南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2006/08/16

第316号

=======================================================<2006/8/16発信> 
             JLAメールマガジン  第316号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2006 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース 
○中国図書館学会が来日
 中国の図書館協会である中国図書館学会は13日夜、関西国際空港に到着した。
 一行は湯更生秘書長(事務局長)など80名。16、17日国立国会図書館で開催さ
 れるIFLAソウル大会プレカンファレンス「アジアにおける資料保存」への出
 席が主な目的であるが、14日に国立国会図書館関西館、15日に京都大学附属
 図書館などを視察した。その後19日にはIFLA大会参加のためソウルに向かう。
 塩見理事長は日本図書館研究会国際交流委員長の渡辺信一氏ともに、14日夜
 京都の宿舎を表敬訪問し、湯秘書長等と懇談をした。
 また16日午前湯秘書長、李常慶・北京大学副教授が協会を訪問。宮部国際交
 流事業委員会委員長、松岡事務局長などと懇談した。湯秘書長からは、両国
 協会の交流再開が要請された。中国では農村部の図書館、コミュニティ図書
 館の建設が進められており、読書や図書館サービスを普及させることなどに
 関心をもっている、これらについての日本の経験などを聞きたい、実のある
 交流を柔軟な方法で行いたいと述べた。
 また中国図書館学会は2000年以降政府からの援助が無くなり、財政面など組
 織運営について苦慮していることや事務局や地方組織などについて説明が
 あった。今後交流をいっそう盛んにすることを約して、懇談を終えた。

○『諸外国の公共図書館に関する調査報告書』が出される
 文部科学省委託事業「図書館の情報拠点化に関する調査研究」の一環として
 行われた標記の調査報告書がこのほど公表された。イタリア、フランス、UK、
 ドイツ、アメリカ、カナダ、ロシア、中国、韓国、および日本の10カ国につ
 いて、合わせて50項目にわたる調査を行ったものである。公共図書館の位置
 づけと機能、運営・経営の体制、サービス、職員の現状、設備・情報化の整
 備状況などがその内容である。
 それぞれの国の状況について約20ページにわたって記述されている。また冒
 頭には概要が50ページあり、調査項目ごとに一覧表が付されている。
 文部科学省によれば、近く配付する予定とのことである。

○全国図書館大会岡山大会の申込みを
 岡山市で10月26、27日開催される全国図書館大会の申込みは今月末が締切り
 です。お急ぎください。作家あさのあつこさんの記念講演、文字・活字文化
 振興法や管理運営形態、学生の利用満足に応える大学図書館などを多岐にわ
 たるテーマを内容とした分科会が用意されています。
 新装なった岡山県立図書館では、新たな県立図書館の役割追求で注目を集め
 ています。学校司書を全校配置している市の実践も聞くことができます。多
 くの参加を呼びかけます。
 http://www.libnet.pref.okayama.jp/zenkokutaikai/index.htm

○国会図書館で電子展示会「史料にみる日本の近代」提供開始
 国立国会図書館では、ホームページのギャラリーで電子展示会「史料にみる
 日本の近代」の提供を開始した。同館の憲政資料室が所蔵する政治家、官僚、
 軍人などの手稿、書翰、日記等を中心とした貴重な原史料約150点を電子化・
 テキスト化。挿画、コラム、解説などで史料とその背景をなす歴史を多角的
 に楽しめるよう工夫している。
 「史料にみる日本の近代―開国から講和まで100年の軌跡―」
 http://www.ndl.go.jp/modern/index.html

○アジア経済研究所図書館デジタルアーカイブスに岸幸一コレクション公開
 アジア経済研究所図書館では、このほど、インターネットにおいて「岸幸一
 コレクション」を公開する運びとなった。このコレクションは、インドネシ
 ア研究者であった岸幸一氏が収集した、主として戦前の海軍関係資料、昭和
 研究会資料、南方軍政関係資料など約1200点から構成される。
 アジア経済研究所図書館のデジタルアーカイブスは、同研究所の出版物、図
 書館所蔵の貴重資料等について全文情報で公開・提供するもので、今後、順
 次公開が予定されている。
 http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Dl/
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○岡山県立図書館 ネット予約も4万件に(中国7/4)

○[北広島]市図書館の本 学校で借りられます 08年度にも全16小中で 専用
 回線で予約 蔵書22万冊、授業に活用(北海道<札幌近郊>7/5)

○長野市の読書基本計画 読み聞かせの会 提言へ 15日に「市民の会」発足
 (信濃毎日7/7)

○巨大倉庫が書棚のかわり ネット書店 本「延命」 「売れなきゃ絶版」今は
 昔(朝日7/9)

○情報、自立支援が使命 斐川で図書館問題研全国大会 シンポや分科会 180
 人集い在り方探る(山陰中央新報7/11)

○破損した本を展示 市民の共有財産大切に 利用者のマナー向上願い 市川
 市中央図書館(千葉日報7/18)

○延滞期間30日に短縮 [宮崎]県立図書館の本貸し出し 従来の3分の1 マナー
 向上図る(宮崎日日7/18)

○携帯で読書 利用者が急増 「電子の本」根付くか ワンセグ人気を警戒 
 出版界、専用端末に期待(朝日7/20)

○児童1人当たり貸し出し過去最高 04年度[社会教育]調査 総数も最高更新 
 活字離れの中 図書館が本領 総合学習で読書増(東京7/21)

○柏の新図書館有識者懇談会 「図書館大好きなのに」 建設訴えてきた住民
 団体 委員に選ばれず(東京7/21)

○毎年1000冊以上不明 高知市立図書館悲鳴 古本屋で"換金"/貴重な絶版本
 も(高知7/22夕)

○ネット上の書籍・事典 同時検索可能に 国立情報学研究所(日経7/24)
 http://imagine.bookmap.info/

○起業夢見る中高生支援 鳥取商議所が図書館と連携 育成モデルづくり着手
 (日本海7/26)

○[島根]県立図書館 5カ月ぶり開館 アスベスト除去が完了 "初日"は700人
 利用 松江 (山陰中央新報7/26)

○島根県立図書館の指定管理者制度[導入検討] 「専門性」になじめるか 反
 映したい県民の意見 サービスと経費削減 都道府県立は1施設 利、不利
 点の議論を(山陰中央新報7/26)

○県立美術館と[福島県立]図書館 初の連携 共同で「アートなおはなしかい」 
 「両施設楽しんで」来月5日 福島・森合(朝日<福島>7/27)

○福井県のジェンダー関連本撤去 書名公開求め提訴へ 著者ら(朝日7/27)

○「住所なし カード作れず…」 図書館の本盗んだ ホームレス男逮捕 高
 知署(高知7/27)

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◆集会等のお知らせ
○全国公共図書館児童・青少年部門研究集会に参加を
 申込期日を9月19日(火)に延ばしますので、ふるってご参加ください。
 公共図書館に限らず、広く子どもの読書にかかわる方々が参加されますよう、
 周りにも声をかけてくださいますようお願いします。
 開催日:10月19日(木)~20日(金)
 開催地:北海道札幌市
 開催要項、申込書は次のホームページをご覧ください。
 http://www.library.pref.hokkaido.jp/contents/jidobumon.html
 
○講演会「デジタル時代の知的財産保護と知る権利-アメリカと日本の図書館-」
 共催:九州大学情報基盤センター,附属図書館,福岡アメリカンセンター
 日時:2006年8月29日(火)13:30-17:00
 会場:九州大学附属図書館視聴覚ホール
 講師:ジェームズ・ニール氏(コロンビア大学図書館長),バーバラ・
  ジョーンズ氏(ウェスリアン大学カレブ・T・ウィンチェスター図書館長),
  池田大輔氏(九州大学システム情報科学研究院助教授)
 申込・問合先:福岡アメリカンセンター(FAX.092-721-0109
  E-mail:FACRS★state.gov)

○JLA第14回視聴覚資料研究会
 企画:日本図書館協会 映像事業部
 日時:2006年9月15日(金)13:00-17:00
 会場:日本図書館協会2F研修室 
 参加費:無料 定員:80名(先着順)
 申込方法:氏名,所属機関名,連絡先を明記してFAXで下記あてに申込
 申込先:日本図書館協会映像事業部 担当:安達(FAX:03-3523-0843)

○図書館政策セミナー「教育基本法改正と図書館」
 主催:日本図書館協会
 日時:2006年9月21日(木)18:30-20:30
 会場:日本図書館協会2階研修室
 講師:三上昭彦氏(明治大学教授)
 参加費:個人会員・施設会員1000円(非会員2000円)
 対象:図書館員,自治体職員,その他関係者 定員:80名(先着順)
 申込締切:2006年9月19日(火)
 申込方法:件名を「政策セミナー」,氏名,所属,連絡先住所・TEL,会員の有無
  を記入の上,メール,FAX,郵送で下記まで。
 申込・問合先:日本図書館協会企画調査部(〒104-0033 東京都中央区新川
  1-11-14 TEL.03-3523-0815 FAX.03-3523-0841 E-mail:kikaku★jla.or.jp)

○第8回図書館利用教育実践セミナー
 主催:日本図書館協会 企画担当:図書館利用教育委員会
 テーマ:インターネット活用講座から公共図書館の利用教育を考える
 日時:2006年10月13日(金)19:00-21:00
 会場:日本図書館協会2階研修室
 対象者:図書館職員,教職員,JLA会員,利用団体ほか
 講師:斎藤誠一氏(千葉経済大学短期大学部)
 参加(資料)費:会員500円/非会員1000円 締切:10月6日(金)
 定員:120名(先着順)詳細HP:http://www.jla.or.jp/cue/friday8.html
 申込・問合先:日本図書館協会事務局(E-mail:cue★jla.or.jp) 

○平成18年度図書館等職員著作権実務講習会
 期日:2006年12月13日(水)~15日(金)
 会場(定員):
 主会場 国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟セミナーホール(300名)
 副会場 国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟国際会議室(250名)
      宮城県教育研修センター(50名)福岡市教育センター(140名)
 ※副会場では,主会場で行われる講習会をエル・ネット放送で視聴し受講する
 対象:図書館等職員 受講料:無料
 申込締切:2006年9月29日(金)消印有効 定員に達し次第受付終了
 詳細HP:http://www.bunka.go.jp/frame_new.html
 問合先:文化庁長官官房著作権課著作権教育係(TEL.03-5253-4111内線3169
  E-mail:ckyouiku★bunka.go.jp)
   
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◆求人情報
○公立大学法人横浜市立大学職員 司書:若干名
 応募締切:2006年8月16日(水)消印有効
 http://www.yokohama-cu.ac.jp/01psn/recruitment/h18shokuin_1.html

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
   
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◆JLAからのお知らせ
○販売委託本新刊案内
 デジタルコンテンツ白書2006 デジタルコンテンツ協会編刊 日本図書館協
 会発売 2006.8 247p A4判  定価4500円  ISBN4-944065-15-9

○音訳資料作成の一括許諾システムの第24回名簿を送信しました
 8月15日に許諾著作者名簿(2697件)を電子メール等で送信しました。
 (問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)
 
○2006年度中堅職員ステップアップ(1)研修申込受付中!!
 詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2006-1.html
 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)
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