令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2017/11/06

第868号

====================================================<2017/10/11発信>
  JLAメールマガジン 第868号
=====================================================================
 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2017 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/
  JLAメールマガジンのバックナンバー
   http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
=====================================================================
▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』10月号のお知らせ
 ■求人情報
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○創立125周年記念式典・全国図書館大会、明日10月12日開催
 第103回全国図書館大会東京大会が明日10月12日から開催されます。
 それに先立ち、日本図書館協会創立125周年記念式典が行われます。
 <10月12日(木)>
 創立125周年記念式典(*参加自由)11:30~12:20(受付11:00~)
 全国図書館大会全体会      13:30~16:30(受付12:30~) 
 懇親交流会           17:30~19:00(受付17:00~)
 <10月13日(金)>
 分科会(午前)          9:00~12:00(受付8:30~)
 分科会(午後)         13:30~16:30(受付13:00~13:30)
 日本図書館協会会員の集い(*参加自由)  17:30~19:00 
 当日参加受付を行います。但し定員に達した分科会がありますので、大会サ
 イトでご確認ください。*印はどなたでも無料で参加できます。
 大会HP:http://jla-conf.info/103th_tokyo/index.php/

○平成29年度東日本大震災被災地図書館情報交換会および支援情報交換会を
開催
 9月29日、標記会議が日本図書館協会において開催された。
 岩手、宮城、福島の県立図書館の市町村図書館支援担当者、大震災出版対策
 本部、国立国会図書館、シャンティ国際ボランティア会、日図協震災対策委
 員会が出席、被災地図書館の現況や支援活動実施機関・団体の活動報告など
 について情報交換を行った。主な内容は以下のとおり。
 岩手県では、大型商業施設に隣接した陸前高田市立図書館が7月20日に開館
 した。県立図書館が開館に向けて助言等を行い、開館後も運営等について助
 言を行っている。大槌町は新館が2018年6月開館予定で任期つき職員(1年)
 1名を採用予定。震災資料の利活用では2017年3月、「いわて震災津波アーカ
 イブ~希望~」を稼働、公開した。
 宮城県では、気仙沼市が2018年3月、女川町が2018年9月、名取市が2018年度、
 南三陸町が2019年4月に新館が開館予定。涌谷町青少年ホーム1階に図書館設
 置の予定がある。
 福島県では、原発による被害を受けた町に動きが出ている。富岡町図書館が
 2018年4月再開予定。県立図書館が運営相談等の支援を行っている。資料収
 集の空白期間への対応については、地域資料・原発関係資料については補完
 したい意向である。浪江町は図書館再開の目途はたっていないが、県立図書
 館に運営相談を要望している。
 大震災出版対策本部からは、今年度で6回目となる被災3県の遺児へクリスマ
 スに図書カードを贈る事業、全国学校図書館協議会、日図協と協力して実施
 する被災3県の学校図書館に蔵書購入支援として図書カードを寄贈する事業、
 福島県で実施する「私のおすすめ本メッセージカードコンテスト」(岩手・
 宮城は終了、3か年でこの事業は終了する)等の報告があった。
 国立国会図書図書館からは、東日本大震災アーカイブ事業について、イベン
 ト・ 広報活動、収集状況などが報告された。
 シャンティ国際ボランティア会は、2011年3月13日から被災地支援活動を開
 始し、2017年7月末「いわて/みやぎ/ふくしまを走る移動図書館プロジェク
 ト」を終了した。2016年から2017年の支援活動の取組みが報告された。活動
 の収束は地域への引き継ぎを心がけて行った。支援活動をまとめた記録誌を
 2017年12月に発行する予定であると報告された。
 全国学校図書館協議会からは文書による報告があった。
 日図協からは、震災対策委員会の協力・仲介活動、被災地での支援活動、今
 後の活動予定について報告した。
 意見交換では、震災アーカイブの利活用が進まないことについて、好評だっ
 た「私のおすすめ本メッセージカードコンテスト」を宮城県教育委員会で今
 年度始めたこと、受けられる支援の情報が知られていないことなどについて
 話し合われた。

○平成29年度 障害者サービス担当職員向け講座の申込は明日12日(木)までです
 講義は国立国会図書館関西館、実習は各実習協力機関
 実習については、大阪府立中央図書館、豊中市立岡町図書館、吹田市立千里山・
  佐井寺図書館、京都ライトハウス情報ステーション、河内長野市立図書館、
  日本ライトハウス情報文化センターの6館・施設については定員になりました
  ので募集を終了しました。
  現在は以下の3館・施設のみ実習を受け付けております。
  11月16日(木)の堺市立健康福祉プラザ視覚・聴覚障害者センター 
  11月20日(月)の枚方市立中央図書館 
  11月22日(水)の大阪市立中央図書館 
 申込方法:講義は国立国会図書館関西館障害者図書館協力係、実習は日本図
  書館協会障害者サービス委員会事務局にお申込ください。(実習のみの申
  込はできません)詳細は、以下のホームページをご覧ください。
 [講義]国立国会図書館 視覚障害者等への図書館サービスのHP:
 http://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/supportvisual-kouza.html
 [実習]日本図書館協会障害者サービス委員会HP:
 http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2017kansai.html

○図友連が各政党に公開質問
 図書館友の会全国連絡会(代表・福冨洋一郎氏)は衆議院選挙に際し、10月
 5日各政党に対して、「公立図書館の振興・発展に関する政策」についての
 公開質問をした。同連絡会が毎年各党の文教関係委員に要望を続けているこ
 とを踏まえ、「日本の公立図書館は先進諸国に比べ質、量ともに未だ低いレ
 ベルであるにもかかわらず、最近は地方公共団体の財政悪化により、資料費
 や人員の削減ばかりか、指定管理者制度導入による民営化など、多くの問題
 に直面しています。」と述べ、公立図書館の振興・発展に関する政策、「公
 立図書館の管理運営」に関するお考えの2点を問う内容となっている。10月
 16日までに回答することを求めている。質問先の政党は予め了承を得た自由
 民主党、公明党、日本共産党、日本維新の会、社会民主党、自由党、日本の
 こころ、希望の党、立憲民主党の9政党とのことである。
 http://totomoren.net/blog/

---------------------------------------------------------------------
◆新聞記事より
○図書館電子本導入進まず 開始10年高価格ネック(産経7/3)

○発見・交流図書館で 変わる役割学生も一役 お茶の水[女子]大[学]/
 文献探し入試論文 同志社大[学]/日本語禁止エリア 又吉[直樹]さん
 が紹介[帝京大学八王子キャンパス] 地域とつながる[東京学芸大学] 
 [近畿大学 陳列方法に工夫](日経7/5)

○[国立]国会図書館 266万点がデジタル化 公共図書館送信の現状報告
 (新文化7/6)

○公立図書館「民営」2割に 「利益優先」懸念の声も(朝日8/5)

○〔教育〕資金難の国立大[学]CF頼み 「本買えぬ」目標300万円[筑波大
 学] 交付金減研究費も募る(朝日8/14)

○〔あすへ 東日本大震災〕書に触れ,町へ活気を 被災の陸前高田市立図書
 館新施設あす開館 中心市街地に完成 商業施設と相乗効果期待
(河北新報7/19)

○学びと交流拠点充実 大崎市新図書館がオープン(河北新報7/21)

○学校司書の仕事を一冊に 埼玉県立春日部女子高[校]/木下通子・主任司
 書 出版記念でイベント [『読みたい心に火をつけろ!学校図書館大活用
 術』](日本教育7/10)

○浮世絵や古文書1200点超 船橋市が仮想博物館 市制80年,デジタル化促進
 [「船橋市デジタルミュージアム」 市立図書館等所蔵の歴史・文化資料を
 ネット上で公開](日経流通7/14)
○小千谷総合病院の跡地利用 図書館以外に6機能 資料館,広場でにぎわい
 創出[小千谷市](新潟日報7/12)

○黒部市図書館宇奈月館 貸し出し3万冊突破 子育て関連本充実 医療・健
 康 園芸もブックカバープレゼント 布製は抽選で(北日本5/19)

○小中連携で読書推進 [舟橋]村総合教育会議 [富山県]舟橋[村]
 (北日本6/3)

○〔奇跡の村 舟橋 第3章教育村の力 読書の輪1〕41 目標は1万5千冊 
 通帳で記録し,達成感 小中一貫 記憶の箱 [富山県舟橋村 舟橋小学校]
 (富山6/9)

○〔奇跡の村 舟橋 第3章教育村の力 読書の輪2〕42 図書館が強い味方
  中学の図書室と「一体」 週2回,司書派遣 友人の影響で [富山県舟
 橋村 舟橋中学校](富山6/10)

○新図書館開設9ヵ月遅れ 小矢部[市] 20年3月を見込む(北日本6/20)

○にぎわい創出の拠点に [富山]県内図書館 市街地へ移転続々 一体整備
 で集客期待 商店街へ誘客[小矢部市] [砺波市,黒部市] ツタヤ図書
 館 資料費は削減傾向(北日本7/22)

○松村謙三 若き日の書簡 南砺市中央図書館で発見,展示(北陸中日7/28)

○[長野県]木曽[町]の複合施設オープン 図書館は9月20日に 新交流拠
 点に喜びの声(市民タイムス7/4)

○図書館,知の情報拠点に [長野]県内で始動 商用データベース充実 住
 民が文献調査し発信 [県立長野図書館,伊那市立高遠町図書館,飯田市立
 中央図書館など](日経<長野>7/14)

○[静岡]県立中央図書館床にひび 蔵書の荷重超過 3~4カ月休館
 (静岡7/3夕)

○全機能移転も検討 [静岡]県立中央図書館 「文化力の拠点」へ 知事会
 見(静岡7/5)

○ユニーク本棚ジョッキ形 清須市立図書館 ビール関連の本収蔵
 (中日<愛知・尾張>7/8)

○[名古屋]市が図書館再編構想 千種[区]に15万冊規模新設(中日7/27)

○〔多気ワイド〕感謝の言葉,司書らに贈る [多気町立]勢和図書館開館20
 周年 誕生祭で勢和小[学校]児童ら(夕刊三重7/3)
 
---------------------------------------------------------------------
◆『図書館雑誌』10月号(60ページ・定価1008円)のお知らせ
○特集「子どもの居場所と図書館」
 ・子どもたちの「第三の場」としての学校図書館・公共図書館-現代日本に
  おける子どもたちのニーズと権利(久野和子)
 ・子どもたちの「場」としての図書館(中井孝幸)
 ・親子-絵本-読書支援者がつながる札幌市えほん図書館(重野正子)
 ・子どもの居場所としてのティーンズサービス(木藤由香)
 ・武蔵野プレイス-新しいタイプの公共施設における青少年活動支援の取り組み(小谷義樹)
○第8期「認定司書」申請(更新申請を含む)を受け付けます
 
---------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○第20回 東京の図書館を考える交流集会
 主催:東京の図書館をもっとよくする会
 日時:2017年11月4日(土)13:00~17:00 
 会場:日本図書館協会研修室(図書館協会2階)
 講演:「地方自治と図書館指定管理」 
 講師:幸田雅治氏(神奈川大学法学部教授・弁護士)
 その他 各地で今起きていることの報告を用意します。
 参加費:300円(資料代含む)申込不要
 問合先:大澤042-467-4716、池沢042-765-3382

○研究データ利活用協議会(RDUF)平成29年度第1回研究会
「デジタルアーカイブ」と「研究データ」の出会いシンポジウム
  ~データの保存と活用へ、ライブラリアンとアーキビストの挑戦
 主催:国立国会図書館
 日時:2017年11月6日(月)13:30~17:45(開場13:00)
 会場:国立国会図書館東京本館 新館講堂
 定員:300名 参加費:無料
 内容:図書館をはじめ、博物館・美術館、文書館等は、デジタルデータの保
 存・管理・活用にあたり、技術的課題や法務的課題など、様々な場面で発生
 する新たな課題に直面しています。それらの課題は、研究データにおけるも
 のと共通しています。
 このシンポジウムでは、9月に開催された二つの国際会議、「研究データ同盟
 (RDA)総会」と、デジタルアーカイブの話題も豊富な「電子情報保存に関する
 国際会議(iPRES)」における議論を共有するとともに、デジタルアーカイブと
 研究データの親和性に注目して、両者の共通課題を共有しその解決に向けて
 フロアからの質問も交えながら、ディスカッションを行います。
 申込方法:以下の詳細HPよりお申込ください。
 申込締切:2017年11月2日(木)
 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/201711rda.html
 問合先:国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課
     次世代システム開発研究室
     TEL: 03-3506-5144 E-mail:devent★ndl.go.jp
 
---------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○武蔵野市立 吉祥寺図書館(公益財団法人 武蔵野生涯学習振興事業団):
 若干名
 応募締切日:平成29年10月25日(水)

○国立研究開発法人防災科学技術研究所総合防災情報センター自然災害情報室 契約専門
 員募集:1名
 応募締切日:平成29年11月30日(木)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

============================================================no.868END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841