南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2006/03/29

第297号

======================================================<2006/3/29発信> 
             JLAメールマガジン  第297号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2006 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○地域公共ネットワークの利活用で「図書館」がトップ 
 ―総務省北陸総合通信局調査―
 総務省の北陸総合通信局が行った「地域情報化に関するアンケート調査結果」
 が3月22日公開された。総務省は、地域イントラネット基盤施設整備事業、
 地域情報通信基盤整備推進交付金等による地域公共ネットワークの整備事業
 を実施しているが、この調査は「管内市町村における地域情報化の現状を把
 握し、今後の情報通信行政施策の推進に資することを目的」に、富山、石川、
 福井の3県の自治体を対象に行われたものである。
 その設問のひとつに「地域公共ネットワーク(教育、行政、福祉、医療、防
 災等の高度化を実現するため、学校、図書館、公民館、市役所などを高速・
 超高速で接続するネットワーク)の利活用状況をみる項目があるが、提供さ
 れているサービスでは「図書館の蔵書検索・予約」(80%)が最も多く、次い
 で「当番医の情報提供」(59%)、「防災情報の電子的な提供」(56%)、「公
 共施設のオンライン予約」(37%)の順となっている。
 図書館での活用について、各県ごとにみると富山県88%、石川県75%、福井
 県69%でいずれの県もトップとなっている。(調査対象自治体数:富山県16、
 石川県20、福井県23)
 http://www.hokuriku-bt.go.jp/press/2005/pre060322-1.htm

○国会図書館、「統計資料レファレンス・ガイド」公開
 国立国会図書館はホームページ上に、日本語の統計情報のガイドである「統
 計資料レファレンス・ガイド」を公開した。
 このガイドは、冊子体またはインターネット上の日本語の統計資料の主要な
 ものについて、解題を付して紹介するものである。関連するインターネット
 情報にはリンクを張っており、直接参照できるようにしている。掲載対象資
 料は、現在及び過去の統計を検索するためのツール(書誌、索引、便覧等)、
 各分野を網羅的に扱った総合統計書、分野別統計書、数十年以上の統計を扱っ
 た長期統計書、世界各国の統計を扱った国際統計書である。また、統計検索
 ツールについての「検索ツール対象時期一覧表」、総合統計書及び総合的な
 長期統計書についての「特徴・収録分野対照表」により、個々の資料の対象
 時期や収録分野等の特徴を一覧し、相互比較することが可能である。
 URL:http://www.ndl.go.jp/jp/data/reference_guide/index.html

○筑波大学の学群改組計画が正式決定
 筑波大学は、3月23日「学群改組計画の正式決定について」を発表した。昨年
 公表されていた改組案が正式に決定されたもので、来年4月から実施される。
 その概要は、第一学群、第二学群、第三学群及び図書館情報専門学群を、人
 文・文化学群、社会・国際学群、人間学群、生命環境学群、理工学群及び情
 報学群に改組するなど、現在の7学群15学類が9学群23学類になるものである。
 2002年に図書館情報大学と筑波大学との統合により設置されていた図書館情
 報専門学群は、第三学群情報学類とともに一つの学群に再編され、「情報学
 群」となる。情報学群は「情報や知識に関する幅広い学問領域を統合した特
 色ある情報系の学群として、情報科学類(現情報学類)、新たに創設される
 情報メディア創成学類、図書館情報専門学群の教育内容を継承・発展させる
 知識情報・図書館学類」の3学類となる。
 図書館司書資格及び司書教諭資格については、知識情報・図書館学類以外の
 学類からでも取得可能とされているが、学士(図書館情報学)の定員としては、
 150名から100名に縮小された結果となっている。
 http://www.tsukuba.ac.jp/nyushi/saihen/index.html

○筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科・図書館経営管理コース開設
 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科は、3月23日「図書館経営管理コー
 ス新設について」を更新し、その詳細を明らかにした。大学院博士前期(修
 士)課程本科とは異なり、基礎科目(図書館サービス論、出版・流通論、シス
 テム管理論)、専門科目(公共サービス論、公共経営論、ライブラリー・ガバ
 ナンス論、図書館施設計画論)の7科目を履修することにより、コースの修了
 認定が得られる。各科目は学期間2単位で開講され、東京またはつくばで受
 講できる。科目等履修生として受講する場合、2006年度第2学期または第3学
 期に開講される科目については、これからでも出願が可能である。
 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科:http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/
 授業科目表:http://www.tsukuba.ac.jp//nyushi/kaisetsukamoku/pdf/kamokuhyo/060217tosho_1.pdf
 授業概要:http://www.tsukuba.ac.jp//nyushi/kaisetsukamoku/pdf/gaiyo/060217-gtosho_1.pdf
 科目等履修生制度:http://www.tsukuba.ac.jp///kouken/open2.html

○日野市「集中改革プラン」公表
 日野市は、3月5日、集中改革プランを公表した。これは、同市が2月27日に
 公表していた「行革大綱中間報告に寄せられた意見に対する回答」の内容を
 実行計画としたもので、市立図書館に関して以下のように記述されている。
 【事務・事業の再編・整理、廃止・統合】
  2.図書館業務に嘱託職員を導入し効率化を図る
  2-1 平成18年度~平成20年度 図書館業務に嘱託職員を導入する
  ・図書館業務(定型業務)に嘱託職員を導入する
  2-2 嘱託職員の業務教育・訓練を実施し能力の向上を図る
  ・嘱託職員への教育・訓練の充実により、質の高いサービスの提供を目指す
 日野市では昨秋、図書館への委託導入を含む行革大綱中間報告が公表され、ラ
 イブラリー・フレンズ日野など市民団体等から反対の意見が提出されていた。
 日野市HP集中改革プラン:http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/6,19808,243,html ライブラリー・フレンズ日野HP:http://www.hinocatv.ne.jp/~je1hyg/kankeidantai/hinonotoshokanokangaerukai/hino.htm
  
○4月は「図書館」「読書」「本」の記念日があります
  <4月30日>図書館記念日
  図書館法公布の日に因むもので、1971年の全国図書館大会で決議されまし
  た。ご好評をいただいている日本図書館協会作成の「図書館記念日・図書
  館振興の月」のポスターは、施設会員および都道府県立図書館・図書館協
  会には3月末頃配布する予定です。
  今年の原画デザイナーはnoninoko(ノニノコ)氏。
  画像はこちらからご覧ください。http://www.iruka.net/0.html
  <4月23日>子ども読書の日
  子どもの読書活動の推進に関する法律」により制定。
  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/04/020418fs.htm
  ・World Book and Copyright Day(世界本の日) 
  1995年にユネスコ総会で決定
  http://portal.unesco.org/culture/en/ev.php★URL_ID=5472&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html
  <4月2日>国際子どもの本の日
  アンデルセンの誕生日にちなむ。IBBY(国際児童図書評議会)が制定
   http://www.jbby.org/ibby/activities08.html
  <3月27日~4月9日>絵本週間
  主催/絵本週間推進協議会。国際子どもの本の日をはさんで2週間。
  <4月23日~5月12日>こどもの読書週間
  主催/読書推進運動協議会。今年の標語は「魔法の国へのパスポート」
   http://dokusyo.or.jp/www/
  <5月>図書館振興の月
  4月30日の図書館記念日に続けてか月。
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○朝霞市立図書館、毎日開館へ 4月から移行 北朝霞分館も(埼玉3/3)

○鳥取市立中央図書館 盗難?蔵書1144冊紛失 被害170万円、ICタグで管理
 へ(読売3/3)

○大好きな本見つけて 香川県教委が読書冊子作製 地元ゆかり著名人10人 
 魅力や思い出つづる(山陽3/3夕)

○家庭で眠る本 学校に 上越市立図書館 環境保全し読書推進(新潟日報3/4)

○姉妹都市 蘇州図書館と交流 [金沢市]玉川・泉野[図書館] 郷土書交換や
 館員派遣(北国3/4)

○鳴[教]育[門]大児童図書室 絵本読み聞かせ活動続けて20年 写真展開催 
 きょう記念講演(徳島3/4)

○[長崎]県立図書館の役割、運営 検討懇話会設置へ(長崎3/4)

○市民図書館と3大学図書館 来月から相互利用へ 宗像市(西日本3/5)

○[富山]県内も減少傾向 [公立図書館の資料費総額減少は04年度から減少]
 (北日本3/6)

○貸し出し制限に肯定的 宇都宮市の図書館意識調査 「よかった」など9割
 (下野3/7)

○(社説) 図書館の購入費 「天下の書府」が泣く実態(北国3/7)

○県民人当たりの図書館資料費 鳥取県は日本一 05年度調査 総額でも8
 位(日本海3/9)

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◆集会等のお知らせ
○平成18年度筑波大学公開講座「図書館の地域支援サービスにどう取り組むか」
 主催:筑波大学図書館情報メディア研究科
 期日:2006年6月7日(水)~8日(木)2日間(10時間)
 会場:筑波大学東京キャンパス大塚地区G304講義室
 内容:「公共図書館のモデルと地域支援サービス」薬袋秀樹氏,「情報技術
  を活用したレファレンスサービス」大庭一郎氏,「図書館と学校の連携」
  平久江祐司氏,ほか
 受講対象者:図書館・情報サービス関係者及び関心のある一般市民
 定員:30名 参加費:6300円 申込締切:5月10日(水)
 申込方法:http://www.tsukuba.ac.jp/kouken/koukai.html 参照
 申込先:筑波大学学務部学務課教育公開担当(〒305-8577 つくば市天王台
  1-1-1 TEL.029-853-2216・2217 FAX.029-853-6303)

○情報メディア学会第5回研究大会「デジタルコンテンツの最新動向」
 期日:2006年6月10日(土)~11日(日) 会場:鶴見大学会館
 内容:基調講演-神門典子氏(国立情報学研究所),パネルディスカッション
  「デジタルコンテンツの最新動向」石川徹也氏(東京大学史料編纂所)児
  山圭氏(科学技術振興機構)西岡貞一氏(筑波大学)等
 参加費:会員2000円,非会員3000円,学生1500円
 申込方法:氏名,所属,TEL,E-mailを明記して6月6日(火)までに郵便・FAX・
  E-mailで下記あて申込。
 詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsims/5th_taikai_annai.htm
 申込・問合先:情報メディア学会事務局(〒305-855 つくば市春日1-2 筑波
  大学図書館情報学研究科内 FAX.029-859-1364 onodera★slis.tsukuba.ac.jp)
 
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◆求人情報
○日本建築学会・図書館 臨時職員(パートタイマー):1名
 応募締切:2006年3月31日(金)必着

○攻玉社中学・高等学校 嘱託職員(司書):1名
 応募締切:2006年3月31日(金)必着

○洗足学園中学高等学校図書室 非常勤職員:1名
 応募締切:2006年3月31日(金)

○湘南工科大学附属図書館 臨時職員:1名
 応募締切:2006年4月1日(土)

○神田外語大学附属図書館 長期非常勤職員:1名
 応募締切:2006年4月1日(土)必着

○国立歴史民俗博物館図書室 契約職員:1名
 応募締切:2006年4月6日(木)必着

○東京工業大学附属図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2006年4月10日(月)必着

○大妻女子大学図書館 長期パートタイマー:1名
 応募締切:2006年4月14日(金)必着

○国際日本文化研究センター情報管理施設資料課 パートタイム職員:1名
 応募締切:2006年4月14日(金)

○名古屋大学附属図書館 研究開発室教員(助手):1名
 応募締切:2006年4月17日(月)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○2006年度中堅職員ステップアップ(2)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』3月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2006-2.html
 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)
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