南海トラフ地震への備えについて
 
2024(令和6)年8月8日に日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、8月15日17時をもって政府としての「特別な注意の呼びかけ」は終了となりました。その後、2025(令和7)年1月13日に同じ地域で地震が発生しましたが、大規模地震が発生する可能性は高まっていないと発表されています。
しかし、南海トラフ沿いの巨大地震発生を想定して図書館災害対策委員会は「図書館で考える南海トラフ地震への備え」に一部追記しました。これを参考にして、引き続き「備え」を継続してください。(2025年1月20日更新)

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令和6年9月に能登半島で発生した豪雨について
この度、能登半島地震の被災地にて大雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2006/08/30

第318号

=======================================================<2006/8/30発信> 
             JLAメールマガジン  第318号
=====================================================================
   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2006 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース 
○IFLAソウル大会終了
 8月20日から開かれていたIFLAソウル大会(World Library and Information 
 Congress:72nd IFLA  General Conference and Council)は24日に終了した。
 閉会行事では、来年度開かれる南アフリカ(ダーバン)の代表から、その案
 内と招待の演説があった。映像により国の様子や図書館の紹介があり、民俗
 音楽が演奏された。
 また2009年の開催はイタリアのミラノと決まったことがIFLA本部から報告が
 あった(2008年はカナダのケベック)。
 なお大会参加者(有料登録者数)は中間まとめでは約3700名、展示関係者な
 どをあわせると約5千人になる見込み。日本からはリストでは209名。

○IFLAプロフェッショナルツアーを実施
 IFLAソウル大会後の8月27日、28日の両日、日本でIFLAプロフェッショナル
 ツアーが国立国会図書館と日本図書館協会の共催で行われた。IFLA子ども・
 ヤングアダルト図書館分科会および読書分科会の常任委員を中心として、日
 本における児童サービスの実状を視察するものである。
 一行は、国際子ども図書館、東京子ども図書館、小平市中央図書館、および
 小平市の地域文庫・あかしあ文庫をそれぞれ訪れ、説明を受け見学をした。
 あかしあ文庫では20名あまりの子どもたちが出迎え、ストリーテリングや読
 み聞かせ、また流しそうめんやスイカの種飛ばしを楽しむ様子を見せた。
 東京子ども図書館では夕刻、歓迎会を行い、国際子ども図書館、東京子ども
 図書館、日本図書館協会児童青少年委員会などの関係者と懇談、交流を深め
 た。
 またツアー終了後の28日の夜、IFLA児童・ヤングアダルト分科会常任委員で
 アメリカバージニア州立図書館児童青少年サービスコンサルタントを務めて
 いるパトリシア・ミューラーさんの講演「ヤングアダルトサービスの可能性
 を探る」が日本図書館協会で行われた。

○総務省が公の施設の指定管理者制度の導入状況に関する調査を実施
 総務省は、公の施設の管理委託制度から指定管理者制度への移行期限である
 9月1日を迎えることから、翌9月2日現在における指定管理者制度の導入状況
 に関する調査を実施する。指定管理者制度導入施設の種類や施設数のほか、
 制度導入にあたっての公募の有無や民間企業、NPO団体等の参入状況などの
 実態を把握することが目的とされる。全都道府県市町村が対象となる。
 調査項目は、指定管理者制度を導入した公の施設の名称・種類、指定管理者
 の名称・団体の種類、指定期間、選定方法、導入の効果等とされている。と
 りわけ、選定方法における公募の割合と、選定手続きにおける透明性の確保
 の程度が注目されているもようである。
 総務省が実施する指定管理者制度の導入状況調査としては、平成16年6月1日
 現在(同年12月27日公表)の「公の施設の指定管理者制度の導入状況に関す
 る調査結果」に次いで2回目となる。
 http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/041227_9.html
 また、図書館を含む社会教育施設への指定管理者制度導入状況については、
 文部科学省による平成17年度社会教育調査(平成17年10月1日現在)中間報告
 により明らかにされている(本メールマガジン第314号で既報)。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/004/h17m.htm

○「都立図書館改革の具体的方策」公表される
 東京都教育委員会は、8月24日「都立図書館改革の具体的方策」を公表した。
 東京都教育委員会では、平成14年の「今後の都立図書館のあり方」(第一次
 都立図書館あり方検討委員会報告)以降の都立図書館の課題及び、社会状況
 の変化に伴う新しいサービスのあり方を検討するため、平成16年10月に第二
 次都立図書館あり方検討委員会を設置して、これらの課題について検討を行
 い平成17年8月に「都立図書館改革の基本的方向」として報告書を取りまとめ
 ていた。
 今回の「都立図書館改革の具体的方策」は、「都立図書館改革の基本的方向」
 報告書にある図書館改革の内容を具体化し、その実現を図っていくためのも
 のとされている。
 その主な内容は、図書館サービスの新たな展開として都市情報など重点的情
 報サービスの推進と東京マガジンバンクの創設、利便性の高いサービスの実
 施として館内配置の変更によるワンストップサービスの導入と利用しやすい
 蔵書配置の実施、インターネットを活用した情報サービスの推進としてオン
 ラインデータベースの活用やインターネット利用環境の改善、都の行政施策
 との連携として都が設置する他の図書館等との情報の共有化と政策立案支援
 サービスの充実、区市町村立図書館との連携・協力として新しい支援と連携
 ・協力、相互貸借の促進と協力貸出の見直し等となっている。
 また、組織と業務運営の見直し及び人材育成として、非基幹的業務の委託推
 進、外部評価の導入による業務改善、専門性の高い職員の育成と専門職員の
 確保をあげている。
 一部サービスの有料化や協力貸出の制限強化など、東京都民並びに都内公共
 図書館のサービスに直接影響するサービスの見直しが盛り込まれている。東
 京都立図書館の動向は、全国の道府県立図書館への影響も大きいことから、
 実施にあたっては都内公共図書館等と十分な協議・調整が求められる。
 東京都教育委員会サイト「都立図書館改革の具体的方策について」
 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr060824a.htm
 
○全国図書館大会および全国公共図書館児童・青少年部門研究集会
 参加申込受付中 申込みはお早めに!
・第92回全国図書館大会岡山(10月26~27日開催)
 詳しくは岡山大会HPまたは『図書館雑誌』6月号綴込をご覧ください。
 http://www.libnet.pref.okayama.jp/zenkokutaikai/index.htm
 「ボランティアの集い」(10月27日13時~16時半)の参加申込みを受付け
 ています。
・全国公共図書館児童・青少年部門研究集会(10月19日~20日開催)
 申込期日が9月19日(火)に延長されました。
 開催要項、申込書は次のホームページをご覧ください。
 http://www.library.pref.hokkaido.jp/contents/jidobumon.html

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◆新聞記事より(地域版含む)
○山口3図書館が協定 県立と山口大と県立大 資料貸し出しOK(中国8/1)

○図書館で夏の受験勉強を 香川大が高校生に開放 7日から31日まで 150人
 程度募集(四国8/1)

○飲食OK図書室の名前 「くつろぎ読書室・オアシス」 公募つなぎ合わせ決
 定 狭山[市立中央図書館](埼玉8/3)

○県図書館に行こう こんな情報が待っている 貸し出し冊数、全国屈指
 (岐阜8/6)

○読書嫌いMANGAで克服 米図書館、青少年に奨励(奈良8/6)

○学習室を設置 佐賀市立図書館 冷房効いた部屋 勉強はかどるょ(佐賀8/6)

○住基ネット 稼働5年目 不安 いまだ消えず 住基カード普及率0.7% 国
 立[市]など不参加続く 利用事務 3倍に拡大 違憲の判決も(毎日8/7)

○5万5000冊超集まる 全国から図書募集の[福島県]矢祭町 680以上の個人団
 体協力(福島民報8/6)

○涼しい図書館 ホットにPR 夏休み 中高校生に開放 福岡市内の大学 背
 景に「全入時代」学生確保競争(西日本8/8)

○利用マナー守って 切り取り、落書き… "かわいそうな本"展示 [秋田]市
 4図書館が啓発活動(秋田魁8/9)

○図書室の本 充実を希望 朝の読書交流会 中学生が意見交換 板野[町で
 2006朝の読書徳島交流会](徳島8/9)

○「よむぞう」君は何枚? 狭山の図書館 シール配布で貸し出し好調 子ど
 もの本離れ解消(埼玉8/10)

○貸し出し冊数が2倍増 津幡町立図書館開館から1年 複合施設の相乗効果も
 (北国8/10)

○図書館先進県へ提言 日本一のネットワークを [佐賀]県[立図書館]協議会
 8項目 資料費確保も要請(佐賀8/19)

○雑誌専門図書館に衣替え 都立多摩図書館(朝日8/25)
 
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◆集会等のお知らせ
○みぢかな健康情報サービス 第1回実践力をつける連続研修会
 主催:日本図書館協会 企画:健康情報研究委員会
 日時:2006年9月25日(月)14:00-17:00
 会場:東邦大学医学メディアセンター
 テーマ:健康情報サービスの意義
 講師:北村薫子氏(厚生労働省大臣官房統計情報部保健統計室),牛澤典子氏
 (東邦大学医学メディアセンター)
 定員:30名 資料費:500円 申込受付期間:8月1日~9月11日
 申込方法:氏名,連絡先住所,TEL,E-mail,所属を明記して下記あて連絡
 申込・問合先:日本図書館協会健康情報研究委員会(E-mail:kenko★jla.or.jp
  FAX.03-3523-0841)

○研究開発効率化のための分子設計法
 -情報検索技術を主軸にすえた医薬品・農薬など化学物質の開発-
 主催:情報科学技術協会(INFOSTA)
 日時:2006年10月6日(金)15:00-17:00
 会場:凌霜クラブセミナールーム
 講師:矢野邦彦氏(Yano Research Laboratory, Inc.)
 定員:40名(先着順)参加費:5250円/非会員6300円(税込)
 詳細HP:http://www.infosta.or.jp/seminar/semi061006.html
 問合先:情報科学技術協会(TEL.03-3813-3791)

○第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議 公開講演会
 「記録の未来-電子時代におけるアーカイブズ学研究とアーカイブズ学教育」
 日時:2006年10月20日(金)13:00-18:00
 会場:学習院大学西5号館B1教室
 参加費:1000円(事前登録不要)逐次通訳あり(英・日)
 詳細HP:http://www.nijl.ac.jp/~apcae2nd/topJ.htm
 問合先:第2回アジア太平洋アーカイブズ学教育国際会議実行委員会事務局
 (安藤,前川 E-mail:apcae2nd★nijl.ac.jp)
 
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◆求人情報
○三重大学附属図書館 任期付き正職員:1名
 応募締切:2006年9月11日(月)必着

○上智大学図書館 臨時職員:2名
 応募締切:2006年9月12日(火)

○平成18年度岡山市嘱託司書採用試験 8名程度
 受付期間:2006年9月14日(木)~9月25日(月)消印有効
 http://www.city.okayama.okayama.jp/kyouiku/zinnzizaimu/kyouikuzinnzizaimu.htm

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』8月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
 
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*訂正
 先週送信のメールマガジンに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
・JLAメールマガジン第317号 図書館界ニュース IFLAソウル大会開催
 辛甚南大会組織委員会委員長→辛基南大会組織委員会委員長
・JLAメールマガジン特別号8 第1分科会第2分散会 事例発表
 「図書館運営を委託して」→「図書館運営を受託して」
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