南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2007/01/25

第288号

======================================================<2007/1/25発信> 
             JLAメールマガジン  第288号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2005 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
  ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○文部科学省の公共図書館関係来年度予算(案)決まる
 文部科学省の来年度予算(案)がこのほど発表された。そのなかで公共図書館
 関係の拡充した事業として「地域の図書館サービス充実支援事業」が挙げら
 れている。査定額3200万円(今年度は2900万円)。この事業は、公立図書館
 の在り方に関する調査研究を実施し、「これからの図書館像」の構築に向け
 た検討を行うもので、一昨年度からの継続事業である。特に「文字・活字文
 化振興法の施行により市町村に公立図書館設置の努力義務が新たに課せられ
 たことを受けて、また市町村合併に伴う図書館サービス地域の広域化等の急
 速な進展も踏まえ、実践的な調査研究を行う」としている。
 具体的な事業の内容として、「これからの図書館像」構築に向けての検討組
 織の設置、調査研究の委託事業のほか、来館が困難な人への対応、利用時間
 の制約への対応、他機関との連携による資料提供など、地域図書館サービス
 の充実支援を図る事業を行う。この支援事業は全国5ブロックを対象に行う
 としている。
 地域における先進的な活動推進のための「社会教育活性化21世紀プラン」も
 継続し、1億600万円(今年度1億4300万円)措置をしている。
 このほかの社会教育関係で新規・拡充した事業には、公民館等におけるニー
 ト支援モデル事業や地域ボランティア活動推進事業等があり、従来からの事
 業についても引き続き実施することとしている。なお今年度補正予算(案)と
 して、社会教育施設のアスベスト除去等に要する経費の補助、災害復旧事業
 (社会体育施設除く)が合せて7億3400万円措置された。
 http://www.nier.go.jp/jissen/syakaikyouikuka/060116/060116-0.doc

○文化審議会著作権分科会報告書
 1月12日に開催された文化審議会著作権分科会(第17回)において、法制問題
 小委員会、契約・流通小委員会、国際小委員会から各々審議の結果が報告書
 (案)として報告され、承認された。一昨年よりの審議の過程において、図書
 館界は「相互貸借資料の借り受け側におけるコピー」、「ファクシミリ、電
 子メール等を利用したコピーの送付」、「インターネット上の情報のプリン
 トアウト」「「再生手段」の入手が困難である図書館資料を再生可能な媒体
 へ変換するための複製」「官公庁作成広報資料及び報告書等の全部分の複写」
 に関して、図書館内および図書館間において無許諾で実施可能となることと
 「障害者向け資料作成と提供に関する無許諾の範囲の拡大」を要望し、法制
 化に取組んだが、同報告書では、全ての項目に関して支持する委員が多数を
 占めたにもかかわらず、法制化は見送られている。なお権利者団体との協議
 により策定された「ガイドライン」により、「借受資料のコピー」が可能に
 なったことが見送りの理由となっているが、当該権利者団体が全ての権利者
 を代表するものではないことから、協会は、引続き法制化へ取り組む方針で
 ある。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05120101/001.htm

○公益法人制度改革に対して意見提出
 日本図書館協会は、政府の公益法人制度改革について意見を1月20日、内閣
 官房行政改革推進事務局に提出した。公益的事業の認定にあたっては、現に
 行っている事業、歴史的経緯、社会への還元等を総合的に判断し、営利企業
 の類似の事業との「競合」を理由として判断すべきではないこと、会費のみ
 で事業運営ができない公益法人の現状から、法人を支える事業活動について
 も、その公益性を認めるべきであること等を中心に、協会が行っている主な
 事業の内容を説明した意見である。
 政府は今国会に法案を提出して、2008年度から新たな制度の実施を図ろうと
 している。

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◆新聞記事より(地域版含む。末尾の日付はいずれも2005年)
○「本好き」に強い味方 薩摩川内中央図書館 年末年始も貸し出し
 (南日本12/29)

○ずらり「本の本」 志賀町立図書館 「書誌」の文庫開設 地元出身の編集
 者 深井[人詩]さん100冊寄付(北国12/31)

○2年で1000万冊読もう [京都]府教委が読書キャンペーン 「府民全員で挑
 戦を」 ネットでカウント(京都1/1)

○[香川]県内9図書館ネットワーク化 250万点を一括検索 県立図書館 
 4日、サービス開始(四国1/1)

○名[古屋]大図書館 一般にも貸し出し 専門書など20万冊(中日1/3)

○図書館 原則無休に 札幌市 4月から全17施設 平日夜も時間延長 要望
 強く「全国的な流れ」(北海道1/5)

○横須賀市 新中央図書館を検討 児童図書館と統合 子育て支援機能も
 (神奈川1/5)

○「防災本マニュアル」作成 南海地震想定 [高知]県立図書館、資料130掲
 載(読売<高知>1/11)

○県立図書館は生活に役立つ ビジネスコーナー充実/大人のための絵本展…
 丸地館長が新機軸続々 資料提供のソムリエに(高知1/13夕)

○地元の物産 図書で紹介 [一関市立]川崎図書館がコーナー展 専門書、入
 門書も展示(岩手日日1/16)

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◆集会等のお知らせ
○大阪市立大学大学院・創造都市研究科ICタグセミナー
 テーマ:ICタグの現在-出版業界と図書館界の取り組み
 日時:2006年2月3日(金)18:30-20:30
 会場:大阪市立大学大学院・梅田サテライト101教室
 報告者:永井祥一氏(講談社・日本出版インフラセンター広報担当運営委員),
  吉田直樹氏(東京都立中央図書館)
 参加費:無料 申込不要
 問合先:大阪市立大学大学院・創造都市研究科・都市情報学専攻事務室
 (TEL.06-6605-3383 ※平日10:00-16:00)

○日本図書館研究会整理技術研究グループ1月月例研究会
 日時:2006年2月4日(土)14:30-17:00
 会場:大阪市立浪速人権文化センター 4階会議室1
 テーマ:韓国における図書館資料のデジタル化・ネットワーク化について:
  国立中央図書館と韓国教育学術情報院を訪問して
 発表者:田窪直規氏(近畿大学)
 詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/
 連絡先:渡邊隆弘(神戸大学附属図書館 watanabe★lib.kobe-u.ac.jp)

○第33回図書館問題研究会・東北集会
 テーマ:行政と図書館の関係を考えよう!
 期日:2006年2月12日(日)~13日(月)
 会場:福島いこいの村なみえ
 申込・問合先:南相馬市立原町図書館(早川・斎藤
  m-hayakawa★city.nimanisoma.lg.jp)

○小金井市立図書館と東京農工大学図書館の相互協力記念講演会
 日時:2006年2月19日(日)14:00-16:00
 会場:東京農工大学小金井図書館閲覧室
 内容:記念講演『東京農工大学と「生協の白石さん」』白石昌則氏,大学図書
  館の利用方法について,図書館見学
 定員:100名(先着)
 詳細HP:http://www.biblio.tuat.ac.jp/event/2006/ichiritukyotei.html
 問合先:東京農工大学図書館 矢崎(TEL.042-388-7167 yazaki★cc.tuat.ac.jp)

○ICタグ用図書館共通認識コード案に関する説明会
 主催:日本図書館協会
 日時:2006年3月1日(水)14:00-16:00
 会場:日本図書館協会2階研修室 
 内容:「図書館におけるICタグ導入の現状と標準化の必要性」竹内比呂也氏
 (千葉大学)「図書館における共通フォーマット/コード提案について」
  吉田直樹氏(東京都立中央図書館),質疑および意見交換
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/jlaevent.html 参加費:無料
 申込・問合先:日本図書館協会企画調査部(TEL.03-3523-0815 kikaku★jla.or.jp)

○第6回図書館利用教育実践セミナー
 主催:日本図書館協会 担当:図書館利用教育委員会
 日時:2006年3月18日(土)10:00-12:00
 会場:キャンパスプラザ京都第3講義室
 内容:「情報検索指導における良い例題・悪い例題(初級編)~素材を集め
  問題を作り要点を説明する方法~」仁上幸治氏(早稲田大学図書館)
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/cue/
 参加(資料)費:会員500円/非会員1000円 申込締切:3月10日(金)

○図書館セミナー2006 in にいがた~公共図書館と学校図書館の未来を考えよう~
 主催:にいがた図書館クラブ
 日時:2006年3月21日(火・祝)13:00-16:45
 会場:新潟市生涯学習センター「クロスパルにいがた」4階映像ホール
 内容:「これからの公共図書館のサービスと運営のあり方」薬袋秀樹氏(筑波
  大学大学院)「学校図書館を100%生かすために」森田盛行氏(全国学校図書
  館協議会)
 資料代:500円 申込締切:3月15日(水)必着
 申込・問合先:三条市立図書館 長谷川・伊藤(TEL.0256-32-0657
  lib@city.sanjo.niigata.jp)
 
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◆求人情報
○淑徳学園高等学校・中学校図書室 長期臨時職員:1名
 応募締切:2006年1月31日(火)必着

○筑後市教育委員会 図書司書(嘱託職員):5名
 応募締切:2006年2月3日(金)消印有効

○杉野服飾大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2006年2月4日(土)必着 

○葛飾区立図書館 非常勤職員:10名程度
 応募締切:2006年2月5日(日)

○武蔵野美術大学美術資料図書館 嘱託職員:1名
 応募締切:2006年2月10日(金)

○國學院大學図書館 臨時職員(長期アルバイト):7名程度
 応募締切:2006年2月10日(金)必着

○東京青山・青木法律事務所 ベーカー&マッケンジー外国法事務弁護士事務所
 (外国法共同事業)図書室 正所員:1名
 応募締切:2006年2月15日(水)必着

○東京家政大学博物館 長期アルバイト:若干名
 応募締切:2006年2月20日(月)必着

○(株)高度情報システム 正社員:若干名
 応募締切:2006年2月28日(火)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
  
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』1月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
  郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
  2005年度第7回施設会員配付資料は以下のとおり1月20日付で発送いたしまし
  た。お手元に届きましたら中身を必ずご確認ください。
 <A,B,C会員配付資料>
(1)日本の参考図書 四季版 No.157 ※『図書館雑誌』2006年1月号と同封
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) 

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