令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2018/04/17

第893号

===================================================<2018/4/11発信>
  JLAメールマガジン 第893号
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 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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  JLAメールマガジンのバックナンバー
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○第8期日本図書館協会認定司書、15名を認定
 日本図書館協会は、4月1日付けで第8期日本図書館協会認定司書(新規)15名
 (認定司書番号第1136号から第1150号)の氏名を公表した。認定司書の有効
 期間は10年間であり、第8期認定司書の場合は、2028年3月末日までとなる。
 認定された方の氏名と認定司書番号は、協会サイトにある認定司書事業委
 員会ページで第7期までの認定司書とあわせて公表されている。今回、広島、
 愛媛の2県で初めて認定司書が誕生したことにより、41都道府県で総勢150
 名の認定司書が活躍していることになる。これで認定司書のいない県は、
 6県(青森、岩手、富山、福井、徳島、沖縄)となった。なお、第8期認定
 司書の名簿と審査会報告は、機関誌『図書館雑誌』5月号に掲載される。
 認定司書事業委員会ページ:
 http://www.jla.or.jp/committees/nintei/nintei/tabid/210/Default.aspx

○総務省、指定管理者制度導入状況調査結果
 既報(892号、4月4日配信)、総務省は3月28日「地方行政サービス改革の取
 組状況等に関する調査」(2017.4.1現在)の結果を公表したが、この調査項
 目のうち図書館の「指定管理者制度等の導入状況」について、協会資料室で
 はまとめる作業を行っている。導入率は、都道府県11.3%、指定都市23.5%、
 市区町村17.4%であるが、そのうち市区町村については、特別区52.2%、中
 核市8.8%、特例市19.7%で、その他の一般市、町村については、人口と産
 業構造による類似団体別の導入状況も明らかにしている。
 調査では、「前年度以降、導入が進んでいない理由」および、図書館に「自
 治体職員を常駐している事に対する考え方」について記述回答を求めている
 が、その回答内容を類型化したところ、導入済み17.0%、導入しない・現状
 のまま68.0%、検討中・検討予定9.5%、導入予定1.0%、その他4.5%であっ
 た。7割が「導入しない・現状のまま」としており、過去の調査に比べて多く
 なっている。そのうち、「図書館の役割等から導入しない」としている自治
 体は全体の31.2%を占めている。「市民の自主的な学習活動を支える役割を
 担う施設であり、また貴重な資料の収集保存等、長期的に安定した運営を確
 保する必要があることから、現状では指定管理者制度の導入を予定していな
 い。」(名取市)、「図書館は、蔵書の構築、レファレンス、他機関との連携、
 継続性、蓄積性、安定性が必要とされ、その事業を継続して行うことが求め
 られるため、限られた期間が前提の制度にはなじまない。」(館林市)、「図
 書館は、住民の知る権利に公平公正に応えるための施設であり、指定管理の
 導入により、市の社会的責任の形骸化、また、図書館は無料サービスが基本
 であることからそのサービス低下が懸念されるため。」(魚津市)などの記
 述が続いている。なお同調査では、対象とする図書館に点字図書館や文書館
 などを加えている自治体がある。
 http://www.soumu.go.jp/iken/02gyosei04_04000088.html

○平成30年度(第4回)地方創生レファレンス大賞の概要が公表される
 図書館及び図書館利用者がもつレファレンス事例を募集し、地域活性化や地
 域の課題解決に結びついた優れた事例を表彰する「地方創生レファレンス大
 賞」の今年度の概要が以下のように公表された。今年度から新たに「審査員
 会奨励賞」(最大5件程度)が設けられ、館種や地域性、蔵書規模等について
 考慮されることになった。なお、昨年度の最終審査・授賞発表については、
 文部科学省“霞が関だより”(第172回)『図書館雑誌』vol.112,no.2,p.101-
 106,2018年及び 同(第173回)『図書館雑誌』 vol.112,no.3,p.159-161, 2018
 年を参照。
 主催:地方創生レファレンス大賞実行委員会
 後援:文部科学省、公益社団法人日本図書館協会(予定)
 協賛:公益財団法人図書館振興財団 協力:図書館総合展運営委員会
 応募できる方:図書館(機関または職員。図書館の館種や規模は問わない)
  図書館利用者(個人または法人・団体(NPO法人、行政職員)等)
 募集期間:平成30年7月1日~8月31日
 最終審査:平成30年10月30日「第20回図書館総合展」会場(パシフィコ横浜)
 詳細HP:https://www.libraryfair.jp/news/6706 応募様式は6月上旬公開予定
 同賞のこれまでの経緯:『カレントアウェアネス』No.335(国立国会図書館
 発行)CA1918-「地方創生レファレンス大賞」3年間の歩み
 http://current.ndl.go.jp/ca1918

○「公立社会教育施設の所管の在り方等に関するワーキンググループ」の開催
 文部科学省は4月6日、「公立社会教育施設の所管の在り方等に関するワーキ
 ンググループ」の第4回会議を4月16日16時から開催することを発表した。当
 日は関係団体からのヒアリングとして、図書館関係団体が予定されている。
 傍聴方法等:http://mailmaga.mext.go.jp/c/abf6ac3shUpvopbF
 
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◆新聞記事より
○関[市立図書館]に電子図書館開設 きょうから 24時間,どこからでも
 (読売<岐阜>2/3)

○まちなか図書館 立ち寄りやすく 豊橋市が概要 24日から説明会
 (中日<愛知・東三河>2/7)

○市民病院東に移転方針 常滑市庁舎 図書館などと複合化
 (中日<愛知・知多>2/21)

○新多気中[学校] 2階建て,概算で20億円 町並み意識した外観 中央に吹
 き抜け図書室「メディアセンター」 [三重県多気町](夕刊三重1/22)

○四日市市 図書館含む複合施設 中心地活性化へ基本計画案(毎日1/23)

○宮津[市立]新図書館利用者6倍 雑誌など充実 利便性向上(読売<京都>2/1)

○指定管理者無断で再委託 府包括外部監査 [大阪]府立[中央]図書館など指
 摘(読売<大阪>2/20)

○「ツタヤ図書館」提案内容黒塗り 和歌山[市]の団体[市民図書館について学
 ぶ会]批判 [和歌山市民図書館](読売<和歌山>2/3)

○図書館開館機運盛り上げ 工事現場 本の表紙絵展示 [島根県]西ノ島[町] 
 風景や動植物 町民ら描いた500点(山陰中央新報12/28)

○使いやすい図書館目指せ 松江[市] [島根]県東部関係者が研修会 専門家
 が講演 魅力的な掲示法伝授(山陰中央新報1/31)

○開館1年65万人入館 民間運営の高梁市図書館 目標の3倍以上 まちづく
 り波及課題 元日に1500人 貸出冊数は低迷(山陽2/4)

○新図書館に本型アート 新徳山駅ビル 自閉症男性が原画 「本のまち」
 テーマに10種類 [周南市](読売1/9)

○新徳山駅ビル 期待集め開館 6万冊図書館やカフェ [周南市](中国2/4)

○[北九州市立]戸畑図書館分館存続へ 署名5100人分を市に提出 市民有志
 [「戸畑こどもと母のとしょかん」の存続を求める会](西日本<北九州>2/22)

○〔探訪さが〕武雄市図書館衰えぬ人気 「ツタヤ図書館」継続運営決定 来
 館者「滞在型」へ 運営には批判の声も 「ゆっくり過ごせる」 経営は赤
 字続く 一部で根強い反対も 市側は高く評価(読売<佐賀>12/24)

○「こども図書館」10万人 開館3カ月で大台突破 武雄市 福岡市から帰郷
 の母子 「遊んで読書,楽しい」(佐賀12/29)

○存在意義見つめる1年に 鹿島市民図書館100周年 鹿島市 「私と図書館」
  思い出エピソード募集 5年で3万冊減 見つめ直す 多彩なイベント 
 R・キャンベル氏講演も(佐賀1/19)

○図書館司書に光 [佐賀]県,長年貢献の10人表彰 役割再確認,書評合戦も
 (佐賀2/7)

○[長崎]市立図書館10周年祝う 長崎[市],記念ポストカード配布(長崎1/6)

○頓挫の新五島市立図書館 前計画より667平方メートル縮小 市,新たな基
 本案まとめる(長崎1/18)

○〔この人に聞く〕多くの人に表現力を 水俣市立図書館職員 冨吉正一郎さ
 ん(38)(毎日<熊本>1/14)

○持ち帰りOK 駅の図書棚好評 [JR]荒尾駅にボランティア団体[「こころ」
 ゆかいな仲間たち]が開設 本はすべて寄付 1千冊が順番待ち [旅の友図
 書棚](朝日<熊本>2/14)

○日南市 15業務民間へ包括委託 都内企業 臨時・嘱託70人社員に [図書
 館司書など](宮崎日日2/19)

○[宮古島市立平良]図書館北分館が閉館 宮古島[市]平良 歴史90年に幕
 (琉球新報12/30)

○9カ月で来館20万人 新沖縄市立図書館 高尾[怜]さんに認定証
 (琉球新報2/5)

○うるま[市]の10年目録に [うるま]市立図書館 合併,地域情報を集約
 [『うるま市合併10年の記憶』](琉球新報2/19)
 
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◆集会等のお知らせ
○[専図協] 見学会(関東地区)〈公益財団法人矯正協会 矯正図書館〉
 主催:専門図書館協議会
 日時:2018年4月24日(火)15:00~16:30
 会場:公益財団法人矯正協会 矯正図書館
 内容:概要説明、質疑応答、館内案内
 定員:20名(申込先着順)
 参加費:専門図書館協議会会員:無料 非会員:要連絡
 申込・問合URL:http://www.jsla.or.jp/20180424-kengakukai/

○障害者サービス担当職員養成講座
 主催:日本図書館協会 企画運営:障害者サービス委員会
 日時:2018年6月6日(水)~8日(金)
 会場:日本図書館協会2階研修室 他
 内容:「公共図書館の障害者サービスの理念・各サービスの紹介と具体的実
  施方法」、「障害者サービス用資料(入手方法、相互貸借、サピエ図書館・
  国会図書館サーチの活用方法)」、「障害者の理解と配慮すること」、
  「マルチメディアDAISYを活用した障害者への情報支援」、「【基礎コー
  ス・中級合同講座】発達障害のある利用者に対するサービスで留意すべき
  こと」、「聴覚障害者への図書館サービス」、「特別支援学校における取
  り組み、電子書籍のアクセシビリティ」、[実習]小グループに分かれて、
  障害者サービス先進館で1日、実務体験
 対象:公共図書館職員、類縁機関の職員(経験年数、担当等不問)、学生の
  聴講については要相談
 事前課題:要作文提出
 定員:20名(申込先着順)
 修了証:全日程受講者に修了証を授与します。
 参加費:10,000円(資料代等)
 申込締切:5月21日(月)(定員になり次第締切)
 申込・詳細HP:http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2018kiso.html

○障害者サービス担当職員養成講座(中級)
 主催:日本図書館協会 企画運営:障害者サービス委員会
 日時:2018年6月6日(水)、8日(金)、講座は選択制です
 会場:日本図書館協会5階 第3階会議室(503)等
 内容:[6日]【講座A】「障害者サービスの具体的PR方法」、【講座B】「高
  齢者・障害のある子ども・知的障害者への図書館サービス」、[8日]【講
  座C】「【初級中級合同講座】発達障害のある利用者に対するサービスで留
  意すべきこと」
 対象:次のすべてを満たす方
 ・障害者サービスの経験が2年以上ある方
 ・「障害者サービス担当職員養成講座(基礎コース)」(日本図書館協会開催)
  または「障害者サービス担当職員向け講座」(国立国会図書館関西館開催)
  を受講した方もしくはそれと同等の研修会の受講歴のある方
 ・図書館職員(館種、雇用形態は問わない)もしくは類縁機関の職員(将来図
  書館に異動する予定者も含む)
 定員:15名(先着順)
 参加費:1,000円(資料代等/部分受講でも同一金額)
 申込締切:5月21日(月)(定員になり次第締切)
 申込・詳細HP:http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2018kiso.html
 
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◆求人情報
○国文学研究資料館 パートタイム職員の募集(古典籍デジタル化業務補助):2名
 応募締切日:平成30年4月19日(木)

○公益社団法人 土木学会附属土木図書館 パートタイムスタッフ募集:1名
 応募締切日:平成30年4月19日(木)

○放送大学学園 図書情報課非常勤職員(期間業務職員)の募集:1名
 応募締切日:平成30年4月20日(金)

○早稲田大学図書館(文学部キャンパス内)リーダースタッフ募集:1名
 応募締切日:平成30年4月20日(金)

○西武学園文理中学校・高等学校 事務職員(パート)募集:1名
 応募締切日:平成30年4月20日(金)

○神戸山手大学・短期大学 図書館 臨時職員募集:1名
 応募締切日:平成30年4月23日(月)

○東久留米市立図書館 専門員の募集:1名
 応募締切日:平成30年4月30日(月)

○国立新美術館学芸課 研究補佐員(司書) 公募:1名
 応募締切日:平成30年5月10日(木)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○2018年度中堅職員ステップアップ(2)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』3月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/723/Default.aspx
 問合先:研修事業委員会担当(kenshu★jla.or.jp TEL.03-3523-0811(代表))

○『図書館雑誌』4月号の発送は13日(金)を予定しております。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2017年度第10回施設会員配付資料(4月13日発送予定)
 
 (1)カレントアウェアネス No.335
 (2)年報こどもの図書館2017年版

 上記資料とともに『図書館雑誌』2018年4月号をお届け予定です。
 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。
 http://www.jla.or.jp/membership/tabid/159/Default.aspx

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