令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2018/02/08

第879号

===================================================<2017/12/27発信>
  JLAメールマガジン 第879号
=====================================================================
 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2017 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
=====================================================================
▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○教育事務についての首長部局への「委任」進む
 文部科学省は12月26日、「教育委員会の現状に関する調査 平成28年度間」
 を発表、教育委員会の会議運営、委員の選任、活動状況、点検・評価などに
 ついての調査結果を明らかにした。そのなかで、教育委員会所管事務のうち
 首長部局に委任・補助執行の状況も明らかにしており、都道府県、指定都市
 においてその割合が高いと説明している。事務委任では、生涯学習(都道府
 県・指定都市13.4%、市町村3.1%)、社会教育(9.0%、2.7%)、文化
 (17.9%、3.0%)、スポーツ(7.5%、2.4%)、文化財保護(両者とも1.5
 %)である。補助執行は生涯学習(9.0%、4.8%)、社会教育(11.9%、5.2
 %)、文化(10.4%、2.1%)、スポーツ(10.4%、2.6%)、文化財保護
 (16.4%、4.4%)となっている。
 「学校の裁量拡大」としての「総額裁量予算制度」(学校配当予算を予算項
 目ごとではなく、総枠として配当する制度)の導入状況についても明らかに
 しており、都道府県・指定都市では41.8%、市町村では9.6%となっている。
 http://www.mext.go.jp/a_menu/chihou/1399757.htm

○町田市議会、図書館再編に関わる請願、「町田市民文学館ことばらんどの
 存続を求める請願」、いずれも採択
 本メールマガジン第861号(8月23日配信)掲載の、東京町田市における「公
 共施設再編計画(案)」や「町田市5ヶ年計画17-21」などの行政改革プラン
 における、いくつかの地域図書館の廃止・統合、市民文学館や博物館の存廃
 の検討に関して、市民による請願が2件、町田市議会12月議会に提出された。
 先の9月議会で継続審議になった<市民生活に根ざした「公共施設再編計画」
 の策定を求める請願>は12月22日本会議にて採択。また<町田市民文学館こ
 とばらんどの存続を求める請願>は地元自治会会長・町内会長9名が請願者
 に名を連ね、地元の他、北海道から鹿児島県まで7091筆を集め、12月22日本
 会議にて全会一致で採択された。なお、審議の様子は町田市議会ホームペー
 ジより動画で閲覧できる。
 http://www.gikai-machida.jp/g07_broadcasting.asp

○西東京市議会、小中学校図書館への財政支援を求める東京都への意見書を
 可決
 19日閉会した西東京市議会は、「東京都独自に小・中学校の学校図書館への
 財政支援を求める意見書」(共産党提出)が統一会派みらい、生活者ネット
 ワーク、民進党、無所属2名、合わせて13名の賛成多数で可決され(反対は、
 自民党、公明党11名)、小池都知事、都議会議長宛に送られた。意見書には、
 “国は学校図書館図書標準の達成、新聞配備、学校司書配置の交付税措置を
 始めたが、十分とはいえず、東京都独自の支援が必要”“本市では、小・中
 学校とも司書資格を有する学校司書は2校に1名の配置で不十分”などを述べ、
 “1校1名配置で、子どもと本の出会いや学びの探求を豊かにし、子どもたち
 の温かな居場所となる”ことを求め、専任・専門の学校司書配置と資料充実
 のための財政支援を求めるものとなっている。

○千葉県教育委員会、「千葉県立図書館基本構想案」について意見募集
 千葉県教育委員会は「千葉県立図書館基本構想案」についての意見募集を1
 月11日まで行っている。同県では、今後30年間で延べ床面積を15%削減目標
 の「千葉県公共施設等総合管理計画」および「公の施設の見直し方針」が策
 定され、県立図書館は「現行の県立図書館3館体制について、その役割や今
 後の図書館を取り巻く状況を踏まえ、機能集約化等も含め継続して検討を行
 う。」と決定している。県教育委員会では、これらの方針を踏まえ「県立図
 書館の今後の在り方」について県生涯学習審議会に諮問、同審議会は今月
 “県立図書館が「教育立県ちば」「読書県ちば」の礎となり、生涯学習社会
 の実現に資することを期待”するとした答申をした。答申を受けた県教育委
 員会は「千葉県立図書館基本構想案」を策定、意見募集しているものである。
 https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shougaku/iken/2017/tosyokankihonkousou.html

○移動図書館船「文化船ひまわり」尾道市の有志が大掃除
 国内唯一の移動図書館船「文化船ひまわり」が、現在尾道市内に展示されて
 おり、地元の有志が後世に残そうと保存活動に取り組んでいる。12月23日
 には、有志と高校生らにより船の大掃除が行われた。
 http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20171223/3749501.html
 「文化船ひまわり」は、車の移動図書館が巡回できない広島県の島しょ部の
 住民に本を届けるために、広島県立図書館が昭和37年から約20年間運航した
 移動図書館船で、15の島々を巡航し約20年間で約45万人に70万冊弱を貸し出
 した。昭和56年の引退後は旧瀬戸田町(現尾道市)へ寄贈された。老朽化の
 ため解体が決まっていたが、地元の有志の要望を受け尾道市が去年いったん
 解体を中止。保存活動に取り組む有志の1人は、図書館史に残る宝として、
 その存在を知ってもらうために今後もさまざまな取り組みをしていきたいと
 話している。
 
----------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○新春講演会・賀詞交歓会(関東地区)
 主催:専門図書館協議会
 日時:2018年1月17日(水)15:00~16:30
 会場:(一財)機械振興協会 機械振興会館 6階 6-D4会議室
 テーマ:「戦略 PR 伝わる「空気」のつくりかた」
 講師:本田哲也氏(ブルーカレント・ジャパン株式会社 代表取締役社長/CEO)
 賀詞交歓会:16:40より機械振興協会 機械振興会館5階 機械振興倶楽部にて
 定員:60名(先着順)、1機関より複数参加歓迎
 参加費:講演会、賀詞交歓会ともに無料
 申込・詳細HP:http://www.jsla.or.jp/h30-shinnen-kanto/

○文部科学省組織改編に関するシンポジウム
 主催:日本社会教育学会
 日時:2018年1月21日(日)午後1時30分~5時
 会場:明治大学リバティタワー10階1105 教室
 報告:長澤成次さん(日本社会教育学会)、上田幸夫さん(日本公民館学会)、
  森茜さん(日本図書館協会)、高橋伸光さん(松本市中央公民館)、亀田温子
  さん(日本女性学習財団)、入江直子さん(神奈川大学名誉教授)、谷岡重則
  さん(社会教育推進全国協議会)、川越峰子さん(図書館問題研究会)、コメ
  ンテーター:村上祐介さん(東京大学・教育行政学)
 参加費:無料、ただし資料代として500円 事前参加申込不要
 問合先・詳細HP:日本社会教育学会事務局 TEL.090-5782-1848(月・木)
  E-mail:jssace.office★gmail.com HP:http://www.jssace.jp/

○新春講演会・交歓会(中部地区)
 主催:専門図書館協議会
 日時:2018年1月26日(金)14:30~18:00
 会場:名古屋ダイヤビルディング 1号館2階 122会議室
 テーマ:「出版社と専門図書館 共存のために互いにできること」
 講師:成瀬雅人氏(株式会社 原書房 代表取締役社長)
 交歓会:16:30~18:00名古屋ダイヤビルディング1号館Coffee Shop Sundiaにて
 定員:30名(先着順)、1機関より複数参加歓迎
 参加費:講演会、交歓会ともに無料
 申込・詳細HP:http://www.jsla.or.jp/h30-shinsyun-kouenkai/

○新春講演会・交流会(関西地区)
 主催:専門図書館協議会
 日時:2018年2月2日(金)15:00~16:30
 会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)4階大会議室
 テーマ:「「情報便利屋」となるために~利用者が満足するサービスを目指
  して~」 
 講師:村橋勝子氏(元日本経済団体連合会情報メディアグループ長)
 交流会:17:00より レストラン ゆいま~る(ドーンセンター1階)にて
 定員:60名(先着順)、1機関より複数参加歓迎
 参加費:講演会、交流会ともに無料
 申込・詳細HP:http://www.jsla.or.jp/h30-shinnen-kansai/

○公共サービスのあり方・指定管理者基本条例案について学ぶ学習会
 主催:図書館の指定管理に関する学習会(栃木県)
 後援:栃木県地方議会女性議員連盟、図書館友の会全国連絡会
 日時:2018年2月3日(土)13:30~16:30
 会場:宇都宮市職員会館会議室
 内容:[第1部]「公共(的)サービスの民営化と今後のあり方」武井孝介氏
  (作新学院大学経営学部准教授)、「指定管理者制度の問題点と指定管理
  者制度基本条例案について」幸田雅治氏(弁護士、日弁連法務研究財団研
  究員、神奈川大学法学部教授)[第2部]ディスカッション<コーディネー
  ター>小泉公乃氏(筑波大学図書館情報メディア系助教)
 定員:80名(申込順・定員次第締切)
 参加費:500円
 申込方法:以下の申込み・問合せ先までE-mailにてお申し込みください。
 申込締切:2018年1月31日(水)
 申込・問合せ先:toshokan.gakushyu★gmail.com

----------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○平成30年度 伊万里市民図書館 非常勤嘱託職員(司書)募集:1名
 応募締切日:平成30年1月7日(日)

○愛知県公立大学法人 契約職員(司書)募集:5名程度
 応募締切日:平成30年1月10日(水)

○西武学園文理中学校・高等学校 事務職員(パート)募集:若干名
 応募締切日:平成30年1月20日(土)

○名古屋大学文系総務課 図書グループ事務補佐員の募集:若干名
 応募締切日:平成30年1月22日(月)

○国立研究開発法人海洋研究開発機構 事務支援職募集:2名
 応募締切日:平成30年1月24日(水)

○秋田公立美術大学附属図書館 嘱託職員(司書)募集:1名
 応募締切日:平成30年1月26日(金)

○堺市立図書館 臨時職員募集(平成30年度):30名程度
 応募締切日:平成30年2月24日(土)

○公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館 嘱託職員 募集:1名
 応募締切日:平成30年2月28日(水)

○甲南大学 大学図書館業務(逐刊・受入れ担当)フルタイムスタッフ:1名
 応募締切日:平成30年2月28日(水)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

----------------------------------------------------------------------
◆JLAからのお知らせ
○JLA事務局の年末年始休業のお知らせ
 JLA事務局は12月29日から1月4日まで休業し、新年は2018年1月5日(金)か
 ら業務を開始いたします。

============================================================no.879END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841