南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2006/06/07

第306号

=======================================================<2006/6/7発信> 
             JLAメールマガジン  第306号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2006 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』6月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○国立国会図書館の法人化には触れず
 先に自民党は、国立国会図書館の法人化構想を含む国会事務局等改革に関す
 る提言を出していたが、このほど衆議院の議院運営委員会の理事会で「衆議
 院事務局等の改革に関する小委員会中間取りまとめ」が諮られ、了承された。
 それによると、衆議院事務局の定員の5%以上純減、組織改編、給与の見直
 しや立法補佐機能の充実強化、国有財産の活用等の提起がされており、国立
 国会図書館の法人化については全く触れていない。立法補佐機能の充実強化
 に関連して、事務局の調査局、法制局と国立国会図書館の連携協力の強化や、
 同館の調査及び立法考査局の定員削減は行なわない旨の内容が書かれている。
 
○IT戦略本部「重点計画-2006(案)」が「これからの図書館像」に言及
 内閣に設置されている、「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT
 戦略本部)」では、6月1日「重点計画-2006(案)」公表し、6月末日を期限
 としたパブリック・コメントの募集を開始した。
 「重点計画-2006(案)」は、本年1月に策定された「IT新改革戦略」に掲げ
 られた目標を確実に達成するために、政府が迅速かつ重点的に実施すべき具
 体的施策をまとめたものである。
 この中で、以下のような図書館に関する記述が見られる。
 II 1.IT構造改革力の追求>1.7生涯を通じた豊かな生活>2 2010年度まで
 にITを活用した生涯学習の受講者率を倍増>(3)図書館等公共施設のIT化
 (ア)図書館の情報化の促進(文部科学省)
 「「これからの図書館の在り方検討協力者会議」の報告書「これからの図
  書館像~地域を支える情報拠点をめざして~(2006年3月)」により、公立
  図書館等に対して図書館におけるITを活用したサービスの向上について啓
  発を行うとともに、図書館の情報化を促進するために必要な能力を向上さ
  せるべく、図書館長や司書に対する研修を通じて、図書館の情報化の必要
  性等の普及・啓発を行う。
  また、ITを活用した学習等をサポートする人材の育成に資するため、2008
  年度までに、今後の図書館司書の養成の在り方などについて検討する。」
 そのほか、次の項目に「図書館」が含まれる。視覚障害者情報提供施設が提
 供する文字情報の音声化の推進等(厚生労働省)、視覚障害者に対する録音図
 書の公衆送信権の制限(文部科学省)、地域公共ネットワークの整備及び全国
 的な接続の推進、民間開放の促進(総務省)、学校における超高速インター
 ネット接続等の実現(総務省、文部科学省)。
 IT戦略本部 
 「重点計画-2006(案)」に関するパブリック・コメントの募集について
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/pc/060601comment.html
 
○『京都大学生涯教育学・図書館情報学研究』第5号を差し上げます
 標記の雑誌(2006.3 162p)が刊行された。内容は、金英貴(金智鉉訳)「日本
 の大学図書館のアウトソーシングに関する研究」、ペーター・ヴォドセク
 (三浦太郎訳)「改革と理念:ヴォルター・ホフマン小伝」など。送付をご希
 望の方は、切手400円分を同封して下記まで。
 申込先:川崎良孝(〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学教育学部図
  書館情報学研究室内)

○日本について書かれた外国語資料を寄贈します。
 「宮本武蔵」吉川英治著(ベトナム語訳)、「寂兮寥兮」大庭みな子(ヘブラ
 イ語訳)、「日本の随筆」(ロシア語訳)など。寄贈を希望される方は下記
 までメールで。送料等は要相談。
 浜口美由紀 miyuki_hamaguchi@jpf.go.jp 国際交流基金関西国際センター
  図書館 〒598-0093 大阪府泉南郡田尻町りんくうポート北3-14
  tel 0724-90-2605 fax 0724-90-2805

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◆新聞記事より(地域版含む)
○読書リレー感動つづる 習慣化目指し 初の試み [鹿児島]県立図書館 HP
 掲示、案内にも一役(南日本5/1)

○被爆者証言 寄贈断る 埼玉県平和資料館 以前の資料は紛失(朝日5/3)

○図書相互貸借スタート 筑北村 麻績村 10施設光ファイバーで結ぶ 本運
 ぶ方法も検討へ(信濃毎日5/11)

○京滋の大学図書館間で共通閲覧システム稼働 「学びの資産」相互利用へ 
 他校学生らに開放 31校参加 一般にも拡大目指す(京都5/12)

○福井県 東大教授のジェンダー論書籍など 「内容過激」150冊撤去 [県生
 活学習館の書架から](産経<大阪>5/12)
○撤去の書籍 書架に戻す 福井県生活学習館(朝日5/17)

○絵本読み聞かせに「指針」 著作権めぐり作家・出版団体 「現場が萎縮」
 懸念も(朝日5/13)

○(数字は語る) 公立校図書館、本不足悩む(日経5/15)

○読む楽しみ広がれ 南ア全土で日本の「図書館車」再利用 国家計画バック
 アップ(毎日5/16夕)

○窓口業務を民間委託へ 名張市立図書館 年900万円の経費削減狙う
 (伊勢5/17)

○飲食OKの図書室好評 「ふさわしい名前つけて」 狭山市立中央図書館
 (埼玉5/19)

○休館なくす/待ち時間短縮 サービス水準公表 「新たな学習拠点」 [山
 梨]県が入札を公告 新図書館あり方探る 利用者が考える会設立 先進例
 視察で課題検証(山梨日日5/19)

○互いの図書館 利用を簡単に [熊本]県内の大学、高専検討へ 高等教育コ
 ンソーシアム(熊本日日5/19)

○図書館 指定管理に反対答申 静岡の協議会 コスト減の根拠不明確 「時
 間かけ検討を」 民間とボランティア 「両立」には課題も(静岡5/20)

○岡山県立図書館が全国最多 入館者101万人突破 05年度 ネット予約奏功
 (中国5/20)

○国内論文が世界に進出 千葉大がサイト構築 オランダの検索エンジン[サ
 イラス]通じ(千葉日報5/21)
 
○「図書館への導入反対」 管理・運営の民間委託制度 利用者団体 文科省
 などに申し入れ(毎日5/25)

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◆集会等のお知らせ
○第10回堺市の図書館を考えるシンポジウム
 主催:堺市の図書館を考える会 後援:堺市教育委員会,日本図書館協会
 日時:2006年6月10日(土)13:30-16:40
 会場:サンスクエア堺 第一会議室
 基調講演:「図書館のめざすもの」竹内さとる氏(元日本図書館協会理事長)
 申込:不要 資料費:300円
 問合先:堺市の図書館を考える会・吉田マリ子(TEL.090-6379-8686
  E-mail:sakai-kangaeru★shisho.jp)

○実践女子大学図書館学課程2006年度特別講演会
 「ゼロからの図書館活動」-ビルマ難民キャンプでカレン族のための図書館活動-
 日時:2006年6月13日(火)13:00-14:30
 会場:実践女子大学本館4階442大教室
 講師:渡辺有理子(東京学芸大学附属大泉中学校図書館)
 申込・問合先:実践女子大学図書館学課程(TEL.042-585-8925
  FAX.042-585-8924 E-mail: htsukaha★univ.jissen.ac.jp)

○第23回子どもの本全国研究集会「生き生きと心はずむことばを子どもたちに」
 主催:日本子どもの本研究会
 期日:2006年7月26日(水)~27日(木) 会場:調布市グリーンホール
 内容:記念講演「今、子どもといっしょに考えたいこと-自作をふり返り
  ながら-」古田足日氏(児童文学者)実践報告ほか
 定員:1000名
 参加費:一般5000円(両日)3000円(1日)/会員3000円(両日)2000円(1日)
 詳細HP:http://homepage3.nifty.com/kodomonohonken/
 申込・問合先:日本子どもの本研究会(TEL.03-3994-3961 FAX.03-3992-0362)

○子どもと本の出会い 第38回全国子どもの本と児童文化講座 愛知・伊良湖大会
 主催:日本子どもの本研究会
 期日:2006年8月20日(日)~21日(月) 会場:伊良湖ガーデンホテル
 内容:記念講演「いま考えること、話したいこと」清水真砂子氏(青山学院
  女子短期大学教授)作家を囲む会,分科会ほか
 詳細HP:http://homepage3.nifty.com/kodomonohonken/
 問合先:日本子どもの本研究会(TEL.03-3994-3961 FAX.03-3992-0362)

○第9回読書コミュニティフォーラム全国大会
 主催:読書コミュニティネットワーク
 大会テーマ:本を通して世界と出会う
 期日:2006年8月21日(月)~22日(火)
 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
 参加費(1日):大人2000円 大学・短大生:1000円 小・中・高校生:500円
 詳細HP:http://www.h2.dion.ne.jp/~booklove/
 問合先:同会代表・庄司一幸(shoji-kazuyuki★h2.dion.ne.jp)
 
<第72回国際図書館連盟ソウル大会参加者向け>
 Ex Libris(R) 社セミナー(IFLA 2006)~ 「Challenges and Solutions for 
 Asian Pacific Libraries in the Digital  Era」
 日時:2006年8月22日(火)9:00 ~ 13:00 
 場所:The COEX Intercontinental Hotel(IFLA会場に隣接)
 参加費:無料 日本からの出席者は先着順で30名程度
 申込:事前登録制。ユサコ株式会社宛てにメールで。
  メールアドレス: e-media★usaco.co.jp
 詳細HP:http://www.usaco.co.jp/products/ex_libris/index.html
 
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◆『図書館雑誌』6月号(68ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「最近の海外図書館事情を探る」
 ・英国公共図書館の利用者開拓に向けた取り組み(須賀千絵)
 ・フィンランドの公共図書館の状況(植松貞夫)
 ・アメリカにおける大学図書館の最近の動向
   (ジェイ・シェイファー/石山夕記)
 ・シンガポールの最新図書館事情-国家戦略としての図書館振興政策
   (大村勝敏)
 ・中国の公共図書館近況-格差と進化(岡村志嘉子) 
 ・韓国公共図書館の最近の状況(林昌夫)

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◆求人情報
○二松學舍大学附属図書館 補助職員:若干名
 応募締切:2006年6月7日(水)必着

○埼玉県立大学情報センター アルバイト:1名
 応募締切:2006年6月8日(木)

○同志社高等学校 契約職員(図書館業務):1名
 応募締切:2006年6月8日(木)午後5時必着

○京都大学医学図書館 事務補佐員:1名
 応募締切:2006年6月9日(金)午後5必着

○外国法共同事業オメルベニー・アンド・マイヤーズ法律事務所
 (図書担当)正社員:1名
 応募締切:2006年6月9日(金)

○同志社大学 契約職員(図書館関連業務):2名
 応募締切:2006年6月14日(水)必着

○植草学園短期大学附属図書館 司書(嘱託職員):1名
 応募締切:2006年6月14日(水)必着

○和光大学 専任職員(図書館):1名
 応募締切:2006年6月24日(土)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
  
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◆JLAからのお知らせ
○音訳資料作成の一括許諾システムの第22回名簿を送信しました
 6月2日に許諾著作者名簿(2684件)を電子メール等で送信しました。
 (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)
===========================================================no.306 END=
■登録アドレスの変更・解除はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp
 

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