.or.jp/job.htm  

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