南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

*********************

令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2002/10/02

第124号

======================================================<2002/10/2発信> 
             JLAメールマガジン  第124号
=====================================================================
 ■JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。
   mailmaga★jla.or.jp
 ■JLAメールマガジンのバックナンバーはこちらにあります。
  http://www.jla.or.jp/archives/
 --------------------------------------------------------------------
 編集発行:社団法人 日本図書館協会
 Copyright,2002 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
 JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
               http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/
=====================================================================
▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
  ■『図書館雑誌』10月号のお知らせ
  ■求人情報
  ■JLAからのお知らせ
  ■全国図書館大会(群馬大会)から
---------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○「図書館図書の有償貸出」を提起
 政府は内閣改造で「構造改革特区」担当大臣を設けたが、埼玉県草加市は
 「構造改革特区」として、図書館における資料の貸出しを有料化する提案を
  したことを市議会に明らかにした。その必要性として「図書館の役割や受益
  者負担を再度見直すため、一部の書籍について手数料を徴収する時代となっ
  ているのではないか」「図書の有償貸出しや施設・設備の有料使用を実施で
  きるような規制の特例が必要」とし、これは「著作権上は問題ない」として
  いる。
  このことについての説明として、図書館法「第3条の図書館奉仕の規定が図書
  の有償貸出に差し障りがあり、かつ第17条の規定」があり、「公立図書館で
  は、使用料(有償貸出)等を徴収できない」、「市民負担(税)による設置
  と維持経費から考えると、何らかの受益者負担があってもよいのではないか」
 「資料館や美術館、体育施設などの施設についても徴収されているのが一般的
  である」から図書館も「他の施設と同様に応分の受益者負担があってもよい」
 「市民の生涯学習という観点からも、また市民負担の公平性からも現図書館法
  の第17条の規定を改正見直しする時代となっている」等述べている。
  「構造改革特区」構想では、図書館事業については、このほか、「管理運営
  の民間企業への委託」問題が焦点となっている。総務省は公の施設の委託先
  を現行の「公共団体若しくは公共的団体」としているところを、株式会社な
  ど民間企業に広げる地方自治法改正を来春提出する考えである。
  
○図書館情報大学、筑波大学と統合
 平成14年10月1日、図書館情報大学が筑波大学と統合した(統合後の名称:筑
  波大学)。これに伴い、筑波大学に「図書館情報専門学群」「大学院図書館
  情報メディア研究科(区分制博士課程)」「知的コミュニティ基盤研究セン
  ター」、及び「図書館情報学系」等が設置される。図書館情報大学は、9月30
  日に在学する学生が在学しなくなる日まで存続する。
  学群 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/school/
  研究科 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/
  知的コミュニティ基盤研究センター http://www.kc.tsukuba.ac.jp/
  学系 http://www.slis.tsukuba.ac.jp/inst/

 
○国立国会図書館ホームページを改訂、公開範囲拡大し新サービス提供
  国立国会図書館のホームページが10月1日から一新され、わかりやすくさら
  に充実した内容となった。新オンライン蔵書目録(NDL-OPAC)は、雑誌記事索
  引はじめ図書以外の目録・索引が公開され、遠隔サービス申込み機能を提供
  している。「電子図書館」では貴重書や明治期刊行図書の画像データベース
  (3万冊)を公開し、インターネット上のウェブサイトや電子雑誌を収集して
  保存する実験プロジェクトも11月に公開される。
  http://www.ndl.go.jp/index.html

----------------------------------------------------------------------
◆新聞記事より(地域版含む)
○駅や図書館でネット接続  無線LAN実験、公共施設で拡大  JR東日本・
  都など相次ぐ(日経9/10)

○終戦直後の出版物集めた「プランゲ文庫」 県内雑誌を冊子化  伝わる"開放"
  の喜び  [静岡]県立中央図書館(静岡9/12)

○電子化で新たな可能性  来月オープン国会図書館関西館  同[志社]大でシンポ
  蔵書をネット検索(京都9/12)

○熊本市  IT時代の市立図書館へ  月内に検討委  手狭、移設も(熊本日日
  9/12)

○静かな興奮”知的遊園地”  シルバー世代、図書館へ  大活字本が充実/本
  探し楽に(南日本9/12)

○図書館運営で公開質問状  「[塩尻市に新しい図書館を]つくろう会」  [市
  長選立候補]4氏に提出(信濃毎日9/13)

○ベストセラー寄贈願います  貸し出し順番待ち100人超す本も  調布市立図
  書館が呼びかけ(産経9/14)

○補導委員巡回 拒否へ  有害図書で県書店組合  長野市条例「検閲にも」
  (信濃毎日9/14)

○未来型図書館  年内の構想素案  [石川]県庁跡地利用  懇談会が最終報告
  知事「ふさわしい受け皿」  埋文調査3年以上  着工は06年度以降(北国9/14)

○2004年秋に全国図書館大会  開催準備検討委が初会合  高松(四国9/19)

○図書館進化論  1~4  公演感覚で憩いの場に(日経9/24夕) NPO運営
  自由が魅力(同9/25夕) 貴重書もネットで閲覧(同9/26夕)  専門情報 産
  業界に発信(同9/27夕)

----------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○平成14年度 第28回全国視覚障害者情報提供施設大会(広島大会)
  主催:日本盲人社会福祉施設協議会情報サービス部会、全国視覚障害者情報
        提供施設協会(全視情協)
  期日:10月9日(水)~11日(金)
  会場:ホテルグランヴィア広島
  事務局:広島県立点字図書館(TEL.082-229-7878 FAX.082-229-7909)

○平成14年度長崎県図書館活動推進大会
 主催:長崎県公共図書館等協議会
 日時:10月21日(月)12:30-15:50
 場所:諫早市立諫早図書館
 対象:市町村教育委員会,公共図書館,公民館図書室,読書グループ関係者等
 申込締切:10月7日(月)
 問合先:長崎県立長崎図書館総務課(TEL.095-826-5257)
 
○札幌図書館研究会学習会 まちづくりと図書館
 主催:札幌図書館研究会
 講師:中島興世
 日時:10月21日(月)18:30-20:30
 場所:月寒公民館2F研修室
 参加費:300円
 連絡先:細谷(TEL.011-823-0738)月寒公民館 森(TEL.011-851-0482)
 
○シンポジウム 図書館ってなに?みんなで語ろう!!
 -21世紀の広島市の図書館を考える-
 日時:2002年10月31日(木)午後1時30分~4時
 場所:こども文化科学館アポロホール
 内容:講演「図書館に期待するもの」(神田康秋)、「私と図書館」(秋葉忠利)、
    報告「21世紀広島市図書館計画の骨子(案)について」(田村俊作)、シンポジ
    ウム(パネリスト:稲生慧ほか コーディネーター:山本宏義)
 申込方法:10月16日から電話、Fax、E-mailで申込。先着250名。
 申込・問合先:広島市立中央図書館(TEL.082-222-5542 FAX.082-222-5545
     E-mail.hc_lib★cc.mighty.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
◆『図書館雑誌』10月号(124ページ・特別定価1300円)のお知らせ
○<特集>地方組織の現状とあり方を考える
  ・「地方組織問題」の現状と課題(前田章夫)
  ・山口県図書館協会の歴史と図書館振興への取り組み(山本哲生)
  ・協会支部の組織化と活動の強化を(天谷真彰)
  ・北海道公共図書館司書会の活動から(栗原真実)
  ・山梨県公共図書館協会の活動-山梨県図書館大会を中心として(山形敏貴)
  ・長野県図書館協会-50余年の歩みと今後の課題(宮沢芙美子)
○その他
  ・第29期(2003・2004年度)評議員選挙実施告示・選挙人名簿
  ・われら、図書館応援団!!・32(別役実) ほか
 
----------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○東京女子医科大学学会室嘱託職員:1名 
 応募締切:2002年10月15日(火) 

○上智大学中央図書館臨時職員:2名 
 応募締切:2002年10月18日(金) 

○2003年度慶應義塾大学文学部非常勤講師(学校図書館関係 担当):1名
 応募期間:2002年9月30日(月)~10月20日(日)
 http://www.slis.keio.ac.jp/index-j.html

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 http://www.jla.or.jp/job.htm  

----------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ
○委託本新刊案内
  「IFLA多文化社会図書館サービス」 国際図書館連盟多文化社会図書館サー
  ビス分科会編 深井耀子・田口瑛子編訳 多文化サービスネットワーク発行
 日本図書館協会発売  2002.10  65p A5判 ¥600 ISBN4-8204-0218-8 (原題
 Multicultural Communities:Guidelines for Library services,2nd Edition,
  Revised,

=======================================================================
◇◇◇全国図書館大会(群馬大会)から◇◇◇
○第4分科会短大分散会懇親交流会(情報交換会)のご案内
  日頃の仕事上の悩みや、工夫努力の様子等ざっくばらんなオシャベリをして
  みませんか・・・そんな中で、何か一つでもこれはというモノが見つかるといい
  な。気軽なおしゃべりの場をイメージしています。連絡をいただいていない
  方もまだ間に合いますので、是非ご参加ください。
    日時:10月24日(木)  受付 16:30~  開始 17:00~(19:00まで)
    場所:前橋商工会議所会館1階  伊太利料理 トラットリア 「チイニョ」
    参加費:¥5,000-(当日会場で徴収)
    問合先:第4分科会連絡員  群馬県立図書館 橋爪  TEL.027-231-3008 
      FAX.027-235-4196  E-mail  hashi★library.pref.gunma.jp

=========================================================no.124 END=
 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841